ドラゴンアカデミー3 感想

85点。微妙だった『ドラゴンアカデミー』シリーズが、大作RPGに進化した。
『ドラクエ11』がメイン(ダイの大冒険、アニメ版ドラクエがサブ)だが、『11』を知らなくても楽しめ、プレイ後は『11』をプレイしたくなる、そんな作品。

【前置き】


バリエーション溢れるドラクエRPGを輩出してきた、Splush Waveさんの新作。

RPGに麻雀要素を加え、全く独自のバトルシステムを構築した*1「ドラゴン麻雀シリーズ」。
国盗り戦略SLG風の「竜王ちゃんの野望」。
そして、オーソドックスなRPGである「ドラゴンアカデミー」シリーズ。


ドラゴン麻雀シリーズは、*1 さすがに5作も出たのでマンネリ感はあるものの、
このサークルの看板と言っても過言ではない、安定の名作シリーズで、
*2「本家」と同じくらい楽しめる作品になっています。


去年発売された「竜王ちゃんの野望」は非常に粗削りな内容で、他人には薦めにくい反面、
これをブラッシュアップできれば全く新しいドラクエ同人の可能性を開拓してくれそうで、
これまた続編を楽しみにしている作品です。


その中で、「ドラゴンアカデミー」シリーズに関しては、個人的に「イマイチ」だと感じていました。
質が低いというわけではありません。それなりに楽しめる事は保証できます。
ただ、『麻雀』シリーズや『竜王ちゃん』が20時間を超える大作であるのに対し、
「ドラゴンアカデミー1」「2」は8~10時間程度で終わるお手軽RPGであり、量的な意味で物足りなさが残る点が1つ。
また、王道のRPGはもちろん大好物ではあるのですが、『このサークルにしか作れない!』という感じではなかったのが1つ。

ドラクエのキャラクターを使い、ドラクエよりもボリュームの薄いRPG。ただしHシーンが見られるのは嬉しい!という感じで、
『本家』の『二次創作、外伝』として考えればこれはこれでアリなものの、
『本家』の小粒版という印象は拭えませんでした。


【本作の感想】

さて本作ですが、『化けたな』と。
『アカデミー1』や『2』と同じような、お手軽RPGを予想してプレイを始めたら、これが予想外の大ボリュームで、大いに満足しました。

『1』や『2』は「学園併設のダンジョンに潜り、夜には強制的に家に戻される」システムを取っていました。
そのため、ダンジョン探索時はモンスター以上に時間との戦いを強いられ、道に迷うともうお手上げ。
目の前の敵よりも、時計と睨めっこ。
敵と出会ったら『適度に逃げる(律義に戦っていると、時間が経過して、夜が来てしまう)』。
そんなバランスでした。

しかし本作では、学園の外に冒険の舞台を移したことで、『本家』のような。
あるいは『ドラゴン麻雀シリーズ』のような、『広い世界』を冒険するRPGに生まれ変わりました。
『1年間』という緩やかな時間制限はありますし、日数の概念はありますが、そこまで神経質な時間管理は要求されません。
のびのびと探索し、レベル上げが楽しめ、限られた日数の中でどのスキルを覚えるかを選ぶ。
そんなバランスに変更されました。
プレイ時間も増え、バトル自体を楽しめる王道RPGとして、『本家並』に楽しめる作品に仕上がっております。


キャラクターは、『ドラクエ11』がメインで、
『ダイの大冒険』と『アニメ版ドラクエ』のキャラがサブ、といった感じでしょうか。


『アカデミーシリーズ』の定番である嫁候補は『11』からマルティナ、ベロニカ、セーニャ、
『ダイ』からマァム、『アニメ』からデイジーの5人。
サブキャラもこの3作からの参戦です。


……恥ずかしながら、この3作。『ダイ』しか知らなかったんです。
『ドラクエ11』はゲーム機を持っていませんで。

なので、今回の「アカデミー3」は購入するかどうか、結構迷ったんですよね。
これが知らないサークルさんなら見送っていたと思います。
ですが、『Splush Waveさん』だし、『マァムは知っているから、嫁はマァムを選べばいいか』という理由で購入を決めたんですが、本当に嬉しい驚きで。
プレイが終わる頃には『ドラクエ11』のキャラクターにも魅力を感じ、いつかプレイしたいなと思うようになりました。
嫁選びでも本当にマァムでいいのか、ちょっと考えましたw(マァムにしたけど)


原作を知っているので楽しめる、だけでなく
知らなかった作品までプレイしたくなる。
そういう意味でも『同人ゲームの鑑』というか、本当に素晴らしい作品がプレイできて嬉しかったです。


【自分が使ったパーティー】

主人公・デイジィ・マァム・レオナでパーティーを組みました。
これは極力女の子キャラを使いたい!
+できれば知っているキャラを~という、feeのスケベ心によるチョイスであります。
グレイヴ? とかシルヴィア?(いずれもドラクエ11の男キャラ)とか、デイジィより強そうなキャラもいたんですが、僕は女の子で固めたいんです!

このSplush waveさんのゲームの良い所でもあり悪い所でもあるのは、
結局『バイシオン』で攻撃力を上げ、+『スクルト(マジックバリア、フバーハなど)』で守備を固めて物理で殴れば、勝てちゃうところでしょうか。
まぁ、ヌルゲーマーなのであまり複雑な戦略を求められても困るのですが、
数百種にも及ぶスキルのうち、本当に不可欠なスキルって、ほとんどないなぁと思いまして。


回復系(ホイミ、ベホイム、ベホマ、ベホマラー、ベホマズン。ザオラル、ザオリク)と
攻撃補助系(ルカ二、スクルト、ピオリム、バイシオン、マジックバリア)(フバーハもあると便利だけど、なんと覚えていなかったw)
ぐらい、ですからねぇ。
後は『大地斬』とかは序盤便利ですし、『はやぶさ斬り』やら『火炎斬り』など、便利ではありますけど、普通に殴るだけで勝てちゃうからなぁ……。

セーニャ(僧侶)やベロニカ(魔法使い)を使うなら、イオナズンの連打など、また違った戦術も必要になるかもしれません。
キャラも数多くいますので、色々入れ替えても面白いと思います。
今回は前述の通り、『ダイの大冒険』しか知らない+女キャラ使いたい、となると
マァムとレオナ(と主人公)が固定になってしまって。
残り1人もセーニャやベロニカではなく戦士系が欲しかったし、マァムとマルティナはどうも能力的に被るので、モブ女戦士よりはデイジィをチョイスしました。

結果、デイジィとマァムは脳筋なので、物理・物理・物理、レオナがそれをサポートという形になりましたが。

表ルートはクリアしましたが、裏ダンジョンなどもあるようなので(多分評価には影響しないけど)
ひょっとしたら感想を追記する事もあるかもしれません。


また、『強制終了』が1回だけ起こりました。
これは僕のPCの処理落ちなのかバグなのか、ちょっとよくわかりませんが、2時間以上のプレイが消えてしまって悲しかったです。心に負った悲しみのため、数日クリアが遅れました(苦笑)
難易度の高いゲームではないので、セーブも適当になりがちだったんですが、
『強制終了』の悲劇も起こりうるので、セーブはこまめにお願いします!









『ドラゴン麻雀1』から『2』へのジャンプアップや、
『ドラゴンアカデミー2』から『3』へのこのジャンプアップを見るに、Splush Waveさんならきっとやれるはず!
という事で、次はド派手に成長した『竜王ちゃんの野望2』、是非是非期待したいですw

もちろん、『ドラゴン麻雀4』や『アカデミー4』、あるいは未知なる新シリーズもどんと来いです。
あるいは、『幻想究極麻雀』という神ゲー(と、他2作)のある『FF』の同人ゲームも
また作ってほしいなぁ……。


Splush wave様。そして、『本家』ドラクエの製作者様。
楽しいゲームを、どうもありがとうございました!


ドラクエ11、僕が持っているPS vitaで出ないかなぁ(99%出ないと思うけど、出してくれれば絶対買うのに)



*1
『2』『3』『エヴォリューション』で5作。『1』は単なる麻雀ゲームなので除く。『3』は「完全版」が出ているため1作とカウントしても良いが、3編に分かれており実質ゲーム3本分楽しめる


*2
『本家』と言っても『1~11』まで色々ありますし、そもそも二次創作なので『本家を超えた』とは軽々しく言えないのは承知の上ですが。
僕はドラクエの1~8をプレイしていて、4、5、8が特に好きです。一方で、6や7はそうでもないです。
1や2は昔すぎるので、仕方ないかなという感じです。
ここで言う、『本家』と同じくらい楽しめるというのは、
たとえば、4や5や8の楽しかった思い出に匹敵するぐらい楽しい。
あるいは、4や5や8を今から再プレイするのと同等以上に楽しい、という意味で使っています。

好きなゲーム音楽(ボーカル曲) 2018年 10/21~

10/23  powder snow    White Album1


プレイしたかったのに、未プレイのホワルバ1。雪を唄ったゲームソングの中では
個人的ベスト5に入ります。

(明日はドラゴンアカデミー3の感想を書くので、企画は10/24までお休みです)


10/22 クロニクルキー   アルトネリコ1



「アルトネリコ」シリーズは名曲が多いので、気を抜くとそればかり紹介しそうで怖いです。
単純にボーカル曲が凄く多いし。
連続で紹介したら、「またか」と思われかねないので小出しにしますね!


10/21 はるかなる故郷  ファイナルファンタジー5


主人公の故郷(リックスの村だっけ?)で流れる曲です。
FF5では「ビッグブリッヂの死闘」と並ぶ名曲だと思いますが、個人的にはこちら推し。
ただ、主人公自体のエピソードが掘り下げられる事はないので、ちょっと残念っすかね。



(企画趣旨)

好きなゲーム音楽を、毎日更新! という企画を立ててみました。
長い記事を(別に)書いた日は休ませてください。ブログ更新をサボった日限定です。

毎日更新なので、「あの曲はまだか!」と毎日ブログを読んで、首を長くする人もいる……いる?
曲調が似たり云々はご愛敬で、許してね。
一応ボーカル曲、としましたけどどーしよっかな。
なお、企画は気まぐれなので唐突に終了する事もあります。
また、好きな順に紹介するものでもありません。よろしく!


自薦記事です!(この記事は、大きな更新記事がない時にトップに表示します)

【前書き】

最近、あまりにブログのUUがない(コメントも拍手もないw 閑古鳥状態)ので、
何かテコ入れをしなきゃと思っている時に、
友人から『自薦記事』を書いてみては?とアドバイスを受けました。

これについてですが、そもそも(手抜き)と明確に書いている記事以外は、
1記事1記事きちんと書いていますし、読者の方が気になる作品を『記事検索ウィンドゥ』で調べてくださればそれで良いんだよなぁ、と思っていました。
何より『自分の評価』と『他人の評価』って全然違うしな……。


しかしそうは言っても始まらないので、やってみました。
自分的によく書けたな、と思った記事で、そこそこ評価もいただけた記事に絞りました。
ここで紹介した以外にも良い記事はあると思いますので、是非楽しんでいっていただけると嬉しいです!




【読書:ミステリ】


作家別読書紹介(古い海外ミステリ編)

好きな作家紹介第1回 アガサ・クリスティ編

好きな作家紹介第2回 ディック・フランシス編

海外ミステリオールタイムベスト 既読リスト

山口雅也「生ける屍の死」感想(バレなし)

コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」感想(バレなし

ロバート・ゴダード「千尋の闇」感想(バレあり)


【読書:SF】

作者別読書紹介(古い海外SF編)

好きな作家紹介第3回 フィリップ・K・ディック編

ジョー・ウォルトン「図書室の魔法」(バレあり)

残響さんとの読書対談 レイ・ブラッドベリ「太陽の黄金の林檎」
第1回 (全9回。全部お薦めです)

残響さんとの読書対談 レイ・ブラッドベリ「火星年代記」第1回 (全6回。全部お薦めです) 


【読書:その他小説】

作家別読書紹介(古い海外小説編)

スティーブン・キング「クージョ」(バレあり)

アイン・ランド「肩をすくめるアトラス」(バレあり:批判記事なので、注意)

アーサー・ヘイリー「最後の診断」(バレあり)


【ゲーム】

好きなRPG10選(2015年版) 第1回 「FFタクティクス」、「幻想水滸伝2」

好きなRPG10選(2015年版) 第2回「クロノトリガー」、「ペルソナ4」他

好きなRPG10選(2015年版) 第3回「ゼノギアス」、「ゼノサーガ」

好きなRPG10選(2015年版) 第4回「FF7」、「FF10」


【エロゲー】

『穢翼のユースティア』(バレあり)

『StarTRain』(バレあり)

『リベリオンズ』(バレあり)


『蒼の彼方のフォーリズム』(バレあり)

『見上げてごらん、夜空の星を』(バレあり)

夜のひつじ諸作品感想(2016年時)


『Crescendo』(バレあり) (ややポエム調:注意)


『スカーレット』(バレあり)

『紫影のソナーニル』(バレあり)


『黄雷のガクトゥーン』(バレあり)

『そして明日の世界より』(バレあり)


「はるまで、くるる」(バレあり)

残響さんとの対談企画 『つよきす1学期』第1回(全9回:全部お薦めです!)

残響さんとの対談企画 『つよきす3学期』第1回(全10回:全部お薦めです!)

残響さんとの対談企画 『真剣で私に恋しなさい』第1回(全10~11記事予定:現在9記事目公開中。随時更新!



【その他】

毎年年初に、前の年に読んだ読書&ゲームランキングを発表しているので、
それをざっと眺めていただくのも、お薦めです!


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