S・A→心から読んでよかったと思える本
渚にて/ネビル・シュート……核戦争後、世界の終わりをつづった小説。静かな感動を味わえました。
暴力教室/エヴァン・ハンター……学級崩壊のクラスを受け持つことになった熱血教師を戸惑わせる、学園一の問題児の描写が秀逸。この作者の本は今までに12冊読んでいるが(後何冊か読む予定)、この作品はあまりにもずば抜けている。
自動車/アーサー・ヘイリー…自動車都市デトロイトを舞台に、工場労働者からデザイナー、会社のトップまで様々な立場から自動車に関わる人々を、徹底した取材に基づいて描いた傑作。
ウィンター・キルズ/リチャード・コンドン……ケネディ大統領暗殺を題にとった、めくるめく陰謀の世界。誰が味方で誰が敵なのか、誰が嘘をついていて誰が真実を語っているのか。作者に振り回され続けた。
B→読んだ時間・お金以上に価値があったもの
悪党パーカー:怒りの追跡/リチャード・スターク……相変わらず、ストーリーに中身はない。しかし、中身のないストーリーをよくもこれだけ飽きさせずに読ませてくれるものだと感心する。文章力、表現力の為せる業だろう。
ホテル/アーサー・ヘイリー……ホテルを舞台にした、群像劇。これを読んでいた期間、プライベートでとても嫌なことがあったので、あまり集中できなかったのが悔やまれる。ヒロインでもなんでもないドドが一番萌えた。
自由未来/ロバート・A・ハインライン…今まで読んだハインライン作品6作の中では最もお気に入り。「愚痴だらけの役立たず」キャラを、あそこまで醜く書かなくてもいいじゃんか、とは思うけど。
汝殺すなかれ/ローレンス・サンダーズ……寒村を舞台に、怪しい実験を繰り広げるマッドサイエンティスト。派手さはないが、じっくり読めば読むほど味が出てくるミステリ。
シャイニング/スティーブン・キング……家族間の絆と、その綻びを描いたホラー作品。前半の濃密な家族描写は秀逸も、後半は幽霊屋敷の描写が多く(それがメインなのかもしれないが)、少々中途半端ではある。
スローターハウス5/カート・ヴォネガット……ドレスデン爆撃をメインテーマにした、奇抜なSF。独特の浮遊感が味わえる。
黄金の街/エヴァン・ハンター……盲目のジャズピアニストを主人公に、“アメリカ”を描いた純文学作品。長いが、味わい深い。同著者の“87分署シリーズ”とは作風が全く違い、こういうのも描けるんだと感心した。
ハナの差/エヴァン・ハンター……オチが個人的にイマイチだが、息もつかせぬ展開でグイグイと読者を引っ張る力は本物。面白い。
C→暇つぶしにはなったもの
プレイヤー・ピアノ/カート・ヴォネガット・ジュニア……全てが機械化・自動化され、人々の職を次々と奪っていく社会のお話。未来の予知、先見の明という意味では優れた作品だと思う一方、魅力のある人物がおらず、物語としては退屈。
栄光の道/ロバート・A・ハインライン…途中までは、青少年向きの冒険活劇。物語ラインがしっかりしているため、読後感は良いが、後半は正直に言えば退屈だった。訳も悪い。
暗殺者/ロバート・ラドラム……ラドラム作品を読むのは3作目だが、前2作(スカーラッチ家の遺産・マタレーズ暗殺集団)に比べて悪役・陰謀のスケールがイマイチで、のめりこめなかった。読書するにあたって、私自身のコンディションが良くなかったのも確かだが。
デューン:砂漠の神皇帝/フランク・ハーバート……SFの仮面をかぶった教養小説。物語の大きな流れは理解できるが、なぜそうなったのかは理解不能(シオナとかダンカンとか)。
月は無慈悲な夜の女王/ロバート・A・ハインライン……序盤は、喋る人間知能のマイクのキャラクターが面白く読めるが、中盤からは政治思想の話ばかりになり、退屈。誤字・脱字も多く、訳も良くない。
ナヴァロンの要塞/アリステア・マクリーン……序盤は良かったけど、だんだんつまらなくなってくる。ちなみに、映画の「ナバロンの要塞」は面白い。映画版を勧める。
D→正直、自分には合わず、読んだ意味がなかったもの
八点鐘が鳴る時/アリステア・マクリーン……アダム・ホールもそうだけど、秘密諜報員とか、情報部員という言葉に何のロマンも持っていない人間には、読む価値を見出しにくい作家かもしれない。
悪党パーカー:漆黒のダイヤ/リチャード・スターク……パーカーシリーズ11作目。私が読むのは8冊目。シリーズの中ではつまらない部類に入ると思う。
ソドムの百二十日/マルキ・ド・サド……スカトロマニア垂涎の書。それ以外の人間が読むと、吐き気を催すのでやめたほうが無難。スカトロ以外にもたっぷりSMプレイが行われるが、とにかくスカトロのイメージが強い。
燈台へ/ヴァージニア・ウルフ……ある1日(実際は2日だが)を切り取ることで、時間感覚を描いた作品…だと思われる。元々退屈な上、ほぼ唯一キャラが立っているラムジィ夫人が全く出てこない後半は、輪をかけて退屈。
渚にて/ネビル・シュート……核戦争後、世界の終わりをつづった小説。静かな感動を味わえました。
暴力教室/エヴァン・ハンター……学級崩壊のクラスを受け持つことになった熱血教師を戸惑わせる、学園一の問題児の描写が秀逸。この作者の本は今までに12冊読んでいるが(後何冊か読む予定)、この作品はあまりにもずば抜けている。
自動車/アーサー・ヘイリー…自動車都市デトロイトを舞台に、工場労働者からデザイナー、会社のトップまで様々な立場から自動車に関わる人々を、徹底した取材に基づいて描いた傑作。
ウィンター・キルズ/リチャード・コンドン……ケネディ大統領暗殺を題にとった、めくるめく陰謀の世界。誰が味方で誰が敵なのか、誰が嘘をついていて誰が真実を語っているのか。作者に振り回され続けた。
B→読んだ時間・お金以上に価値があったもの
悪党パーカー:怒りの追跡/リチャード・スターク……相変わらず、ストーリーに中身はない。しかし、中身のないストーリーをよくもこれだけ飽きさせずに読ませてくれるものだと感心する。文章力、表現力の為せる業だろう。
ホテル/アーサー・ヘイリー……ホテルを舞台にした、群像劇。これを読んでいた期間、プライベートでとても嫌なことがあったので、あまり集中できなかったのが悔やまれる。ヒロインでもなんでもないドドが一番萌えた。
自由未来/ロバート・A・ハインライン…今まで読んだハインライン作品6作の中では最もお気に入り。「愚痴だらけの役立たず」キャラを、あそこまで醜く書かなくてもいいじゃんか、とは思うけど。
汝殺すなかれ/ローレンス・サンダーズ……寒村を舞台に、怪しい実験を繰り広げるマッドサイエンティスト。派手さはないが、じっくり読めば読むほど味が出てくるミステリ。
シャイニング/スティーブン・キング……家族間の絆と、その綻びを描いたホラー作品。前半の濃密な家族描写は秀逸も、後半は幽霊屋敷の描写が多く(それがメインなのかもしれないが)、少々中途半端ではある。
スローターハウス5/カート・ヴォネガット……ドレスデン爆撃をメインテーマにした、奇抜なSF。独特の浮遊感が味わえる。
黄金の街/エヴァン・ハンター……盲目のジャズピアニストを主人公に、“アメリカ”を描いた純文学作品。長いが、味わい深い。同著者の“87分署シリーズ”とは作風が全く違い、こういうのも描けるんだと感心した。
ハナの差/エヴァン・ハンター……オチが個人的にイマイチだが、息もつかせぬ展開でグイグイと読者を引っ張る力は本物。面白い。
C→暇つぶしにはなったもの
プレイヤー・ピアノ/カート・ヴォネガット・ジュニア……全てが機械化・自動化され、人々の職を次々と奪っていく社会のお話。未来の予知、先見の明という意味では優れた作品だと思う一方、魅力のある人物がおらず、物語としては退屈。
栄光の道/ロバート・A・ハインライン…途中までは、青少年向きの冒険活劇。物語ラインがしっかりしているため、読後感は良いが、後半は正直に言えば退屈だった。訳も悪い。
暗殺者/ロバート・ラドラム……ラドラム作品を読むのは3作目だが、前2作(スカーラッチ家の遺産・マタレーズ暗殺集団)に比べて悪役・陰謀のスケールがイマイチで、のめりこめなかった。読書するにあたって、私自身のコンディションが良くなかったのも確かだが。
デューン:砂漠の神皇帝/フランク・ハーバート……SFの仮面をかぶった教養小説。物語の大きな流れは理解できるが、なぜそうなったのかは理解不能(シオナとかダンカンとか)。
月は無慈悲な夜の女王/ロバート・A・ハインライン……序盤は、喋る人間知能のマイクのキャラクターが面白く読めるが、中盤からは政治思想の話ばかりになり、退屈。誤字・脱字も多く、訳も良くない。
ナヴァロンの要塞/アリステア・マクリーン……序盤は良かったけど、だんだんつまらなくなってくる。ちなみに、映画の「ナバロンの要塞」は面白い。映画版を勧める。
D→正直、自分には合わず、読んだ意味がなかったもの
八点鐘が鳴る時/アリステア・マクリーン……アダム・ホールもそうだけど、秘密諜報員とか、情報部員という言葉に何のロマンも持っていない人間には、読む価値を見出しにくい作家かもしれない。
悪党パーカー:漆黒のダイヤ/リチャード・スターク……パーカーシリーズ11作目。私が読むのは8冊目。シリーズの中ではつまらない部類に入ると思う。
ソドムの百二十日/マルキ・ド・サド……スカトロマニア垂涎の書。それ以外の人間が読むと、吐き気を催すのでやめたほうが無難。スカトロ以外にもたっぷりSMプレイが行われるが、とにかくスカトロのイメージが強い。
燈台へ/ヴァージニア・ウルフ……ある1日(実際は2日だが)を切り取ることで、時間感覚を描いた作品…だと思われる。元々退屈な上、ほぼ唯一キャラが立っているラムジィ夫人が全く出てこない後半は、輪をかけて退屈。
