トーナメント1回戦展望 1日目

放送順に書いていきます。
一気に書こうと思いましたが、疲れそうなので1日ずつに区切る事にしましたw

()内は突破確率です。


☆ オランダ(53)VSアメリカ(47)

正直、ネームバリューほど実力差はないです。
オランダは守備の要ファン・ダイク、攻撃のニュースターであるガクポが絶好調ですが、
内容自体はセネガルを相手にイーブンだったり、
エクアドルを相手に完全に劣勢だったりと、芳しくないです。

3バックを取っているのですが、左のブリントはほぼ守備専業で宙に浮いてしまっていますし、
右のドゥムフリースはエクアドル戦で対面のエストゥピニャンにぶち抜かれたように、守備面に大きな不安を抱えており、システムが機能しているようには思えません。

一方のアメリカは、その左サイド(オランダ右サイド)に神童プリシッチを持ってくるでしょうが、プリシッチは完調ではなく、その辺のサイドの対決が見ものです。
アメリカの武器はむしろ右サイドのデスト&ウェアなのですが、こちらはブリントがいるので、かみ合わせはイマイチです。

中盤の支配権もほぼ互角と予想されるので、後は決定力勝負か。
割とロースコアの緊迫した展開になると思いますが、最後に勝負強さを発揮してオランダが突破する展開を予想します。

個人的には面白いサッカーが見たいのですが、現状ではアメリカの方が面白いのでアメリカを応援します。オランダが勝っても良いのですが、とにかく楽しいサッカーを希望!


☆アルゼンチン(65)VSオーストラリア(35)

順当にいけばアルゼンチンだと思います。

アルゼンチンは中盤から前の6枚のうち、
メッシ、ディ・マリア、デ・パウル以外の3枚が完全に固まっていません。
スカローニ監督は試行錯誤を続けていますが、内容的に一番マシだった、
直近のポーランド戦で起用したマク・アリスター、アルバレス、エンソ・フェルナンデスの3人を引き続き起用するんじゃないかなと予想しています。

もちろんオーストラリアをナメてはいけませんが、順当に行けば次の準々決勝ではオランダorアメリカと当たる事になるので、『テストができるのはここまで』です。
チームの軸をきちんと固めないといけません。


オーストラリアは主砲デュークや守備の要ソーター、中盤ではアーバインなどがハードワークする好チームですが、クオリティにはやはり疑問があります。
デンマークに勝利しましたが、デンマークの内容も酷かったですし。

ただ、今大会幾つも番狂わせが起きていますし、当のアルゼンチンもサウジアラビア相手に敗れています。
個人的には、アルゼンチンのチーム作りを中心に見る、アルゼンチン勝利予想の試合ではありますが、
もちろんオーストラリアにもチャンスはあります。

展開的にはアルゼンチンがボールを支配し、攻め込む展開になると思います。
オーストラリアはロングボールが普段よりも多めの試合になるでしょう。
中盤のムーイやフルスティッチ(復帰できるのか?)がアルゼンチン中盤と渡り合えると面白いのですが、難しそうです。

グループG スイスVSセルビア

スイス  3-2        セルビア

試合内容 A
個人的MOM DF リカルド・ロドリゲス(スイス)

GK コーベル 6・5       ヴァニャ・ミリンコビッチ・サビッチ 7
DF アカンジ 5        ペリコビッチ 5
  シェア 4・5        パブロビッチ 5・5
  リカルド・ロドリゲス 6・5  ミレンコビッチ 5
  ヴィドマー 6    MF ジブコビッチ 5・5
MF ジャカ  5       コスティッチ 6
   フロイラー 6       ルキッチ 5
   シャキリ 6・5       セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ 5 
   ソウ 6・5         タディッチ 6・5
   バルガス 6・5       FW アレクサンデル・ミトロビッチ 6
FW  エムボロ  6・5         ヴラホビッチ 6・5

監督 ムラト・ヤキン 6・5      ストイコビッチ 6


欠場者(ス)GKゾマー(風邪)

交代(ス)
   ソウ→ザカリア 5・5
   シャキリ→フェルナンデス ?
   バルガス→ファスナハト ?
   エムボロ→オカフォー ?

  (セ)  
   ヴラホビッチ→ヨビッチ 4   
   ペリコビッチ→グデリ  4・5
   セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ→マクシモビッチ 5  
   タディッチ→ジュリチッチ ?
   ジヴコビッチ→ラドニッチ ?


粗削りだが超攻撃的なセルビアと、決定力不足だが中盤から後ろはバランスが取れている
*高質なスイス。

この対決はセルビアがリードし、スイスが同点に追いつき、遂に逆転する白熱した撃ち合いになった。


セルビアはヴラホビッチを起用し、ヴラホビッチ、ミトロビッチを並べ、
コスティッチ、タディッチとチャンスメイカーも完備した超攻撃的布陣。
その迫力のまま、セルビアは今日も爆発した。

一方のスイスは中盤のフロイラー、ジャカを中心にした安定したポゼッションに、
今まで眠っていた本来のエース、シャキリ
両サイドバックのオーバーラップ(リカルド・ロドリゲス&ヴィドマー)の攻め上がりで攻撃に人数をかけ、前線ではエムボロが今日は1ゴールと結果も残した。
スイスはチーム全体が組織化されており、誰をMOMにするべきか迷ったが、衰えが見えると勝手に思っていたリカルド・ロドリゲスが本来の迫力あるオーバーラップを見せてくれたのが嬉しくて、
MOMに選出した。



*スイスやモロッコのような、失点の少ないチームを『堅守』と呼ぶのは構わないけど、
ゴール前に引きこもる『守備的なスタイルではない』ので、そこは勘違いしないでほしい。

ABEMAのよくわからん煽りVTRでも「点を与えなきゃ負けない!」みたいな紹介がされていて、
これは誤解を招くなと。
スイスは守備を固めているのではなく攻撃的なチームだけど、大量点が取れないだけです。
2010年あたりからずっと、今の攻撃的なスタイル+決定力の足りないFWで、『結果的に堅守』な数字で勝ち上がっているだけです。


7失点のイランや、11失点のコスタリカの方がよほど『ゴール前に引きこもる』スタイルだし、
ブラジルは3試合で3得点1失点だけども、誰も「堅守ブラジル」とは呼ばないですよね。

誤ったイメージを植え付けるのはやめてほしいです。

グループH  ウルグアイVSガーナ

 ウルグアイ  2-0        ガーナ

試合内容 C+
個人的MOM GK ロシェ(ウルグアイ)


GK ロシェ 8・5         アティ・ジギ 7
DF ヒメネス 6       サリス 6
  コアテス 5・5       アマーティー 4
  バレラ  6       セイドゥ 5
  オリベラ 6       ババ 5
MF ベンタンクール 6   トーマス 5
   バルベルデ 6     アンドレ・アユー 4・5
  デ・アラスカエタ 6   クドゥス 6・5
  ペリストリ 5・5      サメド 5 
FW スアレス 6・5   MF  ジョーダン・アユー 5・5
   ヌニェス 7・5   FW  イニャキ・ウィリアムズ 4


監督 アロンソ 4       アッド 5

交代(ウ)
   ベンタンクール→ベシーノ 6
   スアレス→カバーニ 5
   ペリストリ→デラクルス 5・5
   ヌニェス→マキシ・ゴメス 5・5
   デ・アラスカエタ→カノッビオ ?

  (ガ)
   アンドレ・アユー→ブカリ 5・5
   ジョーダン・アユー→スレマナ 6
   サメド→セメニョ ?
   イニャキ・ウィリアムズ→キエレ
   クドゥス→イサハク

試合前の感想

ここまで、引きこもり守備で攻撃に出る姿勢がほぼ皆無の勝ち点1ウルグアイと、
*意味の解らない打ち合いを2試合続けて起こしている勝ち点3のガーナの試合。

個人的な感慨な上、聞く人によっては人種差別につながりかねないため、
ちょっと書くのは怖いが、それでも書かせてほしい。

2010年、ウルグアイはガーナから勝利を盗んだ。
延長後半120分のシーンで、明らかなガーナのゴールをスアレスがハンドで防いだ。
「ルールの枠内」ではあるが、ルールの盲点を突いた明らかな「窃盗」だった。
その復讐をガーナが果たせるか、に注目したい。


*勢いに乗って、とか、ガーナのリズムが出てきてチャンスを量産して~とか、そういう脈絡がなく、「あれっ? 気が付けばガーナが3点取ってる??」みたいな意味。


_______________________________________

ガーナは、ウルグアイ相手にまたしてもPK失敗という悲劇もあり、0-2で敗れた。

ウルグアイについては「敗退国まとめ」で同じことを書きそうだが(何ならコピペしても良い)、
とにかく守備的な姿勢による『自業自得』の敗退だ。

「本当に得点が絶対に必要」な時以外はリスクを冒さず、引きこもるサッカーの退屈さ。
その結果得点が伸ばせず、総得点差で韓国の後塵を拝する事になった。

この試合では初めて、デ・アラスカエタを先発。
勝たなければならない状況になって初めて攻撃的な選手起用をしたアロンソ監督は、
GKロシェの素晴らしいPKストップもあり、スアレスとデ・アラスカエタの活躍で2点を先取して前半を折り返す。

すると、再びウルグアイは守備的に戻るのだ。
そのまま試合を凍結させ2-0のまま逃げ切ろうとした判断が、他会場の韓国勝利によって覆される。
『またしても得点が必要になった』ウルグアイは、残り10分で猛攻をしかけるが、
ガーナGKアティ・ジギ(アディ・シギと以前は書いていたが、アティ・ジギだった🙇)のファインセーブもあって、結局グループリーグ敗退。

残り10分の猛攻を観れば、ウルグアイが「やろうと思えば」かなりの破壊力を持つチームなのだ。
スアレス、カバーニ、ヌニェス、マキシ・ゴメス、デ・アラスカエタといったタレントが、
これだけいるのだから。

にも拘らず、彼らは決して攻撃に出ようとしない。
その結果が、これだ。

今大会、リスクを冒さない引きこもりチームは、その報いを受けている。
ラインを高めに設定し、可能な時には攻撃に出るチームこそが、突破というご褒美を受けている。

もちろん攻撃的に出ても敗退してしまった国もあるが、サウジアラビアやエクアドルに代表されるように、そういったチームは確実に良い記憶としてファンの中に残る。

結局ウルグアイは2010年から、12年間同じサッカーをしてきた。
そのサイクルは終わったと言えるだろう。

ヒメネス、ベンタンクール、バルベルデといった素晴らしい選手がウルグアイには生まれており、
弱小国になってしまう事はないと思うが、
フォルラン、スアレス、カバーニ級のストライカーはなかなか生まれるものではない。
ダルウィン・ヌニェスが彼らの後を継ぎ、エースになれるかにも注目だが、それ以上に期待したいのは、
「守備ありき」ではなく、得点を狙うチームになってほしいという事だけだ。

強豪相手の試合では致し方ない面もあるだろうが、韓国やガーナ相手にすら守備的になってしまうチームに魅力はない。



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