勝ち点;ドイツ6→ベスト16、エクアドル3→6(ベスト16)、コスタリカ0→0(敗退)、ポーランド0(敗退)
負傷者(コ)CBマルティネス
主観予想 コスタリカ☆☆☆☆△△△★★★エクアドル
試合内容 D
得点:(エ)カルロス・テノリオ(バレンシア)、デルガド(メンデス)
カビエデス(メンデス)
コスタリカ エクアドル
0-3
GK ポラス(55) モラ(70)
DF マリン(35)(黄) ウルタード(60)
ウマーニャ(40) レアスコ(60)
セケイラ(20) エスピノーサ(60)
ゴンサレス(40) デラクルス(60)(黄)
ソリス(45)(黄) カスティージョ(60)(黄)
フォンセカ(40) バレンシア(65)
センテーノ(0) メンデス(70)
ウォレス(40) エドウィン・テノリオ(60)
ロナルド・ゴメス(40) カルロス・テノリオ(55)
ワンチョペ(40) デルガド(60)
監督 ギマリャンエス(D) ルイス・スアレス(B)
フォンセカ→サボリオ(20) カルロス・テノリオ→カビエデス(B)
ゴンサレス→エルナンデス(D) エスピノーサ→グアグア(C)
センテノ→ベルナルド(?)
主審フォッジャ(ベナン) C-
MVP OHエディソン・メンデス(70)(エクアドル)
試合の方は、エクアドルが前半早々にカルロス・テノリオがあげた先制ゴールが結局決勝ゴールとなりエクアドルが勝利をあげた。
コスタリカはドイツ戦の奔放な動きが影を潜め、非常に退屈な凡戦となった。
そういえばポーランドもドイツ戦では良かったのに、エクアドル相手には寝ぼけたような試合をしている。相手をクールダウンさせるエクアドルの魔力でもあるのだろうか。
特筆すべきはC・テノリオとデルガドの2トップで2試合連続でそれぞれゴールを決めている。また、メンデスを中心とした中盤のキープ力とボール回しは実に見事で、メキシコのようなサッカーを見せている。
なお、センテノの0点については、相手の足を故意に踏みつけるという蛮行によるもの。彼に限らず、コスタリカは敗退が現実的になるとともにラフプレイに走るようになり、チームとしての品行を貶めた。この辺は前回大会からちっとも治っていないようである。
エクアドル躍進の立役者、バレンシアの負傷は彼らの蛮行によるものだ。このようなプレイは断じて許すことはできない。
続いて次記事で書こうと思っていたグループAのまとめをここでやってしまおう。
☆グループAまとめ
戦前の予想を覆し、第2節終了時点で早くも突破チームと敗退チームに分かれてしまった。ベスト16に進出したのは、ドイツとエクアドル。敗退したのはポーランドとコスタリカである。
では、残念ながら敗退の決まった2チームについてまとめておこう。
☆ポーランド代表 0勝2敗 得点0 失点3
攻撃 E 守備 C スペクタクル C- 総合 D+
最優秀選手 GKアルトゥール・ボルツ(2試合平均:70点)
ドイツとの戦いで死闘を繰り広げたポーランドだが、初戦エクアドル戦での動きの鈍さがたたり、早々に荷物をまとめることとなった。
ポーランドにとって痛かったのはFWフランコフスキの負傷離脱だろう。彼を大会直前に失ったポーランドは、結局彼の穴を埋めるべく試行錯誤しているうちに、気づけば大会が終わっていたという印象だ。
同じく、FWのサラスを大会前に失ったエクアドルとは対応力と選手層の差を見せ付けられた印象である。
一人残されたズラフスキはまったくいいところがなく、結局得点は0。得点どころかチャンス自体2試合で一体いくつ作っただろうか。
第1戦の枠内シュート数は3本。ドイツ戦はおそらくもっと少なかったはずだ。
ポーランド攻撃陣の数少ない希望はクジヌベクだろう。サイドアタッカーである彼と逆サイドのスモラーレクは及第点の働きを示した。
一方ドイツ戦では守備陣が奮闘し、中でもGKのボルツとSBのゼブラコフは目頭が熱くなるような素晴らしい頑張りを見せてくれた。
しかし、結局得点が奪えなければ勝利はつかめない。そして、チャンスすらなければ得点が奪えるわけもないのである。
かくして、期待はずれのままにポーランドの夏は終わった。
☆コスタリカ代表 0勝2敗 得点2 失点7
攻撃 C 守備 E スペクタクル C+ 総合 C-
最優秀選手 CFパオロ・ワンチョペ(2試合平均55)
結局はドイツの引き立て役だった。開幕戦に登場したチーム、としてしか記憶に残らないのではないだろうか。同じ予選リーグ敗退でも、2002のインパクトとは比べ物にならないくらい貧弱だった。
あの夏、彼らは3位となったトルコとドローを演じ最後の最後まで彼らを苦しめた。ブラジル相手には力負けを喫したものの2得点を奪い(2-5)、中国相手には当然のように勝利を収めた。果たして今回はどうか。
開幕戦のパフォーマンスは、前回のブラジル戦を彷彿とさせたが、四年の歳月は彼らからパス回しのスピードを奪った。今大会を最後に代表を引退するワンチョペの2ゴールで気をはいたものの、前回活躍した相棒のゴメスにキレはなかった。
第2戦のエクアドル戦では相手のしたたかな試合運びに最後まで見せ場が作れず、いいところなく敗退が決定した。カリブの怪人として雄名を馳せ、2001年のコパ・アメリカでは(多分2001。自信がないので間違っていたら誰か指摘してください)、超人的な活躍を見せたワンチョペ。ブラジルDF陣5人を次々に抜いて決めたゴールを皮切りに、独壇場とも言える活躍を見せた。そんな彼の勇姿もこれで見納め。結局ドイツ相手の2ゴールだけを置き土産に、想い出へと変わっていくことだろう。
去り際にエクアドルの選手を数名負傷させていったことも含め、良い印象は残らなかった。
負傷者(コ)CBマルティネス
主観予想 コスタリカ☆☆☆☆△△△★★★エクアドル
試合内容 D
得点:(エ)カルロス・テノリオ(バレンシア)、デルガド(メンデス)
カビエデス(メンデス)
コスタリカ エクアドル
0-3
GK ポラス(55) モラ(70)
DF マリン(35)(黄) ウルタード(60)
ウマーニャ(40) レアスコ(60)
セケイラ(20) エスピノーサ(60)
ゴンサレス(40) デラクルス(60)(黄)
ソリス(45)(黄) カスティージョ(60)(黄)
フォンセカ(40) バレンシア(65)
センテーノ(0) メンデス(70)
ウォレス(40) エドウィン・テノリオ(60)
ロナルド・ゴメス(40) カルロス・テノリオ(55)
ワンチョペ(40) デルガド(60)
監督 ギマリャンエス(D) ルイス・スアレス(B)
フォンセカ→サボリオ(20) カルロス・テノリオ→カビエデス(B)
ゴンサレス→エルナンデス(D) エスピノーサ→グアグア(C)
センテノ→ベルナルド(?)
主審フォッジャ(ベナン) C-
MVP OHエディソン・メンデス(70)(エクアドル)
試合の方は、エクアドルが前半早々にカルロス・テノリオがあげた先制ゴールが結局決勝ゴールとなりエクアドルが勝利をあげた。
コスタリカはドイツ戦の奔放な動きが影を潜め、非常に退屈な凡戦となった。
そういえばポーランドもドイツ戦では良かったのに、エクアドル相手には寝ぼけたような試合をしている。相手をクールダウンさせるエクアドルの魔力でもあるのだろうか。
特筆すべきはC・テノリオとデルガドの2トップで2試合連続でそれぞれゴールを決めている。また、メンデスを中心とした中盤のキープ力とボール回しは実に見事で、メキシコのようなサッカーを見せている。
なお、センテノの0点については、相手の足を故意に踏みつけるという蛮行によるもの。彼に限らず、コスタリカは敗退が現実的になるとともにラフプレイに走るようになり、チームとしての品行を貶めた。この辺は前回大会からちっとも治っていないようである。
エクアドル躍進の立役者、バレンシアの負傷は彼らの蛮行によるものだ。このようなプレイは断じて許すことはできない。
続いて次記事で書こうと思っていたグループAのまとめをここでやってしまおう。
☆グループAまとめ
戦前の予想を覆し、第2節終了時点で早くも突破チームと敗退チームに分かれてしまった。ベスト16に進出したのは、ドイツとエクアドル。敗退したのはポーランドとコスタリカである。
では、残念ながら敗退の決まった2チームについてまとめておこう。
☆ポーランド代表 0勝2敗 得点0 失点3
攻撃 E 守備 C スペクタクル C- 総合 D+
最優秀選手 GKアルトゥール・ボルツ(2試合平均:70点)
ドイツとの戦いで死闘を繰り広げたポーランドだが、初戦エクアドル戦での動きの鈍さがたたり、早々に荷物をまとめることとなった。
ポーランドにとって痛かったのはFWフランコフスキの負傷離脱だろう。彼を大会直前に失ったポーランドは、結局彼の穴を埋めるべく試行錯誤しているうちに、気づけば大会が終わっていたという印象だ。
同じく、FWのサラスを大会前に失ったエクアドルとは対応力と選手層の差を見せ付けられた印象である。
一人残されたズラフスキはまったくいいところがなく、結局得点は0。得点どころかチャンス自体2試合で一体いくつ作っただろうか。
第1戦の枠内シュート数は3本。ドイツ戦はおそらくもっと少なかったはずだ。
ポーランド攻撃陣の数少ない希望はクジヌベクだろう。サイドアタッカーである彼と逆サイドのスモラーレクは及第点の働きを示した。
一方ドイツ戦では守備陣が奮闘し、中でもGKのボルツとSBのゼブラコフは目頭が熱くなるような素晴らしい頑張りを見せてくれた。
しかし、結局得点が奪えなければ勝利はつかめない。そして、チャンスすらなければ得点が奪えるわけもないのである。
かくして、期待はずれのままにポーランドの夏は終わった。
☆コスタリカ代表 0勝2敗 得点2 失点7
攻撃 C 守備 E スペクタクル C+ 総合 C-
最優秀選手 CFパオロ・ワンチョペ(2試合平均55)
結局はドイツの引き立て役だった。開幕戦に登場したチーム、としてしか記憶に残らないのではないだろうか。同じ予選リーグ敗退でも、2002のインパクトとは比べ物にならないくらい貧弱だった。
あの夏、彼らは3位となったトルコとドローを演じ最後の最後まで彼らを苦しめた。ブラジル相手には力負けを喫したものの2得点を奪い(2-5)、中国相手には当然のように勝利を収めた。果たして今回はどうか。
開幕戦のパフォーマンスは、前回のブラジル戦を彷彿とさせたが、四年の歳月は彼らからパス回しのスピードを奪った。今大会を最後に代表を引退するワンチョペの2ゴールで気をはいたものの、前回活躍した相棒のゴメスにキレはなかった。
第2戦のエクアドル戦では相手のしたたかな試合運びに最後まで見せ場が作れず、いいところなく敗退が決定した。カリブの怪人として雄名を馳せ、2001年のコパ・アメリカでは(多分2001。自信がないので間違っていたら誰か指摘してください)、超人的な活躍を見せたワンチョペ。ブラジルDF陣5人を次々に抜いて決めたゴールを皮切りに、独壇場とも言える活躍を見せた。そんな彼の勇姿もこれで見納め。結局ドイツ相手の2ゴールだけを置き土産に、想い出へと変わっていくことだろう。
去り際にエクアドルの選手を数名負傷させていったことも含め、良い印象は残らなかった。