つよきす3部作やってます⑮なごみルートクリア(バレあり)

長かった「つよきす1学期」もようやく完結……。
始めてから8か月もかかったわ……そのうちプレイしていたのは実働1カ月ですけど。

で、最後はなごみん。
やーーーっぱり、かわいいわ。

今回改めてプレイして、このルートは意外とシナリオも良いなと思いました。
いや、確かに地味な話なんだけどね。盛り上げどころもないし。
ただ、なごみの成長と、なごみのかわいらしさと、恋愛模様が過不足なく揃っていて、
『キャラゲーのシナリオ』としては優等生じゃないですか?

序盤なごみと付き合うまでは、『椰子なごみ』というヒロインを少しずつ知っていく、そういうパートになっているんだよね。
ハードボイルド探偵が事件を足で調査するように、なごみとのやりとりを通して少しずつ、
なごみの素性を知っていく。
料理が好きな事、父が亡くなっていて片親な事、花屋をやっている事、家業を継ぐつもりの事、
母の再婚問題。
そうした、なごみの心の襞を一枚一枚解明していくような、丁寧な恋物語が描写されていると思います。

あとね。改めて思ったのが、椰子なごみはかなり僕に似てるんだよね……
少なくとも、「つよきす」の主要メンバーの中では一番似てる(次点でフカヒレにも似てるw)

心を許した相手には甘えまくり、心を許していない相手には警戒が強いところとかは凄く似てる。
だからなんつーか、親近感が湧くっていうか……。
まぁ、「0」か「1」かのなごみと違って、僕は5段階ぐらいには分かれてるし、線の外の人間に対してもあんなに攻撃的じゃないけど……。


後半はなごみとひたすらイチャついてるだけだけど、それがまたかわいいんだ。
ま、ちょっと竜鳴祭のフカヒレネタは寒すぎたので減点だけど、そこ以外特に問題なし。
小粒なシナリオなのは確かだけど、減点要素が少ない、80点を狙いに行って78点を取った感じ。

青春度のAは、なごみの心理描写が『思春期の不安定さ』をかなり描けていると思ったのでAにしたけど、途中からは形無しなのでもうちょっと低くてもいいかもw


とにかく、ルックスからはそうは見えないけど、「つよきす内、守ってあげたくなるヒロインNO1」。
潔癖で繊細で、大人の穢れから距離を置こうとするなごみ。
レオが保護しなかったら、自暴自棄になったなごみは自分を傷つけるように、夜の世界(風俗嬢、暴走族、レイプ被害者etc)に行ってしまったかもしれません。
レオに目一杯の愛情を尽くすなごみの純真さは、見ていて気持ちの良いものがありました。




SーE

レオ B+
なごみ A+

シナリオ B+ 
羨ましさ A
青春度  A

Hシーン B


データ

    シーン回想数 4+1
    レオの射精回数:10+2
    sex回数:3+2回 H日数:6日+2
    

リチャード・ハル「伯母殺人事件」読了(バレあり)

評価はA+

一説には「倒叙三大名作」とか言われる作品らしい。
寡聞にして初めて聞いたが、確かに名作だ、これは。

口だけは一人前のやる気なしプータローのエドワードと、厳格なウザ伯母ミルドレッドの視点で描かれる、ある殺人事件の顛末。



どこからどこまでもディスコミュニケーションの二人である。
エドワード(ヘタレ)がどうしょうもないのは言うまでもないが、ミルドレッド(厳格)ももうちょっとうまくできないものかと歯がゆい。
何もそこまでエドワードを管理しなくても、と思うし、殺人の切っ掛けを作ったのは間違いなくミルドレッドである。
僕個人はエドワード寄りの人格なのでミルドレッドに色々言いたい……。
もちろん、『あの程度』の事で何も殺さんでも……というのは当然思うわけだが、
殺すほどではないにしてもウザい事は確かだ。


しかし、この作品の真の『謎』は、『語り手』が信頼できない事だ。
エドワード視点で描かれる1~4章の記述は果たして本当なのか?
ミルドレッド視点で描かれる5章の記述は果たして本当なのか?
お互いが、都合よく自分を美化し、相手を非難しているのではなかろうか?

エドワードの父母の死も、本当に『エドワードの父母』のせいなのだろうか。
ひょっとして、遺産を奪うためにミルドレッドが仕組んだのでは? など、疑い出すとキリがない。
もしそうなら、ミルドレッドのお金は本来エドワードのものになるので、プーのエドワードを非難するのは間違いになる。
そして、今回目標を達成したミルドレッドはこれからも大手を振って、エドワードたちのお金を使えるわけだ。
……その可能性もある、と思えてしまうこの本は、やっぱり怖い。


(というか、そもそもミルドレッドもプーなのでは?)


背筋がぞっとするサイコスリラー的な事件が展開しているわけだが、その実、筆致はユーモアに溢れ、
読んでいて楽しく、笑えるものとなっている。
エドワードの『どうしょうもないヘタレなのに、どこか憎めない』様子や、
ミルドレッドの『ウザいんだけど、血管が切れるほどではない適度なウザさ』、そしてどちらの人物も
(殺人を除けば)「こういう人ってどこにでもいるよね」と思わせるリアルさ。

作者のバランス感覚が光る名作だ。


つよきす3部作やってます⑭素奈緒ルートクリア

実はこのルートをプレイしている時、僕は睡眠不足だったのね。
寝不足で疲れている状態で一気にプレイしちゃったの。
本来エロゲをやるようなコンディションではないんだけど、さりとて他の事も出来ない。
そんな時にやったルートなので、ちゃんとした感想になっているか怪しいところがあるんだけど……。


中学時代、大の仲良しだった素奈緒とレオだけど、あることが切っ掛けで疎遠になっちゃうのね。
素奈緒は、自分の主張を曲げずに『正しいものは正しい』という信念を持って突き進んでいく女の子。
そんな素奈緒だったんだけど……残念ながら、クラスで浮いちゃった。
その素奈緒の心の支えになっていたレオ君だけど、ついに素奈緒にブレーキをかけちゃうのね。
「そんなに頑張ったって報われないだろ」「大人になれよ」って。
それは、大切な素奈緒がこれ以上傷つくのを見たくないレオ君の優しさでもあったし、
レオ君自体が傷つくのを恐れてしまった部分もあるんだけど、レオの『変節』に素奈緒は逆ギレして……
見事に喧嘩別れ。


という間柄。

体育武道祭、演劇部の手伝いにレオが駆り出された事から物語は始まります。
乙女さんのナイスアシストや、演劇部内での素奈緒の振る舞いなどなど、序盤はなかなか読ませるものがありますね。
特に八景島観覧車での『偽りの仲直り』や、武道祭終了後の『フォークダンス』は良かったです。

ただ……『フォークダンス』が物語最大の見せ場で、それ以外で面白かったところは『告白』のシーンくらいかなぁ。

武道祭と『告白』の間に挟まれる無人島のエピソードはあんまし面白くなかったし、素奈緒は恋人になってもそう極端にレオとの接し方が変わるキャラクターでもないので、『レオと素奈緒の、2人のやりとり』もちょっとマンネリというか単調に感じちゃいました。

最後の、エリーとの対決は、物語メッセージ的には『テンションに流されて突っ走る』だけではなく、『心に余裕を持つ』事も大切というだけの話で、バランスの良い結論ではあるけれど……。
突っ走る素奈緒の手綱をレオがしっかりと握る、という付き合いがこれからも続いていくのかな。

素奈緒は生徒会メンバーでもなければ、対馬ファミリーでも、2-Cでもないので、どうしてもやりとりが
レオ&素奈緒の1対1が多くなってしまうのが難点でした。
一つ前に、対馬ファミリーの絆が描かれるカニルートをやってしまったのも、響いたと思います。
また、これは僕の体調も大きく影響したと思うんですが、他ルート以上に『素奈緒視点(で、村田や西崎と絡むなど)』が多かったため、どうにも『レオ君になりきってエロゲをプレイ』するなりきりプレイがしづらく、
『俯瞰した角度から物語を読み取る』シーンが多かったです。

これは、本来なら全然マイナスポイントではないのですが、今の僕は対馬レオ君になりきって学園生活を楽しみたい!というコンセプトを持って、なるべくプレイしていたので。ちょっとそれはやりにくかったかな、とは。




SーE

レオ A-
素奈緒 B

シナリオ B 
羨ましさ B+
青春度  B+

Hシーン B-


データ

    シーン回想数 3 
    レオの射精回数:6
    sex回数:3 H日数:3
    素奈緒が逝った回数:2
    
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