木曜発売の「クラナド」金曜発売の「マブラヴオルタネイティブ」と、気になる作品が相次いで発売される中、私はといえば「Routes」をプレイ、「ダカーポフォーシーズンズ」の感想書きと完全に取り残されている模様笑顔

さて、それでは「ダカーポフォーシーズンズ」。今日はネタバレありでいきますよ~ん笑い
(胡ノ宮環、芳野さくら、水越萌)
本編の香澄シナリオを忠実に再現しつつ、各キャラの魅力を引き出しているシナリオ。
さくらシナリオでは、魔法使いのジレンマに絡めた展開は面白い……が、いかんせんそれは本編のさくらシナリオの焼き直し
環シナリオでは本編のあまりの酷さへの救済か、環が妙にかわいく見えるという嬉しい誤算あり。
萌シナリオでは筆者が萌嫌いというハンデを差し引いても、出来が良いとはとても言えない適当さ加減。そして、萌シナリオ以外では2泊3日だといいつつ3泊4日している現実。いいのか、さくら先生!

(朝倉音夢、月城アリス、彩珠ななこ)
クルージングに出たら、なんと無人島に漂流というトンデモ展開を見せるこのシナリオ。
だが、漂流という過酷なシチュエーションとは裏腹に、彼らは砂浜で楽しく戯れるのであった。しかも、ななこシナリオ、アリスシナリオでは漂流は杉並が仕掛けたドッキリだったことが判明。ななこシナリオでもドッキリ、アリスシナリオでもドッキリ……同じネタでそんなに楽しめると思ってんのかこのバカチンが。
そして、それを良い思い出だったと簡単に済ます寛容な皆様に愕然。は~。こんなお気楽なノリで描かれた漂流モノが楽しめるはずも無く。

(水越眞子、天枷美春、鷺沢美咲)
冬といえば、クリスマス。クリスマスといえば、サンタが起こす素敵な奇跡。
かくして初音島で起こった不思議な出来事は全て、奇跡の一言で済ませられてしまいましたとさ。美春シナリオに関しては、悪くなかったと思います。本編では切ない終わり方をした美春シナリオですから、その後日談はやはり気になるものです。そして後日談を綺麗に描いた今シナリオは、なかなか楽しめました。
しかし、起こった奇跡がサンタからのプレゼントでは興ざめというのも事実。
眞子シナリオは、眞子ってこんなに痛いキャラだったのかと思わせる酷い出来。眞子ファンすら敵に回しそうな内容でした。そりゃないぜ。
美咲シナリオでは、本編で感じた萌えを感じる事ができなかったのは極めて残念でした。
理由として考えられるのは、テキストの違いかそれとも……猫耳メイドではなくなったせいなのか……。後者だとは考えたくないのだが……。

(白河ことり、工藤叶、紫和泉子)
全4季節の中で一番気に入ったのは、シナリオのせいというよりも私の最萌えキャラことり嬢を含み、苦手なキャラが一人もいなかったというキャラレベルの高さ。そして、ともちゃんという本編には立ち絵すらなかった新たな萌えキャラの誕生と、本編ではあまり出番のなかった女性版叶といった新鮮さによるものでしょう。
ことりシナリオでは、ともちゃんが光る! もちろんことりは相変わらずかわいいし
叶シナリオでは叶に萌えたものの、二人のすれ違いを描くには理由がしょぼすぎるのでちょっとな~という。恋人ほっぽって他の女の子と1対1で遊びに行っちゃだめでしょ。そりゃ普通怒るって。杉並と叶のカップリングってのも結構面白いなぁと思ったり。
私は別に主人公共感型のプレイヤーではないので、そういうのに抵抗はないです。杉並には眞子か叶あたりとカップルになってほしいんだけどなぁ。
和泉子シナリオは杉並の杉並らしさが目立つ、清涼剤のようなシナリオで満足。春を最後に回したのは正解でしたね。

以上ダカーポフォーシーズンズでした♪