ワールドカップ23人の話で世界中が盛り上っているなか、
ハンブルクVSブレーメンで盛り上ってる男が一人。
予想だにしなかった熱戦に、視線はテレビに釘付けですよ。


ブンデスリーガ最終節。2位のハンブルクと3位のブレーメンの対決は、盛り上る場内&実況解説とは裏腹に、どうせ1位はバイエルンと私のテンションは下がりっぱなし。
つまらなかったら前半で切ってやろうと思っていたのですが……。


ハンブルクの猛攻に眠気も吹き飛び、ぎりぎりのところで枠を逸れていくボールにため息をつき、審判マルクス・メルクのブレーメン寄りの判定に激昂し(名も顔も知れてる国際審判員のメルクでこれかよ、やってらんねーぜ)。
数少ないチャンスを見事に決めるブレーメンと、3倍のチャンスを外し続けるハンブルク。
移籍が噂されるバルバレズが同点に追いついたときは、もう大騒ぎ。てか、バルバレズ放出なんてありえないっしょ。ハンブルク攻撃陣のエースですよ、彼は。年齢やネームバリューの関係で、ビッグクラブからオファーがきてるともあまり思えないし、慰留しとけって。


後半になっても状況は変わらず、ブレーメンGKヴィーゼが「俺に惚れるなよ」的、神セーブをご披露するなど熱い展開。ハンブルクの太っちょことアイウトン大先生の、ガラ空きのゴールへのシュートは無情にも枠を逸れていく。「あんなん、俺だって決められたぜ」と言いたいところだけど、誰よりもそれを思っていたのはベンチにいた高原御大ではなかろうか。
まぁ決定力じゃ似たようなもんだけどね(笑)。


なんてにやにやしているうちにブレーメンの逆襲。クローゼが抜け目なくゴールを決めて2-1。これが決勝点となり、ブレーメンが2位に浮上、ハンブルクは3位に転落いたしましたとさ。
この、暴走気味の文を読んでもらえればわかるように試合内容は A。面白かった。
特に最近、サッカー関係でユーべの八百長とか不愉快な話題ばっかだったから、なおのこと良かった。
それと同時に、やっぱサッカーの面白さって名前じゃないよなって思った。ミランVSローマの糞つまらん試合見た後だけに、特にね。


ワールドカップもこういう試合を頼むぜ。


でもさ~。


マルクス・メルクの糞ジャッジには萎え萎え。
これまた金もらってるんじゃねぇか? ってくらい酷い。
こいつもワールドカップ行くわけだけど、ほんと大丈夫かね。
メルクってもう少しまともな印象だったんだけど。


追記:バルバレズ、レバークーゼンへ移籍だそうな。ハンブルクバカだね~。