Web拍手で丁寧なコメントを寄せてくれた方がいらしたので、
それに対するレスをしたいと思います。
私信みたいなものなので、本記事は他の方が見てもよくわからないかもしれません。
ごめんなさい。


>>10月29日23時14分~19分の方へ

まずは、わざわざコメントをいただき本当にありがとうございます。
うちのページはほとんど誰からもコメントをいただけないので、
反応があると言うのはとても嬉しいです。

保坂さんの本は……合いませんでしたね~。
私が小説を読むときに興味を抱くのは、大抵人間に関することなわけで、
例えばこの本ならば、
「”見覚えのある”ナッちゃんと中野の因縁は? 中野はナッちゃんとどういう関係を築いていくのか」
「*美紗ちゃんと木村君の関係の進展は?」
「蛯乃木さんとか二階堂さんという、物語の根幹を為す『4人組+ナッちゃん親子』以外の人物を、登場させる”作者の意図”は?」
といったあたりに興味を置いていました。

ですが、この3つについてはほとんど触れられることはありませんでした。
特にナッちゃんと中野の関係については、不満だったりします
(美紗ちゃんと木村君に関しては、恋愛小説じゃないんだから期待するのは無謀)。
そして、筋のはっきりした物語が嫌いなら、蛯乃木や二階堂が”風景”のようになってしまうのも、
無理も無いのかもしれません。

後は子供への観察眼とか(クゥちゃんがかわいすぎです)、
「”自意識”の意味」といった大人たちの議論部はそれなりに楽しく読めました。


そんな感じで、正直あまり風景描写というのは気にしなかったりします
(この前に読んだ江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」は、珍しく風景描写を楽しめた作品でした)。
ですが、風景描写にチャレンジしたのだったらもっと、そこの部分に注目した方が良かったですね。


私の求めるものと、保坂さんが書きたいことの方向性が
完全にズレてしまっているわけで、結局合わなかったんだろうなぁと
思っていたりします。


最後に、繰り返しになりますが、コメントを寄せていただいてありがとうございました。
また何かありましたら、よろしくお願いします。





*読み返して気づいたのですが、美紗ちゃんなのですね。
ずっと美沙ちゃんと書いていました。とりあえず、直してきます。