☆マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシー

主審のハワード・ウェブにビッグマッチを裁く資格は無かった。
とにかく、ルールをさっぱりわかってない。
後ろからのタックル三連発はファウルすらとらず、肩トラップをハンドと
誤認してイエローとは。
乱暴なプレイに対し終始甘い彼の笛は、ラフプレイの目立つマンUに有利に働いた。
そして、ストレスを抱えたアシュリー・コールのタックルによって、Cロナウドは負傷退場に追い込まれた。
しかし、スローで見るとわかるがこれはそれほど悪質なファウルじゃない。
結果的に負傷しなかったものの、ドログバに対するエインセのタックルや、
クディチーニに対するビディッチのファウルの方が数倍悪質だと思う。
アシュリーにはイエローを出して、エインセのはファウルにすらならなかったけどな。
とにかく、激しさと汚さを混同しちゃいけないと思う。

とりあえず、エインセとスコールズとルーニー、それからアシュリー・コールはファウル多すぎ。

試合は試合でそれなりに面白かったけど、マンUのラフプレイが目に付いて正直楽しめなかった。
プレミアの強豪の中じゃマンUは飛びぬけてファウルが多い気がする。
私はアンチマンUなので、気のせいかもしれないけど。
しかしファウルが多いからアンチマンUになったわけで、
アンチマンUだから、ますますファウルが目に付いて気に障るわけで。
鶏が先なのか卵が先なのか。

試合内容はBということで。結果は1-1のドロー。
首位決戦、1位のマンU対2位のチェルシーは、
マンUが勝てばマンUが一歩抜け出し、チェルシーが勝てばマンUと並ぶ状況でしたが、
ドローの為に現状のまま勝ち点3差でマンU首位は変わらず。
この2チームのマッチレースになりそうな予感。アーセナルが絡んでくると面白いんだけどね。

☆レアル・マドリードVSバレンシア

調子の悪いバレンシアと鉄壁の守備を誇るレアル。
互いに守備的なチーム同士の試合、加えて前半20分でバレンシアのエースビジャが負傷交代。
それでも果敢に攻めるバレンシアだったが、アングロのトラップミスに代表されるように、あまりに決定力が低かった。
一方のレアルは少ないチャンスをきっちラウールが決め、後は堅守にモノを言わせた1-0。
すっかり銀河系からは程遠くなった地味なレアルだが、基盤(守備)は磐石なので大崩れはなさそう。


☆カンナバーロ、バロンドール受賞

純粋に守備の選手では今回が初めてということで、歴史に残る偉業かもしれない。
ベッケンバウアーは元々中盤の選手だし、ザマーは得点力かなりあったからね。
その点カンナバーロは守備オンリーの選手ということで。

今年は絶対的な本命が不在だったので、異論は少ないのではないでしょうか。
個人的にはユベントスの選手にはあまりあげたくないんだけど。
イタリアならピルロの方が良くね?
後は、ブンデス・ワールドカップ得点王のクローゼとか
CL準優勝・ワールドカップ準優勝・プレミア得点王のアンリあたりにあげたかった気もする。
ただ、ワールドカップの活躍とレアルでの貢献ぶりを見れば、カンナバーロでもいいのかなと。