莉子とGiftシナリオをクリアして、これにてGift終了ということになります。

点数付けにちょっと難儀しておりまして、暫定ということにさせていただきますが、
とりあえず点数を発表。

シナリオ 90/150 キャラ 110/150 絵95/100 音楽 70/100  システム 60/100 思い入れ 15/50

総合 440/650(暫定70位くらい/130ゲームくらい中)  ESにつけた点数 65


何を置いても中途半端の、いわゆる凡作。
萌えゲーの体裁を整えているのに、シナリオで大風呂敷を広げ盛り上げようとしつつ、
それに失敗して目も当てられない感じ。

まず、一つ一つのシナリオの感想から。


☆莉子シナリオ

前半はコミカルで面白い。ただ、主人公の美少女っぷりが絵で見られないのは残念。
後半は女の闘いと、主人公の空気読めない自作自演でしょーもない結末。

☆霧乃シナリオ

前半は最悪。ストーカー中途半端。
後半は額面通りに受け取るとつまらないが、別の解釈も成り立つところが面白い。
ただし、どちらにしてもしょーもない話ではあるが。
プレイ前は最萌えだった霧乃だが、当シナリオの根暗ぶりでイメージダウン。

☆綸花シナリオ

良くも悪くも無い。印象に残らないシナリオ。
地球滅亡にも繋がりかねない敵、ナラカとのバトル。

☆千紗シナリオ

終わってみれば最も気に入ったシナリオ。
前半はダカーポプラスシチュの、環シナリオに似ている。

☆縁シナリオ

ナラカ再び。先の読める展開。元気玉。
一番酷いシナリオ。


☆全体

莉子・霧乃シナリオと、綸花・縁シナリオが乖離している。
全体を通して、何が書きたかったのかがわからない。
無駄にキモキャラが多い。

☆ナラカ

綸花シナリオでは椿と綸花(主人公が綸花を説得しないとダメなので、主人公の力は必要)。
縁シナリオでは元気玉で倒されたナラカ。
莉子シナリオでは綸花+魔法使い(縁?)の力でナラカは倒れたらしい
(主人公は魔力でナラカを察知)。
霧乃・千紗シナリオではスルー(主人公は魔力を持っているにも関わらず、ナラカを察知すらせず)。


まず、綸花と縁(?)がタッグを組んで、ナラカに勝てる理由が不明。
主人公の知らないところで、ナラカが勝手にやられてるんだとしたら、
倒す方法は元気玉のみ。しかし、元気玉なら街の皆(当然主人公含む)に
呼びかけがあるはずなのに、無し。
莉子シナリオではナラカを察知した主人公が、霧乃・千紗シナリオでは
何故かスルー。


……ナラカの設定ちゃんと考えたのか??


☆Gift

母「虹を残しても、息子には直接伝わらないかもしれないわ。何かもっと
ちゃんと伝わるものを」
→母「そうだGiftにしよう」

??? Giftは直接伝わるのですか???


つーか、街を巻き込む必要も無いよね。主人公(息子)だけにGiftをあげればいいじゃん。


病気を治すような、自然の摂理に逆らうような願いはダメ

→ずっと街に虹をかけておくことは可能

??? 人一人の生死よりよほど摂理に逆らってると思うんだが。

……Giftの設定、穴がありすぎ。