まずは、点数を。

シナリオ 115/150 キャラ125/150 絵 80/100 音楽 75/100

システム 90(80?)/100 思い入れ 30/50 総合 515/650(505/650)

ESにつける点 84 順位 31位(38位)/約140ゲーム


システム点を90か80か迷い中。というのも、従来のやり方でつければ90点なんですが、
昔は斬新に思えたプリンセスソフトのシステムも、
今ではこれくらい当たり前、ごく標準クラスのシステムでしかないわけで、
そのシステムに90点与えちゃっていいものかなと。
システムに関しては、単に○○という機能がついていると+10点みたいなやり方の採点なので、
最近のゲームになればなるほど点数が高くなってしまふ。
もちろん、使いにくいわけじゃないんで90点だっていいんですけど。


さて。それでは夢見師の感想に入りたいと思います。

ぶっちゃけ、最終シナリオはやや期待はずれでした。
というか、私、怒り気味であります。
だってこれ、どう見ても続きはPC版買ってプレイしてね! な終わり方じゃないっすか。
夢見師の秘密だかなんだかは全く明かされていないし、記憶を戻ったのは
奇跡が起きたからってだけだし。
戦国時代の記憶がどうとかいう伏線も回収されていないし。


明かす気がないんならなんぼかマシです。でも、PC版では過去編が収録されているんですよね?

これ、確信犯(誤用です)じゃないですか。


……まぁいいや。周辺環境の話で、これ以上良作を汚したーない。
期待以上に楽しめたのは確かなんだし。



しかし、ついでだからPC版、亜佐美もクリアさせてくれないかな。
オマケ扱いでいいから。買うかどうかはわからんけど。


正直、クリア後はキャラへの想いを熱く書こうかと思ってたんだけど、
最終シナリオの尻すぼみっぷりに、白けてしもうた。


ヒロインは、みんな同じくらい気に入ってます。奈緒も、クリアしてみると
うざく感じなくなりました。


今回の勝因はやはり、時間の経過を見事に表した点に尽きると思います。
夏先輩と付き合って、別れてから咲夜シナリオまで1年2ヶ月。
その間、夏先輩はどんなことを考えて過ごしていたのかなと考えると切なくなりますな。
健気さを全面的にアピールするのは奈緒の方だし、属性的には咲夜が一番好きなので、やっぱり誰か一人に選ぶことなんてできません(汗)。
君望の孝之君の気持ちが少しわかりました(笑)。