今日は1日家で映画を見ていました。その感想を書きたいと思います。
①ハムレット、②ゴッドファーザーPART1、③ガラスの動物園
全部、ネタバレしてます。お気をつけください。


①ハムレット(1948年、ローレンス・オリビエ監督版) 評価 B-

誰もが名前を知っているシェイクスピアのハムレット。
しかし、僕は今回初めてこの作品に触れました。
正直娯楽としてはあまり期待していなかったのですが、十分楽しめました。
何せ白黒映画だし、古さは否めなかったけどね。

肝心のストーリーの方は、悲劇としては優秀。恋愛モノとしては赤点といった印象。
この映画からは、オフィーリアとハムレットが好きあっているようには、思えませんでした。
生前、ハムレットはやけにオフィーリアに対して乱暴までしてるし、
オフィーリアはハムレットに対してまるでつれないし。
それが死んだ途端、発狂するくらい好きでしたとか言われても、ねぇ。
身分違い、親の反対などなど、いろいろ大変だとは思いますが、あれじゃ同情できませんよ。

一方、悲劇としては優秀。入り組んだ人間関係を存分に使った悲劇・恨みの連鎖は、
今の視点で見たって魅力的だし、最後も救いのない終わり方にも関わらず、
鑑賞後に重苦しさを引きずらないし(……これは悲劇としては微妙なのか?
僕は、苦々しい、重苦しい気持ちを抱えなかったことを評価したいのですが)。

最後に、あの出歯亀の大臣は、田●まさしのご先祖様だろうか。何でもかんでも覗きすぎる。


②ゴッドファーザーPart1 評価 A-

小説版を読んで、気に入ったので借りてみました。
内容は、ジョニー・フォンテーンなど、周辺の人物のエピソードはかなりカットされてはいるものの、主要人物については小説版をほぼ忠実に起こした感じです。
個人的にハマり役だったのが、ソニーの兄貴と主人公のマイケル。
一方、シチリアの娘アポロニアはイメージとだいぶ違いましたね。僕の中では
垢抜けない純朴な、かわいい系田舎娘だったのが、スクリーンではちょっとキツめの美人でした。
後、ドン・コルレオーネとルカ・ブラージもイメージがちょっと違いました。特にルカ。あれは無いべ。俺の中ではエリート殺人鬼だったルカが、映画ではただの小汚いおっさんじゃないすか。……ま、まぁいいけどさ。

映画版もなかなか面白かったです。でも小説版の方が好きかなぁ。PART2もそのうち借りてみます。


③ガラスの動物園 評価 A

前半は、「母マジうぜー」。後半は、「姉にマジ萌え」。
大変頭の悪い感想ですが、端的に言えばこれが全てです。

この映画に出てくる母親は、本当にマイペースで無神経なキャラクターで、
正直僕が一番嫌いなタイプ。しかも現実に結構いるときたもんです。
このタイプの手に負えないところは、「悪い人ではない」ところです。
真剣に子どものことを思って、あれこれと世話を焼いているんです。

子どもが邪な書籍を見たりしてはいけない、捨てなくちゃ!→会社勤めしてる年なんだから、そのくらいいいじゃないの。

子どもに規則正しい生活を送らせないといけない。朝早く起こさなくちゃ!→息子は
くたくたで、今日は休日ですよ。

子どもの姿勢が悪い。注意してあげないと!→姿勢は悪いけど、仕事中にがみがみ言われたら集中できないよ。


他にも息子の外出先から、届く手紙まで、何から何まで口を挟む母。しかも、自分の言うことが絶対に正しいと信じている。自分の基準が絶対だと思っていて、しかもそれを他人に押しつける。正直、とてもウザいです。
ウザいけど悪い人じゃないので、しかも本人は息子のためを思っている(つもり)ので、無視できないんです。
全ての人に当てはまる「正しさ」なんてないんだから、さ。


この母のウザさに耐えた後、話が恋愛方向に進むのですが、姉のローラ(俳優カレン・アレンさん)が本当にかわいらしいんです。いやもう、マジで萌えました。
内気で、自分に自信が無くて、繊細で。だけどとても一途で優しくて、しかもかわいい。


こういう子と知り合いになりたいなぁ(僕は男なので。女性の方は、こういう子→こんな男とに置き換えてください。このページに女性の読者がいるかどうかは定かではありませんけど)、あるいはこういう恋愛がしてみたいなぁ。
そう思える恋愛映画、恋愛小説、あるいはギャルゲー。案外、無いもんです。
このガラスの動物園は、そんな憧れを抱ける恋愛映画でした。
まー失恋しちゃうんだけどね。だからこそ良いのかも。


んで、あまりにもローラに萌えたので、カレン・アレンさんについて調べてみました。
生まれは……1951年。ガラスの動物園は1987年の映画だから……えぇっ!!?
カレン・アレンさん30過ぎてるじゃん! 嘘だッッッ!!!


30過ぎても綺麗な人は綺麗なんですね。


ちなみに最後まで母の自己中は変わらず、とうとう息子は家出。
きっと、息子が出て行ったのも自分のせいだとは思っていないんだろうなーと、しみじみ思いました。