近日中にはクリアしないでしょうと言いながら、クリアしてしまいました。
最終感想としては、まずまずの良作。良くも悪くも前作とテイストが同じですので、
前作を楽しめた方は今作も楽しめるでしょうし、逆もまた然りだと思います。
RPGとギャルゲーが融合したようなこのゲーム。どちらのジャンルも馴染みのある僕としましては、
ギャルゲーマーの目からギャルゲーとして見ても、まぁまぁ及第点の出来。
RPGプレイヤーの目からRPGとして見ても、まぁまぁ及第点の出来。
ただ、その両方を同時に、1本のゲームで楽しめるというのはなかなかのものだと思います。
個々の要素に関しては、2つの途中感想記事で書きましたのであっさりと行きます。
シナリオは「他者理解」ということで、なかなか良いメッセージ性を持っていると思います。
そして、実際巫女2人の内面を丁寧に、繊細に描くことによってある程度の精度を持っていると思います。
前作よりも更に深いテーマでもあり、正当進化した作品だと思います。
また、イベントでの掛け合いなどもなかなか楽しく、センスを感じさせます。
が、一方で、物語の展開のさせ方としては、あまりうまくないなとも思います。
たとえば、フェイズ4では今までに行ったダンジョンを延々回らされ(おまけに出てくる敵も同じ)、結果的に中ダレしてしまいました。
また、ヒロインとの恋愛を優先するあまり、1周のプレイではヒロイン以外のキャラクターの詩魔法・コスチュームが少なかったり、ヒロイン以外の心理を深く知ることができないのが残念なところ。
ルカルートでクリアすると、ジャクリの内面とかがわからないんですよね。
キャラクターは前述の通り巧く描けていると思いますが、ヒロインとクロア以外の描写がおざなりなのも確か。これは前作でもそうでしたし、あれだけヒロインに力を注いだのだから……と、僕は好意的に見ていますが、気になる人は気になると思います。レグルス隊長とかアマリエとか、ちょっと薄っぺらいよね。
前々から書いているように、今作のヒロインの中ではルカに一番魅力を感じるわけですが、それでも前作で気に入ったオリカに比べると、魅力に欠けるような気がします。
また、その他2名のヒロインが揃いもそろってツンデレ(片方は不思議ちゃん系クールデレではあるが)なので、ツンデレ好きの人には良いかもしれませんが、特にそちらには興味のない僕としては、とっつきづらかった印象があります。
どうせ素直になれないタイプなら、シンシアみたいなのが好みなのですが、クリアできないし。
そういう意味では前作が懐かしい。前作のヒロインも含めて6人で順位をつけると、
1オリカ、2シュレリア、3ルカ、4ミシャ、5ジャクリ、6クローシェだったりするのです。
もっとも前作キャラは全員、コスモスフィアマックスまで見られましたが、今作は選んだヒロイン以外のコスモスフィアが見られないので、そういう意味でハンデがあるのも確か。
バトルは、前作以上にアクション要素が多いです。それが楽しいかどうかは人それぞれかと思いますが。
特にこれは後半に見られる傾向ですが、前作よりも、打撃の威力が増したので、詩魔法だけに頼る前作バトルよりもバランスは良いと思います。
一方で、派手な詩魔法を発動するには、5~6ターンはかかります。
ところが、準備をしながら打撃を繰り返していると、5~6ターンのうちに、ボスが倒れてしまったりするんですよね。……要するに打撃が強すぎる気もします。
詩魔法は詩魔法で強いのですが、準備に時間がかかりすぎなんですよね。
また、レプレキアと合体詩魔法でゴリ押しも可能なので、相変わらずバランス的には難しいものがあります。
ま、前作よりは改善されています。
続編の予感を漂わせながらのエンディングということで、次回作も出るなら買うと思います。
しかし、他のヒロインのコスモスフィア見るために、後、1周2周やるのはちょっと無理かも。
最終感想としては、まずまずの良作。良くも悪くも前作とテイストが同じですので、
前作を楽しめた方は今作も楽しめるでしょうし、逆もまた然りだと思います。
RPGとギャルゲーが融合したようなこのゲーム。どちらのジャンルも馴染みのある僕としましては、
ギャルゲーマーの目からギャルゲーとして見ても、まぁまぁ及第点の出来。
RPGプレイヤーの目からRPGとして見ても、まぁまぁ及第点の出来。
ただ、その両方を同時に、1本のゲームで楽しめるというのはなかなかのものだと思います。
個々の要素に関しては、2つの途中感想記事で書きましたのであっさりと行きます。
シナリオは「他者理解」ということで、なかなか良いメッセージ性を持っていると思います。
そして、実際巫女2人の内面を丁寧に、繊細に描くことによってある程度の精度を持っていると思います。
前作よりも更に深いテーマでもあり、正当進化した作品だと思います。
また、イベントでの掛け合いなどもなかなか楽しく、センスを感じさせます。
が、一方で、物語の展開のさせ方としては、あまりうまくないなとも思います。
たとえば、フェイズ4では今までに行ったダンジョンを延々回らされ(おまけに出てくる敵も同じ)、結果的に中ダレしてしまいました。
また、ヒロインとの恋愛を優先するあまり、1周のプレイではヒロイン以外のキャラクターの詩魔法・コスチュームが少なかったり、ヒロイン以外の心理を深く知ることができないのが残念なところ。
ルカルートでクリアすると、ジャクリの内面とかがわからないんですよね。
キャラクターは前述の通り巧く描けていると思いますが、ヒロインとクロア以外の描写がおざなりなのも確か。これは前作でもそうでしたし、あれだけヒロインに力を注いだのだから……と、僕は好意的に見ていますが、気になる人は気になると思います。レグルス隊長とかアマリエとか、ちょっと薄っぺらいよね。
前々から書いているように、今作のヒロインの中ではルカに一番魅力を感じるわけですが、それでも前作で気に入ったオリカに比べると、魅力に欠けるような気がします。
また、その他2名のヒロインが揃いもそろってツンデレ(片方は不思議ちゃん系クールデレではあるが)なので、ツンデレ好きの人には良いかもしれませんが、特にそちらには興味のない僕としては、とっつきづらかった印象があります。
どうせ素直になれないタイプなら、シンシアみたいなのが好みなのですが、クリアできないし。
そういう意味では前作が懐かしい。前作のヒロインも含めて6人で順位をつけると、
1オリカ、2シュレリア、3ルカ、4ミシャ、5ジャクリ、6クローシェだったりするのです。
もっとも前作キャラは全員、コスモスフィアマックスまで見られましたが、今作は選んだヒロイン以外のコスモスフィアが見られないので、そういう意味でハンデがあるのも確か。
バトルは、前作以上にアクション要素が多いです。それが楽しいかどうかは人それぞれかと思いますが。
特にこれは後半に見られる傾向ですが、前作よりも、打撃の威力が増したので、詩魔法だけに頼る前作バトルよりもバランスは良いと思います。
一方で、派手な詩魔法を発動するには、5~6ターンはかかります。
ところが、準備をしながら打撃を繰り返していると、5~6ターンのうちに、ボスが倒れてしまったりするんですよね。……要するに打撃が強すぎる気もします。
詩魔法は詩魔法で強いのですが、準備に時間がかかりすぎなんですよね。
また、レプレキアと合体詩魔法でゴリ押しも可能なので、相変わらずバランス的には難しいものがあります。
ま、前作よりは改善されています。
続編の予感を漂わせながらのエンディングということで、次回作も出るなら買うと思います。
しかし、他のヒロインのコスモスフィア見るために、後、1周2周やるのはちょっと無理かも。