久しぶりの休日ということで、3章クリアしました。
大変長らくお待たせいたしました。
で、感想ですけど……イマイチ。
このシナリオが一番最初の章だったら、途中放棄してるかもっていう感じです。
このシナリオは、灯花が育ての母と生みの父母とのどちらを選ぶかという葛藤が、シナリオの中核にあるわけですが、
正直に言ってどっちもどっち。というか、生みの父母の方が良いかもしれない。
京子さんが病んでいるのは初めからわかっていたことだし、事実最後まで病んでいました。
生みの方は、本当に更正してるのやら良くわからないし、情に訴えようとなかなかあざといことを言ってくれますし。
虐待の連鎖を描いたシナリオ、というにはあまりにも表面的だし、意外性にも欠けていました。
何よりよくわからないのが、「特別高等人」。森田健一。法月のとっつぁんの3つ。
この「車輪の国」は、「日本」ではないので、日本の常識でものを言うのは的外れかもしれません。
でも、敢えて言わせてください。
特別高等人制度って、穴だらけでガタガタすぎやしませんかと。
人手不足の特別高等人という役人が見張っている社会システムだけど、これって特別高等人の出来がよほど良くないと、機能しないと思うんですよね。
僕は法学なんて全然知らないけれど、なんで刑務所があるかっていうと、犯罪者をまとめて監視しやすくするためでしょ?
犯罪者(被更生人)を放し飼いにして、特別高等人が見張るなんて、無駄がありすぎます。
たとえば、さちの義務は「1日12時間」だったわけだけど。さすがに、薬を全く飲まないで1日24時間過ごしていたらバレるかもしれないよ?
だけど、1週間に1回だけ15時間起きているとかその程度ならバレないと思うんですよね。
異性との接触が駄目という夏咲。でも、SEXすればバレるかもしれないけど、たとえば手を繋いだくらいなら、証明できないと思うんですよね。現行犯じゃなければ。
現行犯で取り締まれるほど、特別高等人の監視も厳しくないみたいですし。
次に森田健一。
相変わらず無能です……。というか半分空気。何の役にも立ってないじゃないの……。主人公がんばってよ、ほんと。あんた、特別高等人候補生なんでしょ?
最後に法月のとっつぁん。
この人が一番無能かもしれない。何がしたいんだかさっぱりわかりません。
「義務」の解消が最優先で、後のことは何も考えてないようにしか見えないんですよ。
この人は、何で被更生人が義務を課されたのかって、少しでも考えたことあるのでしょうか。
当然、「更生」してもらうためでしょ? いくら義務を解消しても、当人が「更生」していないんなら、何にもならんでしょうよ。
と、灯花バッドエンドを見て思いました。
ついでに言えば、時間をだらだらと無駄に過ごそうが(12時間の罰の話)、その人の勝手だと僕は思うんですがね。当人が後悔しなきゃの話ですけど、それはそれである意味自業自得だし。
そもそも、絶対的な規範としての「有意義な時間の使い方」ってものが果たして世の中にあるのかどうか、僕には疑問でならないのです。
お金を儲ける、勉強(学校のだけじゃなくてね)、幸せになる時間(趣味でも交友でも良いですよ)、必要な休息・食事が有意義で、
だらだらぼーっとしてるのが無意味……なんて、誰が決めたんでしょう。
人間、何やったって最後には死ぬんです。それまでどんな過ごし方をしてきてもね。どんなに頭が良くたって、どんなにお金を稼いだって、どんなに幸せになったって。
なら、何やったって結局、最終的には無意味だと僕なんかは思うんですけどね。
もちろん、それを逃げ言葉みたいに使うのは感心しませんけど。
少なくとも国が、あーだこーだくちばしを挟むような問題では無いように思うんだけどね。
過去に何があったのかわからないから、ここで書いたことは全くの的外れになるかもしれませんけど。
大変長らくお待たせいたしました。
で、感想ですけど……イマイチ。
このシナリオが一番最初の章だったら、途中放棄してるかもっていう感じです。
このシナリオは、灯花が育ての母と生みの父母とのどちらを選ぶかという葛藤が、シナリオの中核にあるわけですが、
正直に言ってどっちもどっち。というか、生みの父母の方が良いかもしれない。
京子さんが病んでいるのは初めからわかっていたことだし、事実最後まで病んでいました。
生みの方は、本当に更正してるのやら良くわからないし、情に訴えようとなかなかあざといことを言ってくれますし。
虐待の連鎖を描いたシナリオ、というにはあまりにも表面的だし、意外性にも欠けていました。
何よりよくわからないのが、「特別高等人」。森田健一。法月のとっつぁんの3つ。
この「車輪の国」は、「日本」ではないので、日本の常識でものを言うのは的外れかもしれません。
でも、敢えて言わせてください。
特別高等人制度って、穴だらけでガタガタすぎやしませんかと。
人手不足の特別高等人という役人が見張っている社会システムだけど、これって特別高等人の出来がよほど良くないと、機能しないと思うんですよね。
僕は法学なんて全然知らないけれど、なんで刑務所があるかっていうと、犯罪者をまとめて監視しやすくするためでしょ?
犯罪者(被更生人)を放し飼いにして、特別高等人が見張るなんて、無駄がありすぎます。
たとえば、さちの義務は「1日12時間」だったわけだけど。さすがに、薬を全く飲まないで1日24時間過ごしていたらバレるかもしれないよ?
だけど、1週間に1回だけ15時間起きているとかその程度ならバレないと思うんですよね。
異性との接触が駄目という夏咲。でも、SEXすればバレるかもしれないけど、たとえば手を繋いだくらいなら、証明できないと思うんですよね。現行犯じゃなければ。
現行犯で取り締まれるほど、特別高等人の監視も厳しくないみたいですし。
次に森田健一。
相変わらず無能です……。というか半分空気。何の役にも立ってないじゃないの……。主人公がんばってよ、ほんと。あんた、特別高等人候補生なんでしょ?
最後に法月のとっつぁん。
この人が一番無能かもしれない。何がしたいんだかさっぱりわかりません。
「義務」の解消が最優先で、後のことは何も考えてないようにしか見えないんですよ。
この人は、何で被更生人が義務を課されたのかって、少しでも考えたことあるのでしょうか。
当然、「更生」してもらうためでしょ? いくら義務を解消しても、当人が「更生」していないんなら、何にもならんでしょうよ。
と、灯花バッドエンドを見て思いました。
ついでに言えば、時間をだらだらと無駄に過ごそうが(12時間の罰の話)、その人の勝手だと僕は思うんですがね。当人が後悔しなきゃの話ですけど、それはそれである意味自業自得だし。
そもそも、絶対的な規範としての「有意義な時間の使い方」ってものが果たして世の中にあるのかどうか、僕には疑問でならないのです。
お金を儲ける、勉強(学校のだけじゃなくてね)、幸せになる時間(趣味でも交友でも良いですよ)、必要な休息・食事が有意義で、
だらだらぼーっとしてるのが無意味……なんて、誰が決めたんでしょう。
人間、何やったって最後には死ぬんです。それまでどんな過ごし方をしてきてもね。どんなに頭が良くたって、どんなにお金を稼いだって、どんなに幸せになったって。
なら、何やったって結局、最終的には無意味だと僕なんかは思うんですけどね。
もちろん、それを逃げ言葉みたいに使うのは感心しませんけど。
少なくとも国が、あーだこーだくちばしを挟むような問題では無いように思うんだけどね。
過去に何があったのかわからないから、ここで書いたことは全くの的外れになるかもしれませんけど。