実の子供に霊奈とか幽水とかいう名前をつける親ってどうよ……。

というツッコミはさておいて、一応無難な出来だった幽水ルート、クリアしました。
姉妹の証言が食い違うという点が見所なのでしょうが、逆に言うと見所はそれだけ。
特に大きな穴はなく、無難にまとまっているのですが、前作ファンとして、
期待していたクオリティとはだいぶ開きがあります。

また、1つのシナリオとしては無難ですが、全体を見渡して見てみると、
環が完全に空気(これは、他のヒロインシナリオでもそうなりそうだな……)、空が単なる気まぐれ女(逆恨みでネチネチ責められるよりはマシだけど)、のように、本当の意味では解決していない気がするんですよね。

序盤では良い親友ぶりを見せてくれる陽と夢伽も、後半は恋愛関係で主人公が立ち直っていくので、めっきり出番も少なくなり……。


それと、この作品、どうも「もしも明日が晴れならば」に似てる気がするんです。
ヒロインが死んだり、死神が出たり、悪霊化したり。
別にパクリとかそういうことは言いません。
言いませんが、どうしても比較してしまった結果、もしらばよりも感動度で数段劣るんです。


……うーん。夢見師が好きだったから特攻したけど、これだと次作の特攻はナシかなぁ。
次は空に行く予定です。環以外は大体どの選択肢を選べばクリアできるのかわかるので、環を最後にします。