著者はヘミングウェイ。評価はB。

「純文学」の中ではなかなか面白かったなと思います。
物語は単純で、老人が「行って、帰ってくる」物語です。
更に細かく言えば、「苦難に遭い、立ち向かい、更に大きな苦難に遭い、立ち向かい、結局大勝利を収めることはできなかったけど、大切なものに気づく」というストーリー、かな。


ところで、ラストで少年が「泣いているシーン」について疑問点。
私は、「老人が無事生きて帰ってきたことで、嬉しくて泣き続けている」のかと思っていたんですが、
母は、「老人が衰弱してこのまま亡くなりそうなので、悲しくて泣き続けている」と思っていたそうです。
……どっちなんだぁ!!

私は、上に掲げたテーマ(大切なものに気づく)を大事にしたいので、
ここは、また老人が元気になる!と思いたいのですが。



昨日書いたサッカーの記事、多くの人が見てくださったようです。
もう少しサッカーの記事を増やしたほうがいいのかしら。