見た順に。

☆リバプールVSレアル・マドリード 5-0(1-0+4-0)

1st 試合内容 D

1-0

ヤバいくらいにつまらない試合だった。
序盤はどちらも慎重な立ち上がり。リバプールが若干押し気味に、
ほとんど動きが無く前半は終わる。
レアルの攻撃は、ロッベンオンリー。確かにロッベンは頑張っているが、彼一人じゃ厳しい。

後半30分過ぎから、ホームのレアルが少しずつ攻めに出る。
一応、攻撃する気はあったらしい。
しかし、一瞬の隙をつかれ、セットプレーから失点。

それにしても、ジェラード抜きでアウェイで1-0。
リバプールからすれば会心の勝利だ。

決勝ゴールをあげたから言うわけじゃないけど、今年に入ってからベナユンが良くなってきたように感じる。
今の彼なら立派に戦力になる。

2nd 試合内容 A-

4-0

1stとは打って変わって、両者アグレッシブな好ゲーム。
しかし力の差は歴然としていた。

レアルはカシージャスがかわいそうなくらいの、孤軍奮闘。
リバプールの華麗な攻撃に(今年のリバプールは華麗なのである。信じがたいことだが、アーセナルより数段面白い)、レアルの守備は崩されっぱなし。

エインセは必死に頑張っていたが、他の面々……特に中央のペペとカンナバーロは厳しかった。それ以前に中盤のフィルターも効いていなかったんだと思うけど。

早々と失点し、トータル0-2。
更に、誤審だと思うのだが、エインセが肩でトラップしたのに対しハンドの判定でPK。0-3。
いらんことしなくても、リバプールが勝ちそうだったのに、この判定でジ・エンド。

ファインセーブの数を自己流に数えてみたのだが、カシージャスの8に対し、レイナは1。
要するに一方的でした。
レアルの攻撃は、ロッベンとスナイデル絡み以外全く怖さなしでしたね。

他のカードの結果を全部は知らないので勘違いかもしれませんが、
イングランドとその他のリーグの力の差は、ますます拡がった印象を受けています。

☆インテルVSマンチェスター・ユナイテッド 0-2(0-0、0-2)

1st 試合内容 C-

0-0

この試合だけリアルタイム(2週間前)で見たので、記憶が曖昧……。
インテルホームでしたが、マンUが押していましたね。
ジュリオ・セーザルがよく頑張っていました。


インテルでよかったのは、サイドバックのサントンと、アドリアーノが印象に残っています。
ホームで0-0は、一見マンUに有利なように感じますが、実際にはモウリーニョの狙い通りなのかなと思いました。
CLでの彼は、ホームではむしろアウェイゴールを与えないことに力を注ぐ印象がありますし。

もっとも、もう結果の出てるセカンドレグがどうなったかは、まだ私は知らないのですが(笑)

2nd 試合内容 B-

前半は、ピリピリとした緊張感あふれる好試合。
しかし、後半頭にクリロナが決めてからは、力の差がはっきり出てしまい、
危なげなくマンUが突破を決めました。
モウリーニョに秘策はあるのか?とわくわくしながら見ていましたが、
打つ手はなかったようですね。
それにしても、イタリア全滅、イングランド4勝ち抜きとは……。
いろいろと象徴的な試合でした。

☆アーセナルVSローマ 1-1(1-0)(0-1)PKでアーセナル勝利

1st 試合内容 B+

1-0

予想以上にアーセナルが良かったです。
最近のアーセナルに絶望している身としては、0-0を予想していたので。
…まぁ、得点はPKなんですが、早いパス回しを見せてくれたので内容は満足です。
ナスリとクリシが良かった。ナスリはチームにフィットしましたね。
後、ディアビの鬼キープも良かったです。

ただ…ベントナーはどうにかなりませんかね。
トラップは大きいし、テクニックなさすぎませんか。
彼のせいで、2ゴールは損したと思います。こういう言い方はあれですが、負けたら彼が戦犯でしょう。

2nd 試合内容 C

0-1

1stの方が面白かった、珍しい試合。
ウォルコット、エドゥアルドといった懐かしい面々(ついでにローマのモンテッラも)の顔が見られて嬉しかったけど、それくらい。
PKになったときは、正直ファンペルシーとナスリくらいしかPKを決めそうな選手がいなくてハラハラしたけど、実際にはみんなきっちり決めてくれました。

とりあえずベスト8進出でほっと一息ですが、こんな戦い方で次は大丈夫かなぁ。
プレミアではかなり惨めなことになっているので、いっちょCLで決勝に駒を進めてほしいです。そうでもしないと、今シーズンは失敗のシーズンだったということになってしまうので。



☆チェルシーVSユベントス 3-2(1-0、2-2)

1st 試合内容 B

1-0

チェルシーの攻撃は相変わらず面白い。
スコラーリがイケイケサッカーを展開していた前半の試合を見る機会が多く、
彼の戦術が行き詰って解任されるに至った混迷期の試合をさほど見ていないせいもあって、そういう印象を持っているのかもしれないが。

ヒディンク新監督になって就任初戦のビラ戦ではドログバ頼みのロングボール戦法が復活したが、今回のユベントス戦では従来通りのショートパス主体の攻めが見られた。
新監督になって変わったのは、ドログバのセンター起用と、アネルカのウイング起用だろうか。ウイングは元々足りていなかったという事情もあるだろうが、アネルカのウイングもなかなか良い。
ドログバは相変わらずスペシャルなFWであるし。

ユベントスはほとんど試合をさせてもらえなかった印象だ。
もちろんアウェイで0-1なのだから悲観すべき結果ではないのだが、
ツェフがロングボールの判断をミスったシーンと、ラストのネドベドのロングだけでは少々さびしい。

それにしても、ネドベドの運動量は衰えを知らない。
今シーズン限りで引退とはさびしい限り。

……ほんと、インテルのサネッティと、ネドベドは本当に年齢を感じさせませんね。

2nd 試合内容 B+

2-2

特に前半が良かった。
中でも復帰直後のエッシェンのゴールは、その直前の誤審によるゴール取り消しの後だったこともあって、とても感動した。

ユベントスは前半20分くらいまでの猛攻時に1ゴールしか奪えなかったのが痛かった。
それにしてもドログバの決定力は凄いなぁ。

☆バルセロナVSリヨン 6-3(1-1,5-2)

1st 1-1 試合内容 B

戦前は、バルセロナの圧勝も予想していたのですが、
ジュニーニョ圧巻のFKから、前半はリヨンの怒涛の攻撃が見られました。
ジュニーニョ―ベンゼマのホットラインは切れ味も鋭く、幾度もチャンスを作っていましたね。

後半になると、リヨンの勢いも衰え、結局は1-1で終了しましたが、
メッシの突破をグロッソが、アンリをメンサーがよく抑えていたなと感心しました。
しっかり対策ができていたということでしょう。
次戦はバルサホームということなので、今日のような守備ができるかはわかりませんが、これができるならひょっとして、ひょっとするかも。

リヨンの健闘によって、俄然セカンドレグへの興味が増しました。

試合内容 A-

5-2

終わってみればバルセロナの圧勝でした。
やはりこのチームの3トップは化け物です…。
アーセナルファンということで、アンリは今でも大好きなんですが、
左ウイングにもすっかりフィットして、彼らしいプレイを随所に見ることができて嬉しいです。
メッシもエトーもキレキレですし。
ザビ、イニエスタ、ダニ・アウベスも含め、6人もボールアーティストが揃っていると、ボールをまわしているだけでも楽しくて仕方ありません。
DFラインではピケが頼もしくなってきましたね。
プジョルがいないということを、忘れさせる落ち着きぶりでした。

ただ、セットプレーからの失点が多いのはいただけないかなぁ。

後の3試合は、既にハイライトで見ました。