著者はトールキン。評価は…難しいけど、C+で。

実は、これと並行して映画も見た。映画の評価はA-。


まず小説なんだけど、2巻が終わるまで(『旅の仲間』のちょうど半分)は
かなり退屈で、何度も挫折しかけた。
3巻、エルロンドの館からは、魅力的なキャラクター(レゴラス・ギムリ・ボロミア)の参戦もあって、
そこそこ楽しみながら読めた。
2巻までが一つの山と言えるんじゃないかと思う。


で、映画。
これも以前見たんだけど、そのときはあんまりピンと来なかった。
ところが、原作を読んですぐそのシーンを映像で見ると、
かなり忠実な上にとても美しく、感動的だった。
こんなにいい話だったのか!と。
原作を読んだからこそ楽しめる映画なのかなぁとも思う。


そんなわけで、小説の評価はC+だから評価は高くないんだけど、
それとは別に「ファンタジー好き・RPGゲーマーの必須読本」としても、読んで損はないと思うし、
映画を楽しむためにも、やっぱり読んでおいた方が良いんじゃないかなと思った。
序盤、しんどいけどね。

後は、地図を見ながら読むこと。で、キャラクターのたどった道を、
地図上に書いたりしても面白い。今どこを歩いてるんだなとか、わかるから。