あまり期待しないでプレイして、予想通りの出来でした。

シャルロットルートでいうなら、「障害を乗り越えて燃え上がる愛」という話なんだけど、
問題点が4つ。
1つ目、「障害」がイマイチ盛り上がらない。
2つ目、「主人公とシャルが惹かれあっていく描写が薄い」ため、
「障害を乗り越えてまで結ばれたいと願う2人の気持ちに、首を傾げてしまう」。
3つ目、「眼光鋭いお爺ちゃん、有馬一心の行動がぬるすぎる」。
4つ目、2つ目に関連して、主人公が激・ぬるすぎる。考えなしに若さに任せるとは言っても、「相手が王女様だってことを、他人から指摘されて始めて気づく」ってなんなんだよ。

オマケ。「フィリップは『すまなかった』と言っていた」→「わしの大事な孫と使用人に手を上げて、謝りもせぬとは…」

すまなかったと謝ってるんじゃなかったんかい。


ラストは家を出た二人が子供を作って終了だけど、
主人公はアルバイトらしいし、ヒロインは働いてない上に「来年はもう一人」とか言っちゃってるし、
お金は大丈夫なんでしょうか。
完全にワーキングプア突入だと思うんですが…まぁそれでも幸せならいいけどね。



まぁ、ベタな展開を生ぬるく描いた萌えゲーと考えればいいんだろうけど、
それにしてもぬるすぎやしないか?


どうでもいい部分。
私、どうしてもアヘ顔って好きになれません。
端的に言って、キモいです。

ついでに言えば、これは減点部分ではないのですが、武闘派執事ネタとか、ヒロイン手作り殺人料理ネタって、いい加減飽き飽きしていたりします。