著者は谷崎潤一郎。評価はB+。
ナオミというヒロインが元カノに思えて仕方ありません・・・。
金銭面と家事はナオミと違って正常ですが、それにしたってひでぇ。
世の面食い男性(私を含む)にとって、背筋の凍るホラー作品。
破滅的な生を歩む女もそうだけど、それに惹かれる男の何という愚かさよ。
ナオミのような行動・言動は、ブスにはできない。
でも、自分がモテると知っている美人にはできる。それが、恐ろしい。
どんなに稚拙な嘘だとしても、男は女を信じる。
疑いつつも、それでも、あいつを信じてあげられるのは俺だけだから、と。
「誤解されやすい奴なんだよ」なんて、言いながら庇ったりするんだから大したもんだ。
手に入りそうに見えて、実は絶対に手に入らないところに女はいる。
優しそうなことを言うけれど、実は誰にでも言っている。
彼女を崇める崇拝者グループの一人としてのみ、彼女はあなたを愛す。
という、恋を5年もしていた私には、この小説が怖くて仕方ないんだわ。
ナオミというヒロインが元カノに思えて仕方ありません・・・。
金銭面と家事はナオミと違って正常ですが、それにしたってひでぇ。
世の面食い男性(私を含む)にとって、背筋の凍るホラー作品。
破滅的な生を歩む女もそうだけど、それに惹かれる男の何という愚かさよ。
ナオミのような行動・言動は、ブスにはできない。
でも、自分がモテると知っている美人にはできる。それが、恐ろしい。
どんなに稚拙な嘘だとしても、男は女を信じる。
疑いつつも、それでも、あいつを信じてあげられるのは俺だけだから、と。
「誤解されやすい奴なんだよ」なんて、言いながら庇ったりするんだから大したもんだ。
手に入りそうに見えて、実は絶対に手に入らないところに女はいる。
優しそうなことを言うけれど、実は誰にでも言っている。
彼女を崇める崇拝者グループの一人としてのみ、彼女はあなたを愛す。
という、恋を5年もしていた私には、この小説が怖くて仕方ないんだわ。