2008年03月

Φなるあぷろーち2クリア ①薫音ルート感想(バレあり)

感想を書く前に、一つ先に書かなければならないことがあります。
読者の方にとってみれば、「そんなん、別にどうだっていいやん」としか
思わないだろうレベルのことだとは思いますが。


実は、薫音ルートをプレイする前に、「寝取られがある」という、中途半端なネタバレを食らってしまっていました。
そのせいで、薫音に萌えながらも、寝取られるのだったらということで、どこか心にブレーキをかけながらプレイしてしまっていた感は否めません。
ネタバレを食らう前は、薫音が出てくるだけでニヤニヤしていたほどの体たらくでしたし、食らった後も萌えてはいたのですが。


純粋に楽しめなかった、あるいは何も知らずにプレイすれば受け取れる楽しみを10だとして、7程度しか楽しめなかったというのが本当のところです。
それもあって、点数付けとかにも微細な影響がありました。
「これ、本当はもっと点高くてもいいんじゃないか?」「いや、しかし楽しめたのはこのくらいだし」
みたいな。
それだって、650点満点での5~10点分くらいしか変わらないのですが、
……このゲーム、500点台前後の線をうろついていただけに、非常に困ったんですよね。500点台か、500点未満かって、自分の中ではかなり大きなラインなので。


以上、管理人以外の誰も気にしない、言い訳でした。


で、一言。


寝取られなんてなかったじゃねーか、バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!


くだらねー嘘つくなよなぁ……。いやまー、ネタバレ情報を見たのは明らかに自業自得、
自分で自分の楽しみを減らしたんだから世話がないわけですが。
というかまさか、「バッドエンドで、薫音が他の男性と結婚した=寝取られ」とか言わないだろうな……。
そんなん、騒ぐなよと言いたい。


さて、薫音ルートの感想を。


間違いなく、今作の中で一番のシナリオでした。
不幸な行き違いから別れてしまった元カノとの、復縁話なわけですが、
……回想シーンでの二人の行き違いは、身につまされるというか、なかなかに痛かったです。
婚約者云々はともかくとしても、相手のことを信じてるようで信じていない、信じていないようで信じている、あの感じはリアルでした。
現在のシーンでも、健気な薫音をいじらしく思うと同時に、二人が結ばれてほしいと心から思いました。


ただ、一方で。この設定で書くなら、巧いことすれば僕を泣かせることもできたはずですが、そこまでの破壊力は無かったな、というのも率直な感想。寝取られが、というよりネタバレが気になって、没頭しきることができなかったのも実際のところ。


キャラについても、十分に萌えさせていただきました。美咲桜と悩むけど、こちらも僅差で首位、かなぁ。ずっとシステムのガイドボイス薫音にしてましたし(笑)。
多分、何も考えずに萌えられれば更に評価は上がってたんだろうなと思うと悔やまれます。


……返す返すも、ネタバレなんて見るもんじゃありませんね。それも、避けられない形ではなく、売り上げ直後の評判が知りたくて、自分からネットで探してしまったわけですから。後悔先に立たず、です。
しかも、更なるネタバレを防ぐために、事の真偽を確認しなかったものだから、なおさら気になって。



……やっぱり、どうも釈然としないので、薫音ルートを部分的に、今度は安心した気持ちでもう一度プレイし直してみます。幸い、そんなに長いゲームでもありませんし、回想シーンの部分にはさほどネタバレの影響がないので、現在のシーンだけを読む感じで。


それでもやはり点数には影響が出るとは思いますが、なんかそうしなくちゃいけないような気がしてきました(笑)。




そんなわけで、点数付けと総評はもう少しお待ちください。
代わりにと言ってはなんですが、今点けられるところだけ。


絵 90/100……CGの力で萌えたシーンも多数。一方で、薫音の笑顔の立ち絵は微妙な気がする。チビキャラも一部微妙。

ちなみに、絵はいつも、基本的に甘めにつけてます。良くも悪くも無い絵でも70点くらいつけてますし。

音楽 80/100……日常のBGMはセンスが良く、主題歌のノリも好き。声もキャラクターに合っていて良い。ただ、名曲!神曲!というほどのものはなく、悪く言えばプレイ後に印象に残りそうな曲はほとんどない。
薫音、美咲桜(アンナ)の声には萌えたし、プリンスコウなんかもなかなか良い。平野綾と、久川綾は知っていたけど、仙台エリ(美咲桜)っていう声優さんは初めて知ったかも。


音楽、と書いているけど、音楽を80点満点、音声を20点満点でつけてます。
音声が無いゲームは、音楽で100点満点をつけるけど、音声点は基本甘めなので、損をしているとは思います。
音楽や音声も耳障りじゃなければ、70点くらいはつけてます。


その他システム 80/100……基本的にプレイする上で困らないシステムは完備されている。ただ、以前のプリンセスソフトに比べ、若干使いにくくなった気もする。ガイドボイスもそういうシステムは好きだけど、しばらく触らないだけで急かされるのはちと困る。


18禁ゲーの場合は、便宜上エロとシステムで100点満点をつけていますが、どう考えても移植前提みたいなエロ薄ゲームは、システム点の比重を高めています。
今回みたいに非18禁ゲームは、初めからシステム100点満点で。
一番考え直さなきゃいけないのが、このセクションの点数。
何せ「痕」「To Heart1」の頃もかろうじて知っているわけで(リアルタイムではプレイしてないけど)、あの頃を考えれば今のゲームなんてみんな100点って感じ(ノベルゲー初心者の方々、セーブ箇所が3つしかないとか考えられますか? 回想機能がないなんてこともあったもんなぁ……。既読スキップが無し、全部未読スキップとか)。

一応、60点をプレイする上での最低限のシステム(バグとかがない。回想機能・既読スキップくらいはついている)を備えていると考え、そこから要素などで加点・減点(不具合があれば)方式で点数をつけていますが……。2003年以降のゲームでは、100点が惜しげもなく乱発されている状況。
今回だって80点ついているし、現にプレイする上で困るわけではないけど、同時代に出ているゲームの中で特にシステムが良いわけではないんですよね。


今のところ確定している点はこれくらい。シナリオ・キャラ・思い入れの項目はもう一度プレイしてからつけます。
どうせ各項目5~10点くらいずつしか変わらないでしょうが、その5~10点が、「良作よりの凡作:後一歩が足りなかった」か、「良作:良かった」かを決めかねない、微妙な点数帯なので。


最後に、今回のシナリオとキャラを、気に入った順に並べてみます。

シナリオ

薫音>>>>>>>>千都瑠>>>美咲桜>>和瑞>>>>>>輝弥

美咲桜までが水準クラス、かなぁ。輝弥シナリオは、ぶっちゃけ糞シナリオだと思います。

キャラ

薫音>>>>美咲桜>>>>>>和瑞>>>>千都瑠>>>>輝弥

ここでも最下位は輝弥だけど、別に嫌いじゃないです。嫌いなヒロインはいませんでした。萌えたと言えるのは和瑞まで。
後、ヒロインじゃないから入れないけど、コウと片岡パパもなかなか良い味を出してました。

主人公は微妙。前作主人公が良かっただけに、比べるとなおさら情けなさが際だちます。
親友キャラは空気。何のためにいるのかわかりません。

φなるあぷろーち2 途中感想④美咲桜クリア(バレあり)

猫かぶりアイドル、美咲桜をクリアしました。


メインヒロインの名にふさわしく、なかなかに萌えました。
特にエンディング手前の2枚のCGのイベントシーンと、アンナモードはかなり。
アンナを自転車に乗っけるところとかも良かったです。


ただまぁ、シナリオの方は……うー、悪くはないんだけど……。
美咲桜が主人公のことを好きになる描写が、ちょっと唐突すぎる気がするんですよね。


前作の西守歌シナリオでは、基本的に主人公が「追われる側」。
主人公の涼自体も格好良かったし、涼がヒロインを好きになる気持ちを地の文で描写していけば、それだけで不自然さも無かったんですね。
「普通、好きになるかね」という状況から、涼の心理描写とイベントによって、ごく自然に「西守歌って悪い奴じゃないんだな」という気持ちに、涼と主人公がシンクロしていく、その辺が巧かったわけです。


けれど、今回のゲームでは、主人公は「追う側」。主人公が美咲桜を好きなのは良いとしても、美咲桜は主人公のことを「普通好きになるかね」、という。
主人公では無いため、美咲桜視点での描写が無いので、その辺が描ききれていないんですよね。
おまけに、西守歌が美少女だったのに対して、主人公は特に格好良いわけでもないし。
なんで、好きになったの? いつ好きになったの? という、その辺が釈然としませんでした。


後、家庭用ゲームだから制限しているのかよくわからないけど、結局コウさんと美咲桜パパはどうして結婚を禁じられていたのでしょう。
片腹違いの兄妹(姉弟かもしれんが)だったんでしょうか? そういうふうに推測は可能なんだけど、よくわからないです。意識してよくわからなく描いてるんだろうけど。


残りは、個人的最萌えヒロイン候補筆頭の薫音。実際に点数をつけてみないと何とも言えませんが、薫音がコケなければ良作、薫音がコケると凡作に落ちつきそうな印象です。
前作を超えるのは難しい、かも。

φなるあぷろーち2 途中感想③和瑞クリア(バレあり)

お兄ちゃん大好き、の妹、和瑞をクリア。


この、和瑞というキャラは、ちょっと珍しいタイプの義妹でした。
どうも義妹というと、引っ込み思案で家庭的だったり、しっかり者だったりすることが多いのですが、
そういうステレオタイプな義妹ではなかったというか。
まぁ、お兄ちゃん大好きの甘えん坊という点ではステレオタイプなわけですが、
元気系というか、ややギャル系ということで、新鮮な気持ちで楽しめました。


シナリオの方もまぁ悪くなかったです。
切ないシーンはそれなりに切ないし、二人を応援しながら読むことができました。
千都瑠シナリオでは情けなかった主人公も、今回は割に良かったし。


ただし。
キャラ的にはステレオタイプから外れていた和瑞ですが、
義妹がヒロインのシナリオとしてはコテコテのステレオタイプ。
出来自体は悪くないけど、この展開見飽きたなぁ、というのも率直なところです。
ギャルゲー初心者の方には普通に楽しめると思うんですが、50本、100本とギャルゲーをプレイしている身としては、
ESのPOVではないですが、「どこかで見たような……」と言われても文句は言えないような。
どこか、というか、そもそもΦなるあぷろーち1にも義妹いたし。同じようなシナリオだったし(笑)。


キャラ萌えは良かったんですけどね。


次は、メインヒロインの美咲桜に挑もうと思います。

φなるあぷろーち2 途中感想②輝弥クリア(バレあり)

自称腹黒副委員長の姫をクリア。


まぁ……なんというか……姫らしい物語、だとは思いました、よ?


何というか、特に叩くポイントも無いんだけど、それ以上に褒めるポイントがないという(汗)。
当たり障り無い、というのがぴったりかなぁ。


基本、姫とドタバタやるストーリーなので、恋愛色はいかにも薄いです。
というか、どうしてこの二人がくっついたのか、
いつから惹かれあっていたのかがよくわかりません。
特に、主人公→姫への気持ちがさっぱりです。地の文でも姫を意識しているような描写は
まるで無かったような気がするのですが。


修羅場ライター三浦氏だけに、薫音と姫との修羅場が勃発するかとも思いましたが、
それもほとんどなく。
今回の薫音のキャラでは、難しいのかもしれないし、修羅場になれば良いというわけでもないのですが、
他に山場が全然ないので、スパイス不足というか刺激不足なのです。


ただ、これで共通ルートクリア時までに「興味が無い」と公言していた2人のヒロインを
片付けましたので、ここからが本当の勝負でもあります。


次は、直球の義妹、和瑞ルートに進みます。

φなるあぷろーち2 途中感想①千都瑠クリア(バレあり)

共通ルートをプレイし終わって、最も自分の好みから外れていたヒロイン、
ちー姉をクリアしました。
僕には昔から姉属性というものがないので、大概の姉キャラはハズレなのです(例外ももちろん、ありますが)。


クリア後の感想は、まぁまぁ。
個別ルートに入ると、ちー姉の株はグングン上がっていったのですが、
それと同じスピードで主人公の株がグングン下がっていきました。
完全に反比例。
まぁ、共通ルートでは「苦手」だったヒロインが、クリア後には「まぁまぁ」になってたんだから、
成功……なのかな?
一番微妙なヒロインだったということを考えれば、まずまずのスタートかもしれません。


シナリオは……ん~。まぁ、ギリギリ及第点。
普段のテキストが面白いので、全然苦痛だったり退屈だったりはしないので、叩く気は全くないのですが、
冷静に物語として評価すると微妙かなぁ。


ちー姉、恋愛面では「義務感からキスなんてしない!」と言ってるんだけど、
それ、義務感から何年も主人公の家事を引き受けてる女性に言われても、
説得力があまり無いというか。別物と言えば別物なんだろうけど、ねぇ。


後、揺れ動く気持ちはわからないでもないけど、主人公うじうじしすぎ。
人間心理という意味では、別におかしいとは思わないけど、物語的には、同じ葛藤を何度も見せられても困るというか。


矛盾点も多少。登場人物の家庭環境が複雑なため、ライター自身も混乱してるんじゃないかという疑念があります。
コウさんの自称姪(ほんとは違う)である千都瑠さんの親が、コウさんと面識があった、というところで何故か驚く主人公とか。
確かに、実際は姪じゃないので、千都瑠さんの両親がコウさんと面識があるのは偶然なんだけどさ。
その時の主人公は、千都瑠さんをコウさんの姪、だと思い込んでるんだから、その親がコウさんと面識があることに、驚くのは不自然でしょう。

そういう細かいところが気になるといえば気になりました。


後は、これは本来叩くべきところではないんだけど……主人公が「間違った選択肢」を選ぶと、GOODエンドで、「正しい」選択肢を選ぶと、BADエンドというのも……うーん。


間違った選択肢を選ぶと、主人公が危機に陥ってちー姉がそれを助けようとし、絆が再確認されグッドエンド。
正しい選択肢を選ぶと、主人公は危機に陥らないから、絆も再確認されずバッドエンド。


いや、まーいいんだけどさ。そういう構成のゲーム、決して初めてプレイするわけじゃないし。


……ん、なんか書けば書くだけ駄目だった点が見えてくるような。
ひょっとして、及第点以下のシナリオだったのかもしれん。
ただ、最低限「退屈ではなく・ヒロインの魅力を引き出す」シナリオではあったんだけどね。


設定が複雑なので、こっちも結構混乱してます。コウと、美咲桜の父が、何故交際を拒まれていたのかも、実はよくわかっていないし。


次は二番目に興味のない、姫こと輝弥を攻略してみます。


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