感想を書く前に、一つ先に書かなければならないことがあります。
読者の方にとってみれば、「そんなん、別にどうだっていいやん」としか
思わないだろうレベルのことだとは思いますが。
実は、薫音ルートをプレイする前に、「寝取られがある」という、中途半端なネタバレを食らってしまっていました。
そのせいで、薫音に萌えながらも、寝取られるのだったらということで、どこか心にブレーキをかけながらプレイしてしまっていた感は否めません。
ネタバレを食らう前は、薫音が出てくるだけでニヤニヤしていたほどの体たらくでしたし、食らった後も萌えてはいたのですが。
純粋に楽しめなかった、あるいは何も知らずにプレイすれば受け取れる楽しみを10だとして、7程度しか楽しめなかったというのが本当のところです。
それもあって、点数付けとかにも微細な影響がありました。
「これ、本当はもっと点高くてもいいんじゃないか?」「いや、しかし楽しめたのはこのくらいだし」
みたいな。
それだって、650点満点での5~10点分くらいしか変わらないのですが、
……このゲーム、500点台前後の線をうろついていただけに、非常に困ったんですよね。500点台か、500点未満かって、自分の中ではかなり大きなラインなので。
以上、管理人以外の誰も気にしない、言い訳でした。
で、一言。
寝取られなんてなかったじゃねーか、バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!
くだらねー嘘つくなよなぁ……。いやまー、ネタバレ情報を見たのは明らかに自業自得、
自分で自分の楽しみを減らしたんだから世話がないわけですが。
というかまさか、「バッドエンドで、薫音が他の男性と結婚した=寝取られ」とか言わないだろうな……。
そんなん、騒ぐなよと言いたい。
さて、薫音ルートの感想を。
間違いなく、今作の中で一番のシナリオでした。
不幸な行き違いから別れてしまった元カノとの、復縁話なわけですが、
……回想シーンでの二人の行き違いは、身につまされるというか、なかなかに痛かったです。
婚約者云々はともかくとしても、相手のことを信じてるようで信じていない、信じていないようで信じている、あの感じはリアルでした。
現在のシーンでも、健気な薫音をいじらしく思うと同時に、二人が結ばれてほしいと心から思いました。
ただ、一方で。この設定で書くなら、巧いことすれば僕を泣かせることもできたはずですが、そこまでの破壊力は無かったな、というのも率直な感想。寝取られが、というよりネタバレが気になって、没頭しきることができなかったのも実際のところ。
キャラについても、十分に萌えさせていただきました。美咲桜と悩むけど、こちらも僅差で首位、かなぁ。ずっとシステムのガイドボイス薫音にしてましたし(笑)。
多分、何も考えずに萌えられれば更に評価は上がってたんだろうなと思うと悔やまれます。
……返す返すも、ネタバレなんて見るもんじゃありませんね。それも、避けられない形ではなく、売り上げ直後の評判が知りたくて、自分からネットで探してしまったわけですから。後悔先に立たず、です。
しかも、更なるネタバレを防ぐために、事の真偽を確認しなかったものだから、なおさら気になって。
……やっぱり、どうも釈然としないので、薫音ルートを部分的に、今度は安心した気持ちでもう一度プレイし直してみます。幸い、そんなに長いゲームでもありませんし、回想シーンの部分にはさほどネタバレの影響がないので、現在のシーンだけを読む感じで。
それでもやはり点数には影響が出るとは思いますが、なんかそうしなくちゃいけないような気がしてきました(笑)。
そんなわけで、点数付けと総評はもう少しお待ちください。
代わりにと言ってはなんですが、今点けられるところだけ。
絵 90/100……CGの力で萌えたシーンも多数。一方で、薫音の笑顔の立ち絵は微妙な気がする。チビキャラも一部微妙。
ちなみに、絵はいつも、基本的に甘めにつけてます。良くも悪くも無い絵でも70点くらいつけてますし。
音楽 80/100……日常のBGMはセンスが良く、主題歌のノリも好き。声もキャラクターに合っていて良い。ただ、名曲!神曲!というほどのものはなく、悪く言えばプレイ後に印象に残りそうな曲はほとんどない。
薫音、美咲桜(アンナ)の声には萌えたし、プリンスコウなんかもなかなか良い。平野綾と、久川綾は知っていたけど、仙台エリ(美咲桜)っていう声優さんは初めて知ったかも。
音楽、と書いているけど、音楽を80点満点、音声を20点満点でつけてます。
音声が無いゲームは、音楽で100点満点をつけるけど、音声点は基本甘めなので、損をしているとは思います。
音楽や音声も耳障りじゃなければ、70点くらいはつけてます。
その他システム 80/100……基本的にプレイする上で困らないシステムは完備されている。ただ、以前のプリンセスソフトに比べ、若干使いにくくなった気もする。ガイドボイスもそういうシステムは好きだけど、しばらく触らないだけで急かされるのはちと困る。
18禁ゲーの場合は、便宜上エロとシステムで100点満点をつけていますが、どう考えても移植前提みたいなエロ薄ゲームは、システム点の比重を高めています。
今回みたいに非18禁ゲームは、初めからシステム100点満点で。
一番考え直さなきゃいけないのが、このセクションの点数。
何せ「痕」「To Heart1」の頃もかろうじて知っているわけで(リアルタイムではプレイしてないけど)、あの頃を考えれば今のゲームなんてみんな100点って感じ(ノベルゲー初心者の方々、セーブ箇所が3つしかないとか考えられますか? 回想機能がないなんてこともあったもんなぁ……。既読スキップが無し、全部未読スキップとか)。
一応、60点をプレイする上での最低限のシステム(バグとかがない。回想機能・既読スキップくらいはついている)を備えていると考え、そこから要素などで加点・減点(不具合があれば)方式で点数をつけていますが……。2003年以降のゲームでは、100点が惜しげもなく乱発されている状況。
今回だって80点ついているし、現にプレイする上で困るわけではないけど、同時代に出ているゲームの中で特にシステムが良いわけではないんですよね。
今のところ確定している点はこれくらい。シナリオ・キャラ・思い入れの項目はもう一度プレイしてからつけます。
どうせ各項目5~10点くらいずつしか変わらないでしょうが、その5~10点が、「良作よりの凡作:後一歩が足りなかった」か、「良作:良かった」かを決めかねない、微妙な点数帯なので。
最後に、今回のシナリオとキャラを、気に入った順に並べてみます。
シナリオ
薫音>>>>>>>>千都瑠>>>美咲桜>>和瑞>>>>>>輝弥
美咲桜までが水準クラス、かなぁ。輝弥シナリオは、ぶっちゃけ糞シナリオだと思います。
キャラ
薫音>>>>美咲桜>>>>>>和瑞>>>>千都瑠>>>>輝弥
ここでも最下位は輝弥だけど、別に嫌いじゃないです。嫌いなヒロインはいませんでした。萌えたと言えるのは和瑞まで。
後、ヒロインじゃないから入れないけど、コウと片岡パパもなかなか良い味を出してました。
主人公は微妙。前作主人公が良かっただけに、比べるとなおさら情けなさが際だちます。
親友キャラは空気。何のためにいるのかわかりません。
読者の方にとってみれば、「そんなん、別にどうだっていいやん」としか
思わないだろうレベルのことだとは思いますが。
実は、薫音ルートをプレイする前に、「寝取られがある」という、中途半端なネタバレを食らってしまっていました。
そのせいで、薫音に萌えながらも、寝取られるのだったらということで、どこか心にブレーキをかけながらプレイしてしまっていた感は否めません。
ネタバレを食らう前は、薫音が出てくるだけでニヤニヤしていたほどの体たらくでしたし、食らった後も萌えてはいたのですが。
純粋に楽しめなかった、あるいは何も知らずにプレイすれば受け取れる楽しみを10だとして、7程度しか楽しめなかったというのが本当のところです。
それもあって、点数付けとかにも微細な影響がありました。
「これ、本当はもっと点高くてもいいんじゃないか?」「いや、しかし楽しめたのはこのくらいだし」
みたいな。
それだって、650点満点での5~10点分くらいしか変わらないのですが、
……このゲーム、500点台前後の線をうろついていただけに、非常に困ったんですよね。500点台か、500点未満かって、自分の中ではかなり大きなラインなので。
以上、管理人以外の誰も気にしない、言い訳でした。
で、一言。
寝取られなんてなかったじゃねーか、バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!
くだらねー嘘つくなよなぁ……。いやまー、ネタバレ情報を見たのは明らかに自業自得、
自分で自分の楽しみを減らしたんだから世話がないわけですが。
というかまさか、「バッドエンドで、薫音が他の男性と結婚した=寝取られ」とか言わないだろうな……。
そんなん、騒ぐなよと言いたい。
さて、薫音ルートの感想を。
間違いなく、今作の中で一番のシナリオでした。
不幸な行き違いから別れてしまった元カノとの、復縁話なわけですが、
……回想シーンでの二人の行き違いは、身につまされるというか、なかなかに痛かったです。
婚約者云々はともかくとしても、相手のことを信じてるようで信じていない、信じていないようで信じている、あの感じはリアルでした。
現在のシーンでも、健気な薫音をいじらしく思うと同時に、二人が結ばれてほしいと心から思いました。
ただ、一方で。この設定で書くなら、巧いことすれば僕を泣かせることもできたはずですが、そこまでの破壊力は無かったな、というのも率直な感想。寝取られが、というよりネタバレが気になって、没頭しきることができなかったのも実際のところ。
キャラについても、十分に萌えさせていただきました。美咲桜と悩むけど、こちらも僅差で首位、かなぁ。ずっとシステムのガイドボイス薫音にしてましたし(笑)。
多分、何も考えずに萌えられれば更に評価は上がってたんだろうなと思うと悔やまれます。
……返す返すも、ネタバレなんて見るもんじゃありませんね。それも、避けられない形ではなく、売り上げ直後の評判が知りたくて、自分からネットで探してしまったわけですから。後悔先に立たず、です。
しかも、更なるネタバレを防ぐために、事の真偽を確認しなかったものだから、なおさら気になって。
……やっぱり、どうも釈然としないので、薫音ルートを部分的に、今度は安心した気持ちでもう一度プレイし直してみます。幸い、そんなに長いゲームでもありませんし、回想シーンの部分にはさほどネタバレの影響がないので、現在のシーンだけを読む感じで。
それでもやはり点数には影響が出るとは思いますが、なんかそうしなくちゃいけないような気がしてきました(笑)。
そんなわけで、点数付けと総評はもう少しお待ちください。
代わりにと言ってはなんですが、今点けられるところだけ。
絵 90/100……CGの力で萌えたシーンも多数。一方で、薫音の笑顔の立ち絵は微妙な気がする。チビキャラも一部微妙。
ちなみに、絵はいつも、基本的に甘めにつけてます。良くも悪くも無い絵でも70点くらいつけてますし。
音楽 80/100……日常のBGMはセンスが良く、主題歌のノリも好き。声もキャラクターに合っていて良い。ただ、名曲!神曲!というほどのものはなく、悪く言えばプレイ後に印象に残りそうな曲はほとんどない。
薫音、美咲桜(アンナ)の声には萌えたし、プリンスコウなんかもなかなか良い。平野綾と、久川綾は知っていたけど、仙台エリ(美咲桜)っていう声優さんは初めて知ったかも。
音楽、と書いているけど、音楽を80点満点、音声を20点満点でつけてます。
音声が無いゲームは、音楽で100点満点をつけるけど、音声点は基本甘めなので、損をしているとは思います。
音楽や音声も耳障りじゃなければ、70点くらいはつけてます。
その他システム 80/100……基本的にプレイする上で困らないシステムは完備されている。ただ、以前のプリンセスソフトに比べ、若干使いにくくなった気もする。ガイドボイスもそういうシステムは好きだけど、しばらく触らないだけで急かされるのはちと困る。
18禁ゲーの場合は、便宜上エロとシステムで100点満点をつけていますが、どう考えても移植前提みたいなエロ薄ゲームは、システム点の比重を高めています。
今回みたいに非18禁ゲームは、初めからシステム100点満点で。
一番考え直さなきゃいけないのが、このセクションの点数。
何せ「痕」「To Heart1」の頃もかろうじて知っているわけで(リアルタイムではプレイしてないけど)、あの頃を考えれば今のゲームなんてみんな100点って感じ(ノベルゲー初心者の方々、セーブ箇所が3つしかないとか考えられますか? 回想機能がないなんてこともあったもんなぁ……。既読スキップが無し、全部未読スキップとか)。
一応、60点をプレイする上での最低限のシステム(バグとかがない。回想機能・既読スキップくらいはついている)を備えていると考え、そこから要素などで加点・減点(不具合があれば)方式で点数をつけていますが……。2003年以降のゲームでは、100点が惜しげもなく乱発されている状況。
今回だって80点ついているし、現にプレイする上で困るわけではないけど、同時代に出ているゲームの中で特にシステムが良いわけではないんですよね。
今のところ確定している点はこれくらい。シナリオ・キャラ・思い入れの項目はもう一度プレイしてからつけます。
どうせ各項目5~10点くらいずつしか変わらないでしょうが、その5~10点が、「良作よりの凡作:後一歩が足りなかった」か、「良作:良かった」かを決めかねない、微妙な点数帯なので。
最後に、今回のシナリオとキャラを、気に入った順に並べてみます。
シナリオ
薫音>>>>>>>>千都瑠>>>美咲桜>>和瑞>>>>>>輝弥
美咲桜までが水準クラス、かなぁ。輝弥シナリオは、ぶっちゃけ糞シナリオだと思います。
キャラ
薫音>>>>美咲桜>>>>>>和瑞>>>>千都瑠>>>>輝弥
ここでも最下位は輝弥だけど、別に嫌いじゃないです。嫌いなヒロインはいませんでした。萌えたと言えるのは和瑞まで。
後、ヒロインじゃないから入れないけど、コウと片岡パパもなかなか良い味を出してました。
主人公は微妙。前作主人公が良かっただけに、比べるとなおさら情けなさが際だちます。
親友キャラは空気。何のためにいるのかわかりません。