2009年02月

やみなべの陰謀暫定感想(バレあり)+追記感想

著者は田中哲弥。暫定の評価はB(結局最終的にはB-に)。

なぜ暫定かというと、途中から頭の中が混乱して意味がわからなくなってしまったからだ。
パズルものでこれでは正当に評価することは難しい。


自分の理解力の無さを棚にあげていうなら、
話がややこしいところを持ってきて、解決編に当たるシナリオ
(「マイブルーヘブン」と「千両は続くよどこまでも」)に
魅力的な(もっと言っちゃうと魅力的な女性:笑)キャラクターが皆無であり、
更に延々と大阪弁が続く(私は関東人なので、大阪弁は頭にとても入りづらい)ということがあった。
特に後者は結構致命的だったりする。


前半の3つの短編はそれぞれ気に入っていて、評価はA-。
後半2つの短編はそれぞれB-とC-なんだけど、
全体の構成がしっかりと見えていない以上、暫定で評価をつけるしかない。

今度頭がクリアなときに、メモでもとりながら読んでみようと思う。


☆追記感想 評価B→B-へ。


パラパラとメモを取りながら読んでみた。
が、やっぱり意味不明な点が多い。
まず、時間の流れについて整理する。


3話(寺尾、千両箱、秘剣神隠し等、物語の発端)

2話(大村井の自殺騒動)

1話(栗原視点での解決編)⇔5話(寺尾視点での解決編)

4話(1話:5話がなかった場合のバッドエンド。暗い未来)


という流れだと思う。ここが間違ってると、ちょっとどうしょうもない。

問題が多すぎるのが5話。ここで突然話が難しくなる上、謎解決を語る
老人がボケているので、ぜんぜん意味がわからない。
自分の読解力を棚に上げていうのもなんだが、本当に読者に理解させる気はあるんだろうか?

まず、川北老人の正体がわからない。これは、未来の栗原が過去にタイムスリップした姿なのか?
手がかりがなさすぎる。

アロハシャツを着ている人間がいすぎるのも困る。
寺尾だけじゃなく、魚棲もアロハだし、栗原も4話ではアロハだ。
ヤクザの人物関係も不明瞭。


過去のるりの言葉を寺尾が思い出しているのも謎。
まさか、『神隠し』にあった人間が『神隠し』にあった小判からサイコメトリーしたわけでもあるまい。
るりと会話していたのは信次朗であって、寺尾じゃないはずなんだが。


他に2話も意味不明。まず、2話はそもそも『物語的必然性』がほとんどない。
大村井が自殺しようとしていた、という一点のみ重要で他の部分はお遊びに過ぎないように感じる。
しかも、大村井も栗原も恋人ができているはずなのに、「恋人ができない」と大学卒業後もぼやきあっているとか、
栗原は大村井を避けているはずなのに、4話では「友人」と称している。
更に、2話では村安など陰も形もない。大村井殺しに関わっているなら、2話から顔見せしておけばいいのに。

そして、2話の茜との『運命の出会い』については全くフォローがない上に、
栗原は4話で40過ぎて独身。つまり茜とは結ばれていないことになる。


5話の回答が下手で、わけわからなくなっているのが1つ。
私には見えていない部分があるんだろうなとは思うが、
存在が浮きまくっている2話を見る限り、ひょっとして謎を丸投げしただけなのかもしれないと思い始めた。

ちょっとな~

ビジャレアルVSパナシナイコスをハイライトで見たんですけど……

審判、酷すぎ。

本来2-0でパナシナイコスが勝ってた試合を、審判のレベルの低さが1-1にしてしまった。

どう見てもディエゴ・ロペスはゴール内でボールをキャッチしてるし、
ビジャレアルに与えられたPKはどう見てもダイブ。


CLは毎シーズンのように、誤審が優勝の行方を左右する。
近年圧倒的に祟られてるのがインテル。
毎年のように観客が暴走したり、乱闘起こして自滅しているイメージがあるが、
暴走(ミラン戦)も乱闘(バレンシア戦)も誤審が発端だった…と思う。
暴走のほうは明確に覚えている。


誤審のおかげで優勝したのが
03-04のポルト(マンU戦とデポル戦)、
04-05のリバプール(チェルシー戦、ユベントス戦も怪しかった)、06-07のミラン(どこ戦だったか忘れてしまった……)。


CLのように1点が勝負の行方を大きく左右するコンペティションで、
こういう誤審は致命的だと思う。
まぁ、ビジャレアルにしろパナシナイコスにしろ、ここを勝ち上がっても優勝は難しいチームだけれど。


サッカー関連でもう一つ言うなら、
セビリアVSアトレティコ・マドリーの試合が面白かったです。
セビリアは若手を積極的に起用するのが良いですね。

話は飛びますが、若手といえばインテルの左サイドバック、サントン選手が気に入りました。

灼眼のシャナシリーズ感想(1~12巻):酷評なのでファンの方は読まないでください

12巻まで読み終わりました。
おそらく今後続巻は買わないと思うので、まとめてしまいます。

著者は高橋弥七郎。評価はC-。


壮絶なまでに合いませんでした。
この方、好意的に言って文章にクセがありすぎます。率直に言えば、下手だと思います。
特に、説明においてそれが顕著です。


この物語は、「日常:学園恋愛等」「非日常:バトル」という、
割によく見る構成をとっています。
この非日常部分については、いろいろと設定があるのでそれの説明をしなくてはいけないのですが、
その説明の文章が極めて回りくどく、無駄に格好つけているために、読んでて意味がわからない。

説明文章が何十ページも続いたにも関わらず、頭に入っていないので、
いざ説明が実践に移ったときに、説明不足のようにすら感じてしまうというダメさ加減。
学生時代のつまらない授業を思い出します。

また、設定は悪くはないものの、特別興味を惹きつけるものでもないので、
説明を積極的に噛み砕く意欲もありませんでした。
難しい漢字、独特な読み方自体は決して否定しませんが(私の好きな作品にもそういうものはたくさん出てくるので)、どうもこのシリーズのは
『無駄に格好つけた』感が見え見えなのも萎えるんですよね。

『天壌の業火』アラストールのフレイムヘイズ、『炎髪灼眼の討ち手』シャナとか、
『夢幻の冠帯』ティアマトーのフレイムヘイズ、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルとか、

なんで一々そんな仰々しい二つ名を持ってるの??っていう。
誰が呼んでるのかもわからないし、それをつけることにより何の意味があるのかもわからないし、そもそもその二つ名の意味がわからないものもあるし。


一方、日常部分については、特に不満はないのですが、良いとも思いません。
というのも、魅力のあるキャラクターが少なく、共感等とは皆無なためです。

悠二も池も佐藤も田中も、シャナも吉田さんもマージョリーもアラストールも、嫌いではないのですが、特にねぇ。

気に入ったのは、千草さんと、マルコシアスの二名。次点に田中と吉田さん。
主役級がほとんど入ってない……。そんな状況ですので、どうにも。


うん、バカマルコとマージョリーさんの掛け合いは好きでした。
後、イラストはかわいくて良いです。

灼眼のシャナ2巻~(やや酷評)

☆灼眼のシャナ2巻 評価B

1巻のあまりの酷さにどうしたものかと思いましたが、
2巻は意外にもまともでした。

単に、厨二に慣れたのか、それとも作者が慣れてきたのか。
これなら次も読むことができそうです。

☆3巻 評価B

化けそうで化けない吉田さん。
……このタイプのヒロインには惹かれるはずなんだけどなぁ。
たぶん、『芯の強さ』みたいなものを感じないのと、
努力が感じられないからかなぁ。

☆4巻 評価C

やっぱりこの人、「説明文」がことごとく下手くそです。
もう少しわかりやすく、面白く書けないものかしらん。

絶対絶命だったシャナが逆転できた理由とかも結局よくわからないし。
縛られた状態から脱出できるんだったら、最初から脱出すりゃいいのに。

☆5巻 評価C

バトルがウリのはずなんだけど、そのバトルが微妙かも。
斬られても死なないので、誰が今バトルからリタイアしているのかよくわかりません。

☆6巻 評価B-

作者の言語感覚がやっぱりよくわかりません。
「バカのように白けた緑色の光」ってフレーズが連呼されるんですが、
意味がわかりません。
特に、「バカのように」ってのがわかりません。バカっていつも白けてるの?
それとも、「ものすごく白ける(明るく)光っている」って言いたいの?
にしたって、馬鹿のようにはないでしょう。

☆7巻 評価B-

ようやく吉田さんが良くなってきました。
これでついにシャナと三角関係になっていく……のかな?

しかし、吉田さんタイプのヒロインはゲームで恐縮ですが、
古くは舞波優希(L季)涼宮ハルカ(君望)から、
桂樹需音(φなる2)箱崎千紗(メモオフ6)まで、
激萌えすることが多いのに、吉田さんはどうもブレイクしきれないんだよなぁ。

それ以前に根本的なことを言えば、なんでシャナが、いつシャナが悠二を
好きになったのかさっぱりわからんのですが。吉田さんにしてもだけど。

にしても、地の文でも一美じゃなくて吉田扱いってのも愛着の薄さに拍車をかけているのかも。
タイトルも灼眼の『シャナ』だしね。

☆8巻 評価B-

☆9巻 評価B+

ここまでで一番良かった巻。
シャナでも吉田さんでもなく、千草さんが一番萌えます。
パパもかっこいい。
その割に悠二は今ひとつなんだよな……。

後、ヴィルヘルミナのウザさは敵役としては合格です。

☆10巻 評価C-

胸を貫かれてるのに動きまくって、全てをやり遂げてから死ぬとか、
どうなってんのかと。
相変わらずの厨二病ですが、今巻はそれが強めでした。
9巻でウザかったヴィルヘルミナを、読者に好きになってもらおうという試みとしては成功かなと思いますが、300ページの厨二を読んで得た収穫がそれだけというのは悲しいものがあります。

元々バトルものとは相性が悪いんですが、Fate/Zeroや鬼哭街のように(どっちも虚淵さんか)、あるいは山田風太郎の魔界転生のように楽しめた作品も
ありますので、やはりジャンルだけが酷評の原因ではなさそうです。

魔界転生なんかも、設定はもろに厨二なんですけど、「白々しさ:くだらなさ」を感じずに引き込まれて読んでしまう……そういう「熱さ」がこのシリーズには欠けている気がします。

☆11巻 評価B+

後半の70ページくらいは、このシリーズ中一番の盛り上がりだった(個人的に)ので評価高めに。

この巻、街の人々を表した謎の3行文が多用される(と書いても、読んでいない人にとってはなんのことかさっぱりわからないと思いますが……)
んですが、どんな効果を狙ってのものなんでしょう??
せっかく、流れに乗って文章を読んでいるのに、その3行のせいで休止状態になってしまうのですが。

逆に言えば、「溜め」をつくるという意味では効果があったと思います。
溜めを作って良いことがあったかどうかは謎ですけど。

シャナもようやくかわいくなってきましたね。良いことです。

老人と海 読了(重バレあり)

著者はヘミングウェイ。評価はB。

「純文学」の中ではなかなか面白かったなと思います。
物語は単純で、老人が「行って、帰ってくる」物語です。
更に細かく言えば、「苦難に遭い、立ち向かい、更に大きな苦難に遭い、立ち向かい、結局大勝利を収めることはできなかったけど、大切なものに気づく」というストーリー、かな。


ところで、ラストで少年が「泣いているシーン」について疑問点。
私は、「老人が無事生きて帰ってきたことで、嬉しくて泣き続けている」のかと思っていたんですが、
母は、「老人が衰弱してこのまま亡くなりそうなので、悲しくて泣き続けている」と思っていたそうです。
……どっちなんだぁ!!

私は、上に掲げたテーマ(大切なものに気づく)を大事にしたいので、
ここは、また老人が元気になる!と思いたいのですが。



昨日書いたサッカーの記事、多くの人が見てくださったようです。
もう少しサッカーの記事を増やしたほうがいいのかしら。
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