2009年09月

なんとなく

一アーセナルファンの超私的、放出選手回想について。
ちょっと配慮に欠けた記事になるかもなので、ムカついたら言ってください。

      

・レジェス  わしは気分を害した度 A

移籍金の高さ故か、裏切りの代名詞として私が真っ先に思いつくのはレジェス。
終始「ロンドンの空気は~」と、ロンドンに馴染めなかったことをアピールしていたが、
来る前にいくらでもわかることではなかったのか。


・アシュリーコール ~害した度 C

「チェルシーと交渉してないのに、交渉してるとか言われた。ふざけんな」と逆切れしておきながら、
チェルシーに言ったキャッシュリーコール様。
その男らしくない態度には不快を催したものの、「ギャラス+10億」というオペレーションには満足感も。
チェルシーでも活躍しているということで、今では不快さは残っていない。

・フレブ ~害した度 B

別に彼が悪いとは思わない。
しかし、大きな期待と共にやってきた選手にも関わらず、移籍当初は全くの役立たず。
ようやく役に立ってきた頃にいなくなってしまった。
シュツットガルト時代から好きな選手だっただけに、大きく失望した。

・アデバヨール ~害した度 D→A

2006年トーゴ代表事件の頃から、彼の性格が悪いことは知っていたが、
ここまでとは思わなかった。
アーセナル戦での故意のファウルにより、評価は急落。



こんなところでしょうか。
コロトゥーレ、ビエラ、ピレス、アンリ、リュングベリ、ジルベルト、フラミニは、むしろOBとして応援しております。


今度は相手チーム


・アレックスファーガソン 敵対度 S

手腕は認める。しかし、他チームに対してとにかく挑発しまくる不快な爺さん。
マンUとの黄金時代にはまさに宿敵同士だったが、いまやファギーはアーセナルのことなど眼中にないかもしれず。

・スティーブベネット主審 敵対度 S

2試合続けてマンUに極めて有利な判定をし、勝ち点3+コミュニティシールドをアーセナルから奪い取ったキ印主審。1試合ならまだしも(マイクディーン、マイクライリーなど)2試合、しかも続けてとは。この男の贔屓判定により、激怒したビエラ、キーオンが乱闘し、出場停止になったというオチつき。

というか、アーセナルVSマンU戦で、主審がこちらに味方してくれた記憶は一度もないのに、
マンUに贔屓されて勝ち点を落としたのは、こないだで4度目なんですけど。

・ファンニステルローイ 敵対度 A

シミュレーションでPKをもらっておきながら、そのPKを決めるや派手なパフォーマンスで大歓喜。鼻持ちならない男。
しかし、点取り屋としては超一流。マンUを去った今、もはや敵対する理由はなく、負傷からの回復が待たれる。

・ロイキーン 敵対度 B

マンUの歴史的キャプテン、かつての好敵手。彼が去って以来、これほどの存在感を持つ男は、マンUに現れていない。
ラフなイメージが強いが、実際にはスコールズの方がラフかと思われる。

・ルーニー 敵対度 B

ニステルの後を継ぐ、ダイブの達人。
その献身的なプレイぶり、能力の高さは認めるが、やはり鼻持ちならない。

・テリー兄貴 敵対度 D

セルティック戦のエドゥアルドのダイブを「恥」と厳しく批判したチェルシーの兄貴。
まぁ、確かにあれはダイブだよなぁと思うので、言っていることは正しいと思う。
しかし、おたくのドログバさんのダイブはどうなんでしょうか?
マンUのルーニーのダイブは? 
と、突っ込みたくなったのは私だけではないはず。

・モウリーニョさん 敵対度 C

彼の場合、完全にあれはパフォーマンスにしか見えないので
あまり腹は立たない。ファギーとやってることは変わらないんだけどねぇ。

・クラウチさん 敵対度 E

普段はそれほどでもないのに、アーセナル戦では無双状態になってしまうクラウチ様。
むしろ選手としては好きなんだけど、困ったもんだ(ファン的に)。


……なんか、マンUばっかりですね。
アーセナルファンやってるとアンチ、マンUになってしまいます。


しかし、マンU戦に続きシティ戦も敵に贔屓する糞主審に当たるとは……。
今回はさすがに主審に勝ち点を奪われたとは言わないけど、
アデバヨールは普通退場だし、バリーのハンド見逃しはあったし。
アデバがあの時点で退場していたら、3点目のアデバのゴールはなかっただろうしといろいろ考えると、主審がまともなら引き分けくらいだった気はする。

「或る女」感想

著者は有島武朗。評価はB-。

「アンナカレーニナ」「ボヴァリー夫人」「或る女」。

全く同じプロットで書かれたと言われてもおかしくない作品群なのだが、
これは偶然の一致なのであろうか。


(主人公の造形)

美女で、神経症。夫、もしくは許婚がいる。
許婚はいい人で、主人公にぞっこん。
しかし、主人公は別の男に走る。

主人公は金遣いが荒く見栄っ張り、平気でどんどん浪費する。
主人公は妄想家で、何を見ても自分の都合の悪いほうに妄想し、勝手に激怒する。
…端的に言って、不快です。

主人公は、男とともに破滅する。


タイトルは、女性の名前、もしくは女性そのものからつけられる。


なんでこんなテンプレートが生れたのかが気になります。
確かに、ヒステリックな女性はいますが、何もこんな女性ばかりではないでしょう。
読んでいて憂鬱になるだけで、特に面白い筋でもない気がしますし、
パーソナリティもよくにているので、
アンナ・カレーニナVSエマ・ボヴァリーVS早月葉子で、
イタい女三姉妹といわれても、違和感がないし。


この中で最も愚かさが強調されていたのがボヴァリー、
最も痛々しい神経症的側面が強調されていたのが葉子かと思います。

ボヴァリーは、「バカじゃねーの?」と心の中で連呼しながら読んでいましたが、反面、バカな詐欺に引っかかった被害者といえなくもないです。

アンナは「つまんね…眠い」と思いながら読んでいました。相手の年齢が20も上なこともあって、一番情状酌量の余地がある気もします。

その点、葉子は情状酌量の余地がほとんどなく、あまりの痛さに悲鳴をあげながら読んでいました。


3作の中から一番を決めるなら、ヒロインの痛さ・不快さを一番感じられた、「或る女」に軍配を上げたいと思います。


この3人から1人を選ぶなら、誰を選ぶか……究極の選択といえそうです。


ちなみに、「アンカレ」は痛女以外のエピソードも豊富に取り揃えており、
悪く言えばまとまりがなく冗長だったのに対し、
「ボヴァリー」と「或る女」は、痛女の描写が本のほとんどを占めます。
寄り道がないぶん、読みやすいです。


PS
この3作品を読んで、「あら、私が出演してるわ」とか「うんうん、わかるわかる」と思ってしまった女性読者がいたら要注意かもです。

男から相当嫌われるタイプです。この3作のヒロインばりに美人でも、最後は不幸に終わるのです。そこまで美人じゃないなら、絶望的といってもいいでしょう。

海外ドラマ版 「ナイルに死す」見ました

デイビッド・スーシェ主演のやつです。
評価はA-。


アガサ・クリスティの「ナイルに死す」は、1年半前に読み、かなり好きな作品でした。
しかし、1年半前ということもあり、「面白かった・好きだった」という記憶ばかりが鮮明で
犯人を忘れるという、極めて都合の良い記憶喪失にかかっていたので、
今回ドラマ版を、めいっぱい楽しむことができました。


「ナイル」は、もちろんミステリとしての完成度も高いのですが、
それプラス、メロドラマ的というか、男女の恋愛が複数絡んでくるのが
個人的に大好きです。

それと、俳優さんは全く詳しくないのですが、ファーガソン役の俳優さんが、
サッカーのガットゥーゾ選手の髭を綺麗に整えて、イケメンにしたような感じで素敵でした。
ジャクリーンも綺麗だし、ポアロはイメージぴったり。

良質のドラマでした。
原作小説を読んで気に入って、その後映画やドラマを見るとたいてい失望するんですけど、
これは本当に良かった。
このシリーズ、他のも見てみようかなぁ。

特にコメントがあるわけでもないけれど

あかね色に染まる坂、片桐優姫クリアしました。


このゲーム、割に良質な萌えゲーなのではないかと思われます。
ヒロイン勢は、約1名を除いて皆萌えますし。
シナリオはかなりションボリだけど、萌えゲーにはこの水準のシナリオはゴロゴロしてるし。
絵は綺麗だし、システムも使いやすいし。


ただなぁ。
どうにも冬彦のノリとか、つかさのノリとか、先生のノリとか、主人公パパのノリとかに、
キモヲタ臭が強烈にするのがいただけないんだよなぁ。


なんというか、プレイヤーがヲタだからって、主人公やら周囲をヲタにすることないと思うんだけどなぁ。
最近(?)はパロディをバリバリに入れるのが流行ってる気がするのだけど、
これまたアニメかエロゲかゲームのパロディばっかりだし。

もちろん、それらの全てを否定はしないけど、映画や小説なんかのパロディはほとんどないのが
アンバランスというか、ヲタク臭さを助長しているというか、
ここだけの話、ヲタク臭いゲームが増えてるよなぁと。


個人的な話、ヲタが出てくれば出てくるだけ、現実に引き戻されるから僕は嫌なのです。
ミーハーなことを言うと、「タイタニック」みたいな恋愛を見て感動したいのであって、
ヲタと腐女子の恋愛を読みたいわけじゃないんです。


ちょっと話が飛んじゃいました。
優姫ルートの感想ですね。
かわいかったです。いじょです。

スカーラッチ家の遺産 読了

著者はロバート・ラドラム。評価はA-。

同著者の「マタレーズ暗殺集団」もとても面白かったのですが、
彼のデビュー作「スカーラッチ家の遺産」も面白かったです。
お気に入りの作家さんがまた一人生れた(?)といったところです。

中盤戦の中だるみと、ラスボスのアルスターが、存外簡単にやられてしまったのはマイナスポイントですが、
人物造形・ストーリー展開ともに一級品で、
すいすい読んでしまいました。
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