2010年03月

JWETやってみる

購入後5年、今でもちょくちょくやっているEWETの前作、JWET(Jリーグウイニングイレブンタクティクス)を105円で購入。
少しやってみた。

EWETの前作だけあって、そこそこ遊べる半面、かなり不備も目立つ。
こちらはしばらくやったら飽き、またEWETを始めることになりそうだ。
不備はたくさんあるが、それを列挙するとクソゲーという印象を読者様に与えかねないので、やめておく。今やるには苦しいが、当時としては最先端だったと思うので。


ジュビロ磐田を選んで、1シーズンやってみた。
なぜジュビロかというと、理由は

・強そうだから
・知っている選手が割に多いから
・実はジュビロをやる前にマリノスを選んだら、開幕4連敗かまして嫌になったから

の3つだ。

Jリーグは98年くらいまでは見ていた。このゲームは2003年のデータのはずなので、知っている選手も割にいるが、若手の大半は知らない。
ヨーロッパの方が知っているというのも、ある意味困った話だ。


結果は1stステージが2位、2ndステージが3位と、後一歩のところでタイトルを逃す結果となった。
ただ、チームの大黒柱である名波が32歳、得点ランク2位の16ゴールをかましたゴン中山に至っては37歳だ。
世代交代をしたいところだが、お金がありそうでないので難しい。

というのも、Jリーグには外国籍枠という厄介な代物がある。
良さげな外国人は何人も見つかるが、枠を考えると慎重にならざるを得ない。そして日本人は一部を除いてみなデータが低いので、獲得したくなるような選手がいないのだ。
エマナという(時代を考えると、ベティス所属のアシル・エマナとは別人だろう)カメルーンのFWを獲得したが、それだけ。

他に新人扱いのラモス、水沼、大野、高木を獲得したが、彼らが成長するのを待っている余裕があるだろうか?

エマナを加えただけで、軒並み1歳年をくったわがジュビロ。新シーズンのタイトル奪回は難しいと言わざるを得ない。

メンバー
GK 山本

DF 鈴木、田中、山西

MF 服部、福西、ジブコビッチ、西、名波

FW 中山、グラウ


とりあえず、DFには満足している。年齢がちょっと心配だが。

GKは可も不可もなし。守護神を迎え入れたいが、まぁいいだろう。

福西は動きがいいが、スタミナが少なく、控えのボランチの挽地と菊池はデータが低い。

ジブコビッチはアシストを量産してくれる優れたSHだが、スタミナが少なく、控えの川口は右利きなので、左利きのSHが欲しい。

西は、たまーに良い動きを見せるが、たいてい機能していない。困ったもんだ。

名波と中山は化け物だが、年齢を考えると彼らに頼りきりというのは……。

グラウはデータが高いくせに全く機能していない。なまじデータが高いだけに、どうしたものか。

イルカの日 感想

著者はロベール・メルル。評価は A-。

一つ、個人的に致命的と思える欠陥があり、この評価。
それは何かと言うと、文体。
恐らく原文もそうなのだと思うのですが、読点だけで延々とつなげていくスタイルは、はっきり言って読みにくい。

引用↓

ピーターは肩をいからせた、それじゃ、どうしてぼくにあなたの危険を分担させてくれないのですか? セヴィラは手を上げた、分担しなくても、きみはわたしを助けて危険を避けさせることはできるよ、どうすればいいんですか? とピーターは熱心に言った、いいかね、質問しないでわたしが頼むことをしてくれればいいんだよ、ああ、ごまかさないで下さい! とピーターが言った、ぼくがこれまで質問しないであなたの命令に従わなかったとでもおっしゃるんですか?


という感じ。なぜ句点(。)を使わないんだ!!
これのせいで、頭に入りづらかったです。


後は、王道的展開のため、先読みがしやすいこと。
それから、個人的に一番感動したシーンが、終わりから30ページくらいのところにあったんですよね。
いや、そこで終わりにしていいだろっていう。その後の部分はないほうが、余韻があったんじゃないかというね。


長所ももちろんたくさんあります。
まずは、イルカについての広範な知識と、イルカの純真さ、かわいさ。
恋人への独占欲丸出しのイルカの様子や、交尾時のイルカの習性など、思わずにやにやできる薀蓄が盛りだくさん。

それから、社会派小説、反戦小説としての側面も見事。
歴史が繰り返しているのかもしれませんが、9・11のテロ直後のヒステリックなまでの戦意高揚と、無茶な理由付けからのイラク戦争などを、本書は見事に予言しています(相手はイラクではなく、本書では中国ですけどね)。
アメリカの政治については、かなりシニカルではありますが、的を射た描写が多かったですね。
また、イルカにまで宗教を押し付けようという愚かしさ等の諷刺も素晴らしく、社会諷刺小説としても一級品だと言えます。


登場人物は、それなりに描けているという印象。
主人公のセヴィラやイルカのイワンとベシーは、きちんと描けている一方で、研究所のメンバーは登場が多かった割には描き分けがされていない印象がありました。
一人、とてつもなくウザいキャラがいて、彼女はある意味描き分けられていましたけど(結局、あいつはなんであんなにウザいことばかりやってたんだろ?? 頭おかしかったのかな??)。


映画版についても一つ。こちらの評価はBといったところです。

前半は良いのですが、中盤からは原作を無視した展開に走ってしまい、これがあまり面白くない。最後はいいですけど。
それでも、イルカのかわいさを『実写』で見られるのは強みですよね。
これがマジでかわいいんだ。
それと、ドルリューの手がけるテーマ曲の旋律が実に美しくて、映画自体はあまり褒められないんですが、曲だけは是非聴いてほしいです

honey coming朝陽クリア

朝陽ルートクリア。評価はC-。


朝陽がヒステリックできんきん声な上に、シンデレラコンプレックス/スイーツ脳で、ウザいよっていうのはとりあえず置いておくとしても。


えと、主人公の「恋愛嫌い」って設定はいったいなんだったんですか?
親父が再婚とか、いろいろと複雑な家庭事情を抱えていて、シナリオも途中まではそれに沿って動いていたように見えます。
とくれば、その家庭環境と恋愛嫌いを結びつければ、それだけで一本シナリオが書けそうなものなのに、なんでしなかったの?っていうのが率直な感想です。

まぁ、↑のはベタな展開だとは思うので、この通りされても寒かったかもしれませんが、朝陽の家庭を守るキューピッドイベントや、産みの母との対面などの点が、線の形で結ばれておらず、それに替わる物語が実質ない現状に比べればマシなのではないかと思います。
また、集中して読んでいなかったから読み取れなかったのかもしれませんが、朝陽が序盤で光一郎に助けてもらうのを内心望んでおきながら、にべもなく拒絶したり不機嫌になった理由もサッパリわかりません。照れくさいとか、意地を張っているという感じには思えませんでした。
更に言えば、王子様/お姫様という結びつき自体は悪くないのですが、印象的なエピソードをもう少し丁寧に回想しても良かったと思います。


普段から、褒めるのが下手で、厳しめのことを書くことが多いのですが、今回に関しては褒めたい部分があまり見当たりません。
「オンリーワンモード」「恋愛授業」など、アイディア自体は良かったと思うので期待をしたのですが、クオリティが伴わず、失敗に終わったと言えそうです。

 

富めるもの貧しきもの 感想(重バレあり) 最後に拍手レスあり

著者はアーウィン・ショー。評価はA。

ある3兄弟の子供時代から、大人になり自分の人生を見つけていく物語。
とにかく、3兄弟のキャラクターに圧倒的なリアリティがあり、読むことで彼らの人生を共に歩むことができる。
特にスリルやサスペンスがあるわけでもないが、2日で1200ページを読みきってしまった。



長男のルドルフは一家の出世頭。人間的魅力に溢れ、仕事も熱心で能力も高く、名誉と大金をつかむ。ほとんど完璧人間。両親からも溺愛され、良い人々にも囲まれている。

ただ、私としては、完璧なために逆に魅力を感じにくかった。
溺愛という名の母の呪いのためもあるだろうが、
どうしてそこまでイエスマンなんだろう?
どうしてそんなに仕事人間なんだろう?
という根本的な疑問が残った。
妻のジーンのアル中は、彼が政治家になったことと無関係じゃないと思う。


長女のグレッチェンは、性生活を楽しみながらも勉学に励もうとしたり、仕事もこなす、この小説では一番「普通」のキャラクター。
ヒステリックな母の「貞操」教育のため、性に関しては歪まされてしまったが、それ以外に関してはまともと言える。

明らかに母親が悪いよなぁ、という典型。ちょっと男と遊んだくらいで「淫売」だのなんだのと罵ったため、大人になって本当の尻軽女になってしまった。
余談だが、この母親は本当にクソババァ。父親もかなり微妙だが、この母親のせいで3兄弟全てが多大な迷惑を蒙ったと思う。
愛を一身に受けたルドルフでさえ、嫌われることを極度に恐れるという形で歪みが出ている。



次男のトマスが、この小説の裏・出世頭だと思う。幼年時代はどうしょうもないクソガキで、青年時代も同じく。本人は根はまともなのか、何度も更生しかかるのだが、そのたびに本人のこらえ性のなさと周囲のDQNによって生活を破壊される。元々DQNを呼び寄せやすい生活をしていたとも言えるが、幼年時代から冷遇され続け、運を全部ルドルフに吸い取られてしまった印象。
ルドルフの助けもあって、船乗りとしてようやく完全に更生したのもつかの間、ルドルフの妻を助けようとしてDQNに殺されてしまう。

しかし、一番「成長」したのは間違いなく彼であり(もっとも、出発点が低かっただけかもしれないが)、クソガキだった彼がラストでは一番、魅力的になる。


マザーグースからとって、富めるもの貧しきものというタイトルだが、どちらかというと「持てるもの持たざるもの」といったほうがより近い気がする。
そして、「持たざるもの」のトマスが、ハンディを乗り越えて一人前の大人になることに、希望を与えられたと思う。


唯一の欠点らしい欠点は、「3兄弟以外の人間の魅力の乏しさ」。

3兄弟に全精力を注ぎ込んだためか、他のキャラクターの描写はだいぶ見劣りがする。
特に配偶者関係に顕著で、グレッチェンの夫のアボットやバークもぴんと来ないし(だから、なぜアボットと離婚したがったのかイマイチわからない。単に飽きただけ?)。

ルドルフの妻のジーンも、魅力は描かれず、単なるアル中女にしか思えないのが痛い。トマスの嫁もケイトはまだいいものの、前妻のテレサなんてひどいもんだ(まぁ、テレサに関してはこれでいいかもしれないが)。


付け加えるなら1200ページも読んだんだから、最後くらい「ハッピーエンド」にしてほしかったという個人的な希望はあるけれど、そんな些細なことで評価は下がらない。

満足のゆく読書体験ができた。


・レス

> 痴人が被害に

拍手ありがとうございます。

知人の間違いでしたw
まぁ、痴人でもあったんですけど(笑)。
谷崎潤一郎の「痴人の愛」のせいで、こんな変換をしてしまったんですね、きっと。

富めるもの、貧しきもの 開始

せっかくの3連休なのですが、友達の都合で遊びの予定が潰れてしまい、
全くの予定なしというプアな状況。
仕方がないので、アーウィン・ショウの「富めるもの、貧しきもの」をこの3連休中に読んでしまおうと思います。
全1200ページの長編ですが、現在85ページまで読んだところ
なかなか面白いので、読めそうです。

まぁ、たまにはこんな連休もいいかもしれないですね。
本当は遊びに行きたかったけど、さ。


3/20 PM19:53

現在260ページ/1200。
面白いです。

とある五人家族の物語で、

・男らしいけど、古い考え(女は家庭に~みたいな)の偏屈者のパパ

・ヒステリックな潔癖症、ガミガミママ

・永年抑圧され続けた反動で、性に対して奔放になった長女

・優等生のむっつりスケベ、一家の期待を一身に背負う長男

・柄の悪いゴロツキ。出来損ないの次男

といったメンバー。

とりあえず、ママと次男は嫌だ。長男と長女はまぁまとも。

次男が家を追い出され、長女は自分から家を出て行ってしまいました。
これから先、どうなっていくのか、気になります。

3/21 AM1:13

上巻読了。現在の評価はA-。

先が気になってすいすい読めるのが高評価。
ただ、感動したり興奮したり、胸がすっとしたりといったシーンはほとんどないので、読後感は結構地味ですね。
まぁ、この調子で下巻まで飽きさせずに読ませてくれればA評価は堅いかなと思っています。


一家はますます離れていきますね。
とりあえず、一番の元凶は「母」かなと。
たまたまかもしれませんが、最近読む本では「母」はたいてい耐えがたいウザキャラと化しています。
「金髪女」の先妻しかり、「自由未来」の母しかり、今回しかり。
性格の良い母はそろそろ出てこないものでしょうか。

次男は、ちょっとかわいそうではありました。これは「叔父」も悪い。
ただ、普段の行いが悪すぎるだけに、同情はするものの仕方ないかなぁという。

ボイランというキャラも気になります。
初めは、援交親父にして、長女をストーキングする嫌なキャラかと思ったんですが、読み進めていくうちに、中年親父の純情だったのかもしれないと思うようになってきました。
まだ、どちらに転ぶかわからない怪しげなオーラは漂わせておりますが…。

3/21 AM10:47

風が強すぎて、うるさかったせいで全然眠れませんでした。

現在600ページ/1200
中巻のちょうど半分まで来ました。

長男は、真面目なのはいいんだけど、だんだん人間的に魅力が乏しくなってきたな…。いかにも出来る奴って感じなんだけど、仕事人間すぎる。

長女は落ち着いてきた感じ。離婚したがっているようではあるけど、この人なら道を踏み外したりはしないと思う。

次男は、一応ボクサーになったようだけど、まだ危なっかしいな…。妻もなんか性格悪そうな女だし。なんでこんなに差ができたんだろ??

それから、ボイランはいい人だった模様。


飛びぬけて「面白い!わくわくする!」ってわけではないんですが、スイスイとハイペースで読めてしまいますね。


ここまで一番気に入ったシーンは、「ヌードの絵を授業中に描いた長男と、それを弁護するパパ」の場面。……地味だなぁ。

3/21 PM23:47

1000/1200ページ。後ちょっとです。

ここに来て、ストーカー女が出現。
1970年に書かれたことを考えると、ストーカーという概念が有名になる前から、この手のキチガイ(知人が被害にあった経験があるため、敢えて、そう言います)はいたんですね。気色悪い。

次男は、だんだんまともにはなっていくんですけど、生まれもっての運の悪さとこらえ性のなさが、きついですね。

一般小説にしては「敵=障害」キャラが多すぎるのが、唯一思いつく欠点です。
主人公の一家は、良い面も悪い面も合わせ持った、厚みのある人物描写ができているのですが、それ以外のキャラは基本的に良い奴か嫌な奴のどちらか。
で、長男は嫌な奴に当たっても、力もあるし仲間もいるから簡単にあしらえるんですね。そもそも運がいいから、嫌な奴にもあまり当たらない。
次男は嫌な奴にばかり当たり、そのたびにこらえ性がないので事件を起こしちゃうんですなぁ。
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター

livedoor プロフィール
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ