2010年04月

JWET ジュビロ3年目

2位→3位→3位→2位と来て、
3シーズン目で、ようやくファーストステージを制しました。

スタメンはこちら。

GK 山本

DF 鈴木、田中、松田

MF 服部、福西、水沼、ジブコビッチ、名波

FW エマナ(架空)、西野

です。

昨シーズンからは、2人+1人、山西→松田と西→水沼。
それと、ゴン中山を放出して以降、固定できていなかったエマナの相棒に
西野が名乗りを挙げたのが主な変更点。
なのですが、昨シーズンまでは堅守貧打だったのが、システムを変えていないのに、今シーズンは大量得点大量失点。
これは、右サイドに張り出した形で使っている水沼が全く守備をしないから。西は意外に守備をしていたんですね(気づいてあげられなくてスマヌ)。
でも、一方で水沼はリーグのアシストランキングを独走するほどの、素晴らしいクロスを連発しているのです。
その水沼に引きづられてか、去年期待はずれに終わったエマナが大爆発。彼も得点ランクトップを走っています。


この調子でセカンドステージも優勝したいところです。
選手に関しては、田中・鈴木・服部・名波あたりがそろそろ年齢的にキツくなってきました。
センターバックは、上本が割によさそうなので、一人はいいとして、一人は獲得したいところ。
ボランチは若手の挽地じゃなぁ。後述しますが、明神に裏切られたのが辛いです。
名波の代えもなかなかいないなぁ。本山なら獲得できますし、水沼もいるんですが、できればセンターにはドリブラーではなくパサーを置きたいのです。
若手のラモスは大いに期待できるんですけど、彼の成長よりも名波の衰えの方が早いなぁ。


このゲーム、EWETに比べると全然選手が獲得できないんですよね。
外国籍枠があること、ライバルチームが選手を放出しないこと、フリー移籍がないこと。ついでに、注目選手というシステムがないこと。
それらのせいで、良い選手はなかなか出てこないし、出てきたら即断即決しないと獲得できないんですね。困ったもんです。


明神なんですが、12月29日にオファーを出したら、先方も納得してくれたんですよ。
ですが、1月1日までに契約が決まらないということで、一時保留になったみたい(この辺は、ゲームの仕様なんでしょうね)。
で、年が明けたら態度を一変させてオファーを蹴りやがった(怒)。
なんて奴だ。


面白いゲームなんですが、やっぱりEWETの方が好きだなぁ。
でもまぁ、しばらくはこちらをやる予定です。


それから、Power Pointの勉強を始めました。
一応、直近で書類を送った6社のうち、1社はパワーポイント尚可、1社は採用条件にはノータッチだけど採用が決まったらパワーポイント使用ということだったので、まぁ3分の1の確率で必要とされるなら勉強しても無駄じゃないかなと。

資格(MCAS)を取るかどうかは迷い中。
大して役に立つ資格じゃないけど、いちいち説明しないでも資格欄に1行あるだけで、そこそこ使える証明になるのは楽っちゃ楽。
ただ、うちのパソコン、模擬試験用のCDを読み込まないことが発覚しました(泣)。
模擬試験を受けないで、テキストだけで一発合格はちょっと自信がないっす。

悪魔のハンマー 読み始めました

「失われた時を求めて」が終わったのも束の間、今度は1000ページ級の小説です。
ラリー・ニーヴンとジュリー・パーネルの共著、「悪魔のハンマー」を読み始めました。
核による世界崩壊モノの古典といえば、以前取り上げたネビル・シュートの「渚にて」。

今回の「悪魔のハンマー」は、巨大彗星による世界崩壊モノの古典となっています。

最初の80ページを読みましたが、とても面白く、この後が楽しみです。

4/4 AM 9:00

現在300ページ。
いよいよ、巨大彗星が地球に衝突する日の朝まで読みました。
たくさんの人物が登場する割には、混乱せずに読めるのは、各キャラクターがそれぞれ活き活きと描かれているためでしょうね。
ラリー・ニーヴンというと、ハードSF。ハードという単語の響きに
勝手に小難しいのかと思っていたけど、全然そんなことなく面白いです。
このままの流れで行ってくれれば、A評価以上も十分狙える感じです。

また、表紙の絵も実に素晴らしい。
普段、イケてない表紙に腹を立てることはしょっちゅうなんですけど、
良い表紙だなぁと感じることはほとんどないので紹介しよう
……と思ったんだけど、ライブドアブログって、写真を貼り付けるのが実に面倒くさいんだね……。
普段使っていないサブPCのメールアドレスを入れて、そこから認証させなきゃいけないらしいので、やめときます。

4/6 AM1:02

上巻読み終わりました。うん、面白い。現在の調子ならA評価。
そもそも滅亡系のお話は大好きなのか、「渚にて(S)」も「ザ・スタンド(A)」も(ザ・スタンドは、滅亡後のファンタジー展開も長いので、滅亡モノと言い切っていいかはわからない。が、滅亡の描写は、ファンタジー描写よりも数段上なので、自分の中では滅亡モノ)高評価だったりする。
地球人の滅亡ではないが、「火星年代記(S)」も、「都市(B+)」も、面白かったし。

ただ、「渚」や「スタンド」に比べると「凄み」はやや劣るかもしれない。
それは、「滅亡のジワジワ感」が薄いからかも。
一応、彗星が落下する6ヶ月前から物語りは始まるけれど、一撃滅殺系のディザスターなので、「渚にて」や「ザ・スタンド」の「滅亡が忍び寄る」あの感じがない。

もう一つ、話の流れを考えると「文明は滅亡するかもしれない」が、「人類は滅亡しそうにない」気がするので、その辺に安心感が生れちゃうのかなぁ。
もちろん、評価は下巻を読み終わってからですが。

世間の評価を見ていると、上巻よりも下巻の方が面白いという声が多いので、楽しみといえば楽しみ。


失われた時を求めて 途中感想&最終感想

恐ろしく長い、プルーストの「失われた時を求めて」を読みます。
鈴木訳で、全訳版です。
サッカーのダイジェストとか、本の抄訳とか、ゲームの1キャラだけクリアとか、
本当は柄じゃないのです。できれば全部読みたいのです。
というわけで全訳です。


ただ、手元には全13巻中2巻までしかまだありません。
一気に13冊を読むなんて芸当は私にはとてもできそうもないので、
とりあえず2巻まで読みたいと思います。

2009 9/28 AM 2:00

100ページ/?ページ

序盤は悪くないです。まぁ、相当まったりしてるな~とは思いますが。
これはやはり一気に読むよりも、夜寝る前に毎日50~100ページくらいずつ
読んでいくスタイルの方が良さそう。
それ以外の時は別の本を読もうかな?


9/28 PM 11:10

1巻終了。暫定ではC+かB-ってところ。
訳者の力か、意外に読みやすいですね。すんなり読めます。
描写力もなかなかのもので、風景が目に浮かぶようです。

ただ、事件らしい事件は何にも起こりません。
また、出てくる登場人物が結構ウザいです。
ウザいというか、「身分」と「見栄」ばかりを気にする、
薄っぺらい人たちばっかり。
こういう人間にはなりたくないな、とか、なんでだよ!?とか、
思いながら読んでます。


9/30 PM17:00

2巻終了。「スワンの恋」は割に面白かったです。
客観冷静な描写なので、物足りなく感じる人もいるかと思いますが、
要点を捉えた、的確な恋愛描写はなかなか良いと思います。

「土地の名前」はつまんなかったですけど。
きっと、13巻まで基本まったりで進むんでしょうね。


2010 1/31 PM17:00

4ヶ月が過ぎ、2巻までのストーリーがほとんど思い出せませんが、
今日から3巻をスタートいたします。
6巻まで読みます。

2/1 PM17:45

3巻の半分まできました。
やっぱりプルーストは描写の人ですね。それによく、人間を知っている。
ちょっとした人の気持ちの動き方や仕草などが実に巧い。
なんでもないシーンを何ページでも延々と書くことができて、しかも退屈させない。

ただ、ストーリー自体はあってないようなものなので、恐らく評価がBより上に行くことはないとは思いますが、こういう本もたまには面白い。

2/3 AM3:20

4巻開始です。
3巻の評価はB-で、なかなか良かったです。よかったですが、4巻は今のところつまんないです。
どうも、「土地の名」とかそういう感じのタイトルの章は退屈極まりないですねぇ。
4巻はずっとこの章なので、諦めて読みます。

2/4 AM1:10


あかんです。4巻、半分まで来ましたが、このつまらなさは異常……。頑張りますが、挫折しそうです。ついに恐れていた事態に…

2/5 AM1:30

現在4巻の332ページめです。
何がつまらないって、芸術論がつまらないです。
下地になるべき絵画や建築の知識もないし、そもそも興味もないので。

「神聖喜劇」でも文学論を始めた途端に眠くなってきたけれど、
昔の小説の作者って、自分の小説内で評論するの好きですねぇ。
私が自作小説の中で、09-10シーズンのバルセロナについて突然20ページも30ページも書き出したら、誰も読んでくれないだろうなぁと思うんですが、
昔の人は読んでくれたんでしょうか。


一応、文章は「見て」いますが、「読んで」いるとは言えない状況に陥っております。

主人公や、それを取り巻くキャラの「しょうもなさ」は面白いんだから、
早くそっちに話が移らないかなぁ。

4巻を読み終えたら、別の本をちょっと読んで、それからプルーストに戻ります。
一気に読んだら挫折しそうなので。

2/6 AM0:23

失われた時を求めて4巻読了です。
この巻は、初めて挫折が頭を過ぎった巻でした。アルベルチーヌ・アンドレ・私の3者が絡むシーンは割に楽しいのですが、エルスチールと私の2ショットは本当に退屈でした。

主人公を初め、人間がよく描けているので「あぁ、いるいるこういう奴」とか、「うんうん、わかるなぁ」という感銘を受けます。
一方で、ストーリーがないも同然のため、先が気になるというのはないですね。ですから、興味のない登場人物が出てくると、退屈してしまうことになります。


2/7 PM 19:18

5巻の半分まできました。
主人公が、人妻のストーキングをしてます(泣)。

それにしてもこの主人公、ヘタレで自己中ですよね。

軍隊の話がちょっと退屈でしたが、この巻は今のところ順調です。

2/8 AM2:00

5巻、374ページまで。
親友キャラであるサンルーの魅力が向上中。
というか、サンルーくらいしかピンとくるキャラがいないわけですが。
ここまではそこそこ面白いのですが、5巻~6巻のサロンの描写が退屈という評判を聞いて、戦々恐々としております。
普段ならそういうことはしないのですが、ボリュームがボリュームだけに最悪「とばし読み」に逃げる可能性もあります。


全く関係ないのですが、CLANNADのアニメを今更見始めました。
なかなか良い出来で、これならCLANNAD好きも(4年前に初プレイした時には叩いていたのに、オールクリアしてから好きになった)楽しめますね。

2/10 AM0:07

5巻を読み終わって、6巻の半分まで。
とは言っても、6巻は割に飛ばし読みしてます(5分の1くらい飛ばし読みしてる)。
本当はあまり良くないんだけど、ここまでである程度作品の雰囲気はわかっているので、大体の流れをつかんで、面白そうな部分を読めばいいかなと。
というか、それをやらないと絶対挫折しそうなので(汗)

2/11 AM0:29

今日(10日)は本当にダメな一日でした。
何をやっても集中を欠いてうまくいかず、やる気も出ず、遊ぶこともできず、
寝ることもできず。

一応、6巻を読み終わりました。
うーん、サロン部分は本当に飛ばし読みでした。
シャルリュス男爵と主人公のやりとりなんかは、面白かったから
ちゃんと読んでるけど。
こんなんで、読了とか言えない気はする一方で、退屈な部分ってちゃんと読んでも頭に残らないことが多いから、まぁいっか。と、言い訳。

少し休んで、次はアーサー・ヘイリーの「自動車」を読みます。
動きのある小説が恋しくなってきたので。

2/12 AM3:10

落ち着かないので、結局飛ばし読みをした部分のみ、再読することにしました。
5巻は終了。6巻はだいぶ飛ばし読みをしたので、再読も骨が折れそうですが、
それでこそ達成感があるというものかなと。
別に自慢するつもりもないけど、胸を張って「失われた時を求めてを読みました!」というには、飛ばし読みじゃ情けないものね。

2/13 AM1:36

6巻読了。
飛ばした部分も落ち着いて読むと、そこまでつまらなくなかったです。
ただ、ストーリーが全く進まずに枝葉の部分ばかり詳細に描かれるので、
焦れてきちゃうんですよね。

3/5 PM17:56

8巻の156ページまできまし……8巻!?
うん、120ページめくらいまで、7巻を飛ばしていることに気づかなかったのだ。
ストーリーがあってないようなもんだから、1巻飛ばしてもほとんど違和感がなかったよorz

8巻を読み終わってから7巻を読みます。
来週月曜までに7~10巻を…さすがに無理かなぁ。

3/6 AM4:29

8巻の半分まできました(前述のとおり、7巻は後で読む)。
まぁ、つまらなくはないんだけーどさー。
ふと思うことがあるのよね。
こう、「こんな本読んでる時間があったら、RPGの2本や3本はできたんじゃないの?」とか。

描写が巧いのは確か。でも、「名作」なのかねぇ、これは。
とりあえず、走り出したマラソンは最後まで走る気まんまんではありますけど。
相変わらずしょうもない人たちが、しょうもないことをやっている小説です。
今までしょうもないとは思っていなかったシャルリュス男爵まで、しょうもなくなってきました。

3/6

8巻終了。前述の通り、次は7巻を読みます。

600ページのこの巻のうち、最初の560ページは退屈です。
残りの40ページは、面白いといえば面白いです。が、主人公がしょうもないを通り越してキモいの域にまで到達してきました。


恋人のアルベルチーヌ(以下アルベル)に飽きた。もう別れよっと。
→「ママン、僕はもうアルベルとは別れるお。」
→同日、アルベルの女友達がレズだったことが判明
→アルベルもレズかも……あぁ、もう心配で嫉妬で何も手に付かないよぉ!
→(アルベル、これからはずっと僕の側にいるんだお。勝手に外出とかしちゃダメだお!)
→翌日。「ママン、僕はやっぱりアルベルと結婚するお!」


…お前、頭どうかしてんじゃないの??
大好きでラブラブしてたってんならまだ、わからんでもない。
別れることに決めたんだろ? 
そこでなんで突然束縛ストーカーに成り下がりますか、あんたは。
このキモさは終始一貫していて、主人公が突然おかしくなったわけではない。
以前からこいつはこんな奴だった。しかし、それをとうとう前面に押し出してきたかという感じ。

この主人公、ほんとイケてないっす。


3/8 PM10:17

7巻終了。
主人公も、アルベルチーヌも、ウザい……。
どうして、こんなにウザキャラしか出てこないんだろ。


主人公とアルベルチーヌは恋人同士なんですが。
アルベルチーヌは、主人公に隠れて浮気(レズ)している(この時点では主人公の妄想という形になっているけど、8巻で明かされたのでガチ)。
それを主人公は妄想して、束縛しまくろうとしている。


ここまでは、まぁいいとして(よくないけど)、主人公ってば、自分は自分で浮気しまくってるのよね。それもアルベルチーヌ以上に。
それでいて、アルベルチーヌに嫉妬して束縛って、あんたどんだけ自己中なん?? 率直に言って、キモいよ。
他人にされて嫌がることは、するな。そんなん最低限のマナーでしょうよ(できてない人、大勢いますけど。下手をすると、私だってできていないかもしれませんけど)。


それから、同性愛者の人はこれを読んで嫌な気分になると思うし、別にホモの人を叩こうとは思わないけど、シャルリュス男爵とジュピアンのホモシーンは、キモいです。
シャルリュス爺さんがしな作ってなよなよしてるのとか、ヤダ。しかも、ジュピアンってどちらかというとブサメンっぽいし。


それから、シャルリュスの新たなお相手のモレル。
こいつが、主人公並に嫌な奴で、読んでて腹が立つのが半分、失笑が半分。こんな奴とは付き合いたくないなぁ。


他にも前巻で出てきた、いじめ大好きヴェルデュラン夫妻などなど、嫌な奴ばっかり出てきます。
あんたら、いい年こいてそんなしょうもないいじめやってて楽しいん?
中学生じゃないんだぞ、と。


貴族社会の腐敗も、描きたいテーマのひとつなのでしょうから、それ自体は成功しているとは思いますが、読みものとしてはどうなんでしょうね。
せめて主人公だけでも、どうにかならないでしょうか。
小説・ゲーム・アニメ等、全ジャンルの歴代ワースト主人公の座を勝ち取りそうな勢いなんですけど。

3/9 PM23:25

9巻読了。
主人公とアルベルチーヌが中心なので、読みやすいといえば読みやすいです。こんなこと、クドクドとページを割いて書くようなことかよと思える描写が延々と続きますが、一文一文味読すると「巧いなぁ。繊細だなぁ。丁寧だなぁ」と感じることもあり。
ただ、この途方もなく長い小説を一文一文味読するというのは、
常人には無理な話でしょう。
よほど時間をもてあましていて、根気があって、なおかつこの作品が好きという三拍子揃っていないとね。

3/10 PM19:18

10巻終了。
主人公ざまぁwwww…としか言いようがない。
アルベルチーヌはアルベルチーヌで、どうしょうもない女だし。
本当にしょうもないなぁ、こいつらは…。

人間の、特に恋愛における「しょうもなさ」は、幾分誇張されているとはいえ、的確に描写されていて面白い。
しかし、その「しょうもなさ」だけで800ページも書いてしまうというのもねぇ。
ま、でも10巻は読みやすかったです。

3/30 AM11:28

11巻そろそろ読み終わる。
アルベルチーヌが死亡。
彼女への執着を徐々に断ち切っていく描写が延々と続く。
ジルベルトからの手紙をアルベルチーヌからのものだと勘違いするシーンがあるんだけど、いったいどうやったら勘違いできるのか謎だ。
確かに緊迫感を出す面白い趣向ではあったけど、冷静に考えるまでもなく、あの文面は不自然すぎるだろ…。

それにしても、長い。
これを読み終わっても特に良いことがあるわけでもないし、
いったい誰が得をするのやら。
「失われた時」というのは、この本を読んでいた時間のことかしらん。

でも後2冊だから読む。もう意地でしかない。

4/1 AM3:35

12巻の半分まできました。
終わりが近づいているためか、急に作中での時間がスピードアップした印象。
とはいえ、まだ後500ページくらいあるんですけどね……。

4/2 AM8:00

今日は風が強すぎです。たまりません。
12巻終了。12巻最後の、「小説を書くこと」への考察はうんうんと頷きながら読めました。

4/3 AM2:20

全て、読み終わりました。
全体の評価はB-。

ものを書くということは、人生を書くということ。
主人公は、しょうもない青春時代を送って、老年になってからやっと書き始めるわけだけど、あれほどしょうもない青春でも書く糧にはなっているということですね。
「老い」についての描写も面白かったです。でも、プルーストさん、
「ブスはいいよな。歳とってもとらなくても大して変わらん」は言いすぎ(笑)。
最後の13巻は、55歳とか60歳を超えてから読むと、趣が変わってくるかも。
主人公はラストで、すっかりおじいさんになっちゃってるけど、まだ50代前半っぽい。当たり前だけど、この時代の寿命は、現代に比べて短かったんだね。


それにしても、これだけ長いと、終わるのがなんだか寂しい気もしますね。
主人公の一生を、駆け足ではありますが、追体験してきたわけですから。
擬似的にではありますが、一生を共に過ごしたっていう気分です。
何せ、数えていないけど、6500~7000ページ級、ひたすら彼の人生を見てきましたからね。

読後感は悪くないです。
まぁ、読んだ価値はあった、のかな?





アーセナルVSバルセロナ見ました。

久しぶりに、ワクワクする試合でした。
そもそも、1番好きなチーム(アーセナル)と強豪の中では2番目に好きなチーム(バルセロナ)の対戦なので、私的黄金カードなのです。


とはいえ、力の差は歴然。試合前の予想通り、バルセロナが圧倒的に押し込む展開になりました。
バルセロナが2点をリードしたときには、観戦をやめようかと思いましたが、アーセナルはウォルコットを投入。ここから、あれよあれよという間に流れが変わり、アーセナルの猛追で2-2のドローに。
あのバルセロナが、ウォルコット一人を止められないんだから、サッカーは面白い。というか、最初から…せめてアルシャビンが負傷した段階で、ウォルコット出しなさいよ。


それにしてもアーセナルは怪我人が多い。
この試合でも実に3人が負傷。とりわけセスクの負傷は致命的で、
これで今シーズンも無冠に終わることがほぼ確実となりました。
ワールドカップまでに間に合うことを祈ります。
ベンゲル監督に不満は言いたくないけれど、やっぱりCFがベントナーじゃ無理。
どうしてファンペルシーが負傷した時にCFを取らなかったのか。それ以前にアデバヨールが移籍した時にCFを取らなかったのか、理解に苦しみます。そこまでお金がないんでしょうか?
CHもジルベルト・シルバがいなくなって以来、ソングやデニウソン、ディアビと可も不可もない人材ばかりですし(ディアビには期待していますが)。

後は、SBのクリシ。この試合でも変なパスミスをしたりと、このポジションの選手にしては、危機感の足りないパスが多すぎます。
普段ならGKもたたきたいところですが、この試合でのアルムニアは、あたりまくっていたので批判は差し控えます…が、GKも補強できるものならした方がよかです。

この試合でよかったといえるのはナスリとウォルコット、アルムニアとサーニャくらい。ただ、ナスリももう少しオーラというか…うーん。

アンリ・ベルカンプ・オーフェルマルス・ピレス・ビエラ・アシュリーコール・ジルベルトシルバといった、歴代の選手たちと比べてしまうのが悪いのでしょうが、スケールダウンしてますよね。
アルシャビン、フェルマーレン、ギャラス、セスク、ファンペルシー、サーニャ、ロシツキは、以前の選手と匹敵する人材だと勝手に思い込んでいますけど…って書いてみると、意外に多いな。でも、7人挙げたうちの4人(+1人。ロシツキもかな?)は怪我してるのか…。

ちなみにサーニャは過大評価なのかも。個人的にはすごく気に入っている選手で、試合を見てもやっぱり気に入ってるんだけど、世間の評価は高くないよね(笑)。
私は全試合どころか、アーセナルの全試合の5分の1くらいしか見ていないので、私が見ていない試合でショボい可能性はないとは言えないのです。


バルセロナに関しては、やっぱり強いなと。エトーが抜けて、明らかに戦力ダウンしておりますが、それでもこれだけできるんだからなぁ。
イブラも得点だけは挙げてるし(動きには不満です)。
それと、改めてアビダルの価値を再認識しました。マクスウェルじゃダメだ。
今まで叩いてきたビクトル・バルデスですが、そろそろ認めてあげてもいいかなと(えらそうでごめんなさい)思い始めました。


2-2という結果を受けて、90%がたバルセロナが突破すると思いますが、セカンドレグも楽しみになってきました。
……ただ……うち、スカパーが今見られないので、セカンドレグが見られるか非常に怪しいのですが。。
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