2011年10月

改めて2006 オランダVSポルトガルの試合を見てみた

あの、伝説の乱闘試合から5年。
もう一度、あの忌まわしき試合を見直してみた。
イエローカード15枚、レッドカード4枚のあの試合である。


当時の記憶としては、オランダがものすごく汚かったこと。
そして、めちゃくちゃ叩かれていた審判は、まともだったということだ。
試合を見直してみて、この記憶が間違っていないことを改めて確認することができた。
ただ、やや印象が修正された部分もある。 
それは、ポルトガルもまた負けず劣らず汚かったことだ。

普通はこんなことはしないのだが、この試合に限ってラフなファウルや、相手を挑発するような汚い行為を、
テレビで確認できる限りでチェックしてみた。
もちろん、暴言の類はわからないので、全く意味のないチェックだが、自己満足というやつだ。


その結果だが、オランダのDQNポイントは9ポイント。 
ポルトガルのDQNポイントは10ポイントになった。


また、そのDQN行為に対して出されたカードの枚数はポルトガルにイエロー5枚、オランダに6枚であった。
カードの枚数がおかしいって?
いやいや、審判へ文句を言ったリカルドへのイエロー(まぁDQNかもしれないが、相手へのDQN行為ではない)
、ハンド(ファウルはファウルだが、対決を煽り立てるようなファウルではない)で出たコスティーニャへのイエローなどは、DQNポイントとは無縁のイエローである。


DQN行為の回数では、むしろ若干ポルトガルが上回っていたようだ。
ではなぜ、オランダの方を、より汚いと思い込んでいたのか。


それは、こういうことだ。
試合の要所要所で、意図的に、姑息にDQNプレイを炸裂させていたオランダと、
頭に血が上って、感情的にラフなタックルをかますポルトガルという図式故である。


まず、 開始2分。そして7分。乱戦の火蓋を切って落とした二つのファウルは、オランダから生まれている。
ファンボンメルの、そしてブーラルーズのファウルはどちらも、ポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドを狙ったものだ。
ことにブーラルーズのファウルはあまりにも悪質で(DQNポイント+2とさせていただいた)、このファウルが元でクリスチアーノ・ロナウドは負傷交代を強いられることになる。
開始7分で、早くもオランダがDQNポイントを3ポイント稼いだことになる。


主審に非はないと書いたが、非があるとすればブーラルーズへのカードをレッドではなく、イエローにしたことだろう。
ワールドカップの決勝トーナメント、前半7分で一発レッドを出しづらいことは想像に難くないが、勇気をもってレッドを出すべきだった、かもしれない。

 
これに憤りを覚えたのか、ここから怒涛のポルトガルラフタックル祭りが始まる。
デコ、マニシェ、コスティーニャ2発、バレンテのラフタックルである。
ちなみにデコのファウルはそこまで重くはなかったので0.5ポイント。
一方コスティーニャの2発目(オーイェルへのプレー)と、バレンテのロッベンへの飛び蹴りは、
一発退場が出てもおかしくないプレイだったので、1.5ポイントとさせていただいた。


オランダはこの時間は、真面目にプレイをしており、前半終了間際のファンブロンクホルストのデコへのファウルまでは、大人しかった。 


この時点でポルトガルは5.5DQNポイント、オランダは4DQNポイントである。


ちなみにこの間、先ほどのブーラルーズのスパイクで負傷したクリロナの交代。
こんな観点でのプレイバックでなければ最も重要なマニシェのゴールがあった。


ちなみにマニシェはゴール以外でも精力的にゴールを狙っており、ポルトガルのMVPは間違いなくこの男である。 
対するオランダは、後半も含めてカイトが素晴らしかった。というか、オランダで得点の香りを漂わせていたのは彼だけである。


後半に入ると、オランダもいよいよ本気を出してくる。
オランダの挑発、それに対するポルトガルの報復という図は終始見られたが、ここでもそんなシーンがあった。
ファンボンメルがフィーゴの胸を指でつつく。それに対してフィーゴが手を出すと、大げさに倒れ込むファンボンメルという図だ。
審判はフィーゴだけにイエローを出している。DQNポイントはそれぞれ1ポイントずつ進呈したが、正直このシーンはポルトガルがかわいそうではあった(バレンテのハイキックがおとがめなしのシーンもあるので、あくまでもこのシーンのみでの話)。


この直後、今度はブーラルーズの肘がフィーゴに当たり、ブーラルーズは退場する。
これは、角度によって肘が当たっているように見えるものの、僕は初見ではフィーゴの演技かと思った。
レッドを出すには少々厳しい判定で、オランダサイドは激昂。
だが、ブーラルーズはクリロナへのラフタックルをはじめ、フィーゴVSファンボンメルのやり合いの中でも真っ先に駆けつけてフィーゴを押しのけており、あまり同情の余地はない。 
ちなみに、ブーラルーズの肘打ちに対しては、故意とも判断がつかないため0.5DQNポイントに留めた。


オランダのDQNぶりを決定づけたのが、70分のシーンだ。
ポルトガルが攻めている中、主審の判断で試合が止められる。
リカルド・カルバーリョが負傷し、担架を呼んだのだ。これはいい。
そして、ドロップボール。
本来ポルトガルが攻撃していたシーンなのだから、普通はポルトガルにボールを返すはず。
ところがオランダのコクーは、自分たちのものにしてしまう。 
あまりのマナー違反に唖然とするポルトガルイレブン。
更にはハイティンガが高速ドリブルをかますと、デコが怒りのタイガータックル。
これまた一発退場でもいいようなタックルだったが、オランダのDQN行為も目に余るものがあり、
両者1DQNポイント進呈ということにした。
だが心情的に、 同じ1DQNポイントでもこれではデコが怒るのは当然である。
先のフィーゴVSファンボンメルにしても、同じ1DQNポイントであっても、先に挑発をしているファンボンメルの印象は悪い。


そんな積み重ねが、オランダの印象を必要以上に悪くした節がある。


この後もまぁ、様々あって、結局試合が終わる頃には、ポルトガルが10DQNポイント、オランダが9DQNポイントとなるわけなのだが。


……やっぱりこれ、バレンティン・イワノフ審判は悪くないよ。
イエローの枚数だけ見て、審判の批判をした人は当時たくさんいたけれど
一体どの判定を変えれば良かったのか、 具体的に指摘できる人はほとんどいないのではないだろうか?


ブーラルーズにレッドを出していれば、とか。
バレンテの飛び蹴りはイエローじゃない?とか。
その程度の文句ならつけられるけれども。
こんなのは、どんな試合でも起こりうる判断だし、 明確にミスと言えるジャッジは1つもなかった。
 

ラフタックルで相手選手を潰したオランダと、 それに過剰に反応して報復タックルを繰り返したポルトガル。
挑発や、相手にボールを返さないといったDQN行為で試合を更なる死闘へと駆り立てたオランダと
それに律儀に応えてしまったポルトガル。

オランダとポルトガル、どちらが悪いか、なんて知らない。
でも、主審はこの両チームの被害者に過ぎないよ。

サカつく6 感想

通勤時間を利用して、サカつく6をプレイしていました。
終わりのないゲームではありますが、プレミアディビジョン1を制覇したので、一応クリアしたと言っても良いでしょう。

まず戦いぶりを、次に総評を書きます。


チームは鹿島アントラーズを選びました。理由は『強そうだから』という、酷く安直な理由です。
昔はマリノスやグランパスが好きでしたが、今はもうJリーグから疎くなってしまったので、
少しでも知っている選手が多そうなチームということで。
 

で、ゲームを始めたんですがここでいきなりガッカリしました。
このゲーム、「全員引き連れてスタートする」ことが出来ないんですね。
アントラーズの中から、何人か選んでスタート出来るというだけで。
・・・・・・(僕はファンではないけれど)、これはファン心理を全然解っていないなと感じてしまいました。
僕はアーセナルファンなのですが、それは「GKからFWまで全員がいての」アーセナルなんです。
ファンペルシーとヴェルマーレンとサーニャとソングの4人だけがいても、それはアーセナルには思えないんです、僕には。
この辺、もう少し何とかならないのかなぁと思ってしまいました。


そんなわけで、ガッカリしつつもゲームスタート。
鹿島という強豪を選んだのだから、当然初年度からJリーグ制覇を狙う!
と、鼻息は荒かったのですが、驚愕の7位。そしてこれ以降、6位から9位までをさまよい続けます。
やっと光明が見えたのは、6年目。この年に、天皇杯を制した鹿島は、以後カップ戦を中心にタイトルをとり続け、
ひと足早くアジアを制した8年目、そして遂に9年目にJリーグを制します。
そのままの勢いで10年目、トヨタカップを制し、プレミアディビジョン3へ招待されました。
この辺になると、もうJリーグでは無双状態。
ところが、11年目、クラブの危機が訪れます。
それは、一人の選手(本田:有名な佳祐ではないです)が中心になって起こりました。

当時のエースは柱谷幸一選手。34試合で59ゴールという、どう考えても人間離れした得点力を誇っていました。
2トップで相棒はネイマール。
控えには岡崎、城、コオノキ(読み方あってますか? 漢字変換できません。ファンの方ごめんなさい)などがおりました。
ここで本田選手に対する不満が爆発。
イジメじゃね?と思える勢いで、FW陣が次々と本田を解雇しろと詰め寄ってきます。
本田選手、一体何をしてしまったんでしょうか? 凄く気になるところではありますが、とりあえずOKをしました。
本田選手は、期待の若手という位置づけ。チームの中心ではありません。こうなってしまっては仕方がないのです。


そして、一日の仕事を終え、帰りの電車でPSPを起動した頃にはそんなことはスッカリ忘れていました(笑)。
一月後、約束を守らなかった!と、ブチ切れてクラブを去っていく柱谷幸一選手、岡崎選手、コオノキ選手、城選手たちの姿が・・・・・・。
何と、ネイマール選手以外のFWがみんないなくなってしまったのです!


と、書くと本当に危機的な状況に思えるんですが、本来OHのはずの香川を無理にFWで起用したところ
全く遜色なくJリーグを制覇できてしまい、少々拍子抜けしました。
本職FW が一人しかいないクラブに、簡単に優勝されてしまうJリーグっていったい。


そして、月日が過ぎ、21年目。とうとうプレミアディビジョン1を制覇した次第です。 
制覇時のメンバーはこちら。

GK オチョア(ご存知ない方もいるかもしれませんが、メキシコ代表の大物GKです)
DF ネスタ、セルヒオ・ラモス、相馬、トゥーリオ
MF 長谷部、澤登、本山、 山広哲也(誰?架空かしら)
FW カズ、ジュゼッペ・メアッツァ(外国人枠のため、Jリーグでは、巻を起用) 

こんな感じのメンバーでした。
困ったのが、ユースから次々と現れる俊英たち。何故かMFばっかりに固まっていて困りました。
DFなんて全然出てきやしない!
ネスタとかセルラモとか、外国人枠をDFに注ぎ込んだのはその影響です。


次に総評。
一応21シーズンプレイし、クリアまでこぎつけたのだから一定の評価はできます。
できますが、やはり不満点は多いですね。

最大の不満は、バグです。
「クラブレコード」は至るところ嘘で埋めつくされておりますし、クラブカンファレンスでは毎年のように
「解雇してもいない選手」について、「解雇するなんて酷い!」と言って去っていくファンの姿が見受けられます。
また、「選手獲得の際にトレードで放出したはずの選手が、何故か一向に去ってくれなかったり」、
「5年契約を既に結んだ選手が、年俸について不満を言い立て、キレて辞めていく」のも勘弁願いたいです。
給料上げてやりたくても、出来ないんですから。


また、代表戦での選手引き抜きは凶悪なレベルです。
大事なプレミアディビジョンの試合が控えているのに、主力を8人も引き抜くとか正気の沙汰とは思えません。
選手の枠が23人というのも大不満です。期限付き移籍を駆使すると20人に。そこから代表で8人を抜かれたら、12人なんですよ?
ベンチに1人しか座れない、こんな状態で試合できますか?(やってますけど)

そもそも、23人しか選手がいないビッグクラブなんてそうそうないでしょう。
戦力となる選手が23人、ではなく、ユース上がりでまだ試合にはおいそれと出せない選手も入れて23人ですから。
正直、12人で戦う試合なんて、僕の方のモチベーションもだだ下がりでした。
後はスタジアムがなかなか建てられないのも辛かったなぁ。
プレミアディビジョン1を制覇したうちのスタジアムは、まだ最大にはなっていません。
お金だけは余っているのに。


良いなと思った点は、 転生選手がきちんと縁のあるクラブに転生してくる点でしょうか。
Jリーグ選手だけではないようで、ガスコインがスパーズにいたり、サンドロ・マッツォーラがインテルにいたり、
かなり細部までこだわっているようでした。
この辺は嬉しいですね。


後は、これは善し悪しなんですが、試合がフルマッチ形式ではなくなったため、ゲームのテンポが速くなりました。ゲーム的に言うなら、これは正解だったと思います。1シーズンが2時間程度でできますから。
前作や前々作よりも、遥かに短い時間でクリアできます。


ただ、一方で。やはりサッカーゲームはフルマッチを3Dでやってナンボだとも思うんですよ。
確かにサカつくシリーズの試合再現は極めてレベルが低く、欠伸が出るような出来だったのは確かです。
それをとっぱらい、ダイジェスト形式にしたのは、ゲーム的に見れば成功しています。
ですが一方で、そういうことをしていたらいつまで経っても、『見応えのある、フルマッチ形式での試合』は
実現しないと思うんですよね。
これは、『本格的なサッカーゲームであること』を諦めた、というふうにも僕は受け取りました。
それが少し寂しいなと感じた次第です。

リトルバスターズEX途中感想④リフレイン√クリア(バレあり)

僕がプレイしているのはEXなので、まだまだゲームは続きます。
が、とりあえず無印版における最終シナリオである、リフレイン√をクリアしました。


エロゲー批評空間などでは、「リフレインは神」ともてはやされているため、大変期待してプレイしましたが・・・
まぁ、こんなもんかぁ、というのが率直な感想。B+くらいですね。


「世界の秘密」について、僕は『病気で、子供の頃から昏睡状態に陥っている理樹の、見ている夢』なのかなと
思ってプレイしていましたが、当たらずとも遠からず、でしたね。
いや、事実だけを見ればぜんぜん違うのですが、『夢の世界』という意味で。

エピソード真人の演出はとても面白かったし、男性メンバーとのお別れシーンは少しうるっときましたが、
泣くには至らず(「Air」、「CLANNAD」では泣いたのですが)。


ただ、個人的に何より気になったのは、「新・リトルバスターズ」の面々の話ではなく、「旧・リトルバスターズ」のお話だったこと。 
「新メンバー」の存在が非常に希薄で、正直に言えば小毬ちゃん以外はいなくてもストーリーが成り立つような気がします。
「旧メンバー」が大事なのはわかりますが、どうしてあの娘たちが「新メンバー」に入ったのかすらわかりませんでした(ひょっとして、理樹が見つけてきたというだけの理由?) 。
また、「新メンバー+旧メンバーの10人」でわいわいやる、共通ルートがとても楽しかったこともあり、「旧メンバー5人」だけでは、少々物足りなさも残りました。
特に鈴は、メインヒロインにも関わらず、あまり魅力的とは思えないのです(10人の中で、下から2番目かもしれない・・・・・・)。


さて、残りは追加ヒロインの3人。彼女たちをクリアしたら総評に入りたいと思います。

リトルバスターズEX 途中感想③はるちん、美魚ルートクリア(バレあり)

個別ルートはイマイチ、という評判を聞くリトバスですが、確かにイマイチですねぇ。


ただ、ほぼ全てのルートにおいて、「曖昧なままにごまかさず」、「過酷な真実に直面すること」 を貫き通している点からは、このゲームのメッセージが十二分に伝わってきて、面白いなとは思っています。
また、小毬、はるちん、美魚ルートでは、姉妹、兄妹ネタが頻繁に使われていることから、これもヒントなのかなと思っています。


はるちんルートは、シナリオ自体は悪くないのですが、ちょっと読んでてストレスがたまるシナリオだなと。
読み終わると佳奈多は悪くない、柄の悪いパパは悪くない、という気持ちに何となくなりますが、
佳奈多の言っていた台詞は相当に悪質だと思いますし、
パパが老人を脅そうとしていたことを僕は忘れていませんよ。
ちなみにあのパパは、多分佳奈多のパパなんじゃないかなと思っています。

そう、パパの正体をあやふやにしたところが、このシナリオの最大の謎だったり。
何故なら「曖昧なままにごまかさず」、「過酷な真実に直面すること」というルールを破っているのは、今のところこのルートだけだからです。


美魚ルートは、これまた悪くはないです。が、僕は美魚というキャラにかなり萌えていたので、
もっと上を期待していました。
まぁまぁ、で終わってしまったのは至極残念です。

ただ、このシナリオのテキストは巧かったですね。
影や日が射す描写、携帯電話を操作する描写など、随所に「なかなかやるな」と思わせる文章がありました。


風と共に去りぬ 感想(バレあり)

著者はマーガレット・ミッチェル。評価はA-。


南北戦争時代を舞台にした、南部女性の一代恋愛記。
なのですが、このスカーレット・オハラというヒロイン(主人公)、とんでもねー女ですね。
ここまでウザい主人公は珍しいです。
どこまでも自己中心的、他人への気遣いなどは毛頭なく、とにかく貪欲に利益を求めます。

金目当てで妹の恋人を寝取り、「妹は魅力が足りないから悪いのよ、私は悪くないわ」と開き直るその図太さに代表されるように、最初から最後までこの女はこの調子です。


そんなスカーレットも一人だけ、好きな男がいます。
アシュリーという名前の男性です。
このアシュリーに対してだけは、スカーレットも態度が少し違うんですよね。
そういう意味で、とても女性的な女性だと(偏見かもしれませんが)思いました。
 
自分の好きな男に対しては優しいけれど、それ以外の自分に言い寄る男に対しては、気遣うどころか
その愛情を利用して、とことん絞り尽くすところとかね。


スカーレットも乙女してんなーと思ったんです。アシュリーに対してだけは、一途だから。
それが……ねぇ。
最終巻で突然、「私はアシュリーのことが好きなわけではなかった」などと言い出すんだから堪りません。
もう、好感度がただでさえ底辺スレスレだったのに、地の底まで落ちました。
あんた、「アシュリーに対して一途」という一点以外に、好きになれる点が一つもないのに、その一つすら投げ捨てるとは・・・・・・。
 
ま、そんなわけで最低の主人公でしたが、そんな最低の主人公を擁していても物語は面白く読める、という
稀有な読書体験ができました。
たいていは主人公を好きになることで、その物語を好きになることが多い僕には、これはとても珍しいことでした。


個人的に、スカーレットはレット・バトラーのことが好き、ではないと思いますよ。
単にレットが去って行きそうになったのを見て、慌てただけ。
映画版ではいかにも相思相愛のすれ違いのように描かれていましたが、小説版では徹頭徹尾レット君の片想いだったと思います。


あのエンドは、誰にとっても幸いでしたよ。
スカーレットは、さほど傷ついていないし。
レット君は、最低女の甘い罠から無事抜け出せたという意味で苦い痛みを伴ったハッピーエンドと言えるでしょう。 
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