唯湖ルート 評価 B-

正直、何が起こっているのかよくわかりませんでした。
ただ、最後まで飽きさせずに読ませた点が1つ。
共通ルートではさほど興味がわかなかった姉御が、個別ルートでは魅力的に感じた点が1つ。
この2点を持って、B-評価としました。



小毬ルート 評価 C-
 
うーん、あまり良くないシナリオでした。
何がしたいか、何が伝えたいか、その方向性はよくわかるし別に構わない。
けれど、その伝え方があまりにも稚拙だなぁと感じてしまいました。


まず、理樹の告白の仕方がおかしいです。
何というか、完全に浮いています。
そしてその浮いた告白が、結局伏線になっているわけですが、そりゃそうですよね。
あの『浮き具合』は、それこそ伏線になってるとしか考えられない。
そう、ストーリーの都合で、不自然な台詞が入れられてしまっているのです。
それも、ヒロインへの告白という大事な場面で。


また、小毬の病みっぷりもおかしいです。
病んでいる人に対しておかしいというのは、それこそ『おかしい』かもしれませんが……。
「新しい絵本を作ってもらえるから、古い絵本は汚してもいい」。
小毬は、本当にそんな女の子なのでしょうか?
まぁ、実はそれが小毬の隠れた一面だったのかもしれませんが、
そこまでのシーンでは、小毬というのはもっと優しい子だという印象しかなかったので、
あの行動はおかしいと感じました。


総じて、『やりたいことを無理にやりすぎている』シナリオだったと思います。


リトバスの個別ルートはダメダメと聞いていましたが、案の定ですね。
次は「はるちん」、そして西園さんをプレイしたいと思います。