ドイツ 2-1 デンマーク
試合内容 B
MOM CH サミ・ケディラ(70)(ドイツ)
主審 B-
GK ノイアー(55) アンデルセン (65)
DF バドシュトゥバー (40) アッゲル (60)
ラーム (50) キアル (55)
フンメルス (50) ヤコブセン (50)
ベンダー(65) シモン・ポウルセン (60)
MF ケディラ (70) クビスト (45)
シュバインシュタイガー (50) ヤコブ・ポウルセン (55)→ミケルセン(?)
エジル (60) エリクセン (40)
ミュラー (60)→クロース(?) ジムリング(55)→クリスチャン・ポウルセン(?)
ポドルスキ (60)→シュールレ(60) クローン・デリ (60)
FW ゴメス (60) →クローゼ(55) ベントナー (65)
監督 レーブ B+ オルセン C-
欠場者 SB イェロメ・ボアテンク(ドイツ:出場停止)
WG デニス・ロンメダール(デンマーク:怪我)
【試合概要】
ここまで2連勝。勝ち点6を獲得したにも関わらず、まだグループ突破が決まっていないドイツと、
勝ち点3のデンマークの対戦。
引き分ければ突破が決まるドイツだが、負けてしまうと一気にグループリーグ敗退が決まりかねないという状況で、ドイツはいつものメンバーを揃えてきた。個人的にはここまで不調のポドルスキ、ミュラーに代えて、ゲッツェやロイスもテストしてほしかったが、負けてしまえば元も子もないので仕方ないといえば仕方ない。
一方のデンマークは、負けてしまうと敗退が決まり、引き分けでも苦しい、勝利が必須の状況ながら守備的な布陣。相手がドイツなので仕方ないといえば仕方ないが、個人的にはスタートからミケルセンを使ってほしかったところ。
この試合、オランダ戦で見せたようなハイテンポなサッカーはドイツには見られず、慎重な試合運びに終始する。
それでも先制点はドイツ。
この大会、不調だったポドルスキのゴールが決まる。だがデンマークもその4分後、CKからベントナー、そしてこの大会絶好調のクローン・デリと頭で繋ぎ、ゴール。
その後は一進一退を繰り返すも、どちらかと言えばドイツが試合をコントロールしているという印象だ。
後半になっても流れは変わらず、後半35分には出場停止のボアテンクの代わりにスタメンに入っていたベンダーが長距離を駆け上がってのゴール。
他会場でポルトガルがオランダをリードしているという事情もあり、この一発で事実上、デンマークの敗退が決まった。
【ドイツ】
MOMはケディラ以外に考えられない。
大会を通して絶好調を保っているが、この日の彼はシュバイニー、エジル以上に攻撃の組立に加わっていた。
前線+2列目の4人はこの日、及第点のパフォーマンスに終始。
決して悪くはないが、さりとて良くもなく、たとえばスペインの中盤などに比べると見劣りが否めないのが正直な印象だ。
オランダ戦で見せた輝きが失われ、再び以前の彼に戻ってしまった感のあるゴメス。
一本調子のアーリークロスを打ち込むだけのミュラー(この日の1点目につながったのも事実ではあるが)、
1ゴールを決めてもなお調子の良さを感じないポドルスキなど、攻撃陣の奮起が望まれる。
ただ、この日デンマークがイマイチ攻撃に出てこなかったこともあるが、守備陣は全く危なげのないパフォーマンスで、ノイアーがボールを触ること自体が稀だった。
唯一不満が残るのはバドシュトゥバーで、ベントナーのユニフォームを引っ張ったシーンはPKを取られても文句は言えなかっただろう。
【デンマーク】
不満があるとすれば、オルセン監督の守備的な采配だ。
故障欠場のロンメダルに代えて先発したのは、守備的なヤコブ・ポウルセン。
更に、攻撃にでなければならなかった後半34分に投入されたのは、これまた守備的なクリスチャン・ポウルセンだった。
ポルトガル戦で俊足ぶりを見せたミケルセンの投入はなんと後半37分。
いくら相手がドイツだとはいえ、他会場ではポルトガルがオランダをリードしているという状況。
このままでは敗退が決まるというのに、攻撃の駒を切らなかった采配には疑問が残る。
もちろん、ミケルセンが入っても結果は変わらなかったかもしれないが、最善を尽くしてほしかった。
ピッチ上の選手に目を向けると、やはり今大会クローン・デリ、ベントナーの好調は際立っている。
前者はスペースを突く鋭い動きと、ここぞというシーンでの決定力。ベントナーは最前線で起点となっていた。
プレミアリーグでの彼とはまるで大違いだ。
また、セーレンセンの負傷で急遽正GKとして起用されたアンデルセンはこの日も好パフォーマンスを披露した。
試合内容 B
MOM CH サミ・ケディラ(70)(ドイツ)
主審 B-
GK ノイアー(55) アンデルセン (65)
DF バドシュトゥバー (40) アッゲル (60)
ラーム (50) キアル (55)
フンメルス (50) ヤコブセン (50)
ベンダー(65) シモン・ポウルセン (60)
MF ケディラ (70) クビスト (45)
シュバインシュタイガー (50) ヤコブ・ポウルセン (55)→ミケルセン(?)
エジル (60) エリクセン (40)
ミュラー (60)→クロース(?) ジムリング(55)→クリスチャン・ポウルセン(?)
ポドルスキ (60)→シュールレ(60) クローン・デリ (60)
FW ゴメス (60) →クローゼ(55) ベントナー (65)
監督 レーブ B+ オルセン C-
欠場者 SB イェロメ・ボアテンク(ドイツ:出場停止)
WG デニス・ロンメダール(デンマーク:怪我)
【試合概要】
ここまで2連勝。勝ち点6を獲得したにも関わらず、まだグループ突破が決まっていないドイツと、
勝ち点3のデンマークの対戦。
引き分ければ突破が決まるドイツだが、負けてしまうと一気にグループリーグ敗退が決まりかねないという状況で、ドイツはいつものメンバーを揃えてきた。個人的にはここまで不調のポドルスキ、ミュラーに代えて、ゲッツェやロイスもテストしてほしかったが、負けてしまえば元も子もないので仕方ないといえば仕方ない。
一方のデンマークは、負けてしまうと敗退が決まり、引き分けでも苦しい、勝利が必須の状況ながら守備的な布陣。相手がドイツなので仕方ないといえば仕方ないが、個人的にはスタートからミケルセンを使ってほしかったところ。
この試合、オランダ戦で見せたようなハイテンポなサッカーはドイツには見られず、慎重な試合運びに終始する。
それでも先制点はドイツ。
この大会、不調だったポドルスキのゴールが決まる。だがデンマークもその4分後、CKからベントナー、そしてこの大会絶好調のクローン・デリと頭で繋ぎ、ゴール。
その後は一進一退を繰り返すも、どちらかと言えばドイツが試合をコントロールしているという印象だ。
後半になっても流れは変わらず、後半35分には出場停止のボアテンクの代わりにスタメンに入っていたベンダーが長距離を駆け上がってのゴール。
他会場でポルトガルがオランダをリードしているという事情もあり、この一発で事実上、デンマークの敗退が決まった。
【ドイツ】
MOMはケディラ以外に考えられない。
大会を通して絶好調を保っているが、この日の彼はシュバイニー、エジル以上に攻撃の組立に加わっていた。
前線+2列目の4人はこの日、及第点のパフォーマンスに終始。
決して悪くはないが、さりとて良くもなく、たとえばスペインの中盤などに比べると見劣りが否めないのが正直な印象だ。
オランダ戦で見せた輝きが失われ、再び以前の彼に戻ってしまった感のあるゴメス。
一本調子のアーリークロスを打ち込むだけのミュラー(この日の1点目につながったのも事実ではあるが)、
1ゴールを決めてもなお調子の良さを感じないポドルスキなど、攻撃陣の奮起が望まれる。
ただ、この日デンマークがイマイチ攻撃に出てこなかったこともあるが、守備陣は全く危なげのないパフォーマンスで、ノイアーがボールを触ること自体が稀だった。
唯一不満が残るのはバドシュトゥバーで、ベントナーのユニフォームを引っ張ったシーンはPKを取られても文句は言えなかっただろう。
【デンマーク】
不満があるとすれば、オルセン監督の守備的な采配だ。
故障欠場のロンメダルに代えて先発したのは、守備的なヤコブ・ポウルセン。
更に、攻撃にでなければならなかった後半34分に投入されたのは、これまた守備的なクリスチャン・ポウルセンだった。
ポルトガル戦で俊足ぶりを見せたミケルセンの投入はなんと後半37分。
いくら相手がドイツだとはいえ、他会場ではポルトガルがオランダをリードしているという状況。
このままでは敗退が決まるというのに、攻撃の駒を切らなかった采配には疑問が残る。
もちろん、ミケルセンが入っても結果は変わらなかったかもしれないが、最善を尽くしてほしかった。
ピッチ上の選手に目を向けると、やはり今大会クローン・デリ、ベントナーの好調は際立っている。
前者はスペースを突く鋭い動きと、ここぞというシーンでの決定力。ベントナーは最前線で起点となっていた。
プレミアリーグでの彼とはまるで大違いだ。
また、セーレンセンの負傷で急遽正GKとして起用されたアンデルセンはこの日も好パフォーマンスを披露した。