2016年02月

94 準決勝 ブラジルVSスウェーデン

   ブラジル 1-0  スウェーデン

欠場者(ブ) DFレオナルド(出場停止)、リカルド・ローシャ(負傷)

試合内容 B-
MOM  FWロマーリオ(80)(ブラジル)

GKタファレル(60)     ラベリ(70)
DFアウダイール(65)    ニルソン(50)
  マルシオ・サントス(60) パトリック・アンデション(60)
  ブランコ(65)       ビョークランド(50)
  ジョルジーニョ(70)   ユング(45)
MF ドゥンガ(65)      インゲソン(40)
   マウロ・シルバ(60)   ミルド(40)
   マジーニョ(45)     テルン(25)
   ジーニョ(55)      ブローリン(40)
FW ロマーリオ(80)    ダーリン(40)
   ベベット(60)      ケネット・アンデション(40)

監督  パレイラ B    スベンソン  C

【ブ】
マジーニョ(45)→ライー B+

【ス】 
ダーリン(40)→レーン ?


ベスト4に出場したチームの中で最も優勝に近いのは、24年ぶりの優勝を狙うブラジルだろう。
予選リーグ、決勝トーナメントともにほぼ危なげなくここまで駒を進めてきた。
唯一、悪癖の「油断」を覗かせたのが準々決勝のオランダ戦で、2-0とリードした後、守備陣の綻びから2-2と追いつかれた。
守備のキーマンはGKタファレル、中盤の底のドゥンガの二枚。前線には個の力で突出しているだけでなく、
抜群のコンビネーションで互いの力を更に引き出しあう、偉大な2トップ、ロマーリオとベベットを擁する。
懸念されたレオナルドの穴も、ベテランのブランコが見事に埋め、選手層も群を抜く。

チャンスメイカーのブローリン、2トップのダーリン&ケネット・アンデション。このトライアングルが猛威を振るったのが北欧の雄スウェーデンだ。そこまでネームバリューがあるチームではないが、2年前のEuro92でもベスト4に進出しており、確かな力を感じさせる。
予選リーグではカメルーンと引き分けたものの、ロシアを破り突破。
決勝トーナメントではサウジを苦もなく捻り、準々決勝ではルーマニアと死闘を演じPKの末突破した。


さて、準決勝に話を移す。結論から言えば、準決勝とは思えない、非常に物足りない試合内容だった。
簡単に言ってしまえば、決勝トーナメント1回戦ブラジルVSアメリカの焼き直し。
圧倒的に攻めるブラジルに、耐え凌ぐスウェーデンという構図が90分間続き、結果は1-0でブラジルが勝利した。
物足りないのはスウェーデンの姿勢だ。確かにブラジルは強豪であり、格上である。
しかし……90分を通してゴールチャンスと呼べるものが1つもないとはどうしたことか。
初めから0-0のPK狙いだったのだろうか。
サッカー後進国のアメリカが、完全に引いてブラジルを迎え撃つのなら解る。
しかしスウェーデンは、アメリカではない。2年前のEuroでは開催国というアドバンテージはあったものの、ベスト4に進出。今大会でもベスト4と、成績を見れば強豪と呼んで差支えない成績だ。
ピッチレベルでも、上述のトライアングルを中心に、ここまでの5試合で11ゴールを挙げている。
それがこの日は、まるで虎を前にした羊のように怯え、ゴールを守る事だけに死力を尽くした。

NHKの実況は「ブラジルのファンはフラストレーションが溜まっていることでしょう」と連呼していたが、苛立っていたのはスウェーデンを応援していたファン、そして中立の立場で応援していたファンの方だろう。
ブラジルのファンは余裕があったに違いない。何せスウェーデンからは全く得点の香りがしないのだから。
確かに決勝に向けて体力を温存したいという思いから、延長前に勝負をつけたいという気持ちはあったかもしれないが、スウェーデンに敗れることを恐れたブラジルのファンはほぼいなかったはずだ。
もちろんPKになればわからないので、延長後半にでもなれば焦ったかもしれないが……。

ラベリを中心にブラジルの攻撃をよく跳ね返したスウェーデンも、後半35分、とうとうロマーリオにゴールを割られ、万事休した。
よく頑張ったといえばよく頑張ったのだろう。
しかし僕がこの大会のスウェーデンを思い起こす時、それはやはりケネット・アンデションのクロスにダーリンが飛び込んだサウジ戦のゴールであったり、チャンスメイクするブローリンの勇姿であって、決してこの日の腰の引けた彼らの姿ではない。


 

すみれ 感想(バレあり)

話 120/150 人 115/150 絵 80/100 音 90/100 その他システム 60/100 印象 35/50

合計 500/650 ESにつける点 83~84




【前置き】

本作は、よくある攻略ヒロイン分岐型(共通ルート→個別ヒロインAルート
                               →個別ヒロインBルート)という形ではなく、
一本道(すみれルート→雛姫ルート→あかりルート)の作品となっております。


また、一言感想でも書きましたように、修正パッチが必須だと思うのですが、私は当てないでやりました。
その結果、100点満点にして3点ほどですが、減点することになりました。
その辺の顛末は後述しますが、私は「当てないでプレイした」ということを念頭に置いてお読みください。
パッチを当てないとどうなるか、というのは【その他注意】の欄で書かせていただきます。


本感想は【すみれルート感想】→【雛姫ルート感想】→【その他注意】→【あかりルート感想】
の順で書かせていただきます。


 
評価はS~Eです。


【すみれルート 評価 A】  テーマ「ぼっち1――歩み寄り方が下手な、孤独な娘――」


のっけから心を鷲掴みにされる、素晴らしいエピソードでした。
エロゲでは「不思議ちゃん」属性を筆頭に、友達の少なそうなヒロインというのはそこそこ見かけるわけですが、
こんなに胸の痛くなるぼっちキャラ、ぼっちシナリオはなかなかありません。

本作のギミック(ネット世界で演じられる「アバター」と、現実生活を送る「人格」の乖離)を存分に生かしている点も素晴らしいですが、何より素晴らしいのはすみれのキャラクター造形です。
本当は友だちが欲しいのにできず、いつも休み時間は「寝たフリ」をしている女の子。
それでいて、大好きなお兄さんとのプリクラについて聞かれるとつい自慢してしまう、そんな脇の甘さというか、感情に素直なところにとても好感が持てました。
そういう「ズルさ」も解るなぁ、と。
ついつい見栄を張ってしまう、それがバレたら更にバッシングされる事ぐらい解っているはずなのに。
普段は仲間に入れないのに、仲間に入れると嬉しさのあまり舞い上がり、調子に乗ってしまうすみれちゃん。
……そういうところも意地悪な人間には、ネタにされ、バカにされてしまうんだよなぁ……。
でも僕はそんなすみれちゃんが大好きです。


折々に挟まれる、「……それができるくらいなら、ぼっちなんてやってない……」という諦観に満ちた言葉。

毎日ログイン前に暗示のように唱える「明るくて、ちょっと天然で、クラスの人気者のモエ」という言葉。

「いつもは少し無愛想なんだけれど、本当に辛い時には支えてくれるような、そんなさりげない優しさを持っている人なの」という台詞からも伝わる、健ちゃんへのひたむきな想い。


終始、ハラハラし、応援しながらすみれを見守るプレイとなりましたが、特にラストのクラスメイトに啖呵を切る
「ぼっちで悪いか……ぼっちだってプリクラくらいするわっ、このボケぇ」
のシーンでは思わず胸が熱くなりました。
自分への悪口は受け流せていたけれど、大好きな人への悪口には我慢できなくなり、飛び出してしまった彼女。
不格好でしまらないところが、またすみれちゃんらしいというか、愛おしいですね。


世界を救うような壮大な物語ではない、それどころか小さな、どこにでもいそうな孤独な少女が勇気を出すだけの物語。
クラスの問題も、悪質ないじめがあるわけでも、強烈ないじめっ子がいるわけでもありません。
ただ、すみれが勇気を出すだけ。
ともすればつまらない物語と思う方もいるかもしれませんが、心から彼女に共感し、好感を抱いた身としては、
壮大な物語に勝るとも劣らない、強烈なカタルシスを味わうことが出来ました。


主人公の健ちゃんの描き込みも見事で、特にキャラクターもののクリアファイルへ言及するくだりなどは、
とてもしんみりとさせられます。
OP曲の「sleeping pretend」(寝たフリ)や、作中に流れるしっとりとしたBGM(「6月の空」、「雨のマージナル」など)もあいまって、心を揺さぶるセンシティブなエピソードになっていると思います。


あかりと、すみれの間にこんなやりとりがあります。


あかり
「当たり前よ。見ず知らずの相手に、名前や……まして、本音なんて見せないわ」
「うん、もちろん、ウソは良くないわね。私もそう思う。
でもね、今の世の中は、馬鹿正直に生きるのはしんどいのよ……
むしろ、誰もが仮面を被っているの。そして…本当に大切な相手にだけ、素顔を見せるのよ……」

すみれ
「でも親友は……愛想笑いだけで生まれるのだろうか……」


傷つかないよう、傷つけないよう、誰もが仮面を被っている。
そして、本当に大切な相手にだけ素顔を見せるというあかり。

けれど愛想笑いを続けていたら、
素顔を見せたくなるような、素顔を受け止めてもらえるような、「親友」なんてできるものなのだろうか。
もしできないのなら、いつ「仮面」を外せば良いのだろう。
いつ仮面を外せば、「親友」ができるのだろう。


こうした悩みに共鳴できる方には、是非「すみれ」をプレイしてほしいです。



【雛姫ルート 評価 C-】 テーマ「ぼっち2――歩み寄る気もない、孤独な娘――」

すみれルートで高揚した心を一気に冷ましてくれる、箸にも棒にもかからない駄ルートです。
このシナリオは二重の意味で罪深い。

一つは、単純に面白くない事。
もう一つは、ライターが違うためか、『健ちゃん』の人格が豹変していることです。


ストーリーを雛姫視点からまとめてみれば、本ルートがアカン事は一目瞭然です。


・あらすじ

住所も名前も明かさずに、ネトゲをプレイする女子高生の雛姫。
リアルでは誰とも友達になりたくない。
そんな彼女の元に突然、サラリーマン男性がやってくる。
「やぁ、僕はネットで親しくさせてもらってるハンドルネーム『健ちゃん』です。君が悩んでるんじゃないかと思ってやってきたんだ」
嫌だと言っても、毎日つきまとってくる『健ちゃん』。
「自分の家に来て、妹と遊んでくれないか?」という健ちゃんの誘いに、仕方なく彼の家に行った雛姫は、いつしか毎日通うようになる。
休日のたびに雛姫をどこかに無理やり連れだそうとする健ちゃん。
人ごみは嫌だし、暑いのも嫌。ただ、一人で静かにしていたいだけなのに。
でも最近そんな彼に好意を持ち始めた、雛姫なのだった……



まず、設定自体に無理がありますよね。

突然現れたサラリーマン男が、女子高生の元に現れる。
何故か名前も、通う学校も知っている。
100%不審者でしょう。背筋がぞっとします。ホラーですよこれは。
しかも拒絶しても付きまとってくるんですよ? ストーカー以外の何物でもありません。
率直に言ってキモいです。
そんな男が「自分の家に来て、妹と遊んでくれないか?」。絶対行きません。ありえないでしょう。
何をされるかわかったもんじゃありませんよ。
まして、雛姫ちゃんは誰とも友達になりたくないという子です。そんな子が、ホイホイついていくわけがない。
……ついていくんですね。なぜか。
僕が雛姫なら警察に相談に行きますし、そのネトゲもやめますけどね……。
で、健ちゃんは調子に乗って、嫌がる雛姫を誘って外に遊びに行きまくるんです。
……ウザいことこの上ないです。押しに弱い娘というのはいるとは思いますが、いくらなんでも変質者、不審者に迫られて喜ぶ娘はまずいないんじゃないかなぁ。
あのさ、本当に迷惑だからやめろよ……と終始苛々しながら読んでいました。


友達がいない子にだって、友達を選ぶ権利ぐらいあるんですよ! 
さすがにストーカーと友達になるなら、ぼっちの方がいいと僕は思います。
雛姫は友だちなんていらないって言ってるんだから、放っておいてやれよと。


もう一つ気に入らないのは、すみれルートとの整合性がまるで取れていない事です。
健ちゃんという男は、基本、慎重で「相手の反応を気にする」人間だったはずです。
だからすみれを相手に、「下手に干渉しないようにしよう」などと言ってしまう。
それに、人ごみも嫌いです。「プール? 面倒くさいなぁ」。それが彼という男だったはずでしょう?
ルート営業ではお得意様にカラオケや飲みに誘われるのが嫌で嫌で仕方がない。
そんな、やる気のない臆病な健ちゃんが、(少々やる気なさすぎだろと思わなくはないものの)僕は好きでした。


……で、雛姫ルートの健ちゃん。
雛姫を無理やり遊びに連れて行く健ちゃんは、「無理やりカラオケや飲みに誘ってくるお得意様」とどう違うんでしょう?
自分がやられて嫌な事を他人にするなよという以前に、完全に別人です。
そんな、空気を読む気のない無神経男である健ちゃんに、何故か惹かれてしまう雛姫も含めて、
このルートのキャラクター達には、すみれルートで印象深かった、繊細な心の機微というものがありません。
非常に説得力が薄い。
整合性を整えることなく、ただ、雛姫と健ちゃんが仲良くなってもらわないと困るという作者の都合だけを
ゴリ押しした結果生まれた、説得力のカケラもない駄シナリオ。
それが2章、雛姫ルートということになります。



言っても仕方ない事ですが、このルートも片岡ともさんに書いてほしかったです。
ともさんなら、もう少し自然な流れでルートを作れたんじゃないでしょうか?
あるいは仮にダメダメでも、ともさん単独ライターなら
「あんなに面白い1章を書いてくれたんだから」とまだ許せた気がします。
完全に足を引っ張っている複数ライターというのは、泣くに泣けません。


……しかし、説得力のある展開で、雛姫と健ちゃんが仲良くなるにはどうすればいいんだろうと考えると、
これがまた難しい。
例えば雛姫が暴漢に刺されそうになるのを健ちゃんが助けるとか、
車に惹かれそうになるのを助けるとか、まぁこの辺りもありきたりですけど、
何かそういう大きな事件でもない事には、難しいんじゃないかなぁ。
接点が全くない上に、お互い「人間関係に臆病」な同士でしょ? 
すみれみたいに、「親が結婚して義理の兄妹になる」ぐらいの事件がないと、やっぱり無理だと思います。
普通のエロゲなら、「雛姫ルートは作らなければ良かったのに」と言っちゃうところですが、
一本道形式のこのゲームだと、そうも言ってられませんし……。


【その他注意】

ここでいったんシナリオ感想から外れ、不具合の話をします。


本作は修正パッチが必須ですが、私は当てないでプレイしました。
その結果どうなるかと言いますと……


まず、ものすっごい大量の誤字脱字が現れます。最終ルートだけで40か所ほど。
作品全体では80ぐらいはあったかな。
15時間弱ぐらいの作品なので、10分プレイすれば1つは誤字がある感じです。
基本的に、文庫小説などでは100ページに1つあるかないかぐらいだと思うのですが、
1ページ=1分で単純計算すれば10倍の量の誤字がある事になります。


次に、音声がおかしくなります。
すみれの声が遅れて聞こえてきたり、なぜかパートボイスになったりします。


例:
すみれ「え、どうして?」(音声:無音)
健ちゃん「さあな、わからん…」(音声:すみれ「え、どうして?」)
すみれ「もしかして、そこまで重病なのじゃ…」(音声:無音)
健ちゃん「いや、あまりそうは見えない」(音声:すみれ「もしかして、そこまで重病なのじゃ……」)


お前は腹話術士か!とツッコミたくなること請け合いです。


あかりの立ち絵が、私服からパジャマへ早変わりするシーンも一か所ありました。
もちろん着替えシーンとかじゃないです。普通に話していたのに、クリックしたら突然パジャマの立ち絵に変わり、もう1クリックしたら私服に戻るという……。


他にもあります。
台詞ウィンドウ(喋っているキャラクターの名前が表示されるウィンドウ)も挙動が怪しいです。
多恵の台詞なのですが、台詞ウィンドウには「多恵弟」という名前が出ているのです。
実は多恵は一人二役で、『あかり』と『弟』の二人が動かしているのですが、主人公はそれを知りません。
しかし、その事実を知る前から台詞ウィンドウに「多恵弟」と表示されてしまっているのです。


(この男は何者なのだろう。まさか多恵なのだろうか)
とか
「お前は誰だ? 多恵じゃないよな?」という台詞を読まされても白けるだけです。


「僕は、貴方が多恵と呼ぶ人物の弟です」という台詞が出るまでは、台詞ウィンドウに多恵弟なんて書かないでください。


それからバックログなんですが、主人公の台詞の部分が『健ちゃん』と書いてある時と『主人公』と書いてある時があります。こういうのも、統一してほしいなぁと思います。


 
修正パッチを出したのだから、あまりグチグチ言うのもあれなんですが、いくらなんでも手抜きすぎでしょう。
発売前に、確認はしなかったのでしょうか。
自分で確認もしていないようなテキストを、そのまま読者に届けることに、ためらいはなかったのかしら。


僕は、この「すみれ」という作品が好きです。
特に一章は最高に良かったし、三章だって結構好きです。
それだけに、「手抜き・やっつけ仕事」を強く感じさせるような欠点は正直残念に思いました。
修正パッチを当てれば良い。そうかもしれません。
ですが、中には私の知人のように、ネット環境がないところでエロゲをやっているような人も未だにいるのです。


もちろん、頑張ってデバッグしたつもりでも、発売後に出てくる不具合というのはあるでしょう。 
そういうものを、修正パッチの形でリリースするのは解ります。
しかし、本作のように「一度読めば、ぼろぼろと大量に見つかるこの誤字の山」。
ろくに推敲すらしていないことが丸わかりじゃないですか。
推敲しないでこの質のテキストが書けるというのはある意味羨ましいものがありますが、それにしたって酷い。



というわけで、ネタバレ感想のここで言っても未プレイの方はいないかもしれませんが、
もしいましたら皆さんは是非ちゃんと修正パッチを当ててからプレイしてください。
せっかくいい作品なんですから、誤字などに惑わされず、集中して楽しんでいただきたいと思います。

【その他2】

誤字関係ではないミスで気になった事も2つありました。まぁ、作品を楽しむ上ではどうでもいい話なんですが。
1つ目、主人公は『23歳』ということになっていましたが、『二浪』して『社会人二年目』なので、大学を中退していない限りは25歳ぐらいのはずではないでしょうか。

2つ目、このゲームは2015年が舞台ということになっているのですが、すみれちゃんの住所が
「横浜市緑区つつじが丘」になっています。
しかし実際には1994年に緑区が改編され、つつじが丘は現在では
「横浜市青葉区つつじが丘」になりました。

だからなに?という話でもあるんですが、2つ目に関しては既に20年以上前に変わった地名なので、調べてほしかったです。


以上、不具合についてでした。
それでは再びシナリオ感想の続きに移りたいと思います。


☆あかりルート 評価 A-  テーマ「不登校・ひきこもり――仮病がやめられなくなった、女の子――」


THE・過去編。
『謎に包まれた多恵の正体』や、『広大なネットの世界で知り合ったにしては、世間が狭い』などの疑問点に丁寧に答え整合性を守りながら、「ぼっち」とはまた別の「引きこもり」にスポットを当てたシナリオです。

辛い事から目を背け、逃げたあかり。
最初は単なる仮病。
せいぜいひと夏の仮病にすぎなかったはずなのに、気がつけば9年(かな?)も仮病を続ける羽目になったあかりのエピソードには、すみれルートとはまた別の形で共感させられました
(健ちゃんに薬を飲ませたのは、子供とはいえやりすぎだけどな)。


病院内ということなので、自宅での引きこもりとはまた違うかもしれませんが、不登校や引きこもりというのは
恐らくちょっとしたきっかけで、生まれてしまうことが多いものなのだと思います。

学校で嫌なことがあった、今日はサボりたい。
そんな経験は、誰しも1度ぐらいはあるのではないでしょうか。
そして、サボってしまう。これもよくあることだと思います。体温計をシーツで擦ったりしてw
38度を超えると病院に行かされるかもだから、37.5度ぐらいになるように調整した記憶が僕にはあります。
で、一日サボる。すると翌日には、「行きたくなさ」に拍車がかかったりします。
僕なんかは凄く人の眼を気にする人間だったので、
「あー、あいつ昨日休んでたのに今日来たのか。あいつは休みのままの方が良かったのに、なんで来たんだよ」的なことを誰かが思っていないだろうか、なんて思ってしまう。
あーーー、行きたくない。
まぁ実際には杞憂なんですが(少なくとも、「お前なんで来たの?」と面と向かって言われた経験はありませんが)、そういう葛藤があったりして、もう1日休んでしまう。
ズル休みが3日も過ぎるとますます行きたくなくなってしまう。
僕の場合は、土日をまたげば「土日で治ったんだよーいやー大変だったー」みたいな事を言えるかな? みたいなどうでもいいことを考えて月曜には復帰できたんですが、これをやりすぎるともうそのまま学校に行かれなくなってしまうだろうなという予感がしたのを覚えています。

実際に、学校に来なくなってしまったクラスメイトもいました。
なぜ彼が来なくなったのかはわかりません。ひょっとしたら、単に家で遊んでるのが楽しくてサボってただけかもしれない。
ですが、彼が学校に来なくなってから1か月もすると、「彼が来ないのが当たり前」のようになりました。
彼がごくまれに学校に姿を現すと、「お、珍しい奴がいるな」という空気が流れました。
彼は別にいじめられていたわけではないと思います。それどころか、学校に来れば周囲の人と話もしていました。僕も仲良く話した思い出があります。
しかし一方で、「彼が来ないのが当たり前」の空気を、彼は感じていなかったのか?
もし僕が彼の立場なら、あぁいう空気が流れてしまったら、学校に来るだけでレアキャラ扱いをされたら……
学校にはもう、行かれなくなってしまうかもしれません。
作品内の言葉で言うならば、彼が1か月来なかった結果、学校は彼の「居場所」ではなくなってしまったのです。


あかりルートをプレイしながら、僕はそんな学生時代の事を思い出しました。
すみれルートや他作品の「ナルキッソス」などで、「弱者」に対して真摯な眼を向けてきた片岡ともさんらしい、
キャラクターの心情に心を配った丁寧なストーリー、テキストだと思います。


ルート全体の事を言うなら、これは基本的にはファンタジーですよね。
あかりから見たファンタジーであり、あかりの見続けている夢。
ただ、視点人物が健ちゃんっぽいのが、実はちょっとよくわかりませんでした。
あかり視点なら、確実にそうだと言い切れたんですが……。

まぁ、「長い間眠り続けていたあかりが、健ちゃんのサポートがあって起きられるようになった」
というストーリーラインがやれればそれで良かったのかな、と思っています。
選択肢によっては、再び「眠り姫」に戻ってしまうというのもそういう事なのだろうと。


この辺りは「みずいろ」の日和シナリオと被せてきたところがありますよね。
健ちゃんのサポートで、日和(あかり)が起きる。
名前も日和とあかりで、どちらも陽光をイメージさせる名前ですし(←こじつけ)。


紫色のすみれの花言葉は、「貞節」、「愛」の他に『白昼夢』というものもあるそうです。
あかりシナリオのファンタジーは、つまるところあかりの見ていた白昼夢なのではないかと思いました。






94 準決勝 イタリアVSブルガリア

   イタリア  2-1   ブルガリア

欠場者(イ) DFバレージ(負傷)、タソッティ(出場停止)、MFゾーラ(出場停止)


試合内容 B-
MOM FW ロベルト・バッジョ(75)(イタリア)

GKパリュウカ(55)    ミハイロフ(65)
DFマルディーニ(60)   フブチェフ(45)
  コスタクルタ(40)   イワノフ(55)
  ムッシ(55)      キリヤコフ(50)
  ベナリーボ(45)   ツベタノフ(55)
MF ベルティ(55)   ヤンコフ(45)
  アルベルティーニ(70) シラコフ(60)
  ディノ・バッジョ(60)   レチコフ(55)
  ドナドーニ(55)    バラコフ(35)
FW ロベルト・バッジョ(75) コスタディノフ(40)
   カシラギ(55)     ストイチコフ(45)

監督 サッキ B     ペネフ  C

【イ】
ディノ・バッジョ(60)→コンテ B+
ロベルト・バッジョ(75)→シニョーリ  B

【ブ】
コスタディノフ(40)→ヨルダノフ C
ストイチコフ(45)→グエンチョフ  ?



予選リーグの戦いぶりを見れば、この両チームがベスト4に勝ちあがる予兆は見えなかった。
イタリアは初戦アイルランドに敗れ、二戦目、GKパリュウカの退場とDFバレージの負傷を何とか乗り越えてノルウェーに勝利。
決勝トーナメントに入ってからも、審判の不可解なジャッジでゾーラが退場。
敗退スレスレに追い込まれた後半ロスタイムに、突然覚醒したのはロベルト・バッジョ。
そこからは、この救世主に引っ張られるようにナイジェリア、スペインを撃破しベスト4に駒を進めてきた。
DFラインはGKパリュウカ、DFマルディーニを中心に比較的安定しており、中盤にはディノ・バッジョという推進力溢れる若手が出てきた。
ただ一方で、攻撃面ではさほど見るべき点はない。
シニョーリの献身性を除けば、ロベルト・バッジョの得点力だけに頼りきりというのが現状だ。
中盤二列目のドナドーニ、コンテ、ベルティ。そして2トップの一角のマッサーロ。
この辺りがもう少し有機的に絡んでくれないと、イタリアの攻撃に迫力は生れないだろう。
守備は充実しており、中盤にはディノ・バッジョ、そして攻撃にもロベルト・バッジョがいるのだから、それで十分と言えなくもない……が。
当時、世界最強を誇ったACミランのメンバーを中心に組んだイタリア代表は、普通に考えれば欧州最強に最も近いところにいてもおかしくはないはずだ。
攻撃の核であるオランダ代表ファンバステンやフリットといったメンバーがいないのが響いているのだろうか。


ブルガリアの方も初戦はナイジェリアに惨敗。
24カ国の中でも最弱であったギリシャに勝利した段階では、その後の躍進は想像されていなかっただろう。
ちなみにこのギリシャ戦の勝利は、長いブルガリアサッカーの歴史にも関わらず、ワールドカップにおける初めての勝利である。つまり、大会前は全く注目されていなかったであろうチームだ。
それが、既に消化試合になっていたとはいえアルゼンチンに勝利し自信をつけたのだろうか。
あれよあれよとメキシコ、そして優勝候補のドイツまでを破りベスト4に進出してきた。
とはいえ……ここまでの戦いぶりを冷静に振り返ってみれば、そこまで強いチームにも見えないのが本当のところだ。
メキシコ戦は両者やる気のないままPKまで突入したようなショボい試合だったし、ドイツ戦は相手に押されまくりながらも隙を突いた2ゴールで「あれ?」と思っている間に勝ってしまった。
GKのミハイロフは守護神と呼んで差支えない。今大会のベスト4にはそれぞれブラジルのタファレル、イタリアのパリュウカ、スウェーデンのラベリと頼りになるGKが並んでいるが、ミハイロフもこの中に入れて申し分のない選手だ。
DFラインはイワノフを中心にまとめてきたが、ナイジェリアの身体能力に文字どおり吹っ飛ばされるなど、身体能力頼みの攻撃には不安が残る。また、汚いプレイは少ないものの細かいファウルが目立つ点も気になるところで、ゴール前で相手にFKを与えてしまうリスクがある。幸い、イタリア、スウェーデン、ブラジルとも身体能力頼みのチームではないので、まずは一安心といったところだが……ファウルの方はいかんともしがたい。
MFは比較的充実したセクションで、特にレチコフの運動量が素晴らしい。この選手、お世辞にも巧いわけではないのだが、フィールドのどこにでも出没し、好守に絡む仕事ぶりには拍手を贈りたい。
メキシコ戦では最後のPKキッカーを務め、ドイツ戦でも決勝ゴールを挙げた、何かとノっている選手だ
(まだ27歳なのに40代のような風貌で何かと目立つ……ゴホンゴホン)。
その他、バラコフ、ヤンコフ、シラコフといった選手たちもそれぞれ水準レベルのクオリティは備えている。
一方の攻撃陣では大会得点王まであと1ゴールと迫ったストイチコフ(もっともPKとFKが多く、流れの中からのゴールは多くないのだが)、そしてコスタディノフの2トップ。縦への抜け出しは巧い印象があるが、破壊力自体はそれなり、といったところ。
そんなブルガリアの武器はセットプレイ。ドイツ戦でも見せたストイチコフのFK、アルゼンチン戦でのCKからのコスタディノフのヘディングなど、セットプレイからの得点に関しては侮れない。


さて、試合前にこれだけの文章を書いてしまったが、イタリアとブルガリアの一戦についてはあまり書くことがない。


前半、救世主ロベルト・バッジョがこの日も鮮やかに2ゴールを決めて、早々に試合を決めてしまった感がある。
この日は中盤のアルベルティーニも好調で、素晴らしいミドルシュート、そしてバッジョへのアシストで本来の能力を見せてくれた。
ブルガリア側は、これはドイツ戦からだが、いかにも「フリーキックください!」という感じで、少しぶつかっただけで大げさに倒れるのが非常に印象が悪い。
ドイツ戦では審判を騙して得たフリーキックをストイチコフが決め、今日も何とも言えない感じのPKを手に入れたが、逆に言えばそれぐらいしか出来ないチームなのである。
そんなブルガリアがイタリアの堅陣を崩すことはやはりできず、ろくにチャンスもないまま試合は終了となった。
それにしても、ストイチコフ、コスタディノフを下げたペネフ監督の交代策は解せない。
まるで、追いつくことを諦めているようにも思えた。


決勝に向けて、イタリアの懸念材料はロベルト・バッジョの負傷だろう。
後半25分に交代したこの大エースが、決勝に無事戻ってくるのだろうか?
ロベルト・バッジョに頼りきりのイタリアにとって、このエースが出場できないようならば、優勝の芽はほぼないだろう。


敗れたブルガリアだが、力量を考えればベスト4に入っただけでも奇跡。
PKで3ゴールも稼いだこともあり、イマイチぴんとこないが、ストイチコフは大会得点王に輝き、
ワールドカップの歴史に名を刻んだ。

なお、ブルガリアはこの94年大会を例外として、今に至るまで国際大会でめぼしい成績は収めておらず、
現在も低迷を続けている。













 

時計仕掛けのレイライン 残影の夜が明ける時 感想(バレあり)

「黄昏時の境界線」よりは上。だいぶ持ち直した感はあります。
エピソード5以降の展開はなかなか見事。
夜の生徒たちの正体や、おまるの正体など、「おぉっ」と思ったシーンが何度もありました。
エピソード5までの章だと、ぴぃちゃんの話は良かったかな。
アーデルハイトと葵ちゃんがぴぃちゃんを想う気持ちと、ホムンクルスの危険性を描いた良エピソードでした。
あと、コメディタッチな身体入れ替わり事件もまずまず面白いです。


一方で、「黄昏時」から含めると、黄昏時全5章+今回の4/6章……9章読んでようやくメインストーリーが盛り上がる、というのは、ちょっと本格的に面白くなるまでに時間がかかりすぎかなぁと。
まぁ9章より前のところでも、「黄昏時」のヒメちゃん人形事件、前述の身体入れ替わり事件、ぴぃちゃんの話と、
計3章は面白かったし、「黄昏時」最初の1章は作品紹介も兼ねてるからOKとしても、
後の5章ぶんは割と眠くて。
作品全体に流れる居心地の良さは健在でストレス成分はほぼないんですが、反面、起こる事件はいずれも『のほほん』としており、
平和そのもの。大した被害もなく、眠気を催します。



個別ルートも相変わらずのやっつけ仕事。
かわいいアーデルハイトも、こんなシナリオでは魅力を引き出せません。
本編ではルイとアーデルハイトのやりとりはとても好きだったのに、このルートだとなんだか嫌。
ルイのためにハイジを孕ませるとか、ちょっとな。
ハイジが妊娠してから、ルイが養子に取るというのならまだしも、妊娠する前からせっつかれたら萎えますわ。


学園長ルートはもっと酷くて、なんで学園長が久我君を好きになったかすら不明。
あんたホムンクルスなんでしょ? 人を好きになったりするの?


「主に命令されたから」という、明らかに続編のネタバレなコメントもいただいたんですが、
仮にそうだとしても「主がなんでそんな命令をしたのかもわからん」し、
そこに納得できる理由があったとしても、「学園長ルート」が面白くなるわけでもないからなぁ。



後は、これは「黄昏時」の時に書いたので繰り返しになりますが、やっぱりこのボリュームでこの価格、
そんでもって未完というのはないかなってのも……。



「朝霧に散る花」は多分やらないかなぁ。
ここまで付き合ってきたわけだし、彼らの今後が気にならないわけじゃない。
けれども、この作品は良くて10段階で7どまりの作品だろうなぁっていうのが見えてきちゃったんですよね。
*悪役のやっている事は結構非道なんだけど、非道な中にもどうにも非道になりきれないところが見えるというか。
やってもいいけど、やらなくてもいいよなぁって。


推理パートも正直出来が良くないと思うんですが、長くなりそうなので後述します。


この作品、ストーリーの凝り具合に反して、僕の反応がやや鈍いのは
「キャラクターの掘り下げ」がイマイチ物足りないからでもあります。
みんないい奴で、それはいいんです。居心地が良いし。
ただ、なんていうのかな。
反面、「こいつが凄く好きだ!」っていうキャラもいないんです。
類型的といいますか、「そこに生きている人間」ではなく「創られたキャラクター」だなぁって思ってしまうことがあって。
彼らの「生の感情」というものが、イマイチ伝わってこないというか。
この感覚がうまく文章に出来ないんですけど……キャラクターの内面があまり掘り下げられていない、
そんな印象を受けるんです。




*昼の生徒の身体に20年前に死んだ夜の生徒の身体を憑依させるという設定は、
いかにも非道で、今までの「ヌルかった」雰囲気を一変させる面白い展開だと思いました。
それまで良い気分でまどろんでいた意識が、はっと覚醒しましたもん。
でも、本編最後の文章を見る限り、
結局夜の生徒は生きているらしいし、なんだ、結局完結編も「ヌルい路線で行くのか」と思ってしまって。
学園長を操ってた奴を倒して、どこかで眠ってる風呂屋町やおまるを起こしてハッピーエンドかな、という予測までついてしまったし、
そこまで予測できちゃえるなら、もう続編を読む必要もないじゃんっていう。
別に必ずしも人を殺す必要はありませんが、事件が多数起こるのに、どの事件も大した被害者の出ない、「のほほん」とした事件ばかりだし、後述しますがミステリ自体の出来にも疑問が残るから、どうにもなぁ。
しかも「残影」の終盤がピークだった、という感想をいくつも読んでいることもあって、これがピークならもういっかなっていう。



【推理パートの話】


僕が「これだけはいかんだろう」と思ったのは、
1章の選択肢。


Q「香水を送ってきた人と、同一人物の仕業だってことですか?」という問いに対して


A1「(犯行を行ったのは)同じ奴だろう」
A2「同じ奴とは限らないんじゃないか?」という選択肢があります。


この「同じ奴とは限らないんじゃないか?」を選んだ後の会話を引用します。



――引用


三厳「これは俺の嗅いだ香水とは別の匂いだし」

憂緒「それだけで違うとは断言できないでしょう? 現場の状況を聞けば、被害にあった生徒が香水のせいで意識を失った可能性は高そうですし。そんな特殊な力を使う人間が、複数人、学園に侵入してるとは考えにくいです」


―引用ここまで


この「同一犯とは限らないんじゃないか?」の選択肢は間違い扱いなのですが、
これはちょっと酷いなと感じました。


まず、選択肢は「同一犯とは限らないんじゃないか?」であるのに対し、
なぜか憂緒は「それだけで違う(同一犯ではない)とは断言できないでしょう?」と返しています。


三厳は「同一犯『とは限らない』」と言っている。
つまり可能性を提示しているだけで、「同一犯『ではないと断言』」などしていません。
憂緒の反応は明らかにおかしくて、これじゃ単なる話の通じない人じゃないですか。
ダメ出しをする前に、人の話をもう少しちゃんと聞いてください!


僕が明らかに問題だと思ったのは↑だけですが、その後の推理パートも正直あまり感心しなくて。
ツッコミどころとしては、


1、「原因不明で倒れた生徒、微かに香水の香りが漂っている」だけの状況ではそもそも「事件」とも言い切れない(香水のせいで意識を失った可能性が高そう、であって、香水のせいとは断言できない)。


2、「香水」は手に入れてしまいさえすれば、後は誰が使ってもいいのだから、「特殊な力を使う人間が複数人、学園に侵入しているとは考えにくい」はおかしい。現に終章では洗脳されたおまるも使っていました。
「老舗の香水メーカーのヴァインベルガーが、学園生の何人かを香水サンプルモニターのバイトにでも誘えば、それだけで実行犯は無数に作れる」はずです。
その場合もアーデルハイトやルイが「犯行指示」という意味での犯人(つまり同一犯)ということになりますが、実行犯自体は多数いてもおかしくないと思います。
『複数人、学園に侵入しているとは考えにくい』から『同一犯である』という推理は成り立たないのでは?



と思いました。


で、まぁハッキリ言って事件かどうかすらわからない、同一犯かどうかもわからない。
推理できるだけの情報がない段階で


Q「なぜ犯人は、トクサとは関係ない一般生徒を狙ったんだ?」

という推理選択肢が再び出てしまうんですよね。
もう知るかよって感じです。
そんな「推論」に「推論」を重ねていないで、もっと情報を集めないとダメでしょっていう。


「推理パート」を楽しむゲームではないとは思っていたので、大して減点するつもりもないんですが
一応推理が当たるかどうかで「ランクを発表する」といった演出もなされているので、
それならもう少し憂緒の推理を研ぎ澄ませてほしいと思いました。


別にミステリとして楽しめなくても良いんだけど、ミステリとして楽しめればもう少し評価は上がったかな。

94 準々決勝 ドイツVSブルガリア

    ドイツ  1-2    ブルガリア

欠場者(ド) MFエッフェンベルク(追放)、バスラ―(家族事情)、ザマー(負傷)
     (ブ) DFクレメンリエフ(出場停止)

試合内容 B
MOM GK ミハイロフ(70)(ブルガリア)

GK イルクナー(60)    ミハイロフ(70)
DF ヘルマー(60)     フブチェフ(50)
   マテウス(65)     ツベタノフ(55)
   コーラー(50)     キリヤコフ(50)
   ベルトホルト(55)   イワノフ(60)
MF ブッフバルト(55)   ヤンコフ(65)
   バグナー(55)     シラコフ(55)
   ヘスラー(70)    バラコフ(60)
   メラー(65)      レチコフ(50)
FW クリンスマン(65)  コスタディノフ(55)
    フェラー(70)    ストイチコフ(55)

監督 フォクツ C    ペネフ B-

【ド】
バグナー(55)→シュトルンツ B 
ヘスラー(70)→ブレーメ ?

【ブ】
コスタディノフ(55)→グエンチョフ ?
ストイチコフ(55)→ヨルダノフ  ?


対ブルガリア、ドイツの過去の戦績は15勝1分1敗という数字を持ち出すまでもなく、圧倒的にドイツ有利と思われた試合。
勝利は固く、既にベスト4の席は予約済みかと思われたドイツだったが、伏兵ブルガリアに足元をすくわれた。


試合を見ていくと、思ったほどドイツとブルガリアの間に力の差はなかったという印象はある。
とはいえ、やはり局面局面を見ていくとドイツの方が明らかに勝っていた。
ストイチコフ&コスタディノフと1対1で勝つのは常にドイツのコーラー&ヘルマーだったし、攻撃のアイディアも
ヘスラーを中心にメラーのミドル、クリンスマンとフェラーの連携など、多彩なパターンを持っていたドイツの方が上だった。
後半4分にドイツがPKで先制した時は、やはりという気持ちがあったものだ。

しかし、(やや疑惑の残る判定で得た)FKをストイチコフが素晴らしい弾道でゴール右に決めると、
わずか数分後、ドイツ守備陣のミスを突いてレチコフが逆転ゴール。
いくらなんでも、168cmのヘスラーだけをゴール前に残しているというのはヤバい。

その後はブルガリアの姑息な時間稼ぎなどもあり、ドイツは追いつけず。
大金星を挙げたブルガリアがベスト4に駒を進めた。


ブルガリア勝利の要因は、攻撃よりも守備だろう。
特にGKミハイロフ、DFイワノフを中心に身体を投げ出してよく守ったと思う。
後はやはり、失点直後のドイツの動揺を突いた抜け目なさ。

一方ドイツの方は、ブルガリアにまさか追いつかれることはないという、慢心があったのではないだろうか?
いずれにせよ、ベスト8の中でブラジルに次ぐ戦力を誇っていたと思われるドイツはここで姿を消すことになった。







 
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