久しぶりに、ワクワクする試合でした。
そもそも、1番好きなチーム(アーセナル)と強豪の中では2番目に好きなチーム(バルセロナ)の対戦なので、私的黄金カードなのです。


とはいえ、力の差は歴然。試合前の予想通り、バルセロナが圧倒的に押し込む展開になりました。
バルセロナが2点をリードしたときには、観戦をやめようかと思いましたが、アーセナルはウォルコットを投入。ここから、あれよあれよという間に流れが変わり、アーセナルの猛追で2-2のドローに。
あのバルセロナが、ウォルコット一人を止められないんだから、サッカーは面白い。というか、最初から…せめてアルシャビンが負傷した段階で、ウォルコット出しなさいよ。


それにしてもアーセナルは怪我人が多い。
この試合でも実に3人が負傷。とりわけセスクの負傷は致命的で、
これで今シーズンも無冠に終わることがほぼ確実となりました。
ワールドカップまでに間に合うことを祈ります。
ベンゲル監督に不満は言いたくないけれど、やっぱりCFがベントナーじゃ無理。
どうしてファンペルシーが負傷した時にCFを取らなかったのか。それ以前にアデバヨールが移籍した時にCFを取らなかったのか、理解に苦しみます。そこまでお金がないんでしょうか?
CHもジルベルト・シルバがいなくなって以来、ソングやデニウソン、ディアビと可も不可もない人材ばかりですし(ディアビには期待していますが)。

後は、SBのクリシ。この試合でも変なパスミスをしたりと、このポジションの選手にしては、危機感の足りないパスが多すぎます。
普段ならGKもたたきたいところですが、この試合でのアルムニアは、あたりまくっていたので批判は差し控えます…が、GKも補強できるものならした方がよかです。

この試合でよかったといえるのはナスリとウォルコット、アルムニアとサーニャくらい。ただ、ナスリももう少しオーラというか…うーん。

アンリ・ベルカンプ・オーフェルマルス・ピレス・ビエラ・アシュリーコール・ジルベルトシルバといった、歴代の選手たちと比べてしまうのが悪いのでしょうが、スケールダウンしてますよね。
アルシャビン、フェルマーレン、ギャラス、セスク、ファンペルシー、サーニャ、ロシツキは、以前の選手と匹敵する人材だと勝手に思い込んでいますけど…って書いてみると、意外に多いな。でも、7人挙げたうちの4人(+1人。ロシツキもかな?)は怪我してるのか…。

ちなみにサーニャは過大評価なのかも。個人的にはすごく気に入っている選手で、試合を見てもやっぱり気に入ってるんだけど、世間の評価は高くないよね(笑)。
私は全試合どころか、アーセナルの全試合の5分の1くらいしか見ていないので、私が見ていない試合でショボい可能性はないとは言えないのです。


バルセロナに関しては、やっぱり強いなと。エトーが抜けて、明らかに戦力ダウンしておりますが、それでもこれだけできるんだからなぁ。
イブラも得点だけは挙げてるし(動きには不満です)。
それと、改めてアビダルの価値を再認識しました。マクスウェルじゃダメだ。
今まで叩いてきたビクトル・バルデスですが、そろそろ認めてあげてもいいかなと(えらそうでごめんなさい)思い始めました。


2-2という結果を受けて、90%がたバルセロナが突破すると思いますが、セカンドレグも楽しみになってきました。
……ただ……うち、スカパーが今見られないので、セカンドレグが見られるか非常に怪しいのですが。。