ESに参加して以来、点数・コメントの修正をほとんど行っていなかったのですが、この度点数のみ小幅修正してまいりました。


ES参加前から、僕はゲームに点数をつけておりました(自分用のエクセルに)。

シナリオ 150
キャラ  150
CG    100
音楽    80
CV     20
システムorエロ 100
思いいれ -50~+50

計650点満点。

シナリオとキャラは、全体の印象点をまず出して、そこから攻略ヒロインの上位半分のシナリオとキャラの点数の平均を出し、更に全体の点数と足して2で割る。

たとえば、シナリオ全体の印象点が110点。
攻略ヒロインが6人で、内訳が

伊藤さん 100点
佐藤さん 120点
鈴木さん  80点
山本さん 150点
田中さん  50点
小林さん  140点

なら、上位3人の平均(150+120+140)÷3=約137
印象点が110なので、110+137=247÷2=123
が、このゲームのシナリオ点になります。キャラも同じね。


ESは100点満点なので、650点満点÷100点満点=6.5点につき1点。
その結果たまたま最高点のソフトが94点(620点)だったので、全てのゲームに+5点した点数をESにはつけておりました。


このやり方を編み出した当初(もうずいぶん昔です)は、「いろいろな視点から点数をつけられるので、バランスの良い採点法だな!」と自画自賛していました。一応シナリオとキャラ、私が重要視するこの2点の比重は重くなっているし、思いいれという項目で補正もできるし。
しかし、時が経つにつれ、いろいろとよろしくない部分も出てきたんです。


まずは、時代の流れ。僕がゲームに点をつけ始めた頃は、CVがついていないゲームも多かったのでいいのですが、最近はついていないゲームなんてほとんどないです。そうなると、果たして20点という小さな点数の割り当てで良いのか?という疑問が出てきます。


最も時代の煽りを食らうのはシステム点。セーブが3箇所しかできなかったゲームをプレイした身としては、今のゲームは全部システム点は100点になっちゃうんですよ。


で、ですね。シナリオが100点(まぁまぁ良いほう。それなりに楽しめた)で、システムが100点(バックログ音声再生完備なんて当たり前)のゲームと、
シナリオが140点(感動興奮心に残る名作!)で、システムが60点(まぁバグはないよね。一応一通りは揃ってるけど、バックログで音声が再生できないよ。セーブも20箇所しかないよ)のゲームが同じ点数になっちゃうんですよ。思いいれで補正といったって、たかだか50点(エロ助に直せば50÷6.5=7~8点)でしょ?

名作が88点、良作が81点。……これしか違いが出ない。うーん。


それに、システム/エロに関しても、Kanonみたいにエロ薄すぎなゲームはいいですが、それ以外の場合は困ります(抜きゲーは、上記採点法を採用していません。シナリオ点150点とか、あまりに滑稽なので)。


一番の問題は、僕はシナリオとキャラを最重要視しており、絵や音楽、システムに関してはさほど重要視していないことです。
これによって、

A 絵がかわいくてそこそこ萌えて後は特に穴がないゲームと、

B 絵が微妙でシステムも微妙だけど、心に残る名作が

同じような点数になってしまう。本当はBのほうがずっと好きなのに。
というようなことが、実際にいくつかのゲームで起こってしまっています。


なもんで、「これはさすがに違うだろ!」と思ったゲームのみ、修正してきました。「ちょっと違うような……まぁでもいっか」程度のものは直していません。


コメントに関しては一切修正していません。
これまた、今思うと「違うだろ」と思うものはあるのですが、クリア直後にどう思ったか、というのを今眺めて、「あー、あのときはこんなこと思ってたんだなぁ」というのを残しておきたいからです。

プラス、良くも悪くも昔の僕は痛々しいです(今だって痛いかもしれないけど)。なのであの感想を見て反省するもよし、成長を喜ぶもよし、失ってしまった無鉄砲さをうらやむもよし、といったところです。
書き直しているとキリもないし、再プレイしないと書き直しちゃいけない気がしますしね。