試合内容は 65点
MVP CF カルロス・テベス(70)(アルゼンチン)
アルゼンチン 3-1 メキシコ
GK セルヒオ・ロメロ(60) オスカル・ペレス(60)
DF マルティン・デミチェリス(50) カルロス・サルシド(65)
ニコラス・ブルディッソ(50) エフレン・フアレス(50)
ニコラス・オタメンディ(55) リカルド・オソリオ(30)
ガブリエル・エインセ(65) フランシスコ・ロドリゲス(45)
MF マキシ・ロドリゲス(50) ラファエル・マルケス(50)
ハビエル・マスチェラーノ(55) ヘラルド・トラド(45)
アンヘル・ディマリア(40) ジオバニ・ドス・サントス(60)
カルロス・テベス(70) アンドレス・グアルダード(60)
FW ゴンサロ・イグアイン(60) ハビエル・エルナンデス(60)
リオネル・メッシ(70) ロドルフォ・バウティスタ(40)
テベス(70)→ファン・ベーロン(50)
ディマリア(40)→ホナス・グティエレス(?)
マキシ(50)→ハビエル・パストーレ(55)
バウティスタ(40)→バレラ(70)
グアルダード(60)→ギジェルモ・フランコ(?)
決勝トーナメントに入ってから、誤審が増えている。が、これほど試合の興趣をダイレクトにぶち壊した誤審は初めてだ。イングランドVSドイツの幻のゴールも確かに酷いジャッジだった。しかし、良くも悪くもイングランドのメンタルの強さが、ダメージを最小限に抑えたと思う。もちろん、あれがなかったらわからなかった面はあるけれど。
さて、今回のロゼッティ主審の誤審は、完全にオフサイドポジションにいたテベスのゴールを認めたということだ。このジャッジに猛反発したメキシコの選手たちは、完全に集中力を欠いてしまった。その5分後にオソリオの信じられないくらい気の抜けたミスは、それに乗じたイグアインを褒めるにしろ、あのジャッジの後遺症としか見えなかった。
後半、ようやく気を取り直したメキシコだったが、テベスの、今度は正真正銘見事なミドルシュートを浴び、ついに3点差に。ここでアルゼンチンは勝ちを確信したか、ギアをローに。メキシコが試合を支配し、猛攻撃から1点を返すも、タイムアップ。2点差でアルゼンチンが勝利した。
確かに、オソリオのミスはメキシコのメンタルの弱さを槍玉に挙げることもできる。あのミスがなかったら、1点差、まだわからなかっただろう。
けれど。あのジャッジミスさえなければ……ハーフタイムに起きた小競り合いは、ロゼッティの罪だ。この主審、ガーナVSオーストラリア戦でも、故意ではないハンドに対する、あまりにも厳しいレッドカードでキューウェルを退場に追い込み、試合を壊している。
サッカー弱小国のレフェリーではない。ドイツVSセルビアのマジェンコはスペイン、このロゼッティはイタリア、ドイツVSイングランドのラリオンダはウルグアイ、ブラジルVSコートジボアールの…(ラが頭についたけど名前は忘れた)、フランスだ。もう少し、どうにかならないもんかと思う。
↓試合前に書いた記事
【適当能力査定】
アルゼンチン代表 攻撃力 A 守備力 B- スペクタクル B+
注目選手 CFリオネル・メッシ(平均採点68.3/3試合)
CH ファン・ベーロン(62.5/2)
SH カルロス・テベス(62.5/2)
CF ゴンサロ・イグアイン(67.5/2)
メキシコ代表 攻撃力 B 守備力 B- スペクタクル B
注目選手 DH ラファエル・マルケス(60/2)
CB カルロス・サルシド(60/2)
CF ハビエル・エルナンデス(55/2)
2006年ワールドカップでも、トーナメント1回戦で顔を合わせた両者。前回は延長までもつれ込む激戦の末、アルゼンチンがベスト8に駒を進めた。
前回に比べると、アルゼンチンはほんの少しだけパワーダウン。メキシコはほんの少しだけパワーアップをしている印象だが、それでもアルゼンチンが優勢だろう。テクニックを軸とした、オフェンス系のチーム。持ち味も似通っているだけに、個の能力が試合を左右するのではないだろうか。タイプはやや異なるとはいえ、予選リーグで同じ南米のウルグアイ相手に惜敗しているのも気になるところだ。
アルゼンチンは、イグアイン、メッシ、テベス、アグエロと攻撃陣が絶好調で、どの選手を選ぶかマラドーナ監督も嬉しい悩みに頭を抱えていることだろう。一方、守備はここまで大きな破綻はしていないものの、ナイジェリア・韓国・ギリシャと、いずれも攻撃力はいわゆるワールドクラスではないだけに、不安も残る。とりわけ右サイドバック、守備能力も低く、そもそもDFの選手ではないホナスが弱点で、メキシコとしたら積極的に突いていきたいところ。
メキシコはドス・サントスを中心に、バレーラ、エルナンデスとスピードのあるアタッカーがゴールを強襲するが、ストライカー不足故か、どうにも決定力がない。試合ごとにアタッカーを代えており、正直スタメンを予想するのにも困った。グアルダード、ギジェフランコ先発で、バレラ、エルナンデスは後半から投入という可能性も高い。
DFラインからロングパスで攻撃を司るマルケスと、自らがリベロ的にオーバーラップするサルシド。この2人がアルゼンチンを相手に、どこまで攻撃に絡めるかもポイントになってくるはずだ。
MVP CF カルロス・テベス(70)(アルゼンチン)
アルゼンチン 3-1 メキシコ
GK セルヒオ・ロメロ(60) オスカル・ペレス(60)
DF マルティン・デミチェリス(50) カルロス・サルシド(65)
ニコラス・ブルディッソ(50) エフレン・フアレス(50)
ニコラス・オタメンディ(55) リカルド・オソリオ(30)
ガブリエル・エインセ(65) フランシスコ・ロドリゲス(45)
MF マキシ・ロドリゲス(50) ラファエル・マルケス(50)
ハビエル・マスチェラーノ(55) ヘラルド・トラド(45)
アンヘル・ディマリア(40) ジオバニ・ドス・サントス(60)
カルロス・テベス(70) アンドレス・グアルダード(60)
FW ゴンサロ・イグアイン(60) ハビエル・エルナンデス(60)
リオネル・メッシ(70) ロドルフォ・バウティスタ(40)
テベス(70)→ファン・ベーロン(50)
ディマリア(40)→ホナス・グティエレス(?)
マキシ(50)→ハビエル・パストーレ(55)
バウティスタ(40)→バレラ(70)
グアルダード(60)→ギジェルモ・フランコ(?)
決勝トーナメントに入ってから、誤審が増えている。が、これほど試合の興趣をダイレクトにぶち壊した誤審は初めてだ。イングランドVSドイツの幻のゴールも確かに酷いジャッジだった。しかし、良くも悪くもイングランドのメンタルの強さが、ダメージを最小限に抑えたと思う。もちろん、あれがなかったらわからなかった面はあるけれど。
さて、今回のロゼッティ主審の誤審は、完全にオフサイドポジションにいたテベスのゴールを認めたということだ。このジャッジに猛反発したメキシコの選手たちは、完全に集中力を欠いてしまった。その5分後にオソリオの信じられないくらい気の抜けたミスは、それに乗じたイグアインを褒めるにしろ、あのジャッジの後遺症としか見えなかった。
後半、ようやく気を取り直したメキシコだったが、テベスの、今度は正真正銘見事なミドルシュートを浴び、ついに3点差に。ここでアルゼンチンは勝ちを確信したか、ギアをローに。メキシコが試合を支配し、猛攻撃から1点を返すも、タイムアップ。2点差でアルゼンチンが勝利した。
確かに、オソリオのミスはメキシコのメンタルの弱さを槍玉に挙げることもできる。あのミスがなかったら、1点差、まだわからなかっただろう。
けれど。あのジャッジミスさえなければ……ハーフタイムに起きた小競り合いは、ロゼッティの罪だ。この主審、ガーナVSオーストラリア戦でも、故意ではないハンドに対する、あまりにも厳しいレッドカードでキューウェルを退場に追い込み、試合を壊している。
サッカー弱小国のレフェリーではない。ドイツVSセルビアのマジェンコはスペイン、このロゼッティはイタリア、ドイツVSイングランドのラリオンダはウルグアイ、ブラジルVSコートジボアールの…(ラが頭についたけど名前は忘れた)、フランスだ。もう少し、どうにかならないもんかと思う。
↓試合前に書いた記事
【適当能力査定】
アルゼンチン代表 攻撃力 A 守備力 B- スペクタクル B+
注目選手 CFリオネル・メッシ(平均採点68.3/3試合)
CH ファン・ベーロン(62.5/2)
SH カルロス・テベス(62.5/2)
CF ゴンサロ・イグアイン(67.5/2)
メキシコ代表 攻撃力 B 守備力 B- スペクタクル B
注目選手 DH ラファエル・マルケス(60/2)
CB カルロス・サルシド(60/2)
CF ハビエル・エルナンデス(55/2)
2006年ワールドカップでも、トーナメント1回戦で顔を合わせた両者。前回は延長までもつれ込む激戦の末、アルゼンチンがベスト8に駒を進めた。
前回に比べると、アルゼンチンはほんの少しだけパワーダウン。メキシコはほんの少しだけパワーアップをしている印象だが、それでもアルゼンチンが優勢だろう。テクニックを軸とした、オフェンス系のチーム。持ち味も似通っているだけに、個の能力が試合を左右するのではないだろうか。タイプはやや異なるとはいえ、予選リーグで同じ南米のウルグアイ相手に惜敗しているのも気になるところだ。
アルゼンチンは、イグアイン、メッシ、テベス、アグエロと攻撃陣が絶好調で、どの選手を選ぶかマラドーナ監督も嬉しい悩みに頭を抱えていることだろう。一方、守備はここまで大きな破綻はしていないものの、ナイジェリア・韓国・ギリシャと、いずれも攻撃力はいわゆるワールドクラスではないだけに、不安も残る。とりわけ右サイドバック、守備能力も低く、そもそもDFの選手ではないホナスが弱点で、メキシコとしたら積極的に突いていきたいところ。
メキシコはドス・サントスを中心に、バレーラ、エルナンデスとスピードのあるアタッカーがゴールを強襲するが、ストライカー不足故か、どうにも決定力がない。試合ごとにアタッカーを代えており、正直スタメンを予想するのにも困った。グアルダード、ギジェフランコ先発で、バレラ、エルナンデスは後半から投入という可能性も高い。
DFラインからロングパスで攻撃を司るマルケスと、自らがリベロ的にオーバーラップするサルシド。この2人がアルゼンチンを相手に、どこまで攻撃に絡めるかもポイントになってくるはずだ。