【フランス】 成績 E 内容 E その他 E
戦犯:エスカレット(フランスサッカー協会会長)
ドメネク監督、リベリ、アネルカ、
ギャラス、エブラ、アビダル、ゴブ他
好選手:なし。
壊滅的な大会となった。1分2敗という成績はもちろんだが、それ以上にスキャンダルが続出。アネルカの監督批判から、練習ボイコット、ボイコットに反対する若手(ロリス、サーニャ、グルキュフなど)に対する威圧(エブラ、リベリ、アビダル)。全く話にならない。
【南アフリカ】 成績 C 内容 C その他 D
敗因:実力不足
好選手:シャバララ
開催国でありながら、グループリーグ敗退。そもそもこのチームはワールドカップレベルにはなかったということだろう。実力どおりであり、最後にフランスを倒したので成績はCに。メキシコ戦やフランス戦を見る限り、内容も悪くはない。その他Dは、盗難が相次ぐこと、ブブゼラ被害等、開催国としてのホスピタリティを加味して。
【メキシコ】 成績 B 内容 B
敗因:ミスジャッジ、相手がアルゼンチンだった
好選手:エルナンデス、マルケス、サルシド、バレラ
予想通りのベスト16進出、予想通り楽しめるサッカー、予想通りの敗退。
厳しいグループではあったし、ヤングタレントもエルナンデスを中心に目に止まった。大成功とは言わないが、まずまずポジティブだった大会。またも、ベスト16の壁を破れなかった、という見方もできるが。
【ギリシャ】 成績 C 内容 D
敗因:実力不足、超ディフェンシブな戦術
好選手:ツォルバス、トロシディス
勝ちが必要な試合で、脅威の7バックシステム。これがギリシャの全て。
この戦力で、大会に出場できただけで立派という見方も出来る。
【ナイジェリア】 成績 C 内容 D その他 E
戦犯:カイタ
好選手:エニュアマ
ギリシャ戦、カイタの退場が全てを決めた。勝ち試合を台無しにしたあの愚行がなければ、突破していたのは韓国ではなくナイジェリアだった。そういう意味では、あと一歩でベスト16ということで、惜しかったと言える。しかし、プレイの質自体は低く、魅力には乏しかった。敗戦後は、大統領の愚かな介入もあり、Eに。
【韓国】 成績 A 内容 B+
敗因:実力不足
好選手:パク・チソン、イ・チョンヨン、キ・ソンヨン、パク・チュヨン
自国開催を除き、初のベスト16進出。極めてポジティブな大会だった。
中盤のクオリティの高さは目を惹き、韓国史上最強の呼び声も納得。ただし、アルゼンチンに1-4、ウルグアイに1-2と、圧倒的なタレントを擁するチーム相手には苦戦を強いられた。
【スロベニア】 成績 B 内容 D
敗因:実力不足
好選手:ビルサ、サミール・ハンダノビッチ
勝ち点4という成績は、国の規模を考えれば成功といえる。ベスト16まで後一歩のところまで、迫れたのだから。しかし、内容自体は低調で、ビルサのミドルシュートくらいしか武器がなかった。勝ち点4の内訳も、相手の自滅や審判に助けられたもの。
【アルジェリア】 成績 C 内容 C+
敗因:決定力不足
好選手:ジアニ、エムボリ、ベラージ
中盤のポゼッション力が高い好チームだった。しかし、チャンスを作れども決める選手がおらず……得点0では突破は不可能だろう。内容自体は同組のスロベニアを凌駕していた。
【イングランド】 成績 C- 内容 D- その他 C-
戦犯:グリーンのファンブル
好選手:ランパード
相手がドイツでミスジャッジにも泣かされた。しかし、イングランドのサッカーは、ミスジャッジを言い訳にできるようなレベルにはなかった。アルジェリアに支配されるほどの貧弱な中盤ではどうしょうもないだろう。戦犯はグリーン。あのミスがなければ、トーナメント1回戦の相手はドイツではなくガーナだった。ガーナにも勝てたかはわからないが、ドイツよりは可能性があったことだろう。テリーの出しゃばり等もあり、チームの雰囲気も悪かった。
【アメリカ】 成績 B- 内容 B+
敗因:決定力不足
好選手:ドノバン、デンプシー、アルティドール
先制点を取られるも、怒涛の反撃で追いつく。ドノバン、デンプシー、アルティドールの三銃士が迫力ある攻撃を展開したアメリカは、成績以上に記憶に残る好チームと言えるだろう。もはやアメリカは弱小国ではない。メキシコと並び、常にベスト16が狙える中堅国としての地歩を固めたと言える。
【セルビア】 成績 C- 内容 C-
戦犯:クズマノビッチのハンド
好選手:クラシッチ
大会前、ダークホースと目していたのだがとんだ期待はずれだった。戦犯はクズマノビッチ。理解不能なハンドでガーナに勝ち点3をプレゼント。最終的にセルビアは勝ち点が3でガーナが4。あの愚かなミスさえなければ……。
【オーストラリア】 成績 C 内容 B-
敗因:審判に嫌われた、ピム監督の采配
好選手:なし
確かにオーストラリアはラフなチームだった。しかし、退場シーンのみに注目すれば、ケーヒルの退場もキューウェルの退場も不可解なもの。ドイツ戦の4失点もあるいは…と思わせる。セルビア戦、ガーナ戦では大健闘を見せた。ガーナを上回っていたとは言わないが、ベスト16に値するパフォーマンスだった。
【カメルーン) 成績 D- 内容 C その他 E
敗因:ソング派とエトー派の内紛、モチベーション不足
好選手:エマナ
このチームも、試合以前の問題だった。チーム内のゴタゴタは、フランスよりも酷かったと一部には報道されている。そんな状況ではこの結果も致し方ない。大会後、なぜかマテウス監督を招聘。これで4年後、カメルーンを大舞台で見る可能性は極めて低くなったといえる。
【デンマーク】 成績 C- 内容 C+
戦犯:セーレンセン、クリスチャン・ポウルセン
好選手:ロンメダール
オランダ戦、カメルーン戦では上質のサイドアタックを見せたが、日本戦ではサッパリだった。セーレンセンはカメルーン戦、日本戦ともに終始安定感がなかった。ポウルセンの凡ミスでカメルーン戦は失点を喫している。もしあのミスがなければ、日本戦は引き分けでOKだった。戦い方が違った可能性は大きく変わっていた可能性がある。
【日本】 成績 A+ 内容 B-
敗因:実力不足
好選手:本田、松井、トゥーリオ、長友
ベスト16という成績は偉業といってもいいだろう。日本サッカーが、世界に存在をアピールした素晴らしい大会だった。ただしデンマーク戦を除き、お世辞にも内容が良かったとは言えない。無論、この戦力では仕方がない側面もあり、限界だったとも言える。PKに関しては駒野を責めるのはあまりにもかわいそうだ。
【イタリア】 成績 E 内容 D-
戦犯:リッピ、カンナバーロ、ジラルディーノ
好選手:ピルロ、クアリアレッラ
守備陣は安定感に乏しく、攻撃陣は全く頼りにならず……。無様な大会だった。それにしてもなぜカンナバーロやジラルディーノといった、酷いできだった選手にこだわり続けたのだろう??
【ニュージーランド】 成績 B+ 内容 D
敗因:実力不足
好選手:ネルセン
数合わせとしか認識されていなかったチームが、3引き分けとは大偉業。
もっとも、やっているサッカーは肘を振り回す空中戦と、引きこもりというプアなサッカーではあったが……この戦力では致し方ないだろう。
【スロバキア】 成績 A+ 内容 D
敗因:実力不足
好選手:ビテック
イタリア相手のアップセットは素晴らしいし、何より初出場でベスト16という快挙はお見事。しかし、パラグアイ、オランダに手も足も出ず、ニュージーランドには引き分け。ベスト16というにはあまりにも寂しいパフォーマンス。実力を考えればやむなしか。
【コートジボアール】 成績 B- 内容 C
敗因:不運
好選手:ドログバ、ジェルビーニョ
ポルトガルが北朝鮮に7-0で勝ったことのあおりを受けて敗退。不運としか言いようがないが、ブラジル相手に見せたあまりにも汚いプレイは、「こんな汚いチームがベスト16に進まなくて良かった」と思わせるほどに醜悪。フェアプレーランキングはカードの枚数で決まるらしいが、普通に考えて最もフェアプレーからかけ離れていたチームだろう。
【北朝鮮】 成績 C 内容 C-
敗因:実力不足
好選手:チョン・テセ
ブラジル相手の大善戦がとりわけ印象に残る。3戦全敗という結果は実力を反映したもので、仕方がないだろう。
【ポルトガル】 成績 C- 内容 C その他 D
敗因:相手がスペインだった
好選手:エドゥアルド
なんとなくしっくりしない大会だった。北朝鮮戦のみ、鮮烈なパフォーマンスを見せたが、相手が北朝鮮だったからとも言える。ただ、チーム内がゴタゴタしていたのは確かで、ケイロス監督は選手からまるで信頼されていなかった。
【ホンジュラス】 成績 D 内容 D
敗因:実力不足
好選手:なし
完全に引き立て役になってしまった。チリの美しいサッカー、スペインの復調と、大会を盛り上げる意味ではホンジュラスがいてくれたことはありがたかったが……。
【スイス】 成績 C+ 内容 B-
敗因:ミスジャッジ
好選手:ベナーリオ、リヒトシュタイナー
守りだけなら、今大会屈指の存在だった。チリ戦、ベーラミへのレッドカード(ミスジャッジ)さえなければ、引き分けに持ち込めた公算が強く、ベスト16進出は彼らのものだっただろう。
守りに守って鋭いカウンターには、機能美すら感じられたが、リアクションサッカーという言葉もまた確か。グループHには魅力的なチームが多すぎた。
【チリ】 成績 B- 内容 A
敗因:相手がブラジル
好選手:サンチェス、ボセジュール、ビダル、ミジャール
バルディビア
今大会で最も攻撃的な、煌くばかりのアタッキングフットボール。ブラジルが相手でも撃ち合いを挑む、その姿勢をどう評価するかは主観によるが、私としては実に天晴れと言いたい。つまらないサッカーを標榜するチームが多かった今大会で、チリの活躍は清涼剤となった。あまりに前傾姿勢で、守備力が低く、ブラジルに完全に力負けしたのもまた確かだが……。
戦犯:エスカレット(フランスサッカー協会会長)
ドメネク監督、リベリ、アネルカ、
ギャラス、エブラ、アビダル、ゴブ他
好選手:なし。
壊滅的な大会となった。1分2敗という成績はもちろんだが、それ以上にスキャンダルが続出。アネルカの監督批判から、練習ボイコット、ボイコットに反対する若手(ロリス、サーニャ、グルキュフなど)に対する威圧(エブラ、リベリ、アビダル)。全く話にならない。
【南アフリカ】 成績 C 内容 C その他 D
敗因:実力不足
好選手:シャバララ
開催国でありながら、グループリーグ敗退。そもそもこのチームはワールドカップレベルにはなかったということだろう。実力どおりであり、最後にフランスを倒したので成績はCに。メキシコ戦やフランス戦を見る限り、内容も悪くはない。その他Dは、盗難が相次ぐこと、ブブゼラ被害等、開催国としてのホスピタリティを加味して。
【メキシコ】 成績 B 内容 B
敗因:ミスジャッジ、相手がアルゼンチンだった
好選手:エルナンデス、マルケス、サルシド、バレラ
予想通りのベスト16進出、予想通り楽しめるサッカー、予想通りの敗退。
厳しいグループではあったし、ヤングタレントもエルナンデスを中心に目に止まった。大成功とは言わないが、まずまずポジティブだった大会。またも、ベスト16の壁を破れなかった、という見方もできるが。
【ギリシャ】 成績 C 内容 D
敗因:実力不足、超ディフェンシブな戦術
好選手:ツォルバス、トロシディス
勝ちが必要な試合で、脅威の7バックシステム。これがギリシャの全て。
この戦力で、大会に出場できただけで立派という見方も出来る。
【ナイジェリア】 成績 C 内容 D その他 E
戦犯:カイタ
好選手:エニュアマ
ギリシャ戦、カイタの退場が全てを決めた。勝ち試合を台無しにしたあの愚行がなければ、突破していたのは韓国ではなくナイジェリアだった。そういう意味では、あと一歩でベスト16ということで、惜しかったと言える。しかし、プレイの質自体は低く、魅力には乏しかった。敗戦後は、大統領の愚かな介入もあり、Eに。
【韓国】 成績 A 内容 B+
敗因:実力不足
好選手:パク・チソン、イ・チョンヨン、キ・ソンヨン、パク・チュヨン
自国開催を除き、初のベスト16進出。極めてポジティブな大会だった。
中盤のクオリティの高さは目を惹き、韓国史上最強の呼び声も納得。ただし、アルゼンチンに1-4、ウルグアイに1-2と、圧倒的なタレントを擁するチーム相手には苦戦を強いられた。
【スロベニア】 成績 B 内容 D
敗因:実力不足
好選手:ビルサ、サミール・ハンダノビッチ
勝ち点4という成績は、国の規模を考えれば成功といえる。ベスト16まで後一歩のところまで、迫れたのだから。しかし、内容自体は低調で、ビルサのミドルシュートくらいしか武器がなかった。勝ち点4の内訳も、相手の自滅や審判に助けられたもの。
【アルジェリア】 成績 C 内容 C+
敗因:決定力不足
好選手:ジアニ、エムボリ、ベラージ
中盤のポゼッション力が高い好チームだった。しかし、チャンスを作れども決める選手がおらず……得点0では突破は不可能だろう。内容自体は同組のスロベニアを凌駕していた。
【イングランド】 成績 C- 内容 D- その他 C-
戦犯:グリーンのファンブル
好選手:ランパード
相手がドイツでミスジャッジにも泣かされた。しかし、イングランドのサッカーは、ミスジャッジを言い訳にできるようなレベルにはなかった。アルジェリアに支配されるほどの貧弱な中盤ではどうしょうもないだろう。戦犯はグリーン。あのミスがなければ、トーナメント1回戦の相手はドイツではなくガーナだった。ガーナにも勝てたかはわからないが、ドイツよりは可能性があったことだろう。テリーの出しゃばり等もあり、チームの雰囲気も悪かった。
【アメリカ】 成績 B- 内容 B+
敗因:決定力不足
好選手:ドノバン、デンプシー、アルティドール
先制点を取られるも、怒涛の反撃で追いつく。ドノバン、デンプシー、アルティドールの三銃士が迫力ある攻撃を展開したアメリカは、成績以上に記憶に残る好チームと言えるだろう。もはやアメリカは弱小国ではない。メキシコと並び、常にベスト16が狙える中堅国としての地歩を固めたと言える。
【セルビア】 成績 C- 内容 C-
戦犯:クズマノビッチのハンド
好選手:クラシッチ
大会前、ダークホースと目していたのだがとんだ期待はずれだった。戦犯はクズマノビッチ。理解不能なハンドでガーナに勝ち点3をプレゼント。最終的にセルビアは勝ち点が3でガーナが4。あの愚かなミスさえなければ……。
【オーストラリア】 成績 C 内容 B-
敗因:審判に嫌われた、ピム監督の采配
好選手:なし
確かにオーストラリアはラフなチームだった。しかし、退場シーンのみに注目すれば、ケーヒルの退場もキューウェルの退場も不可解なもの。ドイツ戦の4失点もあるいは…と思わせる。セルビア戦、ガーナ戦では大健闘を見せた。ガーナを上回っていたとは言わないが、ベスト16に値するパフォーマンスだった。
【カメルーン) 成績 D- 内容 C その他 E
敗因:ソング派とエトー派の内紛、モチベーション不足
好選手:エマナ
このチームも、試合以前の問題だった。チーム内のゴタゴタは、フランスよりも酷かったと一部には報道されている。そんな状況ではこの結果も致し方ない。大会後、なぜかマテウス監督を招聘。これで4年後、カメルーンを大舞台で見る可能性は極めて低くなったといえる。
【デンマーク】 成績 C- 内容 C+
戦犯:セーレンセン、クリスチャン・ポウルセン
好選手:ロンメダール
オランダ戦、カメルーン戦では上質のサイドアタックを見せたが、日本戦ではサッパリだった。セーレンセンはカメルーン戦、日本戦ともに終始安定感がなかった。ポウルセンの凡ミスでカメルーン戦は失点を喫している。もしあのミスがなければ、日本戦は引き分けでOKだった。戦い方が違った可能性は大きく変わっていた可能性がある。
【日本】 成績 A+ 内容 B-
敗因:実力不足
好選手:本田、松井、トゥーリオ、長友
ベスト16という成績は偉業といってもいいだろう。日本サッカーが、世界に存在をアピールした素晴らしい大会だった。ただしデンマーク戦を除き、お世辞にも内容が良かったとは言えない。無論、この戦力では仕方がない側面もあり、限界だったとも言える。PKに関しては駒野を責めるのはあまりにもかわいそうだ。
【イタリア】 成績 E 内容 D-
戦犯:リッピ、カンナバーロ、ジラルディーノ
好選手:ピルロ、クアリアレッラ
守備陣は安定感に乏しく、攻撃陣は全く頼りにならず……。無様な大会だった。それにしてもなぜカンナバーロやジラルディーノといった、酷いできだった選手にこだわり続けたのだろう??
【ニュージーランド】 成績 B+ 内容 D
敗因:実力不足
好選手:ネルセン
数合わせとしか認識されていなかったチームが、3引き分けとは大偉業。
もっとも、やっているサッカーは肘を振り回す空中戦と、引きこもりというプアなサッカーではあったが……この戦力では致し方ないだろう。
【スロバキア】 成績 A+ 内容 D
敗因:実力不足
好選手:ビテック
イタリア相手のアップセットは素晴らしいし、何より初出場でベスト16という快挙はお見事。しかし、パラグアイ、オランダに手も足も出ず、ニュージーランドには引き分け。ベスト16というにはあまりにも寂しいパフォーマンス。実力を考えればやむなしか。
【コートジボアール】 成績 B- 内容 C
敗因:不運
好選手:ドログバ、ジェルビーニョ
ポルトガルが北朝鮮に7-0で勝ったことのあおりを受けて敗退。不運としか言いようがないが、ブラジル相手に見せたあまりにも汚いプレイは、「こんな汚いチームがベスト16に進まなくて良かった」と思わせるほどに醜悪。フェアプレーランキングはカードの枚数で決まるらしいが、普通に考えて最もフェアプレーからかけ離れていたチームだろう。
【北朝鮮】 成績 C 内容 C-
敗因:実力不足
好選手:チョン・テセ
ブラジル相手の大善戦がとりわけ印象に残る。3戦全敗という結果は実力を反映したもので、仕方がないだろう。
【ポルトガル】 成績 C- 内容 C その他 D
敗因:相手がスペインだった
好選手:エドゥアルド
なんとなくしっくりしない大会だった。北朝鮮戦のみ、鮮烈なパフォーマンスを見せたが、相手が北朝鮮だったからとも言える。ただ、チーム内がゴタゴタしていたのは確かで、ケイロス監督は選手からまるで信頼されていなかった。
【ホンジュラス】 成績 D 内容 D
敗因:実力不足
好選手:なし
完全に引き立て役になってしまった。チリの美しいサッカー、スペインの復調と、大会を盛り上げる意味ではホンジュラスがいてくれたことはありがたかったが……。
【スイス】 成績 C+ 内容 B-
敗因:ミスジャッジ
好選手:ベナーリオ、リヒトシュタイナー
守りだけなら、今大会屈指の存在だった。チリ戦、ベーラミへのレッドカード(ミスジャッジ)さえなければ、引き分けに持ち込めた公算が強く、ベスト16進出は彼らのものだっただろう。
守りに守って鋭いカウンターには、機能美すら感じられたが、リアクションサッカーという言葉もまた確か。グループHには魅力的なチームが多すぎた。
【チリ】 成績 B- 内容 A
敗因:相手がブラジル
好選手:サンチェス、ボセジュール、ビダル、ミジャール
バルディビア
今大会で最も攻撃的な、煌くばかりのアタッキングフットボール。ブラジルが相手でも撃ち合いを挑む、その姿勢をどう評価するかは主観によるが、私としては実に天晴れと言いたい。つまらないサッカーを標榜するチームが多かった今大会で、チリの活躍は清涼剤となった。あまりに前傾姿勢で、守備力が低く、ブラジルに完全に力負けしたのもまた確かだが……。