試合内容は75点

   ドイツ      3-2         ウルグアイ

MVP CFルイス・スアレス(75)(ウルグアイ)

GK ハンス・ヨルク・ブット(70)      フェルナンド・ムスレラ(45)
DF デニス・アオゴ(20)          ディエゴ・ゴディン(50)
   イェロメ・ボアテンク(70)       ディエゴ・ルガーノ(45)
   ペア・メルテザッカー(50)      ホルヘ・フシーレ(70)
   アルネ・フリードリヒ(55)       マルティン・カセレス(50)
MF バスティアン・シュバインシュタイガー(45) アレバロ・リオス(60)
   サミ・ケディラ(60)           ディエゴ・ペレス(45)
   マルセル・ヤンセン(55)       マキシ・ペレイラ(45)
   トマス・ミュラー(60)          エディソン・カバーニ(70)
   メスト・エジル(50)        FW ディエゴ・フォルラン(70)
FW カカウ(55)               ルイス・スアレス(75)

カカウ→ステファン・キースリンク(55)
マルセル・ヤンセン→トニ・クロース(?)
エジル→セルダール・タスキ(?)

ペレス→ワルテル・ガルガーノ(50)
カバーニ→セバスチャン・アブレウ(?)


両チームとも、攻撃の姿勢を出した面白い試合になった。

ウルグアイはベストメンバーでこの試合に臨み、改めて実力を証明してみせた。特に3トップ、スアレス、フォルラン、カバーニが活き活きと躍動し、フォルランは得点ランキングトップに並ぶ、鮮やかなボレーを決めた。
またフシーレは、今大会を通じて好パフォーマンスを見せ、この試合でも水際で危機を防ぎ続けていた。唯一残念だったのは、ここまで素晴らしい活躍を見せていたムスレラが安定感を欠いたことだった。

ドイツはこの試合の前に風邪が流行った影響もあり、メンバーを何人か落とした。その影響はそれなりに感じられたものの、それでも本気のウルグアイに競り勝つだけの力を見せた。今大会のライジングスター、ミュラーも得点を重ね、これまた得点ランクトップに並ぶゴールを決めた。また、スペイン戦で崩され続け評価が下落したボアテンクが、この試合では目覚しいパフォーマンスを見せてくれたことも嬉しい。
交代出場したキースリンクもキレのあるプレイを見せたが、今大会レーブ監督が切り札として起用してきたゴメスがまるでダメだったこともあり、ゴメスではなくキースリンクを、たとえばスペイン戦で起用していたらどうだっただろうか、という疑問が残った。また、エジルは大会序盤のパフォーマンスを取り戻すことができなかった。


順位以上に今大会を盛り上げてくれた両チーム。
ドイツはスペイン以外の全てのチームを圧倒する、若手アタック陣の活躍。中盤を支えたシュバインシュタイガー、守備もフリードリヒやラームといったタレント。
ウルグアイは、大会前誰もが予想していなかった大躍進と、それを支えたスーパーな2トップ、フォルラン&スアレス。中盤、ファウルで相手を潰すペレス。最終ラインを支えるフシーレ&マキシ・ペレイラの両SB。
4年後はいったい、どんなチームを見せてくれるだろうか。