著者はレイ・ブラッドベリ。 評価はA-
22の短編を集めた短編集。
ブラッドベリの中では可も不可もないレベルの短編集ですが、
「いつ果てるとも知れない春の日」、「ジェイミーの奇跡」の2作品には、
子供の心理をどうしてここまで描けるのかと、驚嘆させられた。
特に前者は物語内容も僕の好みのストライクゾーンど真ん中だった(S評価です)。
他にも、青春を振り返る、ちょっぴり寂しい「黒パン」や
人間の悲しい希いを描いた「青い壜」。
何だか他の短編でも似たような話があった気もするけど、火星人と宗教を描いた「救世主」。
ラストの光景が鮮烈な「第5号ロボットGBS」(ただし、ラストの一文は本当に蛇足だと思う)。
真夜中の神秘的な雰囲気が素晴らしい「全員服用、群集の狂気を阻む薬」に
タイムスリップものの良作「永遠と地球の中を」。
こうして振り返るとやはり良作が多い。
さすがだなと思わせる、短編集だった。
22の短編を集めた短編集。
ブラッドベリの中では可も不可もないレベルの短編集ですが、
「いつ果てるとも知れない春の日」、「ジェイミーの奇跡」の2作品には、
子供の心理をどうしてここまで描けるのかと、驚嘆させられた。
特に前者は物語内容も僕の好みのストライクゾーンど真ん中だった(S評価です)。
他にも、青春を振り返る、ちょっぴり寂しい「黒パン」や
人間の悲しい希いを描いた「青い壜」。
何だか他の短編でも似たような話があった気もするけど、火星人と宗教を描いた「救世主」。
ラストの光景が鮮烈な「第5号ロボットGBS」(ただし、ラストの一文は本当に蛇足だと思う)。
真夜中の神秘的な雰囲気が素晴らしい「全員服用、群集の狂気を阻む薬」に
タイムスリップものの良作「永遠と地球の中を」。
こうして振り返るとやはり良作が多い。
さすがだなと思わせる、短編集だった。