オランダ  3-0           ブラジル

主審 D+
試合内容 B-
MOM FW アリエン・ロッベン(70)(オランダ)

GK ヤスパー・シレッセン(60)  ジュリオ・セーザル(55)
CB ロン・フラール(60)      チアゴ・シウバ(50)
   ステファン・デフライ(65)   ダビド・ルイス(40)
   マルティンス・インディ(60) SB マイコン(35)
SB ダレイ・ブリント(70)        マクスウェル(40)
   デュルク・カイト(65)     DH ルイス・グスタボ(55)
DH ヨルディ・クラシー(50)       パウリーニョ(45)
  ジョナサン・デグスマン(60)  SH ラミレス(55)
OHジョルジニオ・ヴァイナルダム(70)SH ウィリアン(45) 
FW アリエン・ロッベン(70)      OH オスカル(60) 
   ファン・ペルシー(55)       FW ジョー(40) 

監督 ファン・ハール A        フェリペ・スコラーリ C

【オ】
ダレイ・ブリント(70)→ダリル・ヤンマート(60)
ヨルディ・クラシ―(50)→ヤン・フェルトマン(?)
ヤスパー・シレッセン(60)→ミシェル・フォルム(?)

【ブ】
ルイス・グスタボ(55)→フェルナンジーニョ(45)
パウリーニョ(45)→エルナネス(45) 
ラミレス(55)→フッキ(45) 


【オランダ】

最後までロッベン頼みの様相は変わらなかったけれど、
PK戦2戦を戦った後で休みもブラジルより1日少なく、そのうえでアウェイということも考慮して
3-0という結果は完璧。
GKを交代して23人全員をピッチに立たせた点も含め、盤石の試合だった。

体力的にほとんど落ちなかったあたり、フィジカル能力は驚異的なものがあったし、
守備は相変わらず堅い。
3点目のゴールは、今大会のオランダがほとんど魅せられなかった、有機的な連携での崩しからのゴールで
大会の締めくくりとしても良かったのではないだろうか。


ただ、今大会、DFブリントという若手の活躍はあったけれども、
他は、ロッベンとスナイデルといった30歳前後の世代のタレント力ばかりが目立った。
2年後のEuro、4年後のワールドカップは少々心配ではある。


【ブラジル】

やはり、ネイマールがいないと何もできない。全くゴールの臭いを感じない90分だった。
ドイツ戦ではフレッジにブーイングが浴びせられていたが、フレッジがというよりも他にいないのだ。
そんな中オスカルだけは頑張っていたが……。

中盤、フェルナンジーニョのパフォーマンスは相変わらず劣悪で、代表レベルのプレイではない。
ダビド・ルイスはふらふらと攻め上がったあと戻ってこないし、チーム全体がバラバラだった。


2戦続けての無様な大敗は、当然スコラーリの責任でもあるわけだが……
選手がいないのだからどうしょうもない、ような気もする。

フレッジやジョーの代わりに使えそうだったFWと言われても、
パト? ダミアン? ロビーニョ? ぐらいしか思いつかず……
ネイマールの代役にカカー? 

うーん……
ネグレドやジョレンテを切ってトーレスを使ったどこかの国とは違い、積極的に監督を叩く気にはならないなぁ。