2015年も暮れに差し掛かっているのに、なぜ1994?
と思われる方も多いと思うんですが、何故かと言いますと、このご時世に1994年ワールドカップの日本語版実況放送の動画を、Youtubeに黙々とアップしてくださる神のような方がおりまして。
既に10試合ぐらいが上がっているんですね。

そこで、せっかくなのでそれを(のんびりペースではありますが)見て、感想を書いていこうかなと思いました。
ちなみに、当時の私はまだ小さくて海外サッカーを見ていませんので、選手の顔を見てもほとんどの選手はわかりません。なので、実況さんと、背番号を頼りに採点をつけさせていただきますw
また、主審の採点は今大会に限りしません。何故かと言うと、当時の判定基準が解らないからです。
今の基準で見ると「どうしてそのプレイでカードが出ないんだ!!」とどの試合でも思ってしまう可能性が高いので(昔は今と比べてラフでした)。


さて今日はアメリカVSスイスです。


特にこの両チームはキツいですね。GKは勿論わかります。
後は……ララスとバルボアは解ります。
アメリカは他はスチュアートは解るかな(前線のスキンヘッドは彼だけなので)。

スイスの方は、長髪のズッターが解りやすいですね。
ビッケルはこの後ヴィッセル神戸に行くビッケルですが、顔だけ見ても解りません。
てか、この試合のビッケルはFWなの? あれ、ヴィッセルでは中盤じゃなかったっけ?
スフォルツァとシャプイサは名前は知っています。
ベンチにいるのは、現イングランド代表監督のホジソンじゃないですか! 
22年前のホジソン、さすがに若いぞ!(一番テンションが上がったのはそこ)


試合は、守りを固めるアメリカをスイスが攻めあぐね、ドロー。
守ったアメリカがよく頑張ったと見てもいいですが、正直スイスの貧攻にはストレスが溜まりました。
中盤までは良いんだけど、そこからがなぁ。
一応MOMにはズッターを選びました。彼がスイス攻撃のキーマンで、エネルギッシュな動きで楽しませてくれましたね。ただ、フィニッシュはもう少し枠に飛ばしてほしい。


   アメリカ       1-1             スイス

試合内容 B-
MOM SB アラン・ズッター(70)(スイス)

GK メオラ(60)                   パスコロ(50)
DF ララス(55)                   ホッティガー(70)
   バルボア(55)                 ヘーア(50)
   カリジューリ(55)               ガイガー(55)
   コーイマン(50)                カンター(55)
MF レイモス(50)                オーレル(50)
   ソーバー(40)               ブレギー(70)
   ハークス(50)               ズッタ―(70)
   ドゥーリ―(35)              スフォルツァ(40)
FW スチュアート(55)            ビッケル(45)
   ウィナルダ(65)             シャプイサ(40)

監督 ミルティノビッチ           ホジソン

【ア】ウィナルダ(65)→ウェガリー  B
   スチュアート(55)→コビ・ジョーンズ ?

【ス】 ビッケル(45)→スビアット  ?
スフォルツァ(40)→ビス  ?

【アメリカ】

現在のアメリカに比べると、全然違いますね。
当時は弱小国だったということで、スーパーディフェンシブ。
2002の頃にはすでにかなりオフェンシブで楽しいサッカーをしていたように記憶しているんですが、
この試合のアメリカはとにかくゴール前を固めることを第一に考えているような動きをしていますね。

後半に入ると少しはマシになったものの、結局はドン引きサッカー。
とはいえ、狙い通り格上スイスから勝ち点1を取れたので、まずまずといった感じでしょうか。


【スイス】
   
中盤の構成力の高いチームという印象を受けました。
特に中盤の底のブレギーと、左サイドのズッターの二人は効いていますね。
右サイドバックのホッティガーのオーバーラップも良さげです。
明らかにアメリカよりも実力は上だったのに、引き分けてしまったのは残念。
FWの力不足かな。
シャプイサ、スフォルツァ……攻撃の軸になるはずの有名選手が軒並みダメでした。

このグループは他に優勝候補と目されたコロンビアに、東欧の強豪ルーマニアがいるので
アメリカ相手に引き分けちゃいかんところなのですが……コロンビアが予想外にコケたために
結果として両チームともベスト16に進出する事になります。良かったですね。