ナイジェリア   3-0        ブルガリア

試合内容 B
MOM  CF イェキニ(70)(ナイジェリア)

GK  ルファイ(70)            ミハイロフ(60)
DF  エグアボン(15)          イワノフ(60)
    イロハ(65)             フブチェフ(50)
   ウチェ・オケチュク(60)      クレメンディノフ(66)
   ヌワヌ(60)             ツベタノフ(40)
MF オリセー(60)           ヤンコフ(40)
   アムニケ(50)           レチコフ(50)
   シアシア(55)           ボリミロフ(40)
   フィニディ(55)          バラコフ(40)
FW イェキニ(70)           コスタディノフ(60)
   アモカチ(65)           ストイチコフ(65)

監督 ヴェスターホフ B       ペネフ C

【ナ】
フィニディ(55)→エゼウゴ ?
シアシア(55)→アデポジュ B

【ブ】
レチコフ(50)→シラコフ(40)
ボリミロフ(40)→ヨルダノフ ?


アフリカサッカーが一番勢いのあった頃。
その象徴が、90のカメルーンであり、94・96(五輪)のナイジェリアだと思います。
今のブラックアフリカのサッカーは非常に規律正しい一方で、遊び心の少ない軍隊のようなサッカーをするチームが多いですが、この頃はまだ身体能力を活かした、のびのびと奔放な、感覚任せとも言えるプレイを見せていました。
それがまぁ、汚いファウルという形になったり、あるいはドフリーなのになぜかオーバーヘッドをして相手にボールを渡したりという「???」なプレイにもなるわけですが、一方ではこの日の3点目に見られる豪快なダイビングヘッドのような、そういった「これぞ、ブラックアフリカ!」と言える魅力的なプレイにも繋がるわけです。

この試合では文字どおりブルガリアを圧倒。特にイェキニ、アモカチの2トップは脅威ですね。
またGKルファイも非常に安定していました。
エグアボンの低採点は複数回のラフプレイによるもの。個人的には退場でいいと思う。


ブルガリアの方は、ストイチコフを中心に今大会旋風を巻き起こすはずなのですが、初戦は良いところなく敗れてしまいました。
ここからどう立て直していくのか、注目ですね。
攻撃陣のストイチコフ、コスタディノフはさすがですが、DFリーダーのイワノフも良いプレイヤーだなと思いました。

……ところでレチコフ。どう見ても27歳には見えない……その風貌は40代やろ……。