スウェーデン  2-2    カメルーン

試合内容 B
MOM 該当者なし

GK ラベリ(60)              ベル(45)
DF ニルソン(50)             タタウ(60)
   パトリック・アンデション(45)    ムブー(50)
   ビョークランド(45)          カラ(60)
  リュング(55)              ソング(50)
MF テルン(55)             ムフェデ(50)
   インゲション(55)          リビー(50)
   ブロンクイスト(40)         フォエ(60)
   シュバルツ(65)           アグボ(40)
FW ダーリン(60)            エンベ(65
   ブローリン(55)            オマンビイク(65)

監督  スベンション A-         アンリ・ミシェル B

【ス】 ブロンクィスト(40)→ラーション B+
    インゲション(55)→ケネット・アンデション A-

【カ】 ムフェデ(50)→マボアング ?
    エンベ(65)→ムイメ ?


90年大会で旋風を巻き起こしたカメルーンと、Euro92のベスト4のスウェーデン……と書きつつ、どちらの大会も観ていないわけですが(90の試合はいくつかYoutubeで見ました)、前評判がそれなりにあるチーム同士という
事になるのかな。
そんな試合は2-2。実況解説も「面白い試合」と仰っていたのですが、個人的には……それほどでもなかったかなぁ。


カメルーンの方は、身体能力頼みのサッカー。裏に抜け出すエンベとオマンビイクのコンビは面白いけれど、
ナイジェリアのような爆発的な「超人ぶり」を見せるには至らず、守備はかなり危なっかしい感じ。
ディフェンス陣に若き日のソングがいましたね。フォエも懐かしい。
エンベというのは知らない選手なんですが、この試合良かったですね。

スウェーデンは落ち着いて繋いではいたんですが、攻撃のスイッチを入れる選手がいない。
司令塔というか、この時代ですと「10番」ということになるのですが、それだけに攻撃が単調なんですよね。
ブロンクィストやラーションあたりがサイドを抉ってくれれば面白くなると思うんですが、そうでもないし。
ケネット・アンデションを入れた後は、彼の高さを活かした縦ポンサッカーになりましたが、ことこの試合に関してはその方が破壊力はありました。
中盤の底のシュバルツは良かったです。1対1の守備はほぼ勝つし、フィードも良い。

若き日のラーションはサイドアタッカーだったんですね。バルセロナにいた熟練FWの彼を覚えているので、
サイドアタッカーで出てきた時は驚きました。
パトリック・アンデションはこの後バイエルンに行って、劇的なゴールを決めてリーグ優勝に貢献した姿を覚えていますが、この試合では彼のクリアミスからの失点。残念。