メキシコ 1-1 ブルガリア
       PK 1-3
 
欠場者(ブ) 誰だか知らないが3人出場停止者がいるらしい
    (メ) MFデルオルモ(出場停止)

試合内容 C+
MOM GK ミハイロフ(70)(ブルガリア)

GK カンポス(65)   ミハイロフ(70)
DF ラミレス(45)   フブチェフ(50) 
   ロドリゲス(50)  クレメンリエフ(50)
   スアレス(50)   ヨルダノフ(50)
   ヘスス・ラミレス(50)    キリヤコフ(50)
MF アンブリス(55) ボリミロフ(55)
    ベルナル(45)  バラコフ(50)
   ガリンド(50)   シラコフ(55)
   ガルシア・アスペ(45) レチコフ(65)
FW ルイス・ ガルシア(45) コスタディノフ(60)
   サグエ(50)       ストイチコフ(65) 

監督 バロン C      ペネフ B

【メ】
交代なし

【ブ】
シラコフ(55)→グエンチョフ B
コスタディノフ(60) →ミフタルスキー ?

 
ノルウェーに負けた後、アイルランドに勝ち、イタリアに引き分けてギリギリで突破したメキシコと
ナイジェリアにボコボコにされた後、最弱ギリシャに勝ち、アルゼンチンに金星をあげて突破したブルガリアの一戦。

試合は前半開始直後からブルガリアが押し、さっそくストイチコフが鮮やかなゴールを決める。
だが、ここからがこの試合を退屈なものにさせたのは審判の悪目立ち。
意味不明なジャッジを乱発し、試合をぶち壊したシリア人審判アル・シャリフの罪は重い。

まずブルガリアDFにサグエが倒されたシーンで、メキシコのPKを宣告。
しかしこのプレイは本来全くファウルではない、イーブンなボールの奪い合いだったのにどこがPKなのだろう?
このPKをメキシコが決めて同点に。
後半に入ると、審判の糞ジャッジぶりに磨きがかかる。
これまた全く意味不明なジャッジで、ブルガリアDFクレメンリエフにレッドカード。
メキシコにお金でも貰っているのか?と思わせる黒いジャッジに怒り心頭だったが、
ここで今度は帳尻合わせにメキシコのルイス・ガルシアにもレッドカード。
クレメンリエフのレッドカードよりはマシだが、このプレイもカードに相当するようなファウルではない。

試合の方もすっかり白けてしまい、均衡が保たれたまま10人対10人の試合はPK戦に突入した。


不満はNHKの実況解説にもある。まず、良いプレイをしても全然選手名が呼ばれない。
そのため、どの選手が良いプレイをしたのかがわからない(レチコフなど、顔に特徴のある選手はわかるが)。
メキシコの5番がヘスス・ラミレスという選手なのはわかるが、3番のラミレスは一度も名前を呼ばれないため、なにラミレスなのかもわからない(自分で調べろってか?)。
ブルガリアの選手はこの試合、3人も出場停止を食らっているらしいのだが、誰が出場停止なのかを一度も言わない(予選リーグでおなじみのイワノフ、ヤンコフあたりがこの試合には出ていないので、この辺り? それにしたって普通言うだろ)。
あと、レチコフは30歳じゃない。26歳だ! 4つも歳を間違えないでくれ。

(注:アルゼンチンVSルーマニアの実況はオルテガを30歳だと言っていた。10も歳を間違えている。
多分選手の事は全く知らず、生年月日のデータだけを見て自分で引き算でもしてるんだと思うけど、それにしたって酷い)


また、誤審に対して「誤審だ」と言ってはいけないルールでもあるのかもしれないが、
明白な誤審の乱発に対して「これが世界基準のジャッジなので、選手もそれに慣れないと」のような頓珍漢な発言をする。
こんなのが世界基準のジャッジであってたまるか。


と、このように不満ばかりが溜まる試合でござった。
いやー、ひでぇ審判。二度と笛を吹いてほしくないですね。


誤審といえば2002年、というイメージが強いですが、この大会も随分な誤審がありますね。
イタリアVSナイジェリアのゾーラの退場といい。