『面白かった。でもそれだけ』という感想を勝手に膨らませて、前回481字の感想を作りました。
481字程度の長さでは大した事もできませんが、もう少し読みやすい感想に改造してみましょう。




☆第1段階 簡単にできる修正を施す


『パロディネタが面白く、ギャグは何度も笑った。
特にヘタレでしょうもないけれども、共感*1できるフカヒレが最高だった。
ただ、笑えはするけれども、それ以上の何かがないのが残念だった。コメディだというのはあるけれど、カニルートやよっぴ―ルートは*2感動できそうな内容であるにもかかわらずなのに、感動できなかった。
レオはヘタレだし、乱暴な口調のヒロインは元々苦手なのでが好きではないのでカニも好きになれなかった。
*3ヒロインはなごみと乙女さんが好きです。
よっぴーはヤンデレすぎて怖かった。読んでいて安心できなかった。それが悪いとは言わないが、
明るい日常モノを読みたくてつよきすをプレイしたので……、ちょっとついていけなかった
好きなヒロインはなごみ*4と乙女
*5 まず、なごみについて。最初はツンツン冷たいのに、段々心を開いていくところがかわいすぎ
レオに頭をなでられて『えへへ』と笑うシーンは、あまりのかわいらしさにプレイしていて悶えてしまった。体育祭のフォークダンスのシーンも印象深い。
元々ヒロインが受け身のエッチシーンが大好きだということもあるが、なごみの反応もとてもよく、声優さんの演技も凄く良かった。手首を縛るHシーンが最高にお気に入り
*6次に乙女さんだが~(略)



*1 ヘタレでしょう「も」ないけれど「も」、共感「も」できる
→あまりに「も」が多い。削れるところは削る。
また、『った』という語尾が多いので、リズムを考えて語尾を調節する。


*2 感動できそうな内容を具体的に書く。カニルートやよっぴールートについて具体的に踏み込むと良い。
また、『であるにもかかわらず』は長い。『なのに』くらいで良い。
短く言い換えられる部分は適宜、短く言い換えて、読みやすくしよう。
(好きではない→苦手)など。


*3 唐突。全く必要ない。

*4 好きなヒロインはなごみと乙女、という一文を削除したので、代わりに『乙女』の一語を追加

*5 『乙女』の一語を追加したせいで、誰の事を褒めているのかがわからない。『なごみ』について褒めている、という指示語を足す。

*6 乙女さんが好きと言ったのだから、当然乙女さんについても書いてほしい



☆第2段階
『全体をパーツに分け、順次移動する』


『A
パロディネタが面白く、ギャグは何度も笑った。
特にヘタレでしょうもないけれども、共感できるフカヒレが最高!

B
ただ、笑えはするけれども、それ以上の何かがないのが残念。コメディだというのはあるけれど、カニルートやよっぴ―ルートは感動できそうな内容なのに、感動できなかった。
レオはヘタレだし、乱暴な口調のヒロインは元々苦手なので、カニも好きになれなかった。
よっぴーはヤンデレすぎて怖かった。それが悪いとは言わないが、
明るい日常モノを読みたくてつよきすをプレイしたので……。

C
好きなヒロインはなごみと乙女。
C-1まず、なごみについて。最初はツンツン冷たいのに、段々心を開いていくところがかわいすぎる。
レオに頭をなでられて『えへへ』と笑うシーンは、あまりのかわいらしさにプレイしていて悶えてしまった。体育祭のフォークダンスのシーンも印象深い。
元々ヒロインが受け身のエッチシーンが大好きだということもあるが、なごみの反応もとてもよく、声優さんの演技も凄く良かった。手首を縛るHシーンが最高にお気に入り
C-2次に乙女さんだが~(略)』



現状、何が言いたいんだかよくわからない感想になっている
ただ思いついたままを書き表しただけ、という印象だ(まぁ実際そうなんだw)
文章量のせいでなごみがかわいい、という事だけは伝わってくるが、最初に言いたかったことを思い出してみよう。

『面白かった。でもそれだけ』

テキスト主が僕自身ではないので紛らわしいが、とにかく本当に言いたい部分は『でもそれだけ』の部分のはずだ。
そうじゃなければ、『大した話でもないが、最高に面白かった』のような文章構成になるだろう。
たいていの人間は、最後に読んだ部分が印象に残りやすい
それを意識して、最後に言いたい事を持ってくるのが適切だと思う。


☆ 第3段階 

【一番言いたい主張が目立つように、移動・加筆・修正を行う】



そこでまず、この感想のパーツ分けをしてみよう。
Aはギャグの面白さについて。Bは『でもそれだけ』の部分。
Cは好きなヒロインについて。

一番簡単なのはBのパーツを最後に移動する事だ。


『A
パロディネタが面白く、ギャグは何度も笑った。
特にヘタレでしょうもないけれども、共感できるフカヒレが最高!

C
好きなヒロインはなごみと乙女。
C-1まず、なごみについて。最初はツンツン冷たいのに、段々心を開いていくところがかわいすぎる。
レオに頭をなでられて『えへへ』と笑うシーンは、あまりのかわいらしさにプレイしていて悶えてしまった。体育祭のフォークダンスのシーンも印象深い。
元々ヒロインが受け身のエッチシーンが大好きだということもあるが、なごみの反応もとてもよく、声優さんの演技も凄く良かった。手首を縛るHシーンが最高にお気に入り
C-2次に乙女さんだが~(略)


B
ただ、笑えはするけれども、それ以上の何かがないのが残念。
コメディだというのはあるけれど、カニルートやよっぴ―ルートは*2感動できそうな内容なのに、感動できなかった。
レオはヘタレだし、乱暴な口調のヒロインは元々苦手なので、カニも好きになれなかった。
よっぴーはヤンデレすぎて怖かった。それが悪いとは言わないが、
明るい日常モノを読みたくてつよきすをプレイしたので……。



少しはマシになった、と思う。
しかしこれだけではまだ散らかっている。


Bの部分が、『キャラ叩き』になってしまっているからだ。
これでは『嫌いなキャラがいるから面白くなかった』という内容に変わってしまっている。


これは『感動できそうな内容であるにもかかわらず』なんて無駄な文章を勝手に入れてしまった私(fee)が悪い。これで話がややこしくなってしまった。話の膨らませ方が間違っていた。
テキスト主はそんな事は言っていない。
『ただそれだけ』なのだ。

しかし『初歩の初歩編』という記事を既に書いてしまったので、なかったことにはできないw
なので、可能な限り手術を施そう。
レオ、カニ、よっぴー叩きは、これもまたキャラ話に分類できる。なので、好きなキャラのところに繋げたい。
また、キャラ話(Cパート)が長くなってきたので、キャラクターごとに見出しをつけた方が解りやすい。好きなキャラ順に並べるのもアリだろう。


『A
パロディネタが面白く、ギャグは何度も笑った。
特にヘタレでしょうもないけれども、共感できるフカヒレが最高!

C
好きなヒロインはなごみと乙女について

*1【1番好きなヒロイン 椰子なごみ】
まず、なごみについて。最初はツンツン冷たいのに、段々心を開いていくところがかわいすぎる。
レオに頭をなでられて『えへへ』と笑うシーンは、あまりのかわいらしさにプレイしていて悶えてしまった。体育祭のフォークダンスのシーンも印象深い。
元々ヒロインが受け身のエッチシーンが大好きだということもあるが、なごみの反応もとてもよく、声優さんの演技も凄く良かった。手首を縛るHシーンが最高にお気に入り。

【2番目に好きなヒロイン 鉄乙女】
C-2次に乙女さんだが~(略)

*2【3番目に好きなヒロイン 霧夜エリカ】
(略)

【4番目に好きなヒロイン 佐藤良美】

よっぴーはヤンデレすぎて怖かった。それが悪いとは言わないが、
明るい日常モノを読みたくてつよきすをプレイしたので……。

【5番目に好きなヒロイン 蟹沢きぬ】
乱暴な口調のヒロインが元々苦手なのでカニも好きになれなかった。


☆ 欠点:シナリオの弱さ
ただ、笑えはするけれども、それ以上の何かがないのが残念。
カニルートやよっぴ―ルートは感動できそうな内容なのに、感動できなかった。
*3ヒロインが好きじゃなかったという事もあるが、ギャグの面白さに比べ、山場が弱く、ドラマチックさに欠けているように感じる。

*4【蟹沢きぬルート】

【佐藤良美ルート】


エロゲにそんなものを求めるな、と言われればそれまでだが、プレイした後に何か深く考えさせられるようなものもないし、プレイしている間は笑って楽しくても、数年後にどんな話だっけ?と思い返したらきっと思い出せない。まぁ暇つぶしにはもってこいかもしれないが、そんなゲームだったと思う。



*1
文章でダラダラと書いてもいいが、ある程度の長文になった場合、
キャラ事に見出しをつけるなどの工夫があると見やすい。
特に長文になった場合、読者が読みたいヒロインのところだけ読めるようになる。

*2
全ヒロインについて書く必要はないが、文脈上、なごみと乙女とカニとよっぴーについて触れる必要があるため、エリーをハブるのもかわいそうなので入れた。
書くことがなければ省略して良い。


*3先ほど確認したように、『でもそれだけ』という主張がメインである。
キャラ話(Cパート)を大々的にやってしまったので、メインの主張が2行では全然足りない。
Cパートに釣り合うように、Bパートもある程度ボリュームを膨らませる必要がある。


*4 シナリオについて書きたければ、話の流れ的にはここになる。書きたくなければ省略で良い。



★というわけで、一応の完成系


『パロディネタが面白く、ギャグは何度も笑った。
特にヘタレでしょうもないけれども、共感できるフカヒレが最高!


☆ヒロインについて

【1番好きなヒロイン 椰子なごみ】
まず、なごみについて。最初はツンツン冷たいのに、段々心を開いていくところがかわいすぎる。
レオに頭をなでられて『えへへ』と笑うシーンは、あまりのかわいらしさにプレイしていて悶えてしまった。体育祭のフォークダンスのシーンも印象深い。
元々ヒロインが受け身のエッチシーンが大好きだということもあるが、なごみの反応もとてもよく、声優さんの演技も凄く良かった。手首を縛るHシーンが最高にお気に入り。

【2番目に好きなヒロイン 鉄乙女】
C-2次に乙女さんだが~(略)

【3番目に好きなヒロイン 霧夜エリカ】
(略)

【4番目に好きなヒロイン 佐藤良美】
よっぴーはヤンデレすぎて怖かった。それが悪いとは言わないが、
明るい日常モノを読みたくてつよきすをプレイしたので……。

【5番目に好きなヒロイン 蟹沢きぬ】
乱暴な口調のヒロインが元々苦手なのでカニも好きになれなかった。


☆欠点

ただ、笑えはするけれども、それ以上の何かがないのが残念。
カニルートやよっぴ―ルートは感動できそうな内容なのに、感動できなかった。
ヒロインが好きじゃなかったという事もあるが、ギャグの面白さに比べ、山場が弱く、ドラマチックさに欠けているように感じる。


【蟹沢きぬルート】
【佐藤良美ルート】

エロゲにそんなものを求めるな、と言われればそれまでだが、プレイした後に何か深く考えさせられるようなものもないし、プレイしている間は笑って楽しくても、数年後にどんな話だっけ?と思い返したらきっと思い出せない。まぁ暇つぶしにはもってこいかもしれないが、そんなゲームだったと思う。





☆というわけで 一人反省会


とりあえず完成。
少しは読みやすくなった……と思うけど、なってないかもしれない。
正直、できの良い記事とは言いがたい。それでも、誰かの参考になるかもしれないと思って載せた。
折角書いちゃったしw

他人の感想を膨らませて、新しく一つ感想をでっちあげる(しかも、わざと修正点を残しておいて、後で修正の過程を見せていく)のって相当大変ですね。
ゲーム感想を一つ書く方がよっぽど楽でしたw 


ちなみに『上級者編』はありません。
私自身が上級者ではないので、上級者になれるコツがあったらむしろ誰か教えて下さいw