☆棗鈴

鈴ルート、とはいうものの実質的には「リフレイン入門」みたいな感じ。
老いた猫とのお別れ。
杉並さん。

鈴からの告白(鈴の方が成長している)
謙吾や真人や恭介ともずっと一緒にいられる。

レノンの尻尾に恭介からのメッセージ


「いつまでもリトルバスターズじゃ、子供のままじゃいられない」

謙吾「もし、誰もいなくなったとしても。俺が一人で続けてやる」


交換留学に行く鈴 突き放す理樹
本気で突き放す恭介(着信拒否など:正直酷すぎ)


交換留学先から逃げて、鈴の祖父の家に行く
お金がない。畑で働く。ナルコレプシー

貧窮生活。警察に追われ、バッドエンド。

鈴と別れたことの示唆(鈴はどうなったのか不明。普通に別れた? 学校にもいないような印象)


☆西園美魚

以前、西園さんは、呼んでいる本を知りたいと思うことは、『わたし』を知りたいと思う事だ、と言った。
ならば、その人の作品を読みたいと思うことは、やはり『その人』を知りたいと思う事かもしれない。

短歌の合作(遊び心のある選択肢)


白い紙飛行機、青い海、青い空、どこまでもずっと飛んでいく

白鳥 海の青 空の青  『白と青のイメージ』

水平線 海と空との狭間


美魚の存在感が薄れていく。そして現れる美鳥。


右手で持っていた傘が傾いた。
初夏の日差しが西園さんの顔に当たる。
色白い頬が桜色に染まる。
淡い美しさに、僕は見とれた。
その桜色は、名を冠された花と同じようにすぐに散ってしまった。(略)
その時間は、ろうそくが燃え尽きる直前の一瞬のきらめきだった。


リトルバスターズ、悪くなかったです。正義の味方ではありませんでしたけど、私の味方でした。


若山牧水の短歌をモチーフにした、非常に詩的なルート。
詩的というのは善し悪しで、透き通るような美しい描写が印象的な一方で、
地に足がついていないというか、『なんでもアリ』なファンタジー世界で『なんとなく』わかったような気にはなるものの、『なぜそうなるのか』がほとんどわからないということでもある。
美魚ちんは最高にかわいい。美鳥ちゃんもかわいい。それはそれでいいんだが。

あと、Hシーンで自分から抱かれに来ているのに、脇の処理をしていない美魚ちんが面白かった。

『誰にも交わらずに、孤独でありたい(自分の純粋さを保ちたい)』美魚が、
『他人の人生を追体験するために、本を読む』事。

前者は偽の願い。誰かと交わる事こそ、美魚の真の願い。



シナリオ6.5
キャラ 9(美鳥は7.5)
うらやま 7.5
エロ 2

くらい