サークル「ルさんちまん」さんの『人妻セレナと魔石のダンジョン』をクリア。
69点。
☆簡略感想
また、世界を救う最終決戦とはいえダンジョンは5層(ただし1層1層は広い)と、
69点。
☆簡略感想
ゲーム部分 75点:ウィザードリィリスペクトのダンジョン探索RPG。(ヌルゲーマーの私には)やや難しいが、何とかなるレベル。
また、前作までにない新システムがいくつも見られた、挑戦作としても評価したい。
シナリオ・キャラ部分 65点:なんだか最後だけ、「ちょっとイイ話」風に終わっているが、あまりにも救いがない。義父含め、まともな男キャラが1人もおらず、最終決戦に挑んだ男共ですらシルエットモブの性格破綻者なのは、システム上仕方ないのかな。性癖という意味でも、ちょっと今回はキツかった。また、世界を救う最終決戦とはいえダンジョンは5層(ただし1層1層は広い)と、
やや規模の小ささも感じた。
☆挑戦作として、評価したい。ゲーム部分は楽しめました。
人妻主人公の凌辱系RPG。
私、そういう性癖はあまり持っておりません。
それでもプレイしたのは「アイリーン快賊団」以降追いかけていたサークルさんだったから。
個人的にこのサークルのベスト作は「鳴神学園オカルト研究部1」なのですが、
一言感想でも書いたように、敢えてそのシステムに安住せず、
・スパロボ風成長システムを廃し、傭兵システムを導入する
・パズル要素の強い独自の戦闘システムを突き詰めず、ある程度一般のRPGに寄せて作った
などの冒険心は買いたい。
人妻主人公というのもこのサークルさん的には挑戦だと思います。
その挑戦心は買いたいし、実際割と楽しめました。
ただ、印象というか後味は良くないです。
後味が良くないのは、単に『好みの問題』と言われればそうなのですが。
☆システム上仕方ないが、後味が相当悪い
主人公のセレナは、夫の帰りを待つ人妻
(夫は顔すら出てこない。ちなみに勇者らしい)。
義父やらギルド長やらにハメられて、多額の借金を背負った。
輪姦ギルドで毎日種付け輪姦されながら、人妻ヒロインがダンジョン最深部に眠る魔石(&魔王の封印?)を目指す。
ちなみに娘も輪姦被害者の会の仲間入りをするのでよろしくね。
孕ませ輪姦自体はこのサークルでは全く真新しいことではないのですが、
「オカ研」では『魔界から現実界に戻れば、今までの(輪姦)体験は全部チャラ』という
ご都合楽観設定がありました。
そのため、ヒロインたちが酷い目に遭うのを安心して(興奮して)見ていられたんですが、今回はその手の設定はありません。
「オカ研」では酷い目に遭うのは『街の中』で、「一緒にダンジョン踏破をする仲間たち」は皆、友情で結ばれていたように感じましたが、今回は顔なしモブのレイパーたちと一緒に冒険するので、
ずっと荒(すさ)みっぱなし。
仲間たちとの絆・戦友感は全く感じる事はできませんでした(当たり前か)。
また、世界を救う最終決戦とはいえ、
『5層のダンジョン』
『鬼畜レイパーを集めた傭兵集団+レイプ被害者の会の女性たち』
に倒される魔王(?)ということで、物語的な規模の小ささも感じました。
☆総評
傭兵システムは、アイディア自体は面白かったと思うんだけど。
結局、性格破綻者の大群を引き連れてダンジョンに潜る形になっちゃったんですよね。
これでは、冒険の楽しさみたいなものが全くありません。
『不潔な男』とか『むっつりな村人』とか『農民風の男』のLVを上げても、楽しくないでしょ?
まぁ、ゲームに何を求めるか、ですよね。
やっぱり僕は、背中を預け合える仲間と冒険がしたいなぁ。
背中を見せたら後背位で犯されそうなヤカラとの冒険は、チョイしんどかったですw