ベルギー 1-0 ポルトガル
МОМ FW ロメル・ルカク(ベルギー)
試合内容 B+
ベルギー ポルトガル
GK クルトワ 7 ルイ・パトリーシオ 5
DF アルデルワイレルド 5・5 ペペ 6・5
ヴェルトンゲン 6 ルベン・ディアス 5
ヴェルマーレン 5・5 ダロ 4・5
МF ムニエ 6・5 DF ゲレイロ 5・5
トルガン・アザール 6・5 МF パリ―ニャ 3・5
ティーレマンス 5・5 ジョアン・モウチーニョ 4・5
ヴィツェル 5 レナト・サンチェス 6・5
デ・ブライネ 5 FW ジョッタ 5
エデン・アザール 5 ベルナルド・シルバ 5・5
FW ルカク 7 クリスチアーノ・ロナウド 6
監督 マルティネス 5・5 フェルナンド・サントス 5
欠場者(べ)DFカスターニェ
(ポ)
交代(べ)デ・ブライネ→メルテンス 4
エデン・アザール→カラスコ 4
トルガン・アザール→デンドンカー ?
(ポ)ジョアン・モウチーニョ→ブルーノ・フェルナンデス 3.5
ベルナルド・シルバ→ジョアン・フェリックス 6
ジョッタ 5→アンドレ・シルバ 5.5
パリ―ニャ→ダニーロ ?
レナト・サンチェス→セルジオ・オリベイラ ?
(試合前、スタメンを見て)
ベルギーは、エデン・アザール、デ・ブライネ、ルカクそろい踏み。
МОМ FW ロメル・ルカク(ベルギー)
試合内容 B+
ベルギー ポルトガル
GK クルトワ 7 ルイ・パトリーシオ 5
DF アルデルワイレルド 5・5 ペペ 6・5
ヴェルトンゲン 6 ルベン・ディアス 5
ヴェルマーレン 5・5 ダロ 4・5
МF ムニエ 6・5 DF ゲレイロ 5・5
トルガン・アザール 6・5 МF パリ―ニャ 3・5
ティーレマンス 5・5 ジョアン・モウチーニョ 4・5
ヴィツェル 5 レナト・サンチェス 6・5
デ・ブライネ 5 FW ジョッタ 5
エデン・アザール 5 ベルナルド・シルバ 5・5
FW ルカク 7 クリスチアーノ・ロナウド 6
監督 マルティネス 5・5 フェルナンド・サントス 5
欠場者(べ)DFカスターニェ
(ポ)
交代(べ)デ・ブライネ→メルテンス 4
エデン・アザール→カラスコ 4
トルガン・アザール→デンドンカー ?
(ポ)ジョアン・モウチーニョ→ブルーノ・フェルナンデス 3.5
ベルナルド・シルバ→ジョアン・フェリックス 6
ジョッタ 5→アンドレ・シルバ 5.5
パリ―ニャ→ダニーロ ?
レナト・サンチェス→セルジオ・オリベイラ ?
(試合前、スタメンを見て)
ベルギーは、エデン・アザール、デ・ブライネ、ルカクそろい踏み。
ボヤタ、デナイエルと頼りにならなかったセンターバックの残り1枠は、
大ベテランのヴェルマーレンを引っ張り出してきました。
大ベテランのヴェルマーレンを引っ張り出してきました。
ポルトガルは、ジョアン・モウチーニョ先発は英断。
ゴゼンス、エムバペにぶち破られ続けた右サイドバックは今日はダロが先発。
正直エデン・アザールを止められるとは思えない……(アザール兄の調子次第ではあるけど)。
中盤、ダニーロ&カルバーリョ&ブルーノ・フェルナンデス先発から入って、もはや誰も残っていないのが、ポルトガルの迷走ぶりを表している。
ベルギーのサイドアタックを、ポルトガルが止められるとは思えないので、ベルギー勝利を予想。
ポルトガルが勝つなら、ロースコアからのクリロナの一撃だろうか。
(ここから実際の感想)
予想に反してお互い重心の低い、固い試合になった。こうなったらポルトガルペース。
ベルギーのサイドアタックどころか、全く攻め上がる事ができず、むしろポルトガルの左サイドのジョッタがベルギー右サイドを攻撃するありさまだった。
しかし、試合が進むにつれてルカクのフィジカルパワーを軸に少しずつベルギーが押し戻す。
ポルトガル中盤の門番パリ―ニャにファウルが嵩む中、ベルギーはクルトワ→ティーレマンスのビルドアップから、波状攻撃を仕掛け、最後にはトルガン・アザールがスーパーミドルを決めた。
後半になるとベルギーのデ・ブライネが負傷交代。
ポルトガル中盤でのハードタックルを流す審判の判定もあって、荒れ気味になった試合の主導権を握ったのはポルトガル。
特に最終ラインではぺぺが、中盤ではレナト・サンチェスがダイナミズムを注入し、ポルトガルを活性化させた。
一方、防戦一方の展開を強いられたベルギーは、守護神クルトワがピンチを防ぎ、
奪ったボールを前線で身体を張り続けるルカクに預けることで、時計の針を何とか進め、遂に試合終了までたどり着いた。文字通り、何とか逃げ切った、という印象を与えるベルギーの辛勝だった。
☆ポルトガルの雑感
結局、右サイドバックと中盤に最適解を見いだせなかった、というのが今大会のポルトガルの印象だ。
CBは38歳のぺぺが今もって健在なのは嬉しい誤算だったが、大会前にカンセロがコロナ感染で離脱したのを皮切りに、代役のネウソン・セメドは対面のゴゼンス、エムバペに後れを取り続け、
ベルギー戦では若手のダロを引っ張り出した。
中盤は、フィジカルタイプのダニーロとカルバーリョでクラッシャー型の中盤を構成し、1枚上にブルーノ・フェルナンデスをシャドーのように起用したがこれが全くフィットせず、中盤と前線が接着しない。
結局ベルギー戦では、パリ―ニャを中盤の底に据え、ゲームメイク役にフランス戦で好調だったジョアン・モウチーニョ、前回大会の超新星レナト・サンチェスが前線と中盤を運動量で接着させた。
ミドルからでも十分に脅威となる前線ではあったが、相手を崩しきる事は全試合通してできず、
クリスチアーノ・ロナウドの決定力に頼るのみ。
ジョッタはチャンスメイクでは良い動きを見せたが、シュートを外しすぎた。
ベルナルド・シルバも、ゼロトップでもないシステムでのウイング起用では精彩を欠いた。
故障で出遅れたジョアン・フェリックスが初戦から使えれば、結果は変わったかもしれない。
フェルナンド・サントス監督は何とか修正を施そうとした努力は見えるが、結局最適のバランスを見出すことはできなかった。
正直エデン・アザールを止められるとは思えない……(アザール兄の調子次第ではあるけど)。
中盤、ダニーロ&カルバーリョ&ブルーノ・フェルナンデス先発から入って、もはや誰も残っていないのが、ポルトガルの迷走ぶりを表している。
ベルギーのサイドアタックを、ポルトガルが止められるとは思えないので、ベルギー勝利を予想。
ポルトガルが勝つなら、ロースコアからのクリロナの一撃だろうか。
(ここから実際の感想)
予想に反してお互い重心の低い、固い試合になった。こうなったらポルトガルペース。
ベルギーのサイドアタックどころか、全く攻め上がる事ができず、むしろポルトガルの左サイドのジョッタがベルギー右サイドを攻撃するありさまだった。
しかし、試合が進むにつれてルカクのフィジカルパワーを軸に少しずつベルギーが押し戻す。
ポルトガル中盤の門番パリ―ニャにファウルが嵩む中、ベルギーはクルトワ→ティーレマンスのビルドアップから、波状攻撃を仕掛け、最後にはトルガン・アザールがスーパーミドルを決めた。
後半になるとベルギーのデ・ブライネが負傷交代。
ポルトガル中盤でのハードタックルを流す審判の判定もあって、荒れ気味になった試合の主導権を握ったのはポルトガル。
特に最終ラインではぺぺが、中盤ではレナト・サンチェスがダイナミズムを注入し、ポルトガルを活性化させた。
一方、防戦一方の展開を強いられたベルギーは、守護神クルトワがピンチを防ぎ、
奪ったボールを前線で身体を張り続けるルカクに預けることで、時計の針を何とか進め、遂に試合終了までたどり着いた。文字通り、何とか逃げ切った、という印象を与えるベルギーの辛勝だった。
☆ポルトガルの雑感
結局、右サイドバックと中盤に最適解を見いだせなかった、というのが今大会のポルトガルの印象だ。
CBは38歳のぺぺが今もって健在なのは嬉しい誤算だったが、大会前にカンセロがコロナ感染で離脱したのを皮切りに、代役のネウソン・セメドは対面のゴゼンス、エムバペに後れを取り続け、
ベルギー戦では若手のダロを引っ張り出した。
中盤は、フィジカルタイプのダニーロとカルバーリョでクラッシャー型の中盤を構成し、1枚上にブルーノ・フェルナンデスをシャドーのように起用したがこれが全くフィットせず、中盤と前線が接着しない。
結局ベルギー戦では、パリ―ニャを中盤の底に据え、ゲームメイク役にフランス戦で好調だったジョアン・モウチーニョ、前回大会の超新星レナト・サンチェスが前線と中盤を運動量で接着させた。
ミドルからでも十分に脅威となる前線ではあったが、相手を崩しきる事は全試合通してできず、
クリスチアーノ・ロナウドの決定力に頼るのみ。
ジョッタはチャンスメイクでは良い動きを見せたが、シュートを外しすぎた。
ベルナルド・シルバも、ゼロトップでもないシステムでのウイング起用では精彩を欠いた。
故障で出遅れたジョアン・フェリックスが初戦から使えれば、結果は変わったかもしれない。
フェルナンド・サントス監督は何とか修正を施そうとした努力は見えるが、結局最適のバランスを見出すことはできなかった。