HOME  ナポリ  4-1 リバプール

試合内容 9
主審 A

個人的MOM FW クワラツヘリア(ナポリ)

GK メレト 7・5          アリソン 7
DF ラフマニ 6         ファン・ダイク 7
   キム・ミンジェ 6・5     ジョー・ゴメス 2
   オリベラ 5・5         ロバートソン 4・5
   ディ・ロレンツォ 6      アーノルド 6・5 
MF ロボトカ  5・5         ファビーニョ 4・5
  ジェリンスキ 8        エリオット 5
  アンギサ  8          ミルナー 6
FW ポリターノ 5・5        ルイス・ディアス 7・5
   クワラツヘリア 8・5      サラー 4
   オシメーン 7        フィルミーノ 5

監督 スパレッティ 9・5          クロップ 5・5

オシメーン→ジョバンニ・シメオネ 6   ジョー・ゴメス→マティップ 5・5
ポリターノ→ゼルビン 5・5        ミルナー→ヌニェス 5
クワラツヘリア→ロサーノ 5・5      フィルミーノ→ジョッタ 5
ジェリンスキ→エルマズ 5         サラー→チアゴ 5・5
オリベラ→マリオ・ルイ 5         エリオット→アルトゥール 5


今節6試合観た中では最高に面白く、完全に予想外だった試合。
猛プレスのリバプールを真っ向から迎え撃ち、素早いビルドアップから攻撃的な姿勢を貫いて、前半だけで驚きの3ゴール。
中盤のジェリンスキがクオリティを担保し、
ザンボ・アンギサはエネルギーとテクニックを兼備。

左ウイングのクワラツヘリアの技巧、そしてなんといっても超速オシメーンが何度も裏を取る展開。

そのオシメーンが怪我でいなくなってしまい心配したところ、オシメーンに交代したシメオネがいきなりゴールで3-0。
ファビアン、クリバリ、インシーニエ、メルテンスと主力が抜け、どれだけやれるかと心配していた新生ナポリは、とんでもないパフォーマンスを見せた。

点差だけでなく、何より魅せるサッカーであのリバプールを圧倒。
この試合を見て、今シーズンのナポリは追いたいと感じる素晴らしい試合でした。

オシメーンの負傷交代後はナポリの縦の速さがやや低減したが、ゼルビン、ロサーノも悪くないパフォーマンス。ただ、やはりオシメーンの負傷が軽症であることを祈りたい。


リバプールは、中盤の怪我人が多すぎる&層が薄いのが致命的だと思いますが、サラーも不調で、ジョー・ゴメスはひどいボールロスト2回。
ファビーニョもいつもの安定感を欠いていた。
攻撃面ではルイス・ディアスが孤軍奮闘。
守備面ではPKを取られたもののファン・ダイクアリソンは、恥じないパフォーマンスを見せていた。
アーノルドも守備面では裏を突かれた事をどう評価するかだが、攻撃面では高精度のクロスでナポリに脅威を与えていた。


このグループはリバプールが1つ抜け、主力が抜けたナポリとアヤックスが2番手を争うと思っていたが、予想外に素晴らしいナポリのパフォーマンスにより、ひょっとすると三つ巴の争いになるかもしれない。
とても楽しみになる試合でした。