ドイツ 1-2     日本
試合内容 A+
個人的MOM GK 権田(日本)


GK  ノイアー 5・5     権田 8・5
DF  リュディガー 5・5    吉田  6
   シュロッタ―ベック 4   板倉  5・5
   ラウム 6・5        酒井  5
   ジューレ          長友  5
MF キンミッヒ 6        遠藤  7・5
   ギュンドアン 7      田中 5
   ミュラー 5・5      伊東 5・5
   ムシアラ 6       久保 5・5
   ニャブリ  6・5     鎌田 5・5
FW  ハベルツ 4・5     前田 5
監督  フリック 4・5     森保 8・5

交代(ド)
   ミュラー→ホフマン 5
   ギュンドアン→ゴレツカ 5・5
   ハベルツ→ゲッツェ ?
   ムシアラ→フュルクルク ?
   ニャブリ→ムココ ?

  (日)
  久保→冨安 6
  前田→浅野 7
  長友→三苫 6・5
  田中→堂安 6
  酒井→南野 ?



試合前感想

FWが壊滅しているドイツが、誰を使うのかに注目したい。
日本は、「結果が全て」とかくだらないことを言わず、別に負けても良いので面白い試合を期待したい。

(サッカーも、娯楽コンテンツの1つでしかないので、たとえ日本が優勝したとしてもスポーツ自体がつまらなければ、アニメやゲームや読書をしていた方が僕にとっては楽しい事になってしまいますので。
まぁ、「勝利を目指さないチーム」は『つまらない』し、
ワールドカップに出場できる程度には強くないと、見られる機会も減っちゃうので、その辺のバランスは難しいですけどね。

これに関しては、主義信条なので、異論反論がある方は僕のページには向いていないということでw)



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前半は圧倒的にドイツペース。

ノイアー、リュディガーを中心に上質なビルドアップ。
じわじわとラインを上げて日本陣内にドイツの10人が入る形。
ボールを逃がす役、かつ攻撃のスイッチをいれるのはギュンドアンと左サイドバックのラウム。

しかし、ここで露呈したのがドイツの弱点その1。FWがいない。決定力がない。得点力がない。
これはクローゼが引退した後から引きずっているドイツの弱点だが、圧倒的なドイツペースの中で2点目が取れなかったのが大きい。

そしてドイツの弱点その2。
とにかく、コンディションの悪さ、スタミナの無さが露呈してしまった。
圧倒的なポゼッションをしていたドイツが、日本よりも先に疲れてしまったというのは
完全に体力不足。
今大会の過酷なスケジュールのせいなのか、何なのかはわからないが、アルゼンチン以上に不安を感じる。
正直に言えば、予選リーグ敗退を感じさせる強豪国の初戦だった。


日本に関しては、前半ボコボコにされながらもなんとか1点で凌いだのは幸運も大きかったが、
中盤の遠藤はドイツの中盤と戦っても全く負けない、世界に通じる選手だという事を実感できた。
また、後半、浅野の投入から右サイドを突き破れるようになり、一気に流れを取り戻した。
ニャブリの3本のシュートを全て止めたGK権田も素晴らしすぎた。

日本にとって、ワールドカップで初めて『優勝候補』と呼べる国に勝った。
浅野、堂安と投入した選手もハマった以上、森保監督も評価したい。
これでベスト16進出が見えてきたし、仮に・万が一、敗退してしまったとしても、
今日のドイツ戦の戦いぶりを、誇りに思う。