ブラジル 2-0 セルビア
試合内容 A+
試合内容 A+
個人的MOM FW ヴィニシウス(ブラジル)
GK アリソン 6 ヴァニャ・ミリンコビッチ・サビッチ 7・5
DF マルキーニョス 6 ミレンコビッチ 6
チアゴ・シウバ 6・5 ベリコビッチ 5
ダニーロ 6・5 パブロビッチ 5・5
アレックス・サンドロ 6・5 MF グデリ 5
チアゴ・シウバ 6・5 ベリコビッチ 5
ダニーロ 6・5 パブロビッチ 5・5
アレックス・サンドロ 6・5 MF グデリ 5
MF カゼミーロ 7・5 ルキッチ 5・5
パケタ 6・5 ムラデノビッチ 5
パケタ 6・5 ムラデノビッチ 5
FW ネイマール 6・5 MF ジブコビッチ 5・5
ヴィニシウス 9 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ 5
ラフィーニャ 6・5 FW タディッチ 5
リシャルリソン 7 ミトロビッチ 5
ヴィニシウス 9 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ 5
ラフィーニャ 6・5 FW タディッチ 5
リシャルリソン 7 ミトロビッチ 5
監督 チッチ 10 ストイコビッチ 6・5
交代(ブ)
パケタ→フレッジ 6・5
ヴィニシウス→ロドリゴ 5・5
リシャルリソン→ジェズス ?
ネイマール→アントニー ?
ラフィーニャ→マルティネッリ ?
(セ)
グデリ→イリッチ 4・5
ジブコビッチ→ラドニッチ 5・5
ルキッチ→ヴラホビッチ 4・5
ムラデノビッチ→ラゾビッチ ?
ミトロビッチ→マクシモビッチ ?
試合前の感想
セルビアがどんなサッカーをするかも気になるし、ブラジルの初陣も気になる。
(すっごい雑な感想w
2節以降は、前節の感想も含めて書きたいのであれだけど、初戦は書くことがあまりないのよね)
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初めて、「美しいブラジル」を見た。
94年からワールドカップを追っているが、「強いブラジル」を見たことはあっても、
「美しいブラジル」を見た記憶はない。
今大会のブラジルは、僕が見たブラジルの中で最も美しいチームだと思った。
チアゴ・シウバ、マルキーニョス、カゼミーロといった裏方の選手からですら、糸を引くようなスルーパスが繰り出される。
中央のネイマールも脇役に徹し、
両翼のヴィニシウス、ラフィーニャは光速を超えている。
今日の個人的MVPは決定力にやや難を感じるラフィーニャではなく、再三にわたりセルビアDFを切り裂いたヴィニシウスだ。
ストライカーのリシャルリソンは、ロナウド以来、久しぶりに表れた本格派ストライカー。
特に2ゴールめはまさに圧巻だった。
これだけのチームを作り上げたチッチ監督を素直に称賛したい。
正直チッチ監督を舐めていた。ごめんなさい。
優勝候補筆頭という声に疑問を感じていたが、今日の試合を見て印象は完全に変わった。
ブラジルは確かに優勝候補筆頭だ。
ブラジルに叩きのめされたセルビアだが、恐るべき相手を前に、果敢に立ち向かった姿勢を評価したい。
近年のセルビアは、旧ユーゴ圏の中で完全にクロアチアに主役の座を譲っていた。
筋肉質な選手は生まれるものの、モドリッチやコバチッチのような選手はクロアチア国籍で、
セルビアには、デヤン・スタンコビッチやマティッチのようなバランス型ではあるが、ファンタジーを感じさせる選手が全くいなかった。
しかし今大会はタディッチがいる。今日は輝けなかったものの、セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチもいる。
この好ゲームを産み出したのは、間違いなくセルビアの攻撃的な姿勢にもある。
ブラジルに敗れたのは仕方がない。
セルビアもまた、グループ2位を目指して、頑張ってほしいと感じる好チームだった。