☆フランス(70)VSポーランド(30)

引きこもり5バック守備+前線のレバンドフスキで勝ち上がってきたポーランドと、
脅威の4トップでオーストラリア、デンマークを蹴散らしてきたフランスの一戦。

ポグバ・カンテの負傷欠場により中盤の支配力が、今大会のフランスは中盤に弱みがあるが、
ポーランドが相手ならこの弱みは大して影響しないだろう。

このようなベタ引き守備のチームを相手にフランスの4トップが苦しむ可能性はあるが、
前日のオーストラリアをアルゼンチンのメッシが打ち破ったように、
フランスにはエムバペがいる。

ポーランドは偉大なストライカー、レバンドフスキがいつも孤立しており、脅威となっていない。
それは毎大会(Euroも入れれば5大会目)繰り返されてきたポーランドの弱点だ。

せめて、レバンドフスキをサポートするミリク+ジェリンスキを同時起用してほしいところなのだが、
それをしたところで、問題が完全に解決するわけではない。
まして保守的なミフニエビチ監督は守備固めを選択するだろう。

固く、エンタメ性の薄い試合になりそうな予感がする。


 ☆イングランド(78)VSセネガル(22)

低重心の守備ラインからの、ロングカウンターと言えば、イングランドの代名詞だ。
後方でがっちりと守りボールを奪えば、
前線のサカやラッシュフォード、スターリングなどにどんどんボールを送っていく。

セネガルの武器は、相手スペースの背後を突く右サイド、サールの突破力で、
ここはイングランドのルーク・ショーとのマッチアップなるだろう。
オーバーラップでサバリが加勢できればイングランド左サイドを切り崩す事も可能だが、
ロングカウンターを恐れ、人数をかけられないようならセネガルのゴールは遠い。

イングランドは、リズムを掴めずともセットプレイからの一発があり、
容易に崩れない手堅さがある。

まぁ、このワールドカップ記事を読んでいただいている方には、
僕がイングランドのようなサッカーが嫌いな事は既にバレバレだろうとは思うが、
それと勝敗予想は別である……。