恐怖・絶対に結婚してはいけない7人姉妹!(例外あり)
あらすじ
「おばの誰かが、旦那を殺して自殺した!」というニュースを聞いた主人公のサリー。
しかし肝心の、どのおばがどのおじを殺したのかがわからない!
サリーはおじ・おばたちと暮らした過去を思い返しながら、真相を推理していくのでした。
さて、ここからは7人の素晴らしい淑女たちをご紹介します。
7人のおば:エントリーNo1 諸悪の根源 長女 クララ 不快指数 S
トップバッターにしてラスボスは、一族を取り仕切る長女クララ。
『世間体・一族の見栄』だけを気にするクララは、『妹たちを全員結婚させないといけない』という強迫観念にとりつかれています。
独善的で、自分では良い事をしたつもりで他人に自分の正義を押しつける、世話焼き・お節介BBA。
こいつのせいで、どれだけの妹たちが望まぬ結婚を強いられた事か……。
個人的不快指数は極限のS。僕はこういう奴が一番嫌いです。
ちなみに夫は妻に比べて比較的まともな人間が多いのですが、
夫のフランクもかなりウザいです。クララ夫妻、やべぇ。
次女 テッシー 嫁にしたくないランク C₋
めちゃくちゃかわいそうな人。
長年、恋とは無縁な色気のない生活を送っていた中、30代を過ぎて遂に大好きな恋人と出会い、結婚します。
しかし、その大好きな夫は、あろうことか自分の妹(ドリス)に寝取られ、赤ちゃんまで産まれてしまい、以後テッシーは完全なメンヘラになっていくのでした。
いや、そりゃメンヘラになるわ!!
ただ、ネタバレにつき反転 情状酌量の余地は大いにあるとはいえ真犯人なので、C₋。あと、夫じゃなくて妹を殺せよ。殺す相手間違えてるぞ、って思いました。
三女 アグネス 嫁にしたくないランク A₋
常に他人を不快にさせる発言を繰り出す、毒舌家にして、
現代のモンスターピアレント代表ともいえる存在。
息子を溺愛しすぎており、息子は将来刑務所行き間違いなしの半グレ少年に。
こんな奴と結婚してしまったスティーヴはかわいそうです。
ちなみにスティーヴは、クララたちがテッシーと無理やりくっつけようとして召集され、アグネスと出会ってしまいました。
四女 イーディス 嫁にしたくないランク D₋
七姉妹の中で、ほぼ唯一といっていい嫁にしてもいい(上から目線?)女性です。
ただしアルコール中毒です。
ただ、そのアル中も姑のせいなので、姑と同居しなければ大丈夫なようです。まぁ同居させられるんですが。
ちなみに「旦那の家で同居するよう」強制したのは例によってクララです。
五女 モリ― 嫁にしたくないランク C+
モリ―は悪い女性ではありません。
ただし、極度のsex恐怖症で、キスすらさせてもらえません。
あくまでもプラトニックで行きたいなら。
もしくは、外で性欲発散できるならモリ―はお薦めできるかもしれません。
夫のトムくんも、外で性欲発散するために、義妹のドリスと不倫するのはやめといた方が良いと思いますけどね、
しかし、そういう事情は、夫になる予定のトムには事前に話しておくべきだと思いますけどねぇ……。
六女 ドリス 不快指数 A+
出た――――――――――――!!!
クララのライバル、登場!!
姉の旦那を、妹の旦那を、更におまけに別の姉の旦那を、
寝取って、寝取って、孕んで、姉妹の過程を破壊し尽くすクソビッチ(失礼)。
身内専門、寝取りマシーン、ドリスの登場です!
浮気・不倫に日頃割と寛容な僕ですらこれには不快を感じたので、
標準的な日本人読者はさらに強い不快を感じると思われます
(というか、不快というよりコミカル作品として笑い飛ばす可能性の方が高いか)。
せめて不倫はよそでやってくれませんか?
というか、ネタバレにつき反転 殺されるべきはお前だろ
七女 ジュディ 不快指数 A(嫁にしたくないランク S)
クララVSドリス最凶猛汝決定戦に、隠れた伏兵参戦です。
普通の作品なら首位を狙えるポテンシャルですが、この作品では3番手。
夫をATMとしか思わず、夫の稼ぎで豪遊しまくり、夫がお金を出さないとあてこすりを言いまくる
専業主婦(ニート)ジュディ!!
こんな奥さんを持ったら破産しますね。
そりゃ夫のジョージも、嫌になってドリス(義姉)と不倫し手も仕方ないですね。
というか離婚すべきなんだけど、クララが離婚させてくれねぇからなぁ……
以上 7名!!
犯人というより、むしろ被害者が似合うような面々でしたが、
犯人はこの中にいます!
恐怖の7人姉妹登場のミステリー……うーん、もっと軽く笑える作品かと思いましたよw
いや、笑いながら読む人の方が多い気もするんですが、
僕はいちいち腹が立ったので、しんどかったですww