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つよきす三部作 やってます④ つよきす2学期 3乙女ルートクリア

いやー、このルート、やろうかどうしようか迷ったんですよ。
だって俺、正直乙女ねーさん好きじゃないもん。
昔からダメなんですよ、こういう「自分の考えを押し付けてくる」タイプの年上キャラ。

でもさ、つよきすと言えばやっぱり乙女ねーさんはメインキャストじゃん?
ここを外しちゃいけないような、そんな気がしたのが失敗だったね。
やっぱり、苦手なものは苦手ですた。


シナリオは……これ、乙女ねーさん以前にシナリオも「ナンダカナー」なんだよね。
とりあえず、9月30日に個別ルートに入るわけですが、そこからずっと特に進展はありません。
10月上旬には、パソコンの苦手な乙女さんにパソコン操作を教えますけど、それぐらい。


ターニングポイントになりそうでならなかったのが10月23日の、レオ家出事件。
あまりにも乙女さんが理不尽にレオを縛りつけてくるので、レオが反逆して家出をします。
でもまぁ、レオは高校生だからね。結局深夜に帰ってきて、仲直りしておしまい。
どっちもどっちだったね、みたいな結末になるんですが……これ、全然どっちもどっちじゃないでしょ!

乙女さんが悪いと思いますよ、僕は。
そりゃ、レオの両親に「レオの面倒を見てくれ」と頼まれている以上、しっかり面倒を見るのは解るとして、ロードワークに連れ出したり、生活の管理をしたり、ビシビシしごいて、エロ本捨てたりして(これは1学期の方だったかもしれないw 記憶が混乱)、それでどっちもどっちって事はないでしょ。
文字通り「お前は俺のカーチャンかっての!」ですよ。いや、カーチャンでも辛い。


その後も乙女さんの態度は変わらないし、レオはそんな乙女さんに適応します。
で、まぁその後も変わらず……11月中旬に突然乙女さんとレオが相思相愛だったことが発覚して、その後はイチャイチャしてます。
冬休み中も、勝手にカリキュラムとかを決められて、息抜きに外に花を買いに行くだけで怒られるしw
強権的な姉と従順に従う弟というか、全然恋愛感情があるように思えないんですが、
とりあえずレオが乙女さんに調教されるお話でした。


これを羨ましいと感じるプレイヤーの方がどの程度いるのか……いや、案外いるのかもしれないので、誰得?とは言いません。
しかし、僕的にはノーサンキューでしたね。




SーE

レオ C- 乙女さんに洗脳されてカワイソウ……まぁ仕方ないね。
乙女 D  俺がレオなら、乙女さんにはウザさしか感じないだろうな……。ファンの方すまねぇ。
シナリオ C 乙女さんとレオがどうして相思相愛になったのかさっぱりわからなかった。
羨ましさ E 乙女さんルートのレオには頼まれてもなりたくないです。
青春度 C- 記憶が美化され、厳しい下積み時代の事を懐かしく思う事があるかもしれない。

Hシーン D-
データ シーン回想数6:
    レオの射精回数:5回
    sex回数:3回 H日数:5日 
    乙女の逝った回数:多分0(てか、いつも0やん。このデータも要らねーですね)
  

総合満足度 D-

つよきす三部作 やってます③ つよきす2学期 2カニルートクリア

子供の頃からずっと楽しく遊んできた、隣の家の女の子、蟹沢きぬ。
皆から恐れられていたけれど、誰よりも友達想いな、伊達スバル。
そんな二人(+1人:フカヒレ)に囲まれて、楽しくもダラダラと過ごしてきた対馬レオ。
これは、そんなどこにでもいそうでなかなかいない、対馬ファミリーの物語。


最強無双の鉄乙女や、大財閥のお嬢様、霧夜エリカ以外にも、竜鳴館学院には飛びぬけた才能を持つ生徒がいる。
それが、(一学期EDによれば)陸上で五輪代表にも選ばれた伊達スバルである。
スバルの父親は元陸上選手。だが、酒浸りになり、家族に暴力を振るうようになってしまった。
そんな父親を誰よりも憎みながらも、父親譲りの優れた遺伝子を受け継いだスバル。
対馬レオとは比べ物にならないほど、ドラマチックな宿命を背負っているのが、本シリーズの親友キャラである伊達スバルなのである。
端整な顔立ちと陸上の才能、そして家事も万能で、女子生徒からも人気のある好男子。


そんなスバルが恋をしている相手は、同じ友人グループの蟹沢きぬ。
親からも出がらしとバカにされ、レオからも女性として意識されていない。
甲殻類、小蟹ちゃん、カニみそ、カニチャーハン……まぁ何でもいいが、およそヒロインらしからぬヒロインと言おうか、
身近にいる、性別を意識せずに付き合える異性の悪友。
言っちゃなんだけども、オトコオンナみたいな扱いをうけている、ちんちくりんのカニに、
伊達スバルが恋をしている。
それどころか、グループのもう一人である対馬レオまでもがカニに恋をするようになる。
「女」としてカウントされていないような野生児みたいな女の子が、何気に逆ハーレムを形成しているという、そんなところがおかしいのである。

付け加えるならば、本作において大した活躍を見せないフカヒレ君ではあるけれど、
彼の存在は、緩衝材のような働きをレオ・スバル・カニの3人に及ぼしている。
カニと同レベルでバカをやってくれるフカヒレの存在が、カニの女性性を抑え、グループ内での恋愛関係を緩やかなものとし、三角関係が発覚した後もグループのバランスを保つ役割をしているといえる。

レオ以外の対馬ファミリーの共通点と言えば、家族からの疎外。
スバルは父親に暴力を振るわれ、カニは母から育児放棄をされ、フカヒレは姉に虐待をされている。
本作のライターはフカヒレの重要性を全く理解できていないようだが、フカヒレもまた対馬ファミリーにおいて、欠かすことのできない人物である。


カニとの仲が進展するのは10月4日。ファーストキスの思い出を語り合うシーンだ。
レオのファーストキスの相手はカニ、そしてカニのファーストキスの相手はレオだった。
普段なんとも思っていない相手でも、そんな話をしたらやはり意識はしてしまう。
そしてその直後、隣のクラスの村田にカニが突き飛ばされ、レオは思わずカッとしてしまう。
「女の子」であるカニを守る、このシーンはカニを「女性」として意識する上で大切なシーンだ。
事実、その後レオは少しずつカニを意識するようになっていくのだが、実際の距離は劇的に縮まりはしない。
今までどおり、なぁなぁと楽しい対馬ファミリーの時間が流れていく。
カニのワガママにレオがキレたりと、いつも通りの時間が流れているように見えて、
文化祭ではカニからほっぺにキスをされたりと、今までと少し違うような、友だち以上恋人未満な
甘酸っぱい時間が流れていく……。
そして11月14日、レオは思い切って「2人で買い物に行こう」とカニを誘う。
それに対し、レオの誘いの意味(2人で、の部分)をくみ取ったカニは笑顔でうなずく。

客観的に見て、ここで『相思相愛』であることがある程度解るようになっているのだが、
実際のところ「買い物イベント」は作中では描かれていない。
そして、その3日後、スバルが爆弾を落とすのである。
「カニが好き」であること、そして「陸上の強豪校にスカウトされていること」を。
そしてその翌日、スバルがカニを呼び出すところをレオは見てしまう。

ショックを受けたレオはその後、部屋に引きこもってしまう。
一体どんな顔をしてこれからカニやスバルと接すれば良いのだろう?
スバルとカニを取り合うことなんてできない。取り合ったってスバルに敵いっこないし、
親友から幸せを取り上げるわけにもいかない。
でも俺はカニが好きなんだ。どうしたら……と悩むわけである。
主人公としては情けない話ではあるが、まぁ、気持ちはわかる。

そしてレオはカニを避け始めてしまう。
12月2日、様子のおかしなレオに、カニは悲しみと憤りをぶつける。
ギクシャクとした二人の関係。本格的にダメになってしまうのだろうか。
あんなに仲の良かった、出来の悪い妹みたいだったカニとはもう笑い合う事はできないのだろうか?

12月9日、スバルから大事な話があるという。
びくびくしながら向かったレオだったが、スバルの姿はそこにはなかった。
なんと、事故に遭って入院してしまったらしい。

12月15日、フカヒレと乙女さんに檄を飛ばされ、レオはようやくスバルのお見舞いに。
そこで、スバルは「カニに告白して振られた」とレオに告げる。
スバルに「俺がカニを守る」と誓い、その足でカニの家へ。
勢いのままカニに告白。
「散々待たせやがって……ほんとにチキンだよな、おめーは」と言いながらも、カニの目には薄っすらと涙が……。

その後はひたすらイチャイチャしているだけっすね。
あ、でも最初のHシーンとお風呂でのHシーンは割とエロかった。カニ相手にエロスを感じてしまうとは……不覚。実は1回抜きました。
で、スバルも退院して、またみんなで楽しく過ごすことになった対馬ファミリー。
7年後、レオとカニはめでたく結婚しましたとさ。


完。

このシナリオで一番問題なのは、「一学期」の焼き直し感満載である上に、「一学期」よりもつまらない事である。
カニをヒロイン格にする以上、どうしてもスバルとの関係性をも絡めざるを得ず、似たような話になってしまうのは無理もないだろうが、スバルとの対決にしろ、スバルのその後や青春度などなど
いずれも「一学期」に比べて1ランク落ちると言わざるを得ない。
まぁ「一学期」の事は「一学期」の記事で書くことにして(←予定なので確定ではありません)、今回は、「二学期単体で」見てみよう。


まず、特にシナリオ上、大きな破綻はない。
だが、あまりにも盛り上がりに欠ける点は否定できないだろう。
というのも、「伊達スバルVS対馬レオ」の蟹沢きぬ争奪戦は、レオの不戦勝なのである。


スバルが機先を制してカニに告白。そしてカニはその告白を断っている。
なんとあのスバルからの告白を断るとは……そして「ボクはこう見えても(レオに)一途なんだよ!」と告げるカニの一途さは、なかなかかわいらしいものがあるが、とにかくスバルは既に勝負に敗れた。
そして、そのスバルがフラれてからようやく動き出すのが、我らがレオ君なのである。
それの何が悪いの? と聞かれれば別に全く悪くないのだが、盛り上がりに欠けるのはこうしたレオの慎重さ(チキンさ)に原因がある。


普段はチキンだけど、ここぞという時に覚醒するのが、やや中二病が入っている対馬レオの特性。
しかしこのルートのレオは、カニが突き飛ばされたシーン以外では結局「覚醒」しないままなのだ。



それでは最後に評価を


SーE

レオ B- 感情移入面では問題ないので、なりきり的にはOK。ただし全く活躍はしない。
カニ B  まずまずだけど、ライターがカニの良さをイマイチ理解してないような……。
シナリオ C+ 盛り上げに完全に失敗した1学期の劣化コピー……。破綻は特にないが……。
羨ましさ B+ 隣の家に幼馴染が住んでて、そのまま結婚とかw
青春度 B- もっと青春できただろ……。

Hシーン B
データ シーン回想数6:
    レオの射精回数:6回+2?(この後更に2回射精した、的な文があるので。つーかこのデータ要らなくね!?) 
    sex回数:4回 H日数:4日 カニの逝った回数:多分0
  

総合満足度 C-

つよきす三部作 やってます② つよきす2学期 1エリカルートクリア(バレあり)

というわけで、前回のつよきす記事は前振り。ここからが本番です。




10月4日、生徒会選挙に立候補するエリカに、少しでもお近づきになりたくて
推薦責任者に名乗り出るレオ。
よっぴーの口添えもあって無事に推薦責任者になれた!
ちなみに他ルートだと、乙女さんがエリカの推薦責任者になります。

10月7日、全校生徒の前で、エリカの推薦演説を行うレオ。
内容はないよう……でも、エリカの推薦責任者を自分から立候補し、全校生徒の前に立ったその
クソ度胸だけは、頑張ったと思う。
ご褒美は何が良い?と聞くエリカに、レオがこれまたクソ度胸を発揮し、想いの丈を告白!

呆れ気味のエリカだったが、「条件付き」ならということでなんとOK。
客観的には全然付き合っているようには見えないけれども、とにかく一応、あの憧れの姫と付き合うことができて、まるで夢のようだぜ!
しかし、名前を呼ぶのもダメ、メールの返事は返ってこない……そんな付き合い方でいいの? とも思うけど、何せずっと憧れていた「姫」が相手だからね。天にも昇る心地ですよね。


中間テスト、しょっぼい成績のレオに、エリカは「期末テストでは全教科80点以上を取らないと、別れる」と申し渡します。
このカップル……というかカップルと言っていいのかな? 
エリカの気持ち一つで関係性が壊れかねない感じで、「ちょっとでも格好悪いところを見せたら別れるから」を連呼するエリカに、「任せとけ!」と無駄に自信満々なレオ。
feeの目から見たら、「こんな女やめとけww」と言って叩き出すところですが、今のfeeは対馬レオになりきりプレイ中なので、問題なし! 憧れの姫からの無理難題もどんどんこなしていきます。

そんなレオに対し、姫は(性的に)興味を持ったのか、生徒会室で手コキの暴挙。
「また気が向いたらしてあげるね」って、これ単なる性処理玩具……オモチャでもいいんだよ! 
高嶺の花の姫に手コキされる学園生活、最高じゃないですか! という感じで、いたずらフェラされたりと弄ばれるレオですが、期末テストで全教科80点以上を叩き出したレオに、エリカはとうとう処女を捧げます。
「いつまでも処女のままじゃ格好悪いしね」というのが姫の弁ですが、少しずつレオの事が気になってきているようです。
初Hの3日後にはメイド服姿で教室でH。いやぁ、羨ましい学園生活!
やっぱり学園モノは学校でHをしてほしい!(←激しくどうでもいい本音)


この3回のHシーン、CGも結構かわいくて最低限のエロさはあるなーと思うんですが、
いかんせんテキストが短い。レオが早漏すぎる。早漏にて御座候。
ついでに言えば、「主人公とヒロインが毎回一緒にイク」のは不自然だと私は常々思っておりますが、
それにしたってエリカお嬢様、1回もイってないですよ! そりゃそうですよ、レオが早すぎるw


さて、2学期も終わりクリスマスのデートを取り付けたレオ。
久しぶりにエリカに会える!と胸を躍らせるレオだけど、エリカは実は悩みを抱えていました。
彼女の抱える「野望」のためには、ふさわしい相手と「お見合い」をしなければなりません。
凡人のレオじゃあね。
だからセフレどまりにしようと思ってたんだけど、本気になっちゃったエリカ。
クリスマスデートを最後にお別れ…と決めたエリカは、どことなく気弱で、いつもの傲慢さよりも
かわいらしく守ってあげたい感じがします。
多分、いつもの傲慢さは演技で、これが(2学期ライターが考える)本来のエリカなんじゃないかなぁと思いました。ギャップ萌え? 結構かわいい。


その後、自分の「野望」の邪魔になるレオとお別れを決意するエリカでしたが、
よっぴーのナイスアシストもあり、エリカを引き止めに走るレオ。
「家の都合で、嫌々お見合いに甘んじるなんて姫じゃない!
霧夜カンパニーじゃなくても野望は掴める!」

というレオの熱い言葉に動かされ、姫はついにレオの手を取ったのでした。


完。



というわけでした。


(順番が逆なので)1学期の内容をうろ覚えなんですが、これ、1学期のエリカルートよりも
面白い気がします。
1学期のエリカって、要は既にある「霧夜カンパニー」の頂点に立ってそれで世界を動かすわけでしょ?
そりゃ確かに内部抗争とか大変そうだけど、一から成り上がっていく「2学期」のエリカの方が
好感が持てますですね。

ただまぁ、付き合い始めて1カ月かそこらのレオを、あの重大な局面で選ぶかな?
姫ってもう少し、「打算」で生きている人間じゃないのかな?という疑問はありますが、
そこは(1学期の姫ではない)、(2学期の姫)として考えればおかしくない気もします。
また、そもそも姫の「野望」ってなんだよw という辺りはかなーり漠然としていますし、
レオの事が好きなよっぴーが、エリカとの仲をこんなに手助けしてくれるかな? とかまぁいろいろ
気になるところはありますが……

案外面白かったな、これ。というわけでエリカルートの評価はこちら。

SーE

レオ B+ 感情移入できたので
エリカ B+ 案外かわいかった。特に12/25のあたり。
シナリオ B なんてことない話だけど、アリっちゃアリ。
羨ましさ A 竜鳴館学園で、楽しい友達に囲まれているだけでも癒されるのに、姫とも……羨ましい
青春度 B レオの青臭さや、ダラダラした学園生活もある意味青春ではある

Hシーン C+ 
データ シーン回想数6:レオの射精回数:5回 sex回数:4回(うち1回は同日に2回戦)
    オーラルHの回数2回 H日数:5日 エリカの逝った回数:0
  

総合満足度 B


さーて、次は誰行こうかな……カニ辺りかな……








 

つよきす三部作 やってます① 序章

【前ふり】

最近、ただひたすら『癒される』事を目的として、
「つよきすシリーズ(1学期~3学期)」をプレイしなおしています。

大好物の作品を差し置いて、なぜ特にファンというわけでもない「つよきすシリーズ」の再プレイやねん!
という疑問も湧いてきそうですが(現に一度質問されましたw)、まぁそりゃそうっすよね。


以前書いた感想はこちら。
つよきす   つよきす3学期

まぁどう見ても、ファンには見えないw 

なぜつよきすかというと、現実逃避がしたかったんですよね。
そのためには、なるべく現在の自分……私は一応社会人なので、社会人が活躍する話ではない方が良い。できれば学園モノ。
また、人間関係のストレスで体調を崩したため、あまりギスギスしていない話が良い。
人間の狂気とかにもあまり触れたくない。
また、体調不良のため、複雑な物語を噛みしめる事ができないので、適度に力を抜いて読めるものが良い。
特に「元気がない」時に断続的にプレイする(元気がある時にはもっと好みの作品に触れたいw)  ということもあって、やはり「細かく展開を覚えてないと困る」作品はパス。
それから、ダラダラ―っとプレイできるものが良い。できれば長時間。

というふうに絞っていくと、案外候補がなかった。そこで「つよきす」です。
学園モノだし、3作合わせれば多分80時間ぐらいありますよね、これ。
シリアスでもないし、テキストも難しくない。ピッタリじゃん!


さて、「つよきす」。
主人公は高校二年の対馬レオ。
親友のスバル、悪友のカニとフカヒレ(対馬ファミリー)に囲まれ、クラスメイトのエリカに憧れる高校生。
堅物な従姉の乙女さんと同居。
ひょんなことから生徒会に入ることになり、エリカとも接点が生まれる。
生徒会メンバーは、スバル、カニ、フカヒレ、乙女さん、エリカの他に
レオに思いを寄せるクラスメイトのよっぴー、孤高の下級生なごみといった面子。
ライバルのA組には過去に因縁がある素奈緒(元カノではないんだけど、そんな感じw)もいる。

そんなレオの高校2年生の1年間を
「つよきす」「つよきす2学期」「つよきす3学期」の3作でたっぷり堪能しちゃおうZE! という企画でございます。
批評空間の感想を改めて書き直すかは未定ですが、今読み返してみると「1学期」の感想なんかはかなりテキトーだし、せっかくだから書き直そうかな? どうしようかな? 
まぁそれはクリアしてから考えましょう。


というわけで、どの娘から攻略しようかなーと。
候補は5人。
えーと、確か好きな順に①なごみ、②素奈緒、③カニ、④姫、⑤乙女さん でした。
よっぴーは嫌いじゃないんですが、「癒されたい」というコンセプトなのでごめんなさい!
瀬麗武は……まぁ気が向いたらやります。


(1学期の)共通ルート。
やっぱりフカヒレは最高に笑えますね。
スバルもいい奴だし、カニもこう見えてよくよく見るとかわいいし、とても居心地が良い。
乙女さんは……あー、やっぱり俺、乙女さんは好きじゃないや。ファンの方、ごめんな。
で、レオが生徒会にいよいよ入りまして……えっ、もうキャラ選択画面なの?
なごみとか素奈緒とか全然接点ねーじゃん! 
さすがに(この時点では)よく知らない女の子の元に通うのもあれだし、
俺がレオならこの状況じゃ、勝手知ったるカニか、玉砕覚悟で憧れの姫ぐらいしか選べねーべよ……。


ちょっと逡巡した結果、「そうだ!」と思ってやおら取り出したのはクソゲーと名高い2学期w
で、共通ルートを始めてみると……うーん。
僕は1学期のファンというわけでもないのですが、やはりテキストのレベルは違いますね。
というか、フカヒレが超つまんない。フカヒレが出てきたらスキップですよ。
1学期のフカヒレは、「面白くていじり甲斐のあるいい友達」だったのに、
2学期のフカヒレは「とりあえずストレス発散でこいついじめとくか」な感じ。
これじゃ笑えないっすね。
後、テキストも全体的にキレが悪くて、特に乙女さんのアクション描写とかは最悪。
ただ、『未読スキップ』が許されるのが2周目の特権。
見るからにつまんなそうなシーンを飛ばしさえすれば、ストレスなくプレイできますね!

で結局、美味しくなさそうな「2学期」を先にプレイすることにしました。


美少女万華鏡 神が造りたもうた少女たち(ネタバレ感想)

83点。


物語の展開は非常にオーソドックス。

孤独な主人公→ロボットの目覚め→ロボットとの反目(村人との反目含む)
→ロボットとの和解(村人との和解も含む)→恋人へ(蜜月)→夢の終わり(暗転)→新しい生活へ


という流れです。


人と関わりを持てず孤独に生きてきた主人公の博士(ひろしではありません。はかせです)は、ロボットを練習台にコミュニケーションを取ろうとします。
しかし、そのロボットとすらうまくコミュニケーションが取れません。
このロボット(アリス)は非常にワガママで感情の起伏が激しく、付き合うには難しい相手でした。
(典型的ツンデレだと思って読めば、非常に解りやすい娘ではあるんですが。リアルであの態度を取られたら、難しいですよね)

そんなアリスに手を焼いて、力で従わせようとする博士とアリスの亀裂はますます深まっていきます。
アリス自体は非常に高慢でワガママな性格をしているのですが、
彼女の不満、寂しさ、見捨てられることへの不安と悲しみが非常に巧く描写されており、
博士やプレイヤーに、「ウザい奴」ではなく「面倒だけど憎めない奴、かわいい奴」として印象づけることに成功しています。


無表情なドロシーは、アリスとは違い博士には従順ですが、心に壁を作っています。
そんなドロシーが博士に対して(確かひまわり畑を見た後のシーンだったと思うんですが、自信ナシ)
「口だけの人ではなかったんですね」と話すシーンがあります。
この辺りから、そして博士が見せるアリスに対する優しさ(甘さとも言えますが)を見て、少しずつドロシーの表情が豊かになっていくのも、印象的でした。


そうして関係が深まっていく博士とアリス&ドロシー、そして村人たちでしたが、そんな平和な日常に1つ目の爆弾が落ちます。


アリスとドロシーを村に連れて行ったことから、2人がリリーと接触し、その夜「アリスとドロシー、どちらを取るのか?」と2人に迫られる……そんなシーンがあります。


この作品での博士のNG行動は1にも2にも「2人を村に連れていく」事にありまして、ロボットが身を隠さざるを得ない世界では、非常に危険な行動だと言わざるを得ません。
実際、3回目の(ドロシールートでは2回目の)NG行動によって、楽園での生活は終わりを告げてしまいます。


アリスとドロシー、どちらも選べなかった博士は一度リリーの元へ。
ここで最初の選択肢、「リリーエンド」への選択肢が発生します。


リリーと結ばれた博士は、その後研究に身が入らずに、研究所を火事にしてしまい、アリスとドロシーを失い
廃人になってしまうというエンドです。明らかにバッドエンドですね……。
唯一の人間ヒロインなのに……やはり博士は人間とは結ばれないさだめなのでしょうか。


さて、本筋ではリリーの誘いを断って一路家へと帰ります。
そこで、今までアリス寄りの選択肢を選んでいればアリスルートに、ドロシー寄りの選択肢を選んでいればドロシールートに入ります。この2つのルートは物語自体はほとんど同じで、これがメインルートになります。


どっちつかずの選択肢を選んだ場合はハーレムルートになります。ここでは、幸せに暮らす3人の姿が描かれており……メインルートよりも、こちらのルートの方が遥かにハッピーエンドですよね。
リリーも死なないし、村も崩壊しないし、2人とHできるし……。
物語自体は尻切れトンボだけど、これからも楽しく3人でお幸せに! 完!



で、終わってしまってはあれなのでメインルートの感想へ。
アリスとドロシーを再び村に連れていく、というNG行動の結果、誰にとっても悲惨な展開へと繋がっていくわけですが、
このルートで面白いのはエンディング。
顔にやけどを負った主人公は自らの容貌に強いショックを受け、『化け物』と形容します。
それはそうでしょう。動揺するのは当然です。


ただ、そんな博士の容貌を、アリスやドロシーは受け入れてくれました。
生き残った人々であるブギーマンも受け入れてくれました。
そして、エピローグでの博士は、元気を取り戻しているように思えます。
これはつまり、「誰も気にしない:皆から受け入れられる障害」は最早、障害ではないということだと思いました。


ジョン・ヴァーリィの短編小説「残像」では、盲目の人々が集まって住んでいるコミューンがあります。
孤独を感じていた主人公、どこに行ってもハズレものだった主人公は、
彼らの仲間に入るために、自ら進んで目を潰すのです。
そうして、主人公はコミューンに受け入れられ、そこで幸せに暮らしていきます。


「村」を失った博士でしたが、ブギーマンと共に暮らす新たな生、決して悪いものではないように感じました。
ただ、ラストの「たった一つの冴えたやり方」はちょっと浮いていたかなとはw



本作では、ライターの趣味でしょうか。
非常に様々なところからパロディやオマージュが取られています。
単に名前を借りたところだけで言えば、30や40じゃきかない感じで、
それもラノベやアニメからギャルゲ、古典童話に海外SFに海外ドラマなど、割と広範囲なところから取られているのが趣深いです。

ある意味ひけらかしとも言えますが、僕などは単純なので「おぉ、そうきたか!」と思ってしまいました。
また、火傷の描写やウィルスの説明などは、きちんと調べて描いている印象を受けましたし、SF的世界観もきちんと作りこまれていて、「短編抜きゲーでしょ?」と思ってプレイすると驚くことになると思います。


個人的にはとても気に入りました。
続編にも期待したいです。

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