ゲーム関連

三国志9PK 219年劉備

タイトル通り219年の劉備でクリアしました。

「三国志」シリーズは、2、3、4、6、そして今回の9とやっていますが、
208年以降のシナリオでプレイした記憶がないですね。

三国鼎立後のシナリオは初体験です。
やっぱり、最初の方の、小勢力がワチャワチャしているのが好きなんですw


さて、劉備でプレイしましたが227年には中国統一してしまいました。
わずか8年弱。
歴史を知っている身からすると感慨深いですね。
別に、蜀贔屓シナリオ「超・三国志」なんて選ばなくても普通にクリアできるじゃん。


歴史ではこの時期、関羽・馬良・周倉などが殺され、
復讐に猛った劉備・張飛・黄忠なども陸遜の返り討ちにあい、多くの武将がいなくなって一気に衰退へ向かう蜀ですが、
こちらはそんなヘマはせず。
あと、寿命の関係が今回もよくわからず、227年になっても王甫と法正と周倉は亡くなっていましたが、
劉備・関羽・張飛・黄忠などはピンピンしていました。他国では曹操が寿命で亡くなっていました。
よくわかりません。

歴史では孫尚香はこの時期、劉備の元にいないはずなんですが、いてくれるのは(ミスとは言え)嬉しいですね。
三国志9は昔のゲームなので、女性武将がほぼいなくて寂しいです。

三国鼎立なのでバランスを取って、孫権と手を結ぶのが正史ですが、はっきり言って孫権の方がウザい! 江陵に進軍しまくってくるの、孫権ですし。
曹操に一度永安を取られましたが、それ以外は大人しいもの。
そんなわけで、孫権・曹操どちらとも結ばずガチの三つ巴決戦をやっていました。
最初の2年ぐらいは少し危ない場面もありましたが(荊州南郡を孫権に取られ、永安を曹操に取られた時期)、
圧倒的な武将の質。
そして、離間&ストーキング登用で、許緒・夏侯惇・曹彰・曹仁・周泰を手に入れ、
既にいる五虎将軍+魏延と武闘派はバッチリ。
軍師も寿命で亡くなるまでは非常に頼りになった第2軍師法正、第1軍師諸葛亮、
しょうえん、ひい、董允、馬良、馬謖(馬謖データ高いな!)、そしてなぜか在野で流れてきた鄧艾(まじで大活躍)の力もあって、国力を充実させた蜀は、
魏&呉と同時に闘いながら、まずは呉を滅ぼし、そして魏も滅ぼしたのでした。

力でのごり押しが多かったので、あまり書くことがないなw


やっぱり最初の3年ぐらいの、お金もお米も足りないのをうまくやりくりしている時期が一番楽しいですね。




三国志9PK 感想 190年孫堅(追記:自分用メモあり)

異民族がラスボス。

癖のある、異色の「三国志」で慣れるまで少し時間がかかりました。
シナリオは190年孫堅です。

このゲームの特徴に、フィールドの端っこにいる異民族がいて、右下(南東)に山越賊、左下に南蛮族、右上に烏丸賊、左上に姜賊、右中央に倭がいます。
こいつらがクソ厄介で、隣接すると膨大な兵力で攻め込んできます。

序盤は歯が立ちませんし、お金をばらまいてもすぐに恩を忘れて攻め込んでくるし、
中盤以降でも辺境地区に兵力を集中させておかないと対処できない&どちらにしろ内政値が下がるので、
異民族が攻め込んでくる土地は空けておいた方が無難です。


また、このゲームは「登用」にも癖があります。
相性が良い武将のはずでも(たとえば孫堅でプレイしているので周泰とか)、在野武将になっていても登用に応じてくれません。
せっかく見つけた縁の武将が、こちらには首を縦に振らず、なぜか袁術だの公孫瓚だのの配下になっているのを見た時は、「俺よりも袁術の方が良いっていうのかよ😢」といじけかけました。
おかげで序盤、武将の確保には難渋しました。

どうもコツがあるようで、このゲームの登用のコツは『ストーキング』することのようです。
ダメもとで雑魚武将でも誰でもいいので、とにかくしつこく声をかけ続けると、絆されるのかOKしてくれます。

リアルで考えると嫌ですけどね。30人ぐらいの勧誘員に付きまとわれたらww


また、知力が低い武将は「離間」の計に引っかかりやすいので、しつこく離間をかけ続けて忠誠度をガタ落ちさせ、引き抜くことが可能です。

呂布・張飛(袁紹配下時)・魏延・張コウ・馬超(張魯配下時)・周泰・典偉・顔良・文醜・夏侯淵(曹操配下時)・曹仁(曹操配下時)・華雄などなどなど。

知力が50程度の武将なら、周瑜・荀攸・諸葛瑾・魯粛・張紘・陳宮などを配下に従える孫堅がごぼう抜き。袁紹軍の猛将なんて、ほとんど残っていませんでした。


プレイ日記ですが、現在200年、中国の3分の2を支配し、
残りは曹操(かなり兵士少ない)、劉表(そこそこ兵士がいるけどエースが周倉)、異民族ズ(倭は滅ぼしました)という状況。
時間さえかければクリアできる状況です。
200年にも拘らずまだ孫堅パパ生きてます。能力高いので助かります。


ゲームは、いつもなら孫堅らしく呉の方に領土を拡げていくのですが、山越賊がヤバすぎるので怖くて近づけず。
仕方ないので桂陽を除く荊州南3群を根拠地にしばらく内政をします。
(桂陽にも山越賊が来る。怖い)。
まだ孫堅が死んでいる時代ではないので、劉表とは仲良しです
(結局倒さなきゃいけなくなるまで、ずっと仲良しでした。だって劉表配下に欲しい武将いないんだもん)


そうこうしているうちに、反劉焉連合が結成されたので、決戦を挑んでみました。
なんとか勝利。益州南部は南蛮族が怖いので、江州・成都・梓潼あたりを支配します。

周囲の状況はといいますと、袁紹が北部で無双。
公孫瓚・劉備を滅ぼして、最大勢力になっていますが、袁紹自身は劉備戦で戦死したようで袁譚が後を継いだようです。
ゲーム開始時最大勢力だったはずの董卓は、馬騰と曹操に挟み撃ちにされて滅亡。
他、曹操か劉表が袁術を滅ぼしたようです(確認とれず)。
また、馬騰は張魯も呑み込みました。

僕が荊州南部でひたすら内政している間にこれだけの動きがあったわけですが、
「三国志9」はゲームバランスがヌルいため、のんびりプレイしていても詰まないのがありがたいです。
反袁譚連合が結成されたようなので、領地はだいぶ離れていますが、わずかに接していた魯江(漢字違うかも。ロコウ)からわが孫堅も袁譚との戦争に突入。

ここが今プレイ中最大のターニングポイントでした。
顔良などの猛将は事前に引き抜いていましたが、関羽・趙雲・張遼はいましたし……。

そして、袁譚と戦争をして優勢になった状態で、今度は遂に『反孫堅連合』を結成されてしまう始末。
馬騰と曹操がちょっかいを出してきて非常にウザかったですが、金をばら撒くことでなんとか解決。
馬騰には梓潼方面から益州に何度も侵攻されましたが……。

袁譚を倒し、憎き馬騰戦に突入。蜀の北伐ルートを通って馬騰戦に突入です。
馬超を捕まえ、馬騰を殺したら、張魯が後を継ぎましたw
馬超は脱獄して張魯の元に帰ってしまいましたが、前述のように離間を連発して配下に引き抜き、
これまた時間がかかりましたが、張魯(馬騰)も制覇。


というわけで現在に至ります。

曹操と劉表には金を配って、しばらく手出しを控えてもらい、
兵力各40万を誇る、恐るべき異民族を片付けて行こうかなと思っています。
こちらの全兵力は60万ぐらいですが、何せ狭い1地区に40万も割くのは大変ですので、しばらく漢民族の相手をしている余裕はないのでw

異民族を倒した後は、恨みある曹操を倒し、最後にずっと仲良くしてくれた劉表を倒してエンディングかな、というふうに考えています。


色々癖がありますが、ゲームとしてはまずまず70点といった感じで、「三国志」シリーズの中でも特に面白くもつまらなくもないかな。
1周やれば十分かな、という気もします。

「三国志11」の方が面白かったんだけど、あっちはフリーズが多すぎて話になりませんでしたが、
こちらはフリーズが1回もないです。


(追記)
何周かやりそうなので、自分のためにクリアメモをつけておきます。

クリア済 ()はプレイ予定

184年:何進・張角
190年:孫堅・(曹操)・袁紹
211年:孫権・劉璋
219年:劉備

if200年 覇王袁紹  劉備
if 群雄集結:曹操


結局、9周はやることになってる……。
三国志10・13は武将プレイなので興味なし。
三国志11は「おま環」かもしれないけど、内政すると高確率でフリーズするのでやる気出ない。
(「信長の野望・創造PK」はできるのだから、要求スペックに達していない、ということはないと思う)
三国志12は、なんか評判が悪すぎて逃げた。

最新作、三国志14は気になってるからそのうち買うかもだけど、
とりあえず、三国志12や13の分まで『9』で楽しもうかなってw










Splush Wave「ドラゴンファーム」感想

80点+3点(新たな挑戦に乗り出した意気に+3点)

「ドラクエ麻雀RPG」という新ジャンルを開拓したSplush Waveが、また新たなジャンルを打ち立てた。その名も「ドラクエ将棋シミュレーション!」

将棋の体裁をとっていますが、ガチの将棋ではないのであしからず。
駒の初期配置を変えられますし、中盤以降、飛車を3枚も4枚も用意できますしw
相手の駒を倒しても、自分の駒として使う事もできませんし。

駒を取るという形ではなく、駒のHPを0にするということで、将棋とは似て非なるゲームです。
ネタが古すぎて通じないかもしれませんが、「くにお君のドッジボール」と「リアル・ドッジボール」の関係が近いです(くにお君のドッジボールは、ボールを当てて相手のHPを削るゲームでした)。


ゲームの難易度は低いです。
何度でも「強くてニューゲーム」ができるので、序盤は破産してターニアが毎回売りに出されてましたw

本来の将棋とは違う謎の駒もいくつかありますが、正直「王」よりも強い「君主」とか、
「銀」の改良版とか以外は、ほとんど無視してもいいものばかりでした。
前述の理由により、桂馬は正直リアル将棋と比べて使い勝手が悪かったですね。

飛車が超強いのはリアル通り。
中盤までは、王の周囲を金で警護するのも、まぁ大体リアルと同じじゃないでしょうか。
そして香車の自爆テロが激強ww 
火炎の息とかベギラマとかを覚えさせたキャラを香車にして、敵の集団に突撃カマすと面白いように相手の駒が溶けます。

逆に敵の自爆テロでうっかりやられる事もありますが、まぁ「強くてニューゲーム」できますし。


粗削りのためか、UIが若干使いづら(ドラッグ&ドロップがやりづら)かったり、
香車が一番奥まで突撃した時に「トランスし(成り)ますか?」と聞かれて、うっかり「いいえ」を選んでしまうと身動きが取れなくなったりのケアレスミス対策はちょっと何とかしてほしいw
森とかでは角や歩などが身動きとれなくなっていたりしますしw


このゲームにストーリーを求める方は少ないと思いますが、バーバラの野ションを3回ぐらい目撃したら、
いつのまにかバーバラと恋人になっていました!
この農場、トイレないんですか!?


借金返済をしてしまうと、「恋人を代えてニューゲーム」が選べなくなるのはちょっと悲しい。
きちんと直前でセーブしておけよという話なんだけど、別にクリア後にも「恋人を代えてニューゲーム」機能はつけといたままでいいじゃんか……。


ヒロインは、アリーナ・バーバラ・女僧侶の3人とコンパクト(物足りないとしか言いようがない)だけど、
まぁそれでも楽しめました。
何より、マンネリ化していた「ドラクエ麻雀」の殻を打ち破って、新たな「ドラクエ将棋」という挑戦を成功させたことは大いに評価したいです。

続編、楽しみに待っております!

「三国志11PK」 194年孫策でやってます

現在203年で、中盤戦といったところです。

前半に、ゲーム全体の感想を。
後半にプレイ日記を書きます。


「三国志11PK」は、結論から言うと結構面白いです。
しかし、致命的な問題……そう、KOEIお得意の「多発するフリーズ」を抱えておりまして、
これが理由で2周目をプレイする気にはならないと思います
(これがなければ、もう1周ぐらいやりたかったのですが)。
現在中盤ですが既に10回はフリーズしたかな……投げ出しかけました。

「初級」でプレイしているからかもしれませんが、「信長の野望」と違い、
序盤は大勢力に始終喧嘩を売られる事もないので、落ち着いてプレイできるのが良いですね。

また、今回は(三国志6以来だからというだけかもですが)キャラの列伝なども充実しており、
結婚させることができたり、義兄弟の契りを結んだりと、
歴史イベントこそ貧弱なものの、その分ifの三国志を楽しむことができます。
普段よりも更に、キャラの魅力(脳内補完込みとはいえ)を味わえるのが楽しいです。


また、普段(三国志2・3・4・6)では見られなかった現象が起きたのも面白かったのですが、
それはプレイ日記に書きます。

敵が凄い勢いで攻めてこない反面、中盤戦以降も気を抜けないのが本作の特徴です。
というのも『輸送』の使い勝手が悪すぎます。悪いというか、リアルです。
奥地でいくら開発して資材を蓄えても、それを最前線まで運ぶのに何か月かかるねん!
しかもその間、輸送兵たちは兵糧を食べているおまけつきww

更に、これはあまりポジティブじゃないのですが、少し治安が下がるとすぐ賊に襲われ、
敵勢力や賊に城を奪われると、今までやって来た内政が全てぶち壊しになるのはつらいですね。

面白いのが舌戦で、カードゲームみたいな感じなのですが、台詞がかなり笑えますw
(特に詭弁w)
在野武将をスカウトしようとすると頻繁に舌戦を申し込まれるので「キタキタ!!」とテンションが上がりますが、捜索させる武将の頭が悪いと何もできませんw
そしてなぜか舌戦に負けると軽傷を負いますw 一騎打ちで負けても怪我しない事も多いのに。

合戦も面白く、戟兵・槍兵・騎兵の3すくみシステムは楽しいです。


今回は敵を捕虜にしても、有能な奴に限ってちっとも仲間にならず、それどころか脱獄してしまいます。見張りは何をやってるんだ!


キャラの能力値ですが、孫権さん随分能力値低いんですねw
孫策さんはまだ存命ですが、孫権に後を継がせるの悩むレベルです。
あと、頭の良い配偶者と結婚させることで、張飛さんが知能武勇兼備のスーパー武将になりますw

一枚絵マップは、ぐるぐる回転するのが正直見づらいです。
慣れれば戻し方もわかるようになるんですが、ずっと北が上でいいですよw


【プレイ日記】

190年曹操と194年孫策で迷った結果、後者をチョイス。
まずは江東の小覇王らしく劉曄・厳白虎・王朗を倒していきます。

部下はとにかく水軍に強いキャラクターばかりw 陸上では……まぁ弱くはないですけどw
程普・韓当・黄蓋のうち、「6」までは冷遇されていた韓当さんが強くなっていますね。
序盤はシステムが全然わかっていなかったので、黄蓋さんは呉国体(孫堅の未亡人)と再婚させて一人で笑っていました(笑う要素あったっけ?)

孫策軍のエースは孫策と、もちろん周瑜。これは中盤に至る今も変わりません。
史実通り、大喬と小喬を嫁にもらってニッコニコです。なるべく同じ部隊に入れて楽しんでます。

前述の宿将3人以外では、甘寧・周泰あたりが強いのは当然ですね。甘寧は在野にいましたけど。
あとなぜか徐晃も在野にいたのでもらっておきました。
攻めてきた劉曄軍を返り討ちにして太史慈をゲット、厳白虎軍を倒して厳白虎配下にいた凌操も獲得しました。
呂蒙も配下になりましたが、本作の呂蒙は知力低いですね。
「男子三日遭わざれば刮目して見よ」イベントでもあるのでしょうか?

文官は魯粛・諸葛瑾・張昭・張紘、あとなぜか在野にいた程昱がいますが、このゲーム、文官の存在感は薄い気がします。
内政は建物を建てれば自動的に収入が入ってきますし、建物を建てるのが早いか遅いかぐらいの違いしかないような……??


次にどこを攻めるか迷った末、劉備を攻める事にしました。
ちなみに袁術君はお友だちです。しかし「三国志11」の同盟相手は何もしてくれませんね!!!
単なる不可侵条約って感じで、援軍すら送ってくれない。ビジネス上のパートナーって感じですね!


劉備は我が建業からはだいぶ遠いのですが、建業近郊になぜか劉備の港があって目障りなんですよね。
劉備は陶謙から徐州をもらって、なんか結構勢力伸ばしていましたw
呂布より強くなってる……。というか、呂布はいつの間にか滅ぼされていました。
貂蝉が在野武将で流れてきたけど(涙)
194年シナリオの劉備って、大した事ないことが多いのになぁ。

戦いを仕掛け、うっかり……いや、確信犯的に劉備は殺してしまいましたが、
徐州を占領し、さて配下は……関羽と張飛ぐらいしかいねぇ!!!!
趙雲は!? 公孫瓚配下だ! 黄忠はなぜか馬騰配下、馬超さんも当然馬騰軍。
諸葛亮はまだいないし……
ま、まぁ関羽と張飛を手に入れただけでもいいや。
未亡人になった麋夫人を関羽と結婚させたら、関羽さん喜んでいましたよ!
関羽・張飛は当然頼りになるエースとしてこの後活躍します。

その後どこを攻めるか……周瑜はしきりに孔融を攻めろと言ってきますが、
孔融配下ろくなのおらんし、北海を取ったら袁紹と領土接しちゃうじゃん……。

というわけで、194年から始めているので恨みはないはずですが、一応父の仇、劉表を倒しました。
(今回の蔡瑁さん、データ高いっすね!)
が、そこで誤算が。

まずは小さな誤算。

①袁紹が孔融を滅ぼし、こちらに攻め込みまくってきて、せっかくとった小沛を奪われる(カヒは死守しました)
(これは、本作のCPUがあまり好戦的に思えなかったので、油断しましたね。普通に想定して然るべきでした)

②恐るべき馬騰。張魯・リカクを滅ぼし、曹操領土の一部も奪取し荊州北部まで進出

この②は驚きました。
今まで「三国志」シリーズをプレイしていて、馬騰さんがこんな快進撃をしているのは初めて見ます。

③劉表を倒したことで、劉璋とも国境を接してしまい、しかも江陵めがけてわけのわからない小軍勢を頻繁に繰り出してくるww

④信じられないぐらい存在感のない曹操も、便乗して孫策に攻め寄せてきた!


というわけで、我が孫策軍はお友達の袁術と、遠方の公孫瓚以外の4人から憎まれ、攻撃されてしまうのでした。

この中で一番弱いのは、あまりにも意外な事実ですが曹操です。兵士5万しかいません(袁紹・袁術・馬騰は25万います。うちの孫策は20万です)
しかも、配下はよだれが出るほどの粒ぞろい。

というわけで、攻め込んできたのをきっかけに、曹操を倒すことにしました。
なお、4勢力を同時に相手するのは無理なので、馬騰とは何とか同盟を結ぶことに成功しました。

劉璋は小勢力しか攻めてこないし、厳顔を捕まえて配下にして、黄権・雷銅を殺したらガックシきたのか大人しくなりましたw
まだ油断はできないけど、これで江陵に大軍を置く必要はなくなった。


そして、曹操との激突。
曹操はもちろん、夏侯惇・夏侯淵・司馬懿……じゅるり。
楽進や李典もデータ結構高くていいですね! 于禁さんもちょっとだけ上がってる。
許著や典偉、荀彧、荀攸><
郭嘉だけ仲間になってくれなかったけど! 大体の武将は獲得しました。


そんな折、袁紹がついに二正面作戦の大攻勢をかけてきます。
陳留と北海にそれぞれ大軍勢を引き連れてきているのです。

きているのです、という書き方からおわかりいただけるように、この状況でこの感想を書いています。


配下の質では圧倒的に孫策ですが、兵士や、敵の数では袁紹なんですよね。
田豊・張こう・高順・逢紀は捕まえて配下にし(張こうと高順強いなぁ! 前者は当然だけど、高順も随分出世しとる!)辛評は切り捨てましたが、
顔料・文醜が残っているのは大きい。
というか背後の公孫瓚を無視して、こちらに攻め寄せてくるのはなぜ……。
お金みついでご機嫌取ったのに、向こうから攻めてきたので一瞬でパー。
ムカついたので袁譚と袁尚は殺しました><


ここから先は、まずは袁紹の猛攻を防ぎつつ反撃。ここが中盤最大の山場ですね。
何とか倒したら、そのまま公孫瓚を倒して趙雲をゲットしたい。

で、現在の兵力分布は馬騰25万・袁紹25万・袁術20万・孫策20万・劉璋13万・(曹操5万でした)なんですよ。
馬騰と袁術とは同盟も結んでいるので、袁紹の後は劉璋でしょうか。領土的にはめっちゃ縦長だけどw

その後は、同盟を破棄して片方ずつと闘う事になるでしょうが、より厄介なのは馬騰の方ですね。
袁術には一応、最初から最後まで不可侵条約を結んでいた義理もあるし、袁術を最後に回すべきか
最終決戦よろしく馬騰を最後に回すべきか、迷います。

馬騰軍、優秀な武将が多いので強いんだけど、だからこそ配下にして彼らを使って、誰かと闘いたいんよね。
袁術には恨みもないし……援軍出してくれないけど!!!! 

まぁ、あまり先の事を考えても仕方ないので、臨機応変に。
まずは袁紹との決戦ですね。


と、こう楽しんでプレイしているのに、とにかくフリーズがウザくて仕方ない。
これは本当に酷い。

ゲームの得点が73点、フリーズでマイナス10点って感じです。


KOEIのシミュレーションゲームは、中盤までプレイすれば大体そのゲームの面白さはわかります。
なので早めに感想を出しました。

さくらの雲 スカァレットの恋 感想(ネタバレ)

86点:
細かい部分が所々気になるが、大正浪漫を感じられるSFミステリー。


【前置き】

前作「アメグレ」よりも好きです。

ループものということで、前作「アメイジング・グレイス」と一見似通っているのですが、
「アメグレ」が『記憶全部を持ち越してループできた』のに対し、
「さくレット」は『記憶を持ちこせず、文字数制限のある電報』という形でループするのが違うところです。


完全一本道シナリオなので、あまり各ルートに分けて評価しても仕方がないのですが、
いつもどおり各ヒロインルートの感想を最初に書き、総評を最後に書きます。



【共通ルート(1回目)~不知出遠子ルート】 評価は B+

2020年からやってきた主人公の司が、チェリィ探偵事務所の探偵に拾われ、依頼をこなしながら
大正時代の人々と触れ合っていくのが共通ルート。

蓮からの依頼である猫の蘭丸探し、
遠子からの依頼であるまりも探し、
博物館を狙う怪盗ヘイストとの対決、
不知出家での幽霊騒ぎなどが、毎回のルートで起こる出来事。
これらのやりとりが非常に心暖かく、歴史情緒豊かで、大正という居心地の良い『異世界』にどっぷりと浸る事ができました。
ミステリ小説も、シャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパンぐらいしか著名なものはないのですね。

(ざっと思いついたところ、1908年のルルーの「黄色い部屋の謎」と1911年の「ブラウン神父」ぐらいしかないや)


その中で異質なのが魔人加藤という怪しい憲兵と、
関東大震災復興の立役者となるはずだった後藤新平氏の暗殺事件。

個人的に加藤が未来人だというのは遠子ルートで大体わかってしまったので、
隠す気はなかったのかなと思います。

1920年に起こるはずのない関東大震災が帝都を襲うところで、初周終了。
関東大震災で明らかにパニックを焚きつけていた雪葉とマイは、初周から既に怪しさマックス。


2周目となる遠子ルートで起こる大きな出来事は
怪盗ヘイストの正体を突き止めたことと、後藤新平を守った事でしょうか。
また、関東大震災の時期が1921年にズレているのも興味深く、加藤が『人為的に』起こしている事がわかります。


本作のHシーンは、蓮と所長がSなので、M女子の遠子さんはかわいかったです。
(僕がSなので、ヒロインにガンガン責められるシーンでは抜けないw)



【水上蓮ルート】  評価 B

加藤大尉が大金をかき集めていることと、未来人である事が確定するルート。
蓮のラブレターは良かったですね。成金太郎が助かるとても珍しいルートw
あと、蓮は痴女。


【メリッサルート】 評価 A

蓮ルートまでとガラリと趣向を変えて、突然始まる寝台列車殺人ミステリー。
そしてまたも殺されてしまう成金太郎。
このルートでは、リーメイと影虎やリーメイと加藤の関係など、
サブキャラクター同士の隠された関係が炙り出されていくのが面白かったです。
遠子ルートで絡みが既にあったリーメイと遠子の関係も含め、リーメイはいろんな人と繋がっていますね。

大正の『歪み』を消していく歴史改変・歴史修正ミステリーが読みたいのであって、
こういうコテコテの寝台列車殺人ミステリが読みたいわけじゃないんだけどなあ、
と思いつつも、まぁこれはこれで。

最後にメリッサさんに完全に騙され、度肝を抜かれてルート終了。
あと、メリッサさんもかわいくて大好きです。
主人(?)の遠子さんよりも物語の本筋に絡んでくるとは、1周目ではまったく思ってなかったけどw


【所長ルート】 評価 A₋

いよいよ魔人加藤と対決するグランド・ルート。
司がやってきたのは2020年(桜雲2年)だった!というのは、
とても驚いたのですが、反面ちょっと引っかかる部分があるので後述します。

加藤大尉の壮絶な自爆は、
長編作品で『親殺しのパラドックス』をここまで直截的にやっちまった例が記憶にないので、爆笑しましたw

所長の名前を敢えて隠していた意味がよくわかりませんが(メリッサと加藤はわかる)、
「アメグレ」以来続く伝統芸なのでしょうかw



【ちょっと気になったところ】

「こまけぇこたぁいいんだよ!」でギリギリ処理可能(だから高評価をつけた)だけれども、
あまり設定が緻密じゃないなぁと感じた部分がいくつかあるので、書きます。

グランドルートなので当たり前かもですが、これは全て所長ルートの部分です。


疑問:1 『桜雲以外』

1・雪葉さんは生きてていいんだ?

……確かに雪葉さんを殺すのは酷な事かもしれません。
しかし、歴史の歪みが云々というのなら、雪葉さんが生存していてはダメでしょう。
仮に雪葉さんがまたも大太刀周りを演じ、日本に来たマッカーサーや吉田茂あたりをブスっと刺したらえらい事になりますよ!


2・加藤さん、結局何がしたかったわけ?

……まぁこれは、あくまでも『全ては語らない。想像に任せる』部分で良いとは思いますが、
やっぱりよくわかりません。

関東大震災を早めて、速攻で復旧を遂げるというところから「第二次世界大戦」への準備を早急に進め、
戦勝国にでもなろうとしているのかなと思いましたが、
その割にサンフランシスコ条約で活躍する所長を国外に出そうとしたりしているし、
ただの『未来の右翼』ではないような気もします。わけがわからないです。


3・冬茜トムさん、『賢明』という単語を知らない?

……「賢明」を「懸命」と10か所以上も書いていたのは気になりました。
他には誤字がほぼなかったので、冬茜トムさんは『賢明』という単語を知らないのでは?



疑問・2 『歴史改変関係(桜雲関連多め)』

1・司の行動が理解不能

……『令和』から来たというのなら、歴史の歪みを正して2020年に帰りたいという気持ちもわかります。
まぁ、色々このご時世大変ではありますが、
これから「関東大震災」→「暗黒の昭和初期」→「第二次世界大戦」を控えている日本で暮らすよりは平和ですからね。

しかし、第三次世界大戦真っただ中の「桜雲」からやってきたのなら、歴史を改変して「第三次世界大戦」を起こさせないように動くのは、決しておかしなことではないはず。
現に作中でも最初はそう動いていました。

それが、所長との初Hあたりから突然心を入れ替えて(?)、『桜雲』に繋がる方向へと歪みを潰してまわり、
自分はこの『大正』にいてはいけない、と悟りを開いたのが意味不明でした。

歴史改変を行なって少しでも平和な日本を目指してもいいですし、
別ルートでそうしていたように『大正』で暮らしても良かったと思うんですが。

なので、『桜雲』から来たと明かされた瞬間はビックリしましたが、
その後はむしろ不可解な気持ちで読み進めてしまったので、あのサプライズは正直不要だった気がします。


主人公の行動動機が理解不能(共感不能)というのは、一人称小説を読み進めていく上で一番キツいので、
この「桜雲」サプライズは盛り上がるどころか、逆に僕のプレイ速度が下がった感がありました。


2・そもそも『桜雲』と『令和』の分岐はどこ??


……『桜雲』世界線では「4・13事件」、「西原事件」という2つのテロ事件が起こっています。
(令和世界線では起こっていない……はずです)
この2つは司自身が食い止めました。

しかし、その後第二次世界大戦が起こり(1939~1945で年も一緒)、高度経済成長が行なわれるというのは一緒のようです。
昭和は律義に63年続き、その後『平永』という元号がこれまたきちんと31年続き、そのあと『桜雲』が来るようです。
天皇制も存続しているのですね。




司が挙げていた違いは『サンフランシスコ条約』で連合48か国と結んだのが『令和』世界線ですが、
『単独講和』したのが『桜雲』世界線のようです。

その後、西側陣営と(1990年以降も続いていた!?)東側陣営が第三次世界大戦を起こしたようなんですが
違いはここなんでしょうか?


あまりこの条約について詳しくないため僕の手には余るのですが、
もしそうならば、
大正時代に起きた事件がその後の世界線にそう大きく影響するものでしょうか?
(所長はサンフランシスコ条約時に、イギリスの大使として活躍したようですが)

そうだとして、日本・朝鮮・台湾の扱いで2020年に第三次世界大戦が起こるとは、
ちょっと信じがたいところがあります。

まぁ、2023年現在、ロシアがヤクザの鉄砲玉みたいにウクライナに侵攻し、中国もきな臭い動きはしておりますが……。
……あれ、『令和』世界線も安全ではないんじゃ(混乱)


3・加藤や司が行なう歴史の歪みはNGだけど、『桜雲』から『令和』への【歪み】はアララギさんは黙認するの?

……まぁね、アララギさんの行動原理まで考えても仕方ないよね。


で、これら気になった部分のほとんどが「桜雲」関連の問題点(?)なんですよね。
確かに、「えっ! 桜雲!?」という驚きはありました。

未来人が手を下すのではなく、現代(大正)を生きる人たちがより良い選択を行う事で、
より良い未来(桜雲→令和へ)を掴むんだというメッセージも何となく伝わりました。


しかしそれ以上に、桜雲関連の疑問点や、司の行動原理がさっぱりわからなくなったため、
結果的にあの『どんでん返し』は逆効果だったんじゃないかなぁと思いました。



【総評】

気になる事を書いていたら、なんだかむしろマイナス点ばかりを書いちゃいましたが、
大正を舞台に、のどかな(憲兵とかいるけど)日々を送る探偵事務所やヒロインたちとの触れ合い。
歴史を歪めようとする悪人(?)との対決、読みやすい文章と、先が気になる展開で
どっぷり大正を楽しむことができました。

ただそれだけに大正時代を所長と生きていく、そんな選択枝があっても良かったと思いました。
令和ならまだしも、桜雲の世界に戻りたいなんて普通思わないでしょ。

令和だって、迎えてくれたの立ち絵もない母親と、所長の子孫だけだし……。

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