本・映画などなど

宮部みゆき「理由」(バレなし感想)83点



社会派作品を読むと、いつも心がざわついてしまう。
凄惨な現実を知り不安になっても、どうすることもできない。あるいは胸の中が怒りでいっぱいになったとしても、社会を変える事などできはしない。
私には関係ない事だ、と切り離すには身近すぎるし、どうせ関係がないならば楽しい話を読みたいと思う。
現代に近い時代の、日本の物語なら猶更だ。

けれどきっと、社会にはこういう作品が必要なのだ。と、言ってみてもやはり釈然としない。もちろん、子供にとっては必要だと思う。
悪い事をしないように、危ないところに近づかないように、そういう注意喚起のために。
けれどある程度の知識を蓄えた大人にとって、必要なのかと聞かれると、私にはやはりよくわからない。
新聞やテレビのニュース、特にショッキングな殺人事件について知らないと、何か問題が生じるだろうか? スポーツのニュースなど、本当にいい迷惑だ。大好きなスポーツの結果をバラされたくないばかりに、出勤前に徹夜しなければならない。知りたい人は自分で調べればいいではないか。芸能人がどうしたとか、そんなのもどうでもいい。
僕が知りたいのはお天気情報と道路交通情報くらいだ。

通り魔事件が発生したとして、それを知っていれば防げるというものでもないだろう。
生活のために外に出ればやはり通り魔に遭ってしまう可能性はあるし、なけなしの防犯グッズを使いこなし、護身術を習いに道場に通っても、結局何も起こらなかったりするのだ(その方が良い)。
犯人の実像に迫ったって、大抵そこには犯人の破滅の物語があるだけで、犯人への憎しみを駆り立てられるか、犯人への同情を駆り立てられるかどちらかであり、そこに救いはない。

「理由」はヴァンダール千住北ニューシティという超高層マンションで起きた一家殺人事件の物語だ。細部まで行き届いたマンションの規則や
事件リポーターのような独特な文体で、まるでノンフィクションのルポルタージュと見紛う、迫真のフィクション小説である。
実際にこういうマンションが存在してそのまま規則を持ってきたのか、ある程度の材料を元に宮部さんが創作したのかはわからないが、高層マンションに住む人々の息遣いが聞こえてくる、そんな作品だ。この文体に触れられただけで、個人的には読んだ価値があった。

しかしこの作品もまた、社会派の例にもれず読んで心が晴れるとは言いがたい。殊に、キャラクターの大半が結婚生活に絶望を抱き、家庭で孤立している有様など、暗澹たる思いがしてしまう。
私は結婚したい、と思いつつきっとできないだろうと考えている人間なのだが、こんな結婚生活ばかりを読まされた日には、結婚なんて愚か者の選択だと感じずにはいられない。
嬉しい・楽しい・好きといった感情や、数々の思い出を共に分かち合い、手を取り合い、お互いの不足を補いあえるパートナーと共に暮らせれば、こんなに素敵な事はないよなぁと思うのだが、どうも「理由」を読んでいると、いや、読まずともわかるが、世間の多くの家庭はそんなに甘いモノではないらしい。

姑がどうのプライドがどうの見栄がどうのと、私からすると本当にくだらない事ばかりにエネルギーとお金を使い、破産してしまったり、もっと酷いときには自殺してしまう人が後を絶たないようだ。殊にこの作品の小糸夫妻など、個人的には犯人よりもよほど腹立たしく、胸がざわついてしまう。
しかしそれだけならまだいいのだ。もっと困るのが、小糸夫妻のようないわゆる厭な役回りのキャラクターだけでなく、もっとごく普通の、たとえば片倉信子のような「厭な役回りではないであろう」キャラクターも含めて、ほとんどのキャラクターが好きになれない。また、小糸夫妻は極端にしても、恐らく現実社会にもこのような人々はたくさんいるだろう、と感じてしまうと、人間社会がたまらなく厭になってしまう。

格好やら見栄やらなど気にせず暮らせればお金だって大してかからないかもしれないし、週40時間+αもあくせく働かずに暮らせる気がするし、その分の時間を趣味なり交友なりに充てた方がよほど幸福になれると思うけれど。現実問題としてダッサダサのパジャマにサンダルやら、ボロボロに着古した古服で交友の場に向かえばモテるどころか、奇異の視線に出迎えられ相手にされないのがオチだろう。
スーツにネクタイなど首周りは息苦しいし身体がこわばる無駄に疲れる服を日常的に着て、格好をつけるのが人間社会の多数であり、「パジャマの方が身体が楽で疲れにくいから、仕事もはかどりますよ」などと言ったって、結局誰にも相手にされないのは目に見えている。
だから仕方なくまともな人間を装うこの無駄かつ不毛な営みを、これからもずっと続けていくのだなぁ、などと考える。
互いに相手のステータスを図って、自分よりも劣った人間を見下すのが大好きな人間界で生きるには、こちらも見栄を張りとおすか、散々バカにされても気にせず襤褸を着るか、はたまた引きこもりの世捨て人にでもなるか。しかしいずれも満足にできない私は、中途半端に見栄を張り、中途半端にバカにされ、中途半端に引きこもって生きるのである。できれば、私などと付き合うパートナーがいるとすれば、あまり見栄を張らない人を望みたいし、そういう人としか暮らせない気がする。

見栄張り競争がエスカレートして、止められなくなったのが小糸一家だと思うと、なんだか途方もなく虚しい気持ちになってしまう。
人間の欲は止めどないものなのだから、贅沢など知らない方が賢明だと感じるし、どうせ世界で一番贅沢な人間になどなれないのだから、お隣の〇〇さんや友達の××くん、あるいは社内の同僚と優劣を争ったって無駄でしかなく、くだらなく感じてしまう。
人間社会を生きづらくしているのは人間自身。
それも本当に邪悪な人間ではなく、ごく普通に暮らしている人たち、私もきっと持っているであろう「くだらなさ」の塊が、自他問わず人を窒息させていく。
その事にただただ絶望してしまうのだ。

結局のところ、こんな私は独りぼっちで生きる方が楽なのかもしれないが、それではあまりにも寂しく、しかし何かの幸運で結婚などしても「理由」に出てくる夫婦のようになってしまうのでは、それは幸運ではなく不運でしかない。
夫婦間で見下したり見下されたり、何というバカバカしさであろうか。
嗚呼、厭だなぁと思い、布団の中で本をめくりながら、もうこの手の話は読むまいと思う。私はお花畑の中で生きたい。
月光に照らされた花畑に寝転んで、月明かりを頼りに本が読めればそれでいい。手元にはイチゴの載ったショートケーキと紅茶。それが贅沢ならいっそ飲料水だけで良い。問題ない。
もう、俗な世間で生きるのは疲れてしまった。

大した事はしていないのに何故か女性にモテモテでハーレムを作っちゃう話でも読んで、ずっとそんな妄想に浸って人生を過ごせれば、それが一番楽しいような気がする。
それは傍目には気持ち悪い男かもしれないが、楽しく妄想に耽っている人間を捕まえて気持ち悪いのなんだのと指摘する人間とは関わりたくない。
どこまでも作り物の優しい世界に浸りきって、ただ眠り続けたいというのが本音だったりするのだ。

社会派小説などを読むと、いつもこんなふうに嫌気が差してしまう。とにかく、生きている事が、この世界が、果てしなく嫌になる。こういった作品の感想などを読んでも、やれ××という登場人物が気持ち悪い、やれ〇〇が嫌いだ、と粗探しばかりをしたり、嗚呼もうこんな世界は嫌だ厭だと病み爛れた毒素に触れて読者まで厭な気持ちになるわけで、一向に優しく暖かく朗らかな気持ちになることはない。

だからもう当分は読むまいと思うし実際読みたくないのだが、なぜ私の手元には「模倣犯」などという小説があるのか理解に苦しむ。
ツンデレやフリではなく、本当に社会派小説は好きではないのに。





国内ミステリ オールタイムベスト(2019年10月10日記入)

S 何を措いてでも読むべき作品
A とても面白かった作品
B まずまず面白かった作品
C あまり面白くなかった作品
D 良さがわからなかった作品

気分でつけているので、リストごとにSになったりAになったりしている作品もあるかもしれませんが、2ランク以上のミスはないはずですw

近々読む作品は、自分のために目立つよう間を空けました。
そのせいで、読者様には不自然なスペースが空いているように見えると思いますが、
ご了承ください。

現時点で読む可能性の薄いものは斜体になっております。


1985 文春


1  横溝正史 獄門島 1947
2 中井英夫 虚無への供物 1964
3 松本清張 点と線 1957
4 坂口安吾 不連続殺人事件 1947
5 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934  
6 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935
7 横溝正史 本陣殺人事件 1946
8 鮎川哲也 黒いトランク 1956
9 連城三紀彦 戻り川心中 1980
10 高木彬光 刺青殺人事件 1948
11 船戸与一 山猫の夏 1984
12 天藤真 大誘拐 1978
13 江戸川乱歩 二銭銅貨 (短編) 1923
14 江戸川乱歩 陰獣 1928
15 松本清張 ゼロの焦点 1959
16 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976
17 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 (短編集) 1978
18 水上勉 飢餓海峡 1962
19 結城昌治 ゴメスの名はゴメス 1962
20 土屋隆夫 危険な童話 1961
21 島田荘司 占星術殺人事件 1981
22 泡坂妻夫 乱れからくり 1978
23 大岡昇平 事件 1977
24 北方謙三 1983
25 江戸川乱歩 心理試験 (短編) 1925
26 竹本健治 匣の中の失楽 1978
27 志水辰夫 飢えて狼 1981
28 高木彬光 白昼の死角 1959
29 生島治郎 黄土の奔流 1965
30 北方謙三 逃がれの街 1982
31 大藪春彦 野獣死すべし 1958
32 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955
33 都筑道夫 なめくじ長屋捕物さわぎ (短編集) 1968
34 生島治郎 追いつめる 1967
35 仁木悦子 猫は知っていた 1957
36 笠井潔 サマー・アポカリプス 1981
37 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929
38 鮎川哲也 黒い白鳥 1959
39 森詠 燃える波濤 1982
40 小泉喜美子 弁護側の証人 1963
41 土屋隆夫 影の告発 1963
42 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957
43 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982
44 横溝正史 八つ墓村 1949
45 小林信彦 紳士同盟 1980
46 高木彬光 成吉思汗の秘密 1958
47 志水辰夫 裂けて海峡 1983
48 鮎川哲也 りら荘事件 1968
49 江戸川乱歩 押絵と旅する男 (短編) 1929
50 陳舜臣 枯草の根 1961
51 船戸与一 夜のオデッセイア 1981
52 森村誠一 高層の死角 1969
53 松本清張 砂の器 1960
54 笠井潔 バイバイ、エンジェル 1979
55 岡本綺堂 半七捕物帳 (短編集) 1917 「かむろ蛇」、「冬の金魚」など6編読んだ。
56 江戸川乱歩 パノラマ島綺談 1926
57 佐野洋 一本の鉛 1959
58 井沢元彦 猿丸幻視行 1980
59 都筑道夫 猫の舌に釘をうて 1961
60 笹沢左保 招かれざる客 1980
61 岡嶋二人 焦茶色のパステル 1982
62 木々高太郎 人生の阿呆 1936
63 黒岩重吾 背徳のメス 1960
64 夏樹静子 蒸発 1972
65 阿刀田高 ナポレオン狂 (短編集) 1979
66 筒井康隆 富豪刑事 (短編集) 1978
67 高橋克彦 写楽殺人事件 1983
68 北方謙三 眠りなき夜 1982
69 横溝正史 蝶々殺人事件 1946
70 鮎川哲也 死のある風景 1965
71 浜尾四郎 殺人鬼 1931
72 陳舜臣 炎に絵を 1966
73 松本清張 黒い画集 (短編集) 1960
74 久生十蘭 顎十郎捕物帳 (短編集) 1939
75 夏樹静子 Wの悲劇 1982
76 海渡英祐 伯林 一八八八年 1967
77 森詠 さらばアフリカの女王 1979
78 戸板康二 團十郎切腹事件 1959
79 戸川昌子 大いなる幻影 1962
80 赤川次郎 マリオネットの罠 1977
81 小栗虫太郎 完全犯罪(短編) 1933
82 岡嶋二人 あした天気にしておくれ 1983
83 都筑道夫 三重露出 1964
84 大藪春彦 蘇える金狼 1964
85 結城昌治 暗い落日 1965
86 森村誠一 人間の証明 1975
87 赤川次郎 幽霊列車 (短編集) 1976
88 佐野洋 轢き逃げ 1970
89 都筑道夫 誘拐作戦 1962
90 船戸与一 非合法員 1979
91 笠井潔 薔薇の女 1983
92 檜山良昭 スターリン暗殺計画 1978
93 北方謙三 友よ、静かに瞑れ 1983
94 大下宇陀児 石の下の記録 1948
95 多岐川恭 落ちる (短編集) 1958
96 栗本薫 ぼくらの時代 1978
97 加納一朗 ホック氏の異郷の冒険 1983


文春2013


1 横溝正史 獄門島 1947 1
2 中井英夫 虚無への供物 1964 2
3 島田荘司 占星術殺人事件 1981 21
4 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935 6
5 宮部みゆき 火車 1992 -
6 松本清張 点と線 1957 3
7 天藤真 大誘拐 1978 12
8 綾辻行人 十角館の殺人 1987 -
9 京極夏彦 魍魎の匣 1995 -
10 横溝正史 本陣殺人事件 1946 7
11 鮎川哲也 黒いトランク 1956 8
12 連城三紀彦 戻り川心中 1980 9
13 東野圭吾 容疑者Xの献身 2005 -
14 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934 5 
15 山口雅也 生ける屍の死 1989 -
16 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 1978 17
17 北村薫 空飛ぶ馬 1989 -
18 東野圭吾 白夜行 1999 -  一度挫折
19 坂口安吾 不連続殺人事件 1947 4
20 綾辻行人 時計館の殺人 1991 -
21 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982 42
22 有栖川有栖 双頭の悪魔 1992 -
23 京極夏彦 姑獲鳥の夏 1994 -
24 江戸川乱歩 二銭銅貨 1923 13
25 松本清張 砂の器 1960 53
26 原尞 私が殺した少女 1989 -
27 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929 37
28 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955 32
29 髙村薫 レディ・ジョーカー 1997 -
30 山田風太郎 妖異金瓶梅 1954 -「赤い靴」だけ読んだ
31 水上勉 飢餓海峡 1962 18
32 高木彬光 刺青殺人事件 1948 10
33 鮎川哲也 りら荘事件 1968 48
34 泡坂妻夫 乱れからくり 1978 22
35 江戸川乱歩 陰獣 1928 14
36 歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 2003 -
37 松本清張 ゼロの焦点 1959 15
38 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976 16
39 横溝正史 犬神家の一族 1950 -
40 竹本健治 匣の中の失楽 1978 26
41 宮部みゆき 模倣犯 1995 -
42 岡本綺堂 半七捕物帳 1917 55
43 桐野夏生 OUT 1997 -
44 皆川博子 死の泉 1997 -
45 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II 1991 -
46 船戸与一 山猫の夏 1984 11
47 藤原伊織 テロリストのパラソル 1995 -
48 山田風太郎 太陽黒点 1963 -
49 京極夏彦 絡新婦の理 1996 -
50 馳星周 不夜城 1996 -
51 島田荘司 奇想、天を動かす 1989 -
52 横山秀夫 第三の時効 2003 -
53 髙村薫 マークスの山 1993 -
54 横山秀夫 半落ち 2002 -
55 笠井潔 サマー・アポカリプス 1981 36
56 島田荘司 異邦の騎士 1988 -
57 横溝正史 八つ墓村 1949 44
58 船戸与一 猛き箱舟 1987 -
59 小泉喜美子 弁護側の証人 1963 40
60 宮部みゆき 理由 1996 -
61 真保裕一 奪取 1994 -
62 三津田信三 首無の如き祟るもの 2007 -
63 麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲 1993 -
64 森博嗣 すべてがFになる 1996 -
65 大沢在昌 新宿鮫 1990 -
66 貴志祐介 黒い家 1997 -
67 山田風太郎 警視庁草紙 1975 -
68 泡坂妻夫 しあわせの書 1987 -
69 久生十蘭 魔都 1948 -
70 西澤保彦 七回死んだ男 1995 -
71 笠井潔 哲学者の密室 1992 -
72 舞城王太郎 煙か土か食い物 2001 -
73 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 2003 -
74 乾くるみ イニシエーション・ラブ 2004 -
75 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957 42
76 麻耶雄嵩 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 1991 -
77 仁木悦子 猫は知っていた 1957 35
78 京極夏彦 鉄鼠の檻 1996 -
79 土屋隆夫 危険な童話 1961 20
80 我孫子武丸 殺戮にいたる病 1992 -
81 稲見一良 ダック・コール 1991 -
82 綾辻行人 霧越邸殺人事件 1990 -
83 中島らも ガダラの豚 1993 -
84 殊能将之 ハサミ男 1999 -
85 逢坂剛 カディスの赤い星 1986 -
86 連城三紀彦 夜よ鼠たちのために 1983 -
87 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 1926 55
88 高木彬光 白昼の死角 1959 28
89 志水辰夫 背いて故郷 1985 -
90 山田風太郎 明治断頭台 1979 -
91 佐々木譲 ベルリン飛行指令 1988 -
92 赤江瀑 オイディプスの刃 1974 -
93 貫井徳郎 慟哭 1993 -
94 高野和明 ジェノサイド 2011 -
95 有栖川有栖 孤島パズル 1989 -
96 都筑道夫 なめくじに聞いてみろ 1968 -
97 逢坂剛 百舌の叫ぶ夜 1986 -
98 岡嶋二人 99%の誘拐 1988 -
99 宮部みゆき 龍は眠る 1991 - 全く覚えていないが、多分読んでる。多分。
100 鮎川哲也 黒い白鳥 1959 37

(ブックガイドブック1983:作業中。作者名は……勘弁して)

1 獄門島
2 虚無への供物

3 乱れからくり
4 刺青殺人事件

5 本陣殺人事件
6 人形はなぜ殺される

7 11枚のとらんぷ

8 八つ墓村
9 不連続殺人事件

10 戻り川心中
11 黒死館殺人事件
12 大誘拐
13 悪魔の手毬唄

14 黒いトランク

15 ドグラマグラ
16 点と線

17 犬神家の一族

18 亜愛一郎の狼狽
19 危険な童話
20 弁護側の証人

21 陰獣
22 りら荘事件
23 砂の器
24 マリオネットの罠
25 白昼の死角
26 占星術殺人事件

27 猿丸幻視行

28 匣の中の失楽

29 孤島の鬼

30 最長不倒距離 都築道夫
31 幽霊列車
32 猫の舌に釘を打て

33 猫は知っていた

34 ゼロの焦点

35 三毛猫ホームズの推理
36 殺しの双曲線
37 高層の死角

38 ゴメスの名はゴメス

39 血みどろ砂絵

40 伯林1888年

41 人間の証明

42 仮題・中学殺人事件

43 Wの悲劇 夏木静子
44 ぼくらの時代 栗本薫
45 蝶々殺人事件 横溝正史
46 仮面舞踏会 横溝正史
47 富豪刑事
48 野獣死すべし
49 影の告発 土屋隆夫

50 吸血鬼 江戸川乱歩
51 化人幻戯 江戸川乱歩
52 追いつめる 生島治郎

53 サマーアポカリプス 笠井潔

54 湖底のまつり
55 針の誘い
56 七十五羽の烏

57 悪魔が来りて笛を吹く 横溝正史
58 セーラー服と機関銃 赤川次郎

59 バイバイ・エンジェル 笠井潔

60 細い赤い糸
61 黒い白鳥 鮎川哲也

62 顎十郎捕物帖
63 妖異金瓶梅 山田風太郎 「赤い靴」だけ読んだ
64 憎悪の化石 鮎川哲也

65 飢餓海峡 水上勉

66 魔術師 江戸川乱歩
67 忍びの卍
68 変調二人羽織
69 枯草の根 陳舜臣

70 黄土の奔流 生島治郎

71 盗作・高校殺人事件

72 リンゴォ・キッドの休日
73 真珠郎 横溝正史
74 誘拐作戦 都築道夫

75 夜歩く 横溝正史
76 大統領の密使
77 江戸川乱歩傑作選

78 招かれざる客 笹沢佐保
79 黒蜥蜴 江戸川乱歩

80 破戒裁判 高木彬光
81 炎に絵を 陳舜臣
82 キリオン・スレイの生活と推理 都築道夫

83 一・二・三・死 高木彬光
84 パノラマ島奇談 江戸川乱歩

85 殺しへの招待 天藤真
86 誘拐 高木彬光
87 蘇る金狼
88 汚れた英雄
89 冷えきった街
90 内部の真実
91 女王蜂 横溝正史 
92 警視庁草紙 山田風太郎

93 事件 大岡昇平
94 魔界転生 山田風太郎

95 なめくじに聞いてみろ 都築道夫

96 異郷の帆
97 人喰い 笹沢佐保

98 皆殺しパーティー 天藤真

99 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩

100 空白の起点 笹沢佐保

宮部みゆきの「模倣犯」を読んでいます

ただそれだけの報告なので、1記事にするまでもなく生存報告で十分じゃねーか!
と思わなくもないですが。

全5巻、2500ページ級の作品なので、しばらくそれにかかりっきりだろうなぁと。
『理想のペース』としては、2日で1巻ずつ。
10/1に読み始めたので、10/10あたりにゴールできればいいなと思っております。
実際にはもう少しかかるでしょうけど……。


「愉快犯」的なクズ犯人が巻き起こす連続殺人と、その殺人事件の様々な関係者を描いた群像劇的作品、ですね。
とりあえず犯人が『さかきばらせいと』にしか見えません。

僕は、自分と似たようなタイプの人が徐々に追い詰められていって殺人を犯すような作品は、
色々な意味でメンタルをやられるのですが、この犯人はマジで単なるクズにしか見えないのでそういう意味では楽ですね。イラっとはしますけど。

正直に言えば僕の好みの題材・ストーリーではありませんが、それでもスラスラ読めちゃうあたりはさすがです。
暫定では82点ぐらい(「理由」:83点よりは少し落ちるかも、という感じなので)です。


1巻読了。
2巻に移っていますが、2巻はキツいですねぇ。

犯人はクソキチガイでどうしょうもないですけど、それ以外の部分で「ウザい」シーンが多すぎるっす(友達の振りして内心相手をバカにしているとか、変わった行動をとるだけで陰口をたたかれるとかそういうやつ、もろもろ)。
こういう「人間の醜さ」、もっと言うなら「人間社会の醜さ。集団社会の醜さ」を見せられるのは正直嫌だなぁ。
ネットとかでも本当に頻繁にこの手の汚さは見せつけられるので、もういい加減ウンザリというところはあります。
作品の善し悪し、面白さつまらなさではないんですけど、僕このタイプのモノはちょっと読みたいとは思わないです。
読み始めちゃったんだよなぁ。最後まで読むかなぁ


2巻読了。3巻の真ん中まできました。

暫定79~80点。多分この点数は今後変わりません。
巧いです。巧いんだけど、あまりにも胸糞悪くてツラいです。僕の苦手なタイプの胸糞悪さです。
胸糞悪いから駄作、クソ作だ!とヒステリックに喚くつもりはありませんが、
「好き好んで、こんな嫌な気分になるものを読みたいか?」と聞かれるとNoです。
って、上で書いてるのと感想変わらないじゃん……。


登場人物の8割がクズ、もしくはクズ的側面を見せるシーンがあるので、安心して読めませんw


3巻読了。

暫定81点。ヒロミもかわいそうですねぇ。
どちらにしても胸糞キャラが多すぎますけど

橋本紡「半分の月がのぼる空」完全版を読みました(バレあり)最終更新9/13

今回読むこの作品は、最初に出たライトノベル版全8冊ではなく、
「完全版」という名前で発売されたもので、ラノベ版の1~5巻を再編集したものだそうです。
完全版は全5章構成になっているので、多分1章=1巻なんじゃないかなと思います。\

全体の評価は 83点です。

☆1章 僕はそうして、彼女と出会ったんだ  84点

肝炎で入院した主人公の裕一が、病弱ワガママ少女の里香と出会い、恋に落ちるまで。
古典的というかベタな病弱ヒロインものかな?とは思いますが、この手のシチュエーションは僕、大好きなのです。

本作も主人公の裕一、ヒロインの里香ともに魅力的で(1章の感想ですw)、雰囲気作りも巧く、面白いです。特にラストの砲台山に連れ出すシーンは、王道一直線のベッタベタなのですが、良いものは何度見ても良いです。そうそう、こういうのを待ってたんよ!
ただ、1章ラストで早くもクライマックス級のエピソードを持ってきたので、この後、これを超えるぐらいの山場があるのか少し心配にはなりましたが。

欠点は、誤字が多い。そこは残念です。「完全版」と謳っているのに、こうも誤字が目立つようでは……。

*一概に欠点とも言えませんが、一人称で語られる物語で、語り手の裕一がえらく幼い(ガキ)のも気になるところです。17歳なのでこんなものかもしれませんし、ガキだから悪いというわけではなく、
むしろ「青い」「まっすぐ」と言った良い部分もあるのですが、多少気になる部分もありました。
ヒロインの里香ともども、個人的には中学生と言われた方がしっくりきます。

それにしても、世に言う悲恋モノ(死別系)というのは、ひょっとしたらハッピーエンドなのかもしれないなぁと思いました。
死ぬ直前まで好きな人と一緒にいて、死ぬ直前まで愛されたら、辛いけれど幸せじゃないかな。
死ぬことが分かっているにもかかわらず、自分と接してくれて、好きになってくれる人がいるというのは、とても幸せな事だと思います。


*最後まで読むと、敢えて子供に書いたことがわかります。「子供」から「大人」に成長する話でもあるのですね。


☆2章「カムパネルラの恋」 58点

『出会いと恋』を書いた1話を受け継いで、「凪」の時。「束の間の平和」を描いたと思われる章です。
しかしこれがびっくりするぐらいつまらない。
どうでもいい事(エロ本)で里香と喧嘩して、死にそうな目に遭わされる祐一。チャチな悪役、夏目(里香の担当医)にも酷い目に遭わされて、それでもなんとか仲直り、というだけの話が延々ハードカバーで100ページも続くとは思いませんでした。

まず、エロ本如きで喧嘩するなと言いたい。
次に、エロ本で里香がドン引きしたのは仕方ないとして、下手をすれば命に係わるような仕打ちをするのはいただけないです。祐一、里香ともに魅力的、と1章の感想で書いたけど、だいぶ好感度が下がりました(苦笑)
里香よりも先に祐一が死ぬんじゃねーの?

*夏目とかいう輩も、正直どうでも良すぎる……。
以前大事な人を亡くした的な過去を匂わせていますが、他人の恋路の邪魔をして、そんな理由で許されると思うなよバーカ(言いすぎ)



最後に次巻への(不吉な)予告と、「銀河鉄道の夜」になぞらえたエピソードが語られますが、とにかく2章はつまらなかった。1章は面白かったのになぁ。ま、気を取り直して3章に行きます。


*最後まで読めば、夏目の立場もある程度は分かりますw あくまで2話時点での感想ですw


☆3章 灰色のノート   88点

つまらなかった2章から一転して、とても良かったです。

わかりやすいところから行けば、裕一の幼馴染みゆきの登場と、五人での校舎探検。
そして何より、「チボー家の人々」にひかれた里香の告白。

「命をかけてきみのものになる」への傍線、小さな、実に恥ずかしそうな文字で書かれた“R”の署名。

更に、亜希子視点で描かれている『大人』の世界と、里香の所属する『子供』の世界。
『子供』の世界から半歩だけ『大人』の世界へ踏み込もうとしている、まだ『子供』の裕一。
そして恐らく、『子供』の世界に足を留めたまま、*『大人』になってしまったのが夏目……になるのかな?

田舎町である伊勢から離れたい人間。
それでも名古屋や大阪、せいぜい東京までしか行けず、帰ってきてしまう『敗北者たち』。
伊勢弁で改稿されたのも納得の、伊勢という街への愛着。
裕一と里華のささやかな恋物語を、土台から支える世界設定。
良質な物語だなと改めて感じました。


*夏目は、裕一の未来の姿、な感じもしますね。
夏目だけじゃないけど、病気で連れ合いを亡くした人たちも、また新しい大切な人を見つけてほしいなと思いました。みんな「喪に服した」ままなので……。

4章 夏目吾郎の栄光と挫折  84点


裕一&里香のメインカップルは今回は脇役として、その先輩に当たる、
夏目&小夜子のカップルの物語。
悲恋モノの常として、既に同じ道を歩んだ先達(セカチューの場合は、主人公の祖父)が出てくるのは『お約束』ですよね。
先の展開が完璧に読める内容な上、悲しい結末が待っている事がわかっていたため、少し読む速度が落ちました。
夏目さんと小夜子さんの恋物語はもう終わってしまったものですが、小さな幸せに満ち溢れたモノだったと思います。
小夜子さんの口調含めたキャラ設定も可愛かったし(里香より好みなんだが…)面白かったと思います。
裕一パートの方は、ちょっと微妙な感じでしたけどね……。

とりあえず残すところは最終章のみ。
恐らく85点前後になると思いますが、読み終えるのが少し勿体ないな、という感覚はあります。


5話 半分の月の下、長く短い道 80点

裕一と里香の物語はこれで完結です。この先、二人は大変だと思いますが、儚い幸福とはいえ、木漏れ日のような暖かな人生を味わってほしいですね。
全体の評価は83点、5話単体の評価は80点。

もっとちゃんとした感想は後で書くかもしれませんし、書かないかもしれませんが、
5話単体の感想を言うと、「みゆきと世古口がくっついた」以外のストーリー展開が全くないです。
命の短い里香に対して、裕一が彼女と添い遂げる覚悟を固める。
という物語は、既に里香の病室にジャンプした4話で終わっていたと思います。

個人的に1話・3話・4話が当たり(最大瞬間風速は3話)、2話がハズレ、5話は悪くないけど4話の焼き直しに近く、少し冗長さを感じました。

ハリーポッターシリーズを再読しました

初読の感想

読んだことがない人でも、皆が何となく知っていそうなファンタジーの超有名作「ハリーポッター」。

叔母一家にいじめられている孤児の眼鏡少年が、実は魔法界の天才少年だった!
というストーリー。
第一作の


では、初めての「魔法学園(ホグワーツ)」へのワクワク感が素晴らしく、読者を惹きつけるのも請け合いです。

小学校に入学する時に感じたようなワクワク感(いや、不安しか感じていなかったような気もしますが)
を数倍にして追体験ができる、取っつきやすい良質ファンタジーです。

ただなぁ。
ハリーポッターの面白さって、魔法学園に対する高揚感に支えられていて、巻を追うごとにその新鮮さは失われていくんだよなぁ……。
第1巻では新鮮なホグワーツ生活も、慣れてくればそれが普通ですから。
しかも物語後半(不死鳥の騎士団あたり)


からは、魔法バトルが主体になってきて、これがつまらないのなんのって。

「トワイライト」でも感じたけど、大ヒット作の魔法バトル部はなんでこんなにつまらないねん。


魔法+学園モノが面白いんであって、バトルモノが面白いわけじゃないんで……。しかもえっらい長いし。

バトルなら

魔界転生 上

魔界転生 上著者: 山田 風太郎

出版社:講談社

発行年:1994

Amazon


とかの足元にも及ばないんで……。

というわけで、一応最後まで読んだものの
「『炎のゴブレット』まで読めば十分じゃん」というのが初読時の感想でした。


差別主義との戦い

今回、気の迷いで再読してみましたが、概ね感想は変わりません。

ただ、前回は全くノレなかった「不死鳥の騎士団」以降の展開について、
多少の気づきがありました。

それは、ハリーポッターに付きまとう、『純血』・『半純血』の問題。

ラスボスのヴォルデモート卿(トム・リドル・ジュニア)。
ホグワーツの校長、アルバス・ダンブルドア。
ハリーを産んだリリー・エバンス。
リリーへの愛に生きたセブルス・スネイプ。
ヒロイン格(?)のハーマイオニー・グレンジャー。

全てが半純血の出身であり、それぞれが『血統』に対してそれぞれに想いを抱えています。

母を捨てたマグルの父親が許せず、『父親憎し→マグル憎し』の差別主義者になってしまったヴォルデモート卿。

ジェームズ・ポッターにいじめられている現場をリリーに見られ、恥ずかしさのあまり
「穢れた血」と口走ったばかりに、リリーに嫌われてしまったスネイプ(スネイプ自身も半純血なのに……)。

妹がマグルにいじめられ、生涯心を病んでしまった結果、マグル嫌いの差別主義者になってしまった、若き日のダンブルドア校長(のちに宗旨替えしました)。

『穢れた血』と散々呼ばれ続けながら、
最終巻では「穢れた血で何が悪いの? それこそが私の誇り」だと言い切るハーマイオニー。

他にも人狼のルーピンとニンファドーラのカップルなど、物語の端々に差別問題が顔を出しています。
ヴォルデモート陣営とハリー陣営の激突は、差別主義と反差別主義の闘いでもあるのです。

赦すこと

そしてもう一つのテーマは、『赦す』こと。

ヴォルデモートは父を赦すことができず、最後には闇陣営の首領となってしまいました。

翻ってダンブルドア校長は、妹をいじめたマグルという人種を赦しました。
しかし、自身の過去を赦す事が出来ず、苦しむ事になりました。

リリーは傲慢さを恥じたジェームズを赦し、嫌っていた彼と結婚。
これが、最後までリリーに赦されなかったスネイプ先生の、闇墜ちの一因ともなりました。
そしてダークサイドに堕ちたスネイプ先生を、ダンブルドア校長は赦し、改心(?)のキッカケを与えたのでした。

ダンブルドア校長に一時不信を抱いたハリーは、なかなか彼を赦す事が出来ませんでした。
しかし最後には、再びダンブルドア校長を尊敬するようになりました。

ダンブルドアに対するハリーの想いは、キリスト教的なテーマに絡めて読むことも出来ます。
人は神に不信を抱き、それでも最終的には信仰に生きるのです。

ハリーと、チョウの決別も印象的でした。
ダンブルドア軍団を裏切ったマリエッタ、親友のマリエッタを庇うチョウと、裏切り者を赦さず呪いをかけたハーマイオニー。
そしてそんなハーマイオニーを赦せないチョウ。
ハリーとチョウの決別は、赦すことができなかった者同士の当然の帰結でもあり、現代日本に生きる私たちマグルの人間関係においても、よくある話だと思います。

最終巻でハリー達を置いて去って行ったロンを、ハリーとハーマイオニーは赦します。
だからこそ、ハーマイオニーとロンは結ばれ、ハリーを含めた3人は最後まで親友でいられたのでした。

人は過ちを犯します。
ダンブルドアはハリーに自らの恥ずかしい過去を語らず、ハリーの心を傷つけました。
スネイプは一時ヴォルデモート陣営に与していました。
ロンはハリー達を置いて、一度はその場を去ったのでした。

もちろん、全て赦すのが良いとは思いません。
しかしお互いを赦し合い、手を差し出すことで改善される人間関係もあります。

*ダドリーとハリー、ドラコの息子とハリーの息子の関係性も含め、色々と考えさせられました。

*過去にスネイプ先生を虐めていたジェームズ・ポッターを嫌う声はインターネットでもよく見ますが、
僕らも広い心を持ってジェームズ・ポッターを赦しましょう(棒読み)

最後に推しキャラ

好きなキャラクターは、ハーマイオニー、ルーナ、マクゴナガル先生、ルーピンあたりなんですが、
世間の人気を見ると、マクゴナガル先生ファンをあまり見かけません……。
ハーマイオニーは僕が推さなくても人気があると思うので、個人的にはマクゴナガル先生を推したいです。

聖人だし、真面目だし、お茶目だし、最高じゃないっすか?
僕の中で、アガサ・クリスティのミス・マープルと肩を並べる、ナイスレディなのですが……。

マクゴナガル先生、好きだ――!! 

(恋人にしたいのはルーナです)

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