本・映画などなど

2024年に読んだ本

S→味わい深く、いつまでも心に残りそうな作品

植物図鑑/有川浩……
王道にして異端な恋愛小説。 女性主人公さやかとイツキは、野草探索とその調理を通じて親しくなっていく。 思わず食べたくなってしまうほど、活き活きとした野草蘊蓄が楽しい。 恋愛小説って、案外デートシーンが一般的コースでつまらないけど、本作はここが面白い。
野草探索がメインというのが異端であり、デートシーンを最高に楽しく描くという意味で王道。
良い作品でした。

わたしたちが孤児だったころ/カズオ・イシグロ……
第二次大戦直前の上海をメインに、イギリス人探偵バンクスと、その周囲の人生が綴られていく。
人が戦争で虐殺されていく中で、人一人の死を推理する探偵。子供の頃、周囲の世界がわからないからこそ輝いていたセンチメントの大切さ。
「わたしを離さないで」ほどではなかったけれど、ここでも『残酷なビルディングス・ロマン』としてのしみじみとした物語が感じられた。

アキラは大人視点で考えればイキリ日本人だし、
サラは大人視点で考えれば俗物だけど、
時が経ち、思い出の中の彼は、彼女はバンクスの中で美しく息づいている。


壬生義士伝/浅田次郎……
飢饉に見舞われ食い詰めて、南部藩を脱藩して新選組に加わった吉村貫一郎。 彼の人となりや、彼の周囲の人々を描きながら、幕末期の時代を描く。
個人的に貫一郎や、その親友大野次郎右はあまりに不器用だと思ったけど、貫一郎の長男は不器用を通り越してちょっとよく理解できなかった。  武士の時代の価値観が現代人の僕に理解できるわけもないし、武士の時代どころか現代の【自称】保守の人が言ってることすらわからないので、まぁ……

新選組を扱った作品ではあるけど、吉村貫一郎が加わるのは伊東甲子太郎加入とほぼ同時期なので 新選組をきちんと知りたい人は別作品を薦めたい  それよりは、貧乏武士や貧乏農民の悲惨な生活や、それにも負けずに生きる人々、彼らによって動く時代を描いた作品 
東北弁はちと読みづらいけど、仕方なし

地下鉄に乗って/浅田次郎……
地下鉄の構内を歩いていくうちに、家族の、大切な恋人の過去やルーツを知っていくタイムスリップもの。
みち子の決断は正直そこまでしなくても、と思ったけど…余韻の残る物語。  
敗戦直後の街並みなどが、臨場感溢れる筆致で描かれているのも素晴らしい。


A→読んで良かったと思える作品

湖底のまつり/泡坂妻夫……
ヤンデレレズビアンの粧子と、男女関わらずモテモテのヒサエ(男装癖もあるバイセクシャル)。
この2人が完全に事件をややこしくしていて、なかなかアクロバチックな展開だけど、まぁ一応破綻はしていない。
面白かったです。

緋色の迷宮/トマス・クック……
隣家の少女が誘拐された。 この事件をきっかけに、主人公の家族が崩壊していく。兄・妻・息子は失われていく。  疑心暗鬼が、全てを壊していく。 事件は解決した。けれど、各々が抱いていた心の闇の、どこまでが真実だったのか、推測する事しかできない。
方向性は好きだけど、もう少しだけ希望をください🤧

星の王子さま/サン・テグジュペリ……
子どもの心を忘れかけてしまった、大人のための物語。
胸に迫るシーンは、王子さまとバラとの別れ、
王子さまとキツネとの別れ、そして王子さまとぼくとの別れ。
特に王子さまとバラは、うまくいかなくなった恋愛の別れの会話のように読める。

ジェーン・エア/シャーロット・ブロンテ……
割とご都合的なところがあったり(世間が狭い)、エドワードがなぜ元妻を離婚しないのかが謎だったりしたものの、ゆったりした基調の中になかなか激しい愛も描かれていて、
19世紀イギリスの恋愛小説を楽しめました。


陽だまりの彼女/越谷オサム……
良くも悪くもイチャイチャ甘々な二人が描かれた末(伏線はちゃんとある)、最期を迎える物語。
まぁ、宣伝文句の『女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1』というのはよくわからんが、読んで損のない良質な恋愛小説ではある。
ヒロインがかわいい。


アルスラーン戦記(1~4巻)/田中芳樹……
パルス王国のお家騒動。17代王オスロエスを殺し、即位した18代アンドラゴラス。
殺されたと思われていたオスロエスの息子ヒルメスは、異教国と結んでパルスを滅ぼし、アンドラゴラスを捕虜に。
残りの王太子アルスラーンに魔手を伸ばす。
3巻あたりから段々エンジンがかかってきて、面白くなってきましたね。

しあわせの書/泡坂妻夫……
カルト教団の、集団自殺……に見せかけた大量殺人事件を、迷探偵ヨギ・ガンジーは防げるか!?

この本のもう一つの凄みは、絶対ネタバレしちゃいけない奴。よく頑張って作ったなと思った。

シリーズものらしいが、探偵たちの紹介がないので、最初とまどった

心の砕ける音/トマス・クック
家族、とりわけ弟への愛と、ミステリアスな女性ドーラへの愛の物語。

悲劇と言えば悲劇だけど、予期した以上にマイルドで、心は砕けなかったかな。
あと、時系列がものすごく複雑で、あっちこっちに時間が飛ぶのでメモを取りながら読まないと、「今何時の話してるんだ?」ってなります。
章ごとじゃなくて、それこそ段落ですらなく次の行では時間が飛んでたりするので……

暗い鏡の中に/ヘレン・マクロイ……
ディクスン・カーの「火刑法廷」をより洗練させたホラーミステリー。
人為的に作られたドッペルゲンガーなのか、それとも本物のドッペルゲンガーなのか。
そして前者だったとすれば、この邪悪な犯人を捕まえらない、というサイコホラーに変わる。


B→暇つぶし以上の有益な何かを得た作品

モモ/ミヒャエル・エンデ……
(意味が違うけど)「時間泥棒」の元ネタになっている作品。
主人公のモモが、『浮浪児のままで』大活躍するのは珍しいと思った。モモみたいな友だちがほしい

君主論/マキャベリ……
結果を得るためにはクズになれ、ただし憎まれるのは避けよ、という『保身』と『権勢』を両立させる技術を綴った、
「勝った方が正義なんだよ!!」な本
嫌悪感しかないけど、その背後にはイタリアがあまりにも弱くボコボコにされ続けたマキャベリの悲痛な叫びも聞こえる。

ポアロ登場/アガサ・クリスティ……
作品自体はまずまずで、読んでも読まなくても良いレベル。
ただ、ポワロの大ファンとしては、中期作以降結婚してアルゼンチンに行って別れ別れになってしまう、結婚前のヘイスティングスくんと事件を楽しく解決する姿にほっこり。


わたしを愛したスパイ/イアン・フレミング……

ボンドではなくヒロインが主人公の異色作。
酷い男に騙されてきたヒロインが、ギャングに殺されかけるところをボンドに救ってもらう話。
サスペンス部よりも前半の、ヒロインの過去が結構面白く、こういうのも書けるのかと思った。

「ゼロからの『資本論』」/斎藤幸平……
マルクスの「資本論」の入門書? 内容は資本主義の限界を描き、ソ連や中国とは別方向の社会主義への理想を語る感じの本で、個人的にはいちいち同意なのですが、 そもそもこれは「資本論」の入門書なのか、 「資本論」を少し引きながら斎藤さんが持論を熱く語った書なのかがイマイチわかりませんでしたw

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神/マックス・ウェーバー……
要はカルヴァン派が始めた『予定説』と『禁欲主義』が資本主義を高度に発達させた。しかし今日、資本主義を禁欲主義と結びつける考えはもはやない。

というお話。理解はできたが共感はしづらいw

2章―1で、プロテスタントの宗派がほとんど説明なしにわらわらと出てきて苦戦したが、多分、本の主張には影響がないと思う。ここ以外は読みやすかった。
多分、キリスト教各派について詳しければ、ここでもワクワクしたんだろうけど、僕は神学には興味がないのだった。

ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い」/野矢茂樹…… 
理解はあやふやなままではいけないが、言語は【あやふやなまま】でないと使用できないというのは納得。
哲学科でもない僕が適当な事を言うけど、哲学というのは『普段、当たり前の事として深く考える必要もなく生きてきたもの』に対して、 『改めて深く掘り下げて考える事』によって、 『新しい視界・ものの見方ができる』というところに魅力があると思っている。

で、ウィトゲンシュタインさんだけど、 なんか、『あまりに深く考えて掘り下げすぎてしまった結果、全て【きちんとしないと】』という罠にハマってしまいかけて、 一周回って 『いや、言葉は【あいまいさが大事なんだ】』と悟りを得たような感じw
しかし、何も考えないよりは、深く考えた上で戻ってくるその道筋が大事な気はする。

屍者の帝国/円城塔&伊藤計劃……
フランケンシュタイン・ホームズ・ドラキュラを軸に、カラマーゾフの兄弟・007・風と共に去りぬといった様々な作品と、
ダーウィン・エジソン・バベッジ・川路利良・大村益次郎・グラント・リットンといった歴史上の人物をごちゃまぜにした闇鍋的作品。
そのカオス具合は、ギリギリ作品として成立してはいるものの、個人的には破綻寸前だと感じた。
『人間だけが持つ魂』の存在を21グラムの菌種と喝破したフランケンシュタイン=ダーウィンと、
それを否定するヘルシング教授。
真相はわからないが、個人的にはフランケンシュタインの説の方が面白い。
まぁ、色々振り回された挙句、「結局わからないんかい!」な読後感は「ドグラマグラ」に近い印象を受ける。
というわけで、「虐殺器官」・「ハーモニー」の2大名作(何せ去年の1位と2位)と比べると、本作は個人的な好みとしては大きく劣るも、まぁ標準程度には楽しめたかな。期待が高すぎた。


火星甲殻団/川又千秋……気軽に読めて、楽しいSF。
機械知性がスペック的に人間を上回った世界での、
機械知性と人間の友情や、機械知性の暴走などが描かれる。

よくある話といえばよくあるけど、さらっと読めて、楽しくて、ちょっと考えさせられる娯楽SFとして箸休めにどうぞ。


チンギス・ハーンの一族/陳舜臣……
1巻はチンギス、2巻はチンギスの子供たち、3巻の中盤からはフビライの物語で、他の4ハン国の存在感が薄いのが残念 3巻以降は「元」の物語になるので、中国歴史小説風になるけれど、中国の詳細な地図がないため、地名のほとんどがわからないチグハグさ
フビライの死まででなく、各ハン国の衰退まで書いてほしかったのと、 「元」に絞るなら(出てきもしない神聖ローマ帝国やフランス、イギリスまでの広域地図ではなく)中国の地図をもっと細かくつけてほしかったです>< 
まぁ、モンゴル帝国のお勉強にはなりました😌

カササギ殺人事件/アンソニー・ホロヴィッツ……感想はこちら

盗作・高校殺人事件/辻真先……
前作よりもパワーアップした面白さで、探偵カップルが事件を解いていく
ただ、事件の発端に当たるバイク窃盗事件が謎。
バイク泥棒をするのに、わざわざ縁もゆかりもない田舎まで車で4時間飛ばすか?っていう。
ストレスからやった、という理由なので猶更。

C→暇つぶし程度にはなった作品




牧師館の殺人/アガサ・クリスティ

ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門/中村昇……
『入門』というだけあって、書いてあることは哲学の基本中の基本だと思った。よく言えば丁寧、悪く言えば「その程度の事はわかるよ!」という感じ。

本書で扱ったのは、ウィトゲンシュタインの『哲学探究』自体の6・2%にすぎないということなので、『哲学探究』に対する評価ではないです。

「心の内的感覚」と「外界・他人」を繋ぐのが『言語』であるけど、『言語』では『感覚自体』を伝えることはできない。ということで、要は『青りんごと赤りんごの実験』(イラストを貼りたいけど、見つからない)で理解している範囲内だった。

死者たちの礼拝/コリン・デクスター……
イギリスミステリー定番の、中年警部が足と妄想(推理とは呼べない)を使って、なんとか事件を解決するやつ。

モース警部50歳、41歳まで処女だった女性をゲット><
↓の「ジェリコ街の女」よりは上。

ジェリコ街の女/コリン・デクスター……

眼下の敵/D・A・レイナ―……
UボートVS駆逐艦の一騎打ち!
内容はそれだけです。こういうものを好む人が読むわけなので、興味のない僕が読んでもそりゃ微妙ですよね。
海洋モノは女性キャラが1人も出てこない事が大半なのも寂しいです。

それはともかく、ドイツ軍艦長が無能でしたが、それだけに艦内がギスギスしていて面白かったです。
イギリス軍は規律が取れていて、優秀な艦長とそれを信頼する部下って感じなので、読んでいる分には逆に面白味はなかったです。

死者の舞踏場/トニイ・ヒラーマン……
ナバホ族とズニ族の居留地で起こった殺人、ということで、まぁそれだけで新鮮味があるんだけど。
集中力を欠いていたからかもしれないけど、行方不明だった少年がいつの間にか死んだことになっていたり、ちょっとよくわからなかったですね。

仮題・中学殺人事件/辻真先……
初々しい中学生カップルが事件を解決していくのが楽しい。
事件自体は割とどうでも良いというか、そんな理由で殺すなよ感が凄い。
ラノベタッチなのに、時刻表トリックとか出てきて噛みあってない感が一周回って独特。



D→自分には合わなかった作品

エディ・コイルの友人たち/ジョージ・V・ヒギンズ

最長不倒距離/都筑道夫

E→プロ作品として見るにはつらい作品
 
これから読む予定の本

蒼穹の昴/浅田次郎……
とらドラ/竹宮ゆゆ子……
エンジン・サマー/J・クロウリー……
村上海賊の娘/和田竜……
白河夜船/吉本ばなな……









「カササギ殺人事件」感想(バレあり)

【アティカス・ピュントよりも、『滑降』よりの毒に満ちたアンチ・ミステリー】

ホロヴィッツの「カササギ殺人事件」は、本屋大賞翻訳部門にも選ばれた、日本で大ブレイクした作品です。

さて、読んだ感想はと言いますと『微妙』……。暫定的に73点をつけておきます。
そんな微妙な作品の感想をなぜ書くのかというと、この作品は『退屈』でありながら、
それでいて『凡作・駄作』と切り捨てるべき作品ではないと感じたからです。

しかし、世間で高評価されている理由は、僕が感じているものとは違うような気がします。
そこで、僕の感想を残しておくのも何かしら意義があるかなと思い、書くことにしました。


☆ 前置き 上巻と下巻で全く違う物語

上巻ではアランという作家が描いた、アティカス・ピントという探偵が登場するミステリの6章までが描かれます。
ここで殺されるのはマグナス・パイという人物です。わかりづらいので『パイ事件』と呼称します。

下巻では突然上巻の内容がぶつ切りとなり、作家のアランが殺され、女性編集者のスーザンが事件を推理します。こちらは『アラン事件』と呼称します。
そして最後に『パイ事件』の7章が見つかり、どちらの事件も解決という入れ子構造になっています。



☆『パイ事件』――そこそこの水準で描かれているミステリだが、結末がぶつ切り

上巻について語ることはあまりありません。エンタメ性としては上巻の方が面白いと思います。
ただし、後半がぶつぎりです。
厳密に言えば下巻の最後に解決編が挿入されますが、長く長い『アラン事件』の話が挿入されていて、『パイ事件』自体が(読者=私)にとって、どうでもよくなっていますし、真犯人はただのキ印です。

また、結局見立て殺人らしき『7つのカササギ数え歌』は全く活かされていません。
アランさん、やる気がないですねw


☆『アラン事件』――ミステリ・出版業界に対する憤懣に満ちた、アンチ・ミステリ兼、退屈なミステリ

それなりに盛り上がっていた『パイ事件』が突然切られ、アランが死んだという話になります。
そこで描かれるのは、かなり性格がひねくれたアランという純文学志望の男性が、全く芽が出ずに、
妻の勧めでアティカス・ピントシリーズを書いてみたところ、なんと大ヒット!

しかしアランが書きたかったのはアティカスシリーズではなかったのに、出版社はアランが書きたい純文学には目もくれず、アティカスシリーズばかりを無理に書かせようとするのでした。

そんなアランが最後に仕組んだ『下品なおふざけ』を葬るため、真犯人である出版社社長がアランを殺害し、編集者探偵のスーザンは出版業界に嫌気がさして、恋人のアンドレアスと結婚し、ギリシャで純文学を読むというラストです。


ミステリとしては3流です。

まず、原稿を紛失させる意味がわかりません。
「カササギ殺人事件」を出版させなくさせる、というのが狙いだとは思うのですが、『別作家が続きを書きます!』と言い出せばそれで終わりです。

抹消された原稿に、アランの毒まみれの告白が書いてあるのかともありましたが、それもなし。
また、後述しますが、『パイ事件』と『アラン事件』の対応が、非常に中途半端です。

『パイ事件』の犯人(のモデル)が『アラン事件』の犯人なら完璧だったんですが、そんなことはありません(これができていれば、入れ子構造ミステリとして成功と、私は判断したと思います)。
つまり、真犯人がアランを殺す理由が弱いです。


☆ミステリ執筆への憎しみ


また、アランが『9作完結にこだわっている』というのも不明です。『アナグラム』という単語があればいいので5作完結で十分でしょう。『アナグラムだよ』で7作完結でも十分です。
というか「カササギ殺人事件」がなくても『アナグラム解ける』になるので、「カササギ殺人事件」だけ葬っても手遅れですよね??

アランが、そこまでアティカスシリーズを書くことに嫌悪を感じていたのなら、そもそも妻の誘惑に負けて1作目を書いてはいけなかったし、
書いてしまったのは仕方ないとして、5作で辞めておけばよかったのです。

アティカス・ピントのアナグラムが『ばかま〇こ』であるように、アランはアティカスを、もっと広げて言えばミステリというジャンル(を執筆する事)を憎んでいます。

なら、『パイ事件』をそれなりに丁寧に書いたアランの微妙な誠実さも、却って謎です。
アランなら、妖怪『よだそう』(通じる人いるかな?)的なバカにした終わりこそ、書きそうな気がします。


この作品をミステリ読者が褒め、『このミス』などに選ぶというのはミステリ読者の心の広さを表しているようで、とても良い事だと思います。

だって、この作品のテーマを普通に読めば
「ミステリなんてばかま〇このようなジャンルで、何の価値も主張もない。ただ、低俗な一般民衆はこういうのを好むため、ミステリというジャンルはみんなが読んだり見たりするし、ドル箱になってるね」
というのが、「カササギ殺人事件」の底流に流れる主張になっていると思うからです。

まぁ、なかなか喧嘩を売っていますねww

別に僕はミステリ信者ではないので否定はしませんけど、いかにもマルセル・プルーストやジェイムズ・ジョイス的な純文学のみを愛する人の主張かな?って感じです。
ただまぁ、売れるか売れないかは関係なく、作家には書きたいものを書かせてあげたいですけどね。


☆同性愛と女性蔑視

アランが残した「ばかま〇こ」という表現からもわかるように、
彼はアティカスシリーズを薦めた妻メリッサを憎み、
純文学は受け取らないけれどアティカスシリーズをとりあげた女編集者スーザンを憎み、
同性愛の青年と暮らすようになります。

まぁそれはそれでいいんですが、でも真犯人は男というのはなかなか皮肉が効いてますね。


☆総評

本作は、『ミステリのような低俗なジャンルが売れ、売れるものばかりを出版する出版事情』
に喧嘩を売ったアンチ・ミステリ作品だと思います。
そこを評価したいなら、まぁいいんじゃないかと思います。
というか、ホロヴィッツさんからのSOSにすら思えます。
ホロヴィッツさんはミステリじゃない別ジャンルを書きたいのかもしれません。その割に、その後もミステリを書かされ(?)続けているようですが……。


単純なミステリとしては駄作だと思います。
結論としては以上です。



好きな小説 殿堂入り 随時(年に1回ぐらい)更新

作家順、五十音順。随時追加。
この記事の作品は全て超大好きだけど、敢えてその作家の個人的ベストを太字赤に。

   

   【アーウィン・ショー】

   真夜中の滑降 
   はじまりはセントラル・パークから  

  
  【アーサー・ヘイリー】
    
   最後の診断      
   マネーチェンジャーズ
   自動車     

  【アイザック・アシモフ】

  アイ・ロボット     
  永遠の終わり     
  鋼鉄都市        
  はだかの太陽  

  【アイラ・レヴィン】


   死の接吻   
  

  【アガサ・クリスティ】
 
  終わりなき夜に生れつく  
  ナイルに死す      
  五匹の子豚       
  葬儀を終えて      
  死の猟犬        
  鏡は横にひび割れて  
   
  【秋山瑞人】

  
イリヤの空UFOの夏 

  【アルベール・カミュ】

   異邦人        
   ペスト  
  
  【生島治郎】

  黄土の奔流     
  追いつめる 
  
  【市川拓司】

  いま会いにゆきます

  【伊藤計劃】

  虐殺器官
  ハーモニー

  【ヴァーナー・ヴィンジ】
   
  最果ての銀河船団        

  【ウィ・ギチョル】

   9歳の人生  

  【ウィリアム・アイリッシュ】

  黒い天使      
  暁の死線      

  【ウィリアム・ケント・クルーガー】

  ありふれた祈り 


  【虚淵玄】
   
  Fate/Zero


 【エラリー・クイーン】

   十日間の不思議   
  九尾の猫       


【オーソン・スコット・カード】


  死者の代弁者    
  エンダーのゲーム  

 【乙一】

  君にしか聞こえない
 
 【小野不由美】
  
  屍鬼         
  魔性の子       
  月の影、影の海    
  黄昏の岸、暁の天   
  華しょの幽夢      
  東の海神、西のそう海 
  
  【カート・ヴォネガット】
  
   スローターハウス5  
  
   【海堂尊】

   チーム・バチスタの栄光
   ナイチンゲールの沈黙


   【カズオ・イシグロ】

   わたしを離さないで
   
   【川又千秋】

   幻詩狩り

  【韓寒】
  
  上海ビート 

  【北方謙三】

   三国志
 
  【京極夏彦】

  魍魎の匣       
  絡新婦の理     
  陰摩羅鬼の瑕     
  姑獲鳥の夏      

  【クリフォード・シマック】
 
  都市         
  愚者の聖戦      
 
 【グレアム・グリーン】

  ヒューマンファクター    

  【グレッグ・イーガン】
 
   祈りの海 

  【ケン・フォレット】

   針の眼        
      
  【小泉喜美子】
  
  弁護側の証人     

 【コリン・ウィルソン】

 
  精神寄生体      
  殺人者       
 
 【ジェイン・オースティン】


   高慢と偏見     
   マンスフィールドパーク
 
 【ジェームズ・クラベル】

  キング・ラット     
  将軍         
 
 【ジェイムズ・クラムリー】

   酔いどれの誇り   

  【ジェームズ・ケイン】

  郵便配達は二度ベルを鳴らす 
  殺人保険          

 【ジェフリー・アーチャー】

  百万ドルをとり返せ  
  めざせダウニング街10番地 
  ケインとアベル 

  【シオドア・スタージョン】
  

   一角獣・多角獣      
  
  【重松清】
   
   君の友だち     
  
  【司馬遼太郎】

   最後の将軍
   新史太閤記
   関ヶ原
   功名が辻
     

  【シャーリィ・ジャクスン】

  ずっとお城で暮らしてる 

  【ジャック・ヒギンズ】
   
  死にゆく者への祈り 

  【ジョイス・ポーター】
  
   切断         


  【ジョー・ウォルトン】
 
   図書室の魔法 
  
  【ジョージ・オーウェル】
   
   1984年           

  【ジョージ・r.r.マーティン】

  七王国の玉座     
  王狼たちの戦旗    
  剣嵐の大地  

 【ジョーン・ロビンソン】
 
  思い出のマーニー   
  
 【ジョゼフ・ウォンボー】
  
  クワイヤボーイズ  

  【ジョナサン・スウィフト】

  ガリバー旅行記    

 【ジョン・ヴァーリィ】
  
  ブルーシャンペン   


 【ジョン・ハート】


  ラストチャイルド   
  キングの死    

 【スコット・トゥロー】
 

  推定無罪  
  
  【鈴木光司】

  リング        
  らせん           
  
  【スティーブン・キング】

  グリーンマイル     
  デッドゾーン     
  ザ・スタンド     
  ファイアスターター  
  IT          
  クージョ       
  死のロングウォーク 
  11/22/63
  ジョイランド
  
  【スティーブ・ハミルトン】
   
   解錠師      
  
  【住野よる】


  君の膵臓を食べたい
 
  
  【瀬名秀明】
  
  パラサイトイヴ 
  
  【高橋源一郎】
  
  さようならギャングたち 
  
  【貴子潤一郎】
  
  12月のベロニカ   

  【高見広春】

  バトル・ロワイアル  
  
  【太宰治】

  斜陽        
  人間失格    
 
 【田中ロミオ】  
  
  AURA        

 【ダニエル・キイス】

  アルジャーノンに花束を 
  24人のビリーミリガン  

  【ダン・ブラウン】

  天使と悪魔      
  ダヴィンチ・コード 
  インフェルノ 

  【チヌア・アチェベ】
   
  崩れゆく絆 
 
  【ディック・フランシス】

  利腕         
  大穴        
  敵手         

  【テッド・チャン】
 
   あなたの人生の物語 
  
  【ドナルド・ウェストレイク】

   ホットロック    

 【トマス・クック】

  緋色の記憶

   【中井英夫】

   虚無への供物 
   
   【夏目漱石】
 
  それから      
  こころ       
  
  【貫井徳郎】

   慟哭      

  【ネビル・シュート】

   渚にて  
  
  【野坂明如】
  
  エロ事師たち  

  【野村美月】

  “文学少女”と飢え渇く幽霊
  “文学少女”と慟哭の巡礼者

  【ハーマン・ウォーク】
 
  ケイン号の叛乱    
  戦争の嵐

  
  【フィリパ・ピアス】

  トムは真夜中の庭で  

  【フィリップ・K・ディック】
  
  
スキャナー・ダークリー 
  
  【フィリップ・ホセ・ファーマー】

   恋人たち      


  【福井晴敏】

  亡国のイージス  

  【フランソワーズ・サガン】
 
  悲しみよこんにちは  

  
  【フレドリック・ブラウン】
  
  天の光はすべて星
   
  【フレデリック・ポール】
   
   タウゼロ 

  【マイクル・クライトン】

  ジュラシックパーク  
  プレイ――獲物    
  失われた黄金都市   

 【マイク・レズニック】
  
  キリンヤガ      
  
  【マリオ・プーヅォ】
   
   ゴッドファーザー  
   
   【三浦綾子】
    
   ひつじが丘     

 【ミゲル・デ・セルバンテス】
   
   ドンキホーテ    

 【ミッチ・アルボム】
 
  天国の五人      
  もう1日    

  【山口雅也】


  生ける屍の死

  【山田風太郎】

  魔界転生   
    甲賀忍法帖
  
  【吉本ばなな】
  
  TSUGUMI     
  キッチン     

 【リチャード・アダムス】

  ウォーターシップダウンのウサギたち  
  ブランコの少女        
 
【リチャード・マシスン】
 
 ある日どこかで    
 アイ・アム・レジェンド 

 【竜騎士07】

 ひぐらしのなく頃に

 【隆慶一郎】
  
  影武者徳川家康    
 
 【レイ・ブラッドベリ】

  火星年代記      
  刺青の男       
  太陽の黄金の林檎   
  10月はたそがれの国 

 【ロバート・ゴダード】

  千尋の闇       

 【ロバート・F・ヤング】
 
 たんぽぽ娘      

 【ロバート・ラドラム】
  
  マタレーズ暗殺集団  

  【ロベール・メルル】

   マレヴィル      


国内ミステリ オールタイムベスト(2024 年4月16記入)


S 何を措いてでも読むべき作品
A とても面白かった作品
B まずまず面白かった作品
C あまり面白くなかった作品
D 良さがわからなかった作品

気分でつけているので、リストごとにSになったりAになったりしている作品もあるかもしれませんが、2ランク以上のミスはないはずですw

近々読む作品は、自分のために目立つよう間を空けました。
そのせいで、読者様には不自然なスペースが空いているように見えると思いますが、
ご了承ください。

現時点で読む可能性の薄いものは斜体になっております。


1985 文春


1  横溝正史 獄門島 1947
2 中井英夫 虚無への供物 1964
3 松本清張 点と線 1957
4 坂口安吾 不連続殺人事件 1947 再読
5 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934  
6 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935 再読
7 横溝正史 本陣殺人事件 1946
8 鮎川哲也 黒いトランク 1956
9 連城三紀彦 戻り川心中 1980
10 高木彬光 刺青殺人事件 1948
11 船戸与一 山猫の夏 1984
12 天藤真 大誘拐 1978
13 江戸川乱歩 二銭銅貨 (短編) 1923
14 江戸川乱歩 陰獣 1928
15 松本清張 ゼロの焦点 1959
16 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976
17 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 (短編集) 1978
18 水上勉 飢餓海峡 1962
19 結城昌治 ゴメスの名はゴメス 1962
20 土屋隆夫 危険な童話 1961
21 島田荘司 占星術殺人事件 1981
22 泡坂妻夫 乱れからくり 1978
23 大岡昇平 事件 1977
24 北方謙三 1983
25 江戸川乱歩 心理試験 (短編) 1925 再読済
26 竹本健治 匣の中の失楽 1978
27 志水辰夫 飢えて狼 1981
28 高木彬光 白昼の死角 1959
29 生島治郎 黄土の奔流 1965
30 北方謙三 逃がれの街 1982
31 大藪春彦 野獣死すべし 1958
32 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955
33 都筑道夫 なめくじ長屋捕物さわぎ (短編集) 1968
34 生島治郎 追いつめる 1967
35 仁木悦子 猫は知っていた 1957
36 笠井潔 サマー・アポカリプス 1981
37 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929
38 鮎川哲也 黒い白鳥 1959
39 森詠 燃える波濤 1982
40 小泉喜美子 弁護側の証人 1963
41 土屋隆夫 影の告発 1963
42 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957
43 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982
44 横溝正史 八つ墓村 1949
45 小林信彦 紳士同盟 1980
46 高木彬光 成吉思汗の秘密 1958
47 志水辰夫 裂けて海峡 1983
48 鮎川哲也 りら荘事件 1968
49 江戸川乱歩 押絵と旅する男 (短編) 1929
50 陳舜臣 枯草の根 1961
51 船戸与一 夜のオデッセイア 1981
52 森村誠一 高層の死角 1969
53 松本清張 砂の器 1960
54 笠井潔 バイバイ、エンジェル 1979
55 岡本綺堂 半七捕物帳 (短編集) 1917 「かむろ蛇」、「冬の金魚」など6編読んだ。
56 江戸川乱歩 パノラマ島綺談 1926
57 佐野洋 一本の鉛 1959
58 井沢元彦 猿丸幻視行 1980
59 都筑道夫 猫の舌に釘をうて 1961
60 笹沢左保 招かれざる客 1980
61 岡嶋二人 焦茶色のパステル 1982
62 木々高太郎 人生の阿呆 1936
63 黒岩重吾 背徳のメス 1960
64 夏樹静子 蒸発 1972
65 阿刀田高 ナポレオン狂 (短編集) 1979 表題作のみ読んだ。評価は表題作の評価。
66 筒井康隆 富豪刑事 (短編集) 1978
67 高橋克彦 写楽殺人事件 1983
68 北方謙三 眠りなき夜 1982
69 横溝正史 蝶々殺人事件 1946
70 鮎川哲也 死のある風景 1965
71 浜尾四郎 殺人鬼 1931
72 陳舜臣 炎に絵を 1966
73 松本清張 黒い画集 (短編集) 1960
74 久生十蘭 顎十郎捕物帳 (短編集) 1939
75 夏樹静子 Wの悲劇 1982
76 海渡英祐 伯林 一八八八年 1967
77 森詠 さらばアフリカの女王 1979
78 戸板康二 團十郎切腹事件 1959
79 戸川昌子 大いなる幻影 1962
80 赤川次郎 マリオネットの罠 1977
81 小栗虫太郎 完全犯罪(短編) 1933
82 岡嶋二人 あした天気にしておくれ 1983
83 都筑道夫 三重露出 1964
84 大藪春彦 蘇える金狼 1964
85 結城昌治 暗い落日 1965
86 森村誠一 人間の証明 1975
87 赤川次郎 幽霊列車 (短編集) 1976
88 佐野洋 轢き逃げ 1970
89 都筑道夫 誘拐作戦 1962
90 船戸与一 非合法員 1979
91 笠井潔 薔薇の女 1983
92 檜山良昭 スターリン暗殺計画 1978
93 北方謙三 友よ、静かに瞑れ 1983
94 大下宇陀児 石の下の記録 1948
95 多岐川恭 落ちる (短編集) 1958
96 栗本薫 ぼくらの時代 1978
97 加納一朗 ホック氏の異郷の冒険 1983


文春2013


1 横溝正史 獄門島 1947 1
2 中井英夫 虚無への供物 1964 2
3 島田荘司 占星術殺人事件 1981 21
4 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935 6 再読
5 宮部みゆき 火車 1992 - 再読
6 松本清張 点と線 1957 3
7 天藤真 大誘拐 1978 12
8 綾辻行人 十角館の殺人 1987 -
9 京極夏彦 魍魎の匣 1995 -
10 横溝正史 本陣殺人事件 1946 7
11 鮎川哲也 黒いトランク 1956 8
12 連城三紀彦 戻り川心中 1980 9
13 東野圭吾 容疑者Xの献身 2005 -
14 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934 5 
15 山口雅也 生ける屍の死 1989 -
16 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 1978 17
17 北村薫 空飛ぶ馬 1989 -
18 東野圭吾 白夜行 1999 -  一度挫折
19 坂口安吾 不連続殺人事件 1947 4 再読
20 綾辻行人 時計館の殺人 1991 -
21 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982 42
22 有栖川有栖 双頭の悪魔 1992 -
23 京極夏彦 姑獲鳥の夏 1994 -
24 江戸川乱歩 二銭銅貨 1923 13 再読済
25 松本清張 砂の器 1960 53
26 原尞 私が殺した少女 1989 -
27 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929 37
28 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955 32
29 髙村薫 レディ・ジョーカー 1997 -
30 山田風太郎 妖異金瓶梅 1954 -「赤い靴」だけ読んだ
31 水上勉 飢餓海峡 1962 18
32 高木彬光 刺青殺人事件 1948 10
33 鮎川哲也 りら荘事件 1968 48
34 泡坂妻夫 乱れからくり 1978 22
35 江戸川乱歩 陰獣 1928 14 再読
36 歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 2003 -
37 松本清張 ゼロの焦点 1959 15
38 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976 16
39 横溝正史 犬神家の一族 1950 -
40 竹本健治 匣の中の失楽 1978 26
41 宮部みゆき 模倣犯 1995 -
42 岡本綺堂 半七捕物帳 1917 55
43 桐野夏生 OUT 1997 -
44 皆川博子 死の泉 1997 -
45 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II 1991 -
46 船戸与一 山猫の夏 1984 11
47 藤原伊織 テロリストのパラソル 1995 -
48 山田風太郎 太陽黒点 1963 -
49 京極夏彦 絡新婦の理 1996 -
50 馳星周 不夜城 1996 -
51 島田荘司 奇想、天を動かす 1989 -
52 横山秀夫 第三の時効 2003 -
53 髙村薫 マークスの山 1993 -
54 横山秀夫 半落ち 2002 -
55 笠井潔 サマー・アポカリプス 1981 36
56 島田荘司 異邦の騎士 1988 -
57 横溝正史 八つ墓村 1949 44
58 船戸与一 猛き箱舟 1987 -
59 小泉喜美子 弁護側の証人 1963 40
60 宮部みゆき 理由 1996 -
61 真保裕一 奪取 1994 -
62 三津田信三 首無の如き祟るもの 2007 -
63 麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲 1993 -
64 森博嗣 すべてがFになる 1996 -
65 大沢在昌 新宿鮫 1990 -
66 貴志祐介 黒い家 1997 -
67 山田風太郎 警視庁草紙 1975 -
68 泡坂妻夫 しあわせの書 1987 -
69 久生十蘭 魔都 1948 -
70 西澤保彦 七回死んだ男 1995 -
71 笠井潔 哲学者の密室 1992 - 150ページほどで挫折……いつか再挑戦したい
72 舞城王太郎 煙か土か食い物 2001 -
73 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 2003 -
74 乾くるみ イニシエーション・ラブ 2004 -
75 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957 42
76 麻耶雄嵩 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 1991 -
77 仁木悦子 猫は知っていた 1957 35
78 京極夏彦 鉄鼠の檻 1996 -
79 土屋隆夫 危険な童話 1961 20
80 我孫子武丸 殺戮にいたる病 1992 -
81 稲見一良 ダック・コール 1991 -
82 綾辻行人 霧越邸殺人事件 1990 -
83 中島らも ガダラの豚 1993 -
84 殊能将之 ハサミ男 1999 -
85 逢坂剛 カディスの赤い星 1986 -
86 連城三紀彦 夜よ鼠たちのために 1983 -
87 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 1926 55
88 高木彬光 白昼の死角 1959 28
89 志水辰夫 背いて故郷 1985 -
90 山田風太郎 明治断頭台 1979 -
91 佐々木譲 ベルリン飛行指令 1988 -
92 赤江瀑 オイディプスの刃 1974 -
93 貫井徳郎 慟哭 1993 -
94 高野和明 ジェノサイド 2011 -
95 有栖川有栖 孤島パズル 1989 -
96 都筑道夫 なめくじに聞いてみろ 1968
97 逢坂剛 百舌の叫ぶ夜 1986 -
98 岡嶋二人 99%の誘拐 1988 -
99 宮部みゆき 龍は眠る 1991 - 全く覚えていないが、多分読んでる。多分。
100 鮎川哲也 黒い白鳥 1959 37

(ブックガイドブック1983:作業中。作者名は……勘弁して)

1 獄門島
2 虚無への供物

3 乱れからくり
4 刺青殺人事件

5 本陣殺人事件
6 人形はなぜ殺される

7 11枚のとらんぷ

8 八つ墓村
9 不連続殺人事件 再読

10 戻り川心中
11 黒死館殺人事件
12 大誘拐
13 悪魔の手毬唄

14 黒いトランク

15 ドグラマグラ 再読
16 点と線

17 犬神家の一族

18 亜愛一郎の狼狽
19 危険な童話
20 弁護側の証人

21 陰獣
22 りら荘事件
23 砂の器
24 マリオネットの罠
25 白昼の死角
26 占星術殺人事件

27 猿丸幻視行

28 匣の中の失楽
29 孤島の鬼
30 最長不倒距離 都築道夫
31 幽霊列車
32 猫の舌に釘を打て

33 猫は知っていた

34 ゼロの焦点

35 三毛猫ホームズの推理
36 殺しの双曲線
37 高層の死角

38 ゴメスの名はゴメス

39 血みどろ砂絵

40 伯林1888年

41 人間の証明

42 仮題・中学殺人事件

43 Wの悲劇 夏木静子
44 ぼくらの時代 栗本薫
45 蝶々殺人事件 横溝正史
46 仮面舞踏会 横溝正史
47 富豪刑事
48 野獣死すべし
49 影の告発 土屋隆夫

50 吸血鬼 江戸川乱歩 再読
51 化人幻戯 江戸川乱歩 再読
52 追いつめる 生島治郎

53 サマーアポカリプス 笠井潔

54 湖底のまつり 泡坂妻夫
55 針の誘い
56 七十五羽の烏

57 悪魔が来りて笛を吹く 横溝正史
58 セーラー服と機関銃 赤川次郎

59 バイバイ・エンジェル 笠井潔

60 細い赤い糸
61 黒い白鳥 鮎川哲也

62 顎十郎捕物帖
63 妖異金瓶梅 山田風太郎 「赤い靴」だけ読んだ
64 憎悪の化石 鮎川哲也

65 飢餓海峡 水上勉

66 魔術師 江戸川乱歩 再読
67 忍びの卍 山田風太郎

68 変調二人羽織
69 枯草の根 陳舜臣

70 黄土の奔流 生島治郎

71 盗作・高校殺人事件
72 リンゴォ・キッドの休日
73 真珠郎 横溝正史
74 誘拐作戦 都築道夫

75 夜歩く 横溝正史
76 大統領の密使
77 江戸川乱歩傑作選

78 招かれざる客 笹沢佐保
79 黒蜥蜴 江戸川乱歩

80 破戒裁判 高木彬光
81 炎に絵を 陳舜臣
82 キリオン・スレイの生活と推理 都築道夫

83 一・二・三・死 高木彬光
84 パノラマ島奇談 江戸川乱歩

85 殺しへの招待 天藤真
86 誘拐 高木彬光
87 蘇る金狼
88 汚れた英雄
89 冷えきった街
90 内部の真実
91 女王蜂 横溝正史 
92 警視庁草紙 山田風太郎

93 事件 大岡昇平
94 魔界転生 山田風太郎

95 なめくじに聞いてみろ 都築道夫

96 異郷の帆
97 人喰い 笹沢佐保

98 皆殺しパーティー 天藤真

99 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩

100 空白の起点 笹沢佐保

SF&時間モノ ベスト100

数字は順位ではありません。

SFに関しては、小説だけで100作を選ぶよりも、
アニメやゲームにもたくさん大好きな作品があったので、媒体構わず選びました。

時間モノに関しては、『S』Fなのかファンタジーなのか紛らわしいものも多々ありますが、
(例:科学技術によって時間を遡るならSF、魔法によって過去に飛ばされるならファンタジー)
個別のケースを考えるのがとても面倒だったので、全部ひっくるめてSF扱いにしました。


今度もまた一発書きなので、絶対入れ忘れてる作品ありそう。


1 Steins:gate(ノベルゲーム/アニメ)

2 蒼の彼方のフォーリズム(ノベルゲーム)

3 1984年(小説/ジョージ・オーウェル)

4 火星年代記(小説/レイ・ブラッドベリ)

5 バック・トゥ・ザ・フューチャー1(映画)

6 11/22/63(小説/スティーブン・キング)

7 ゼノギアス(RPG)

8 Final Fantasy 7(RPG)

9 死者の代弁者(小説/オーソン・スコット・カード)

10 ゼノサーガ3(RPG)

11 うたわれるもの2二人の白皇(RPG)

12 アルジャーノンに花束を(小説/ダニエル・キイス)

13 銀河英雄伝説(小説/田中芳樹/アニメ)

14 ドラえもん のび太の鉄人兵団(アニメ/ノベライズ小説:瀬名秀明)

15 ループ(小説/鈴木光司)

16 天の光はすべて星(小説/フレドリック・ブラウン)

17 ジュラシック・パーク(小説/マイクル・クライトン)

18  遠い空の向こうで(映画)

19 キリンヤガ(小説/マイク・レズニック)

20 恋人たち(小説/フィリップ・ホセ・ファーマー)

21 ゼノサーガ1(RPG)

22 最果てのイマ(ノベルゲーム)

23 Remember11(ノベルゲーム)

24 新世紀エヴァンゲリオン(アニメ)

25 シン・ゴジラ(映画)

26 レナードの朝(映画)

27 恋はデジャヴ(映画)

28 ある日どこかで(小説/リチャード・マシスン)

29 ひぐらしのなく頃に(ノベルゲーム/小説:竜騎士07)

30 夢見師(ノベルゲーム)

31 はるまで、くるる(ノベルゲーム/18禁のみ)

32 図書室の魔法(小説/ジョー・ウォルトン)

33 悪魔のハンマー(小説/ラリー・ニーヴン&ジュリー・パーネル)

34 タウ・ゼロ(小説/ポール・アンダースン)

35 ユービック(小説/フィリップ・K・ディック)

36 マンプラス(小説/フレデリック・ポール)

37 魔法少女まどか☆マギカ(アニメ)

38 群青の空を越えて(ノベルゲーム:18禁のみ)

39 Never7(ノベルゲーム)

40 12riven(ノベルゲーム)

41 見上げてごらん、夜空の星を(ノベルゲーム:18禁のみ)

42 トムは真夜中の庭で(小説/フィリパ・ピアス)

43 ブラッド・ミュージック(小説/グレッグ・ベア)

44 タイムマシン(小説/H.G.ウェルズ)

45 動物農場(小説/ジョージ・オーウェル)

46 クロノトリガー(RPG)

47 地獄のハイウェイ(小説/ロジャー・ゼラズニイ)

48 渚にて(小説/ネビル・シュート/ドラマ)

49 わたしを離さないで(小説/カズオ・イシグロ)

50 バック・トゥ・ザ・フューチャー3(映画)

51 鋼鉄都市(小説/アイザック・アシモフ)

52 はだかの太陽(小説/アイザック・アシモフ)

53 日本沈没(小説/小松左京)

54 サマー/タイム/トラベラー(小説/新城カズマ)

55 イリヤの夏、UFOの空(小説/秋山瑞人)

56 いま、あいにゆきます(小説/市川拓司)

57 プレイ―獲物(小説/マイクル・クライトン)

58 パラサイト・イヴ(小説/瀬名秀明)

59 クロノリス(小説/ロバート・チャールズ・ウィルソン)

60 スキャナーダークリー(小説/フィリップ・K・ディック)

61 さくらの雲、スカァレットの恋(ノベルゲーム)

62 知性化戦争(小説/デイビッド・ブリン)

63 ハイペリオン(小説/ダン・シモンズ)

64 パンドラの夢(ノベルゲーム)

65 月は地獄だ(小説/ジョン・W・キャンベル)

66 ホミニッド―原人―(小説/ロバート・J・ソウヤー)

67 僕は明日、昨日の君とデートする(小説/七月隆文)

68 エンダーのゲーム(小説/オーソン・スコット・カード)

69 スローターハウス5(小説/カート・ヴォネガット)

70 永遠の終わり(小説/アイザック・アシモフ)

71 人間がいっぱい(小説/ハリィ・ハリスン)

72 虚像のエコー(小説/トマス・ディッシュ)

73 テクニカラー・タイムマシン(小説/ハリィ・ハリスン)

74 天翔ける十字軍(小説/ポール・アンダースン)

75 タイムリープ あしたはきのう(小説/高畑京一郎)

76 景の海のアぺイリア(ノベルゲーム/18禁のみ)

77 忠臣蔵46+1(ノベルゲーム)

78 虎よ、虎よ(小説/アルフレッド・べスター)

79 マレヴィル(小説/ロベール・メルル)

80 虐殺器官(小説/伊藤計劃)

81 ハーモニー(小説/伊藤計劃)

82 虚航船団(小説/筒井康隆)

83 旅のラゴス(小説/筒井康隆)

84 グランヴァカンス(小説/飛浩隆)

85 あなたの魂に安らぎあれ(小説/神林長平)

86 幻詩狩り(小説/川又千秋)

87 チグリスとユーフラテス(小説/新井素子)

88 石の血脈(小説/半村良)

89 この人を見よ(小説/マイケル・ムアコック)

90 都市(小説/クリフォード・シマック)

91 日本アパッチ族(小説/小松左京)

92 フラッシュフォワード(小説/ロバート・J・ソウヤー)

93 ターミナル・エクスペリメント(小説/ロバート・J・ソウヤー)

94 フランケンシュタイン(小説/メアリー・シェリー)

95 ハローサマー・グッドバイ(小説/マイクル・コーニィ)

96 ひまわり(ノベルゲーム)

97 この大空に翼を広げて(ノベルゲーム)

98 精神寄生体(小説/コリン・ウィルソン)

99 空のあらゆる鳥を(小説/チャーリー・ジェーン・アンダーズ)

100 Planetarian―ちいさなほしのゆめ―(ノベルゲーム 小説/涼本悠一)

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