本・映画などなど

国内ミステリ オールタイムベスト(2019年6月23日記入)

S 何を措いてでも読むべき作品
A とても面白かった作品
B まずまず面白かった作品
C あまり面白くなかった作品
D 良さがわからなかった作品

気分でつけているので、リストごとにSになったりAになったりしている作品もあるかもしれませんが、2ランク以上のミスはないはずですw

近々読む作品は、自分のために目立つよう間を空けました。
そのせいで、読者様には不自然なスペースが空いているように見えると思いますが、
ご了承ください。

現時点で読む可能性の薄いものは斜体になっております。


1985 文春


1  横溝正史 獄門島 1947
2 中井英夫 虚無への供物 1964
3 松本清張 点と線 1957
4 坂口安吾 不連続殺人事件 1947
5 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934  
6 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935
7 横溝正史 本陣殺人事件 1946
8 鮎川哲也 黒いトランク 1956
9 連城三紀彦 戻り川心中 1980
10 高木彬光 刺青殺人事件 1948
11 船戸与一 山猫の夏 1984
12 天藤真 大誘拐 1978
13 江戸川乱歩 二銭銅貨 (短編) 1923
14 江戸川乱歩 陰獣 1928
15 松本清張 ゼロの焦点 1959
16 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976
17 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 (短編集) 1978
18 水上勉 飢餓海峡 1962
19 結城昌治 ゴメスの名はゴメス 1962
20 土屋隆夫 危険な童話 1961
21 島田荘司 占星術殺人事件 1981
22 泡坂妻夫 乱れからくり 1978
23 大岡昇平 事件 1977
24 北方謙三 1983
25 江戸川乱歩 心理試験 (短編) 1925
26 竹本健治 匣の中の失楽 1978
27 志水辰夫 飢えて狼 1981
28 高木彬光 白昼の死角 1959
29 生島治郎 黄土の奔流 1965
30 北方謙三 逃がれの街 1982
31 大藪春彦 野獣死すべし 1958
32 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955
33 都筑道夫 なめくじ長屋捕物さわぎ (短編集) 1968
34 生島治郎 追いつめる 1967
35 仁木悦子 猫は知っていた 1957
36 笠井潔 サマー・アポカリプス 1981
37 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929
38 鮎川哲也 黒い白鳥 1959
39 森詠 燃える波濤 1982
40 小泉喜美子 弁護側の証人 1963
41 土屋隆夫 影の告発 1963
42 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957
43 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982
44 横溝正史 八つ墓村 1949
45 小林信彦 紳士同盟 1980
46 高木彬光 成吉思汗の秘密 1958
47 志水辰夫 裂けて海峡 1983
48 鮎川哲也 りら荘事件 1968
49 江戸川乱歩 押絵と旅する男 (短編) 1929
50 陳舜臣 枯草の根 1961
51 船戸与一 夜のオデッセイア 1981
52 森村誠一 高層の死角 1969
53 松本清張 砂の器 1960
54 笠井潔 バイバイ、エンジェル 1979
55 岡本綺堂 半七捕物帳 (短編集) 1917 「かむろ蛇」、「冬の金魚」など6編読んだ。
56 江戸川乱歩 パノラマ島綺談 1926
57 佐野洋 一本の鉛 1959
58 井沢元彦 猿丸幻視行 1980
59 都筑道夫 猫の舌に釘をうて 1961
60 笹沢左保 招かれざる客 1980
61 岡嶋二人 焦茶色のパステル 1982
62 木々高太郎 人生の阿呆 1936
63 黒岩重吾 背徳のメス 1960
64 夏樹静子 蒸発 1972
65 阿刀田高 ナポレオン狂 (短編集) 1979
66 筒井康隆 富豪刑事 (短編集) 1978
67 高橋克彦 写楽殺人事件 1983
68 北方謙三 眠りなき夜 1982
69 横溝正史 蝶々殺人事件 1946
70 鮎川哲也 死のある風景 1965
71 浜尾四郎 殺人鬼 1931
72 陳舜臣 炎に絵を 1966
73 松本清張 黒い画集 (短編集) 1960
74 久生十蘭 顎十郎捕物帳 (短編集) 1939
75 夏樹静子 Wの悲劇 1982
76 海渡英祐 伯林 一八八八年 1967
77 森詠 さらばアフリカの女王 1979
78 戸板康二 團十郎切腹事件 1959
79 戸川昌子 大いなる幻影 1962
80 赤川次郎 マリオネットの罠 1977
81 小栗虫太郎 完全犯罪(短編) 1933
82 岡嶋二人 あした天気にしておくれ 1983
83 都筑道夫 三重露出 1964
84 大藪春彦 蘇える金狼 1964
85 結城昌治 暗い落日 1965
86 森村誠一 人間の証明 1975
87 赤川次郎 幽霊列車 (短編集) 1976
88 佐野洋 轢き逃げ 1970
89 都筑道夫 誘拐作戦 1962
90 船戸与一 非合法員 1979
91 笠井潔 薔薇の女 1983
92 檜山良昭 スターリン暗殺計画 1978
93 北方謙三 友よ、静かに瞑れ 1983
94 大下宇陀児 石の下の記録 1948
95 多岐川恭 落ちる (短編集) 1958
96 栗本薫 ぼくらの時代 1978
97 加納一朗 ホック氏の異郷の冒険 1983


文春2013


1 横溝正史 獄門島 1947 1
2 中井英夫 虚無への供物 1964 2
3 島田荘司 占星術殺人事件 1981 21
4 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935 6
5 宮部みゆき 火車 1992 -
6 松本清張 点と線 1957 3
7 天藤真 大誘拐 1978 12
8 綾辻行人 十角館の殺人 1987 -
9 京極夏彦 魍魎の匣 1995 -
10 横溝正史 本陣殺人事件 1946 7
11 鮎川哲也 黒いトランク 1956 8
12 連城三紀彦 戻り川心中 1980 9
13 東野圭吾 容疑者Xの献身 2005 -
14 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934 5 
15 山口雅也 生ける屍の死 1989 -
16 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 1978 17
17 北村薫 空飛ぶ馬 1989 -
18 東野圭吾 白夜行 1999 -  一度挫折
19 坂口安吾 不連続殺人事件 1947 4
20 綾辻行人 時計館の殺人 1991 -
21 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982 42
22 有栖川有栖 双頭の悪魔 1992 -
23 京極夏彦 姑獲鳥の夏 1994 -
24 江戸川乱歩 二銭銅貨 1923 13
25 松本清張 砂の器 1960 53
26 原尞 私が殺した少女 1989 -
27 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929 37
28 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955 32
29 髙村薫 レディ・ジョーカー 1997 -

30 山田風太郎 妖異金瓶梅 1954 -

31 水上勉 飢餓海峡 1962 18
32 高木彬光 刺青殺人事件 1948 10
33 鮎川哲也 りら荘事件 1968 48
34 泡坂妻夫 乱れからくり 1978 22
35 江戸川乱歩 陰獣 1928 14
36 歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 2003 -
37 松本清張 ゼロの焦点 1959 15
38 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976 16
39 横溝正史 犬神家の一族 1950 -
40 竹本健治 匣の中の失楽 1978 26
41 宮部みゆき 模倣犯 1995 -
42 岡本綺堂 半七捕物帳 1917 55
43 桐野夏生 OUT 1997 -
44 皆川博子 死の泉 1997 -
45 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II 1991 -
46 船戸与一 山猫の夏 1984 11
47 藤原伊織 テロリストのパラソル 1995 -
48 山田風太郎 太陽黒点 1963 -
49 京極夏彦 絡新婦の理 1996 -
50 馳星周 不夜城 1996 -
51 島田荘司 奇想、天を動かす 1989 -
52 横山秀夫 第三の時効 2003 -
53 髙村薫 マークスの山 1993 -
54 横山秀夫 半落ち 2002 -
55 笠井潔 サマー・アポカリプス 1981 36
56 島田荘司 異邦の騎士 1988 -
57 横溝正史 八つ墓村 1949 44
58 船戸与一 猛き箱舟 1987 -
59 小泉喜美子 弁護側の証人 1963 40
60 宮部みゆき 理由 1996 -
61 真保裕一 奪取 1994 -
62 三津田信三 首無の如き祟るもの 2007 -
63 麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲 1993 -
64 森博嗣 すべてがFになる 1996 -
65 大沢在昌 新宿鮫 1990 -
66 貴志祐介 黒い家 1997 -
67 山田風太郎 警視庁草紙 1975 -
68 泡坂妻夫 しあわせの書 1987 -
69 久生十蘭 魔都 1948 -

70 西澤保彦 七回死んだ男 1995 -

71 笠井潔 哲学者の密室 1992 -
72 舞城王太郎 煙か土か食い物 2001 -
73 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 2003 -
74 乾くるみ イニシエーション・ラブ 2004 -
75 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957 42
76 麻耶雄嵩 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 1991 -
77 仁木悦子 猫は知っていた 1957 35
78 京極夏彦 鉄鼠の檻 1996 -
79 土屋隆夫 危険な童話 1961 20
80 我孫子武丸 殺戮にいたる病 1992 -
81 稲見一良 ダック・コール 1991 -
82 綾辻行人 霧越邸殺人事件 1990 -
83 中島らも ガダラの豚 1993 -
84 殊能将之 ハサミ男 1999 -
85 逢坂剛 カディスの赤い星 1986 -
86 連城三紀彦 夜よ鼠たちのために 1983 -
87 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 1926 55
88 高木彬光 白昼の死角 1959 28
89 志水辰夫 背いて故郷 1985 -
90 山田風太郎 明治断頭台 1979 -
91 佐々木譲 ベルリン飛行指令 1988 -
92 赤江瀑 オイディプスの刃 1974 -
93 貫井徳郎 慟哭 1993 -
94 高野和明 ジェノサイド 2011 -
95 有栖川有栖 孤島パズル 1989 -
96 都筑道夫 なめくじに聞いてみろ 1968 -
97 逢坂剛 百舌の叫ぶ夜 1986 -
98 岡嶋二人 99%の誘拐 1988 -
99 宮部みゆき 龍は眠る 1991 - 全く覚えていないが、多分読んでる。多分。
100 鮎川哲也 黒い白鳥 1959 37

(ブックガイドブック1983:作業中。作者名は……勘弁して)

1 獄門島
2 虚無への供物

3 乱れからくり
4 刺青殺人事件

5 本陣殺人事件
6 人形はなぜ殺される

7 11枚のとらんぷ

8 八つ墓村
9 不連続殺人事件

10 戻り川心中
11 黒死館殺人事件
12 大誘拐
13 悪魔の手毬唄

14 黒いトランク

15 ドグラマグラ
16 点と線

17 犬神家の一族

18 亜愛一郎の狼狽
19 危険な童話
20 弁護側の証人

21 陰獣
22 りら荘事件
23 砂の器
24 マリオネットの罠
25 白昼の死角
26 占星術殺人事件

27 猿丸幻視行

28 匣の中の失楽

29 孤島の鬼

30 最長不倒距離 都築道夫
31 幽霊列車
32 猫の舌に釘を打て

33 猫は知っていた

34 ゼロの焦点

35 三毛猫ホームズの推理
36 殺しの双曲線
37 高層の死角

38 ゴメスの名はゴメス

39 血みどろ砂絵

40 伯林1888年

41 人間の証明
42 仮題・中学殺人事件

43 Wの悲劇 夏木静子
44 ぼくらの時代 栗本薫
45 蝶々殺人事件 横溝正史
46 仮面舞踏会 横溝正史
47 富豪刑事
48 野獣死すべし
49 影の告発 土屋隆夫

50 吸血鬼 江戸川乱歩
51 化人幻戯 江戸川乱歩
52 追いつめる 生島治郎

53 サマーアポカリプス 笠井潔

54 湖底のまつり
55 針の誘い
56 七十五羽の烏

57 悪魔が来りて笛を吹く 横溝正史
58 セーラー服と機関銃 赤川次郎

59 バイバイ・エンジェル 笠井潔

60 細い赤い糸
61 黒い白鳥 鮎川哲也

62 顎十郎捕物帖

63 妖異金瓶梅 山田風太郎

64 憎悪の化石 鮎川哲也

65 飢餓海峡 水上勉

66 魔術師 江戸川乱歩
67 忍びの卍
68 変調二人羽織
69 枯草の根 陳舜臣

70 黄土の奔流 生島治郎

71 盗作・高校殺人事件

72 リンゴォ・キッドの休日
73 真珠郎 横溝正史
74 誘拐作戦 都築道夫

75 夜歩く 横溝正史
76 大統領の密使
77 江戸川乱歩傑作選

78 招かれざる客 笹沢佐保
79 黒蜥蜴 江戸川乱歩

80 破戒裁判 高木彬光
81 炎に絵を 陳舜臣
82 キリオン・スレイの生活と推理 都築道夫

83 一・二・三・死 高木彬光
84 パノラマ島奇談 江戸川乱歩

85 殺しへの招待 天藤真
86 誘拐 高木彬光
87 蘇る金狼
88 汚れた英雄
89 冷えきった街
90 内部の真実
91 女王蜂 横溝正史 
92 警視庁草紙 山田風太郎

93 事件 大岡昇平
94 魔界転生 山田風太郎

95 なめくじに聞いてみろ 都築道夫

96 異郷の帆
97 人喰い 笹沢佐保

98 皆殺しパーティー 天藤真

99 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩

100 空白の起点 笹沢佐保

生島治郎「黄土の奔流」感想(冒険小説のお話)

前置き

冒険というフレーズに、心を躍らせた時期があった。
ゲーム世代な事もあり、それは多分に「ドラゴンクエスト」的な色彩を帯びていた。

勇者になって魔王(悪)を倒したい、なんて思った事は実は一度もなかったけれど、
大きな事を、心が通い合う大切な仲間たちと共に成し遂げる。

「仲間たちとの絆」に憧れただけ、ではない。


この作品にはそんな「信頼できる仲間」なんていなかった気がするけど、何とも怪しげで何ともチャーミングな
シルバー船長と共に過ごす航海はやはり胸躍るものだった。

しかし、人間主体の「冒険」モノには存外、惹かれた作品が少ない。


グリックの冒険

グリックの冒険著者: 藪内 正幸/斎藤 惇夫

出版社:岩波書店

発行年:2000

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冒険心をくすぐられた作品はむしろ、こういったファンタジーの方に多かったようだ。

僕には向かなかった『冒険小説』

時は流れ、『冒険小説』というジャンルがある事を僕は知った。
しかし、最初に手に取った作品が悪かったのだろう。
あるいは、僕の期待が間違っていたのだろう。

僕が最初に手に取ったのは、アリステア・マクリーン

女王陛下のユリシーズ号

女王陛下のユリシーズ号著者: アリステア・マクリーン

出版社:早川書房

発行年:1972

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だった。
これは、絶望的な状況の中、最後まで屈せずに敵と戦い続ける男たちの、血と、涙と、汗と、絆を高らかに謳い上げた作品……だと思う。
日本人にもファンが多く、

冒険・スパイ小説ハンドブック

冒険・スパイ小説ハンドブック著者: 早川書房

出版社:早川書房

発行年:1992

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で堂々の『第1位』に輝いた作品だ。

しかし……僕の心には「しんどいなぁ……」という気分しか残らなかった。
しんどい、のだ。楽しくない、のだ。ワクワクしない、のだ。

これはその後も続いた。
ファンの方を怒らせたくないのであまり触れないが、↑のベスト100は6割近く読んでいます。

ソモソモ論として、船で大災害に遭ったり、軍用機で敵とバトルしたり、カーチェイスしたり、
僕の憧れはそういう方向には向いてないんだよね……。

「黄土の奔流」が思い出させてくれた冒険心

そんな鬱屈を吹き飛ばしてくれる作品に、ようやく出会えた。
生島治郎「黄土の奔流」だ。

時は大正時代末期。
満州(上海)で会社を潰してしまった主人公は、お宝『豚の毛』を求め、
揚子江を遡り重慶へと向かう。
行く手には、土匪、軍閥らが跳梁跋扈する無法地帯が待っている。

主人公と旅路を共にするのは、
曰くありげな悪友、葉村(「宝島」のシルバー船長的な曲者)やバリバリ国粋主義者の九州男児、
レモン大好きな純真少年などの個性派揃い。
そしてその中でも出色なのは、殺伐とした空気の中で、一人マスコットとして物語を和ませてくれる飯桶(ウェイドン)。
この男、主人(主人公)が破産しようが何しようが、とにかく主人を車に乗せて人力車を担いでいれば幸せ!という何ともニクい奴なのだ。
正直言って、足りない奴だ。足りない奴だが、実にいい奴なのだ。
そんな飯桶に春が来たエピソードでは本当にほっこりしてしまった。

道中には美人女匪賊との出会いアリ、涙の別れアリ、次々と失われていく命あり。
それでいて過剰にしんみりとせず、さりとてしっかりと心に余韻を残す。
僕の求める冒険物語がそこにあった。

日本にありがちな『せちがらく、湿った』雰囲気もなく、エネルギッシュでカラっとしているのは
中国大陸を題材に取っているからだろうか?
それでいて、『ワビ・サビ』はきちんと感じられ、最後には『生きる元気』を与えてくれる。

この作品を読んだ後、もう1つ『ワクワク冒険』作品に出会う事ができた。

山猫の夏

山猫の夏著者: 船戸 与一

出版社:小学館

発行年:2014

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こちらはブラジルを舞台に日本人主人公が冒険する物語。
どうも、「異国の地」を舞台に「日本人」が活躍する作品に、当たりが多いのかもしれない。

僕が冒険小説に(もっと言うなら、創作全般に)求めているのは、
『ここではない場所』への『逃避』かもしれない。

現実世界で「冒険」と言えば、『今まで接点のなかったイベントに参加してみる』とか
(こないだ、人生初ヨガを経験してきました! 楽しかった。またやりたい!)、
『心理的ハードルが高い店に入ってみる』とか、
『賭博・ギャンブル・株・転職・起業・プロポーズ』(最後の方は別の意味で夢はあるけど)などで、
どうも子供心のワクワク大冒険とは違う。

そういう類の冒険ではなく、夢のような大冒険をしたい。
そんな事を思ったのでした。

余談

なお、記事にはまとめられなかったけれど、この『冒険』作品は面白かったです。

失われた黄金都市

失われた黄金都市著者: Crichton Michael/平井 イサク

出版社:早川書房

発行年:1990

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とってもチャーミングなゴリラ(メス)と二人でアフリカの秘境を冒険するの。
お薦めです!

やっぱり『異世界』とか『秘境』がいいなw

余談2

本は読んでいるんですが、本の感想をまとめる気力がなく、長文感想は凄く久しぶりになります。
やはり、感想をまとめるだけでもエネルギーがいるんですね。
久しぶりの感想なので、感覚が少し変な気がします。

2019年に読んだ本



S→味わい深く、いつまでも心に残りそうな作品

山猫の夏/船戸与一……何十年間も殺し合っていた二つの家が、ついに住民を巻き込んで全面抗争。
マッチョな作風なのに随所に挟まれる歴史トリビア含め、英雄的な『山猫』とそれを間近で見守る『おれ』、バンビーナやチラテンデスといった、ある意味原始的な(野蛮なと言ってもいい)が力強く暴力と金に活き活きと生きる人々の、ある種強烈なエネルギー。そして、胸を吹き抜ける爽やかさと寂寥感。
ブラジルを舞台に作者の描いた『白昼夢』に魅せられた。

酔いどれの誇り/ジェイムズ・クラムリー……薄汚れた町に舞い降りた、天使のツラしたメンヘラビッチ、ヘレン。飲みほした酒と共に、彼女を赦す、どうしょうもなくダメでどうしょうもなく優しい男、ミロ君。叙情的ハードボイルドの名作。
どうしょうもない人生に疲れ、孤独に苛まれ、酒に溺れ、それでも人を求める主人公の描写が胸を打つ。

黄土の奔流/生島治郎……詳細感想はこちら

1920年代の中国、揚子江。
一攫千金を夢見て、豚の毛を買いに上海から重慶に向かう旅。
土匪(賊みたいなもんか)、軍閥らの無法地帯と化した内陸中国を舞台に繰り広げられる冒険劇。

曰くありげな悪友、葉村(「宝島」のシルバー船長的な曲者)や美人女匪賊、
バリバリのネトウヨ(ネットではないが)九州男児や、レモン大好きな純真少年、
ラスボス格の老豚など、とにかくキャラクターが活き活きとしている。
殺伐とした空気の中で、一人マスコットとして和ませてくれるウェイドン(まさかの嫁さんゲットw)など、本を閉じた後でも彼らの冒険が胸に息づく、優れたエンターテイメント小説。

めざせダウニング街10番地/ジェフリー・アーチャー……感想はこちら(バレあり)で。

A→読んで良かったと思える作品

毒薬の小瓶/シャーロット・アームストロング……感想はこちら(バレあり)で。

アイガーサンクション/トレヴェニアン……『情』を知らない殺し屋が、『情』を知って人を殺せなくなる話。これは人間としては『成長』と言えるが、『殺し屋』としては『廃業』レベルの後退ぶりで、なかなか面白い。
主人公の特異な設定、ケイビングへのこだわり(設定だけを見れば、敵を倒す話のようだけど、実際のところ、そういう話では全くないのが良い)など、さすがトレヴェニアンと思わせる。
作家の中では、人殺しの技術なんかよりも、人を赦す事ができるようになる事の方が、より重要という事なんだろう。
(逆パターンの作品はたくさんありますよね。躊躇なく相手を殺せるように訓練をして、それを『成長』と呼ぶような話)
しかし、続編の「ルー・サンクション」ではまた山に登るらしいけれど、
それじゃ、今作での「成長」はなんだったんだ!?と思わなくもない。

悪魔の手毬唄/横溝正史……因習残る山奥の村、手毬唄に見立てて殺される美女たち、といった横溝ワールドが存分に楽しめる良作。因果が色濃く巡っており、ある意味好きになれるキャラが(特に中年以降の世代のキャラには)一人もいないが(苦笑)。気持ちは多少はわかるが、犯人はキチガイやな(最初の殺人はいいとして、2つ目からの殺人は同情できない)……。
お節介爺さんは殺されても仕方ないお節介ぶりだけど、(爺さんを恨みたくなる人間は他にいるにせよ)一番親切を受けた犯人が爺さんを殺すのはどうかと。
娘たちの殺人は、犯人は人であることをやめて、殺人鬼と化してしまったんやな。
因業渦巻く村社会が悪しき昭和の象徴なら、娘たちの可憐さは旧き良き昭和の象徴……なんて書くとマズいかな。

暗い落日/結城昌治
……これはロス・マクドナルドの翻案小説ではないか?と思ってしまうほど、ロスマク作品にそっくりで、ロスマクとの類似点よりも、相違点の方が遥かに少ない。
作者自身ロスマクの「ウィチャリー家の女」を意識して書いたと明言しているので、盗作云々という話はしないが、これはもうオマージュというレベルを通り越して二次創作に近い。
相違点は主に2点。1点は暴君めいた男と虐げられる女性像という構図はロスマクにはあまり感じられない(海外ミステリではあまり観られない)点で、いかにも『日本風(昭和の女ふう)』である。

もう1点は、主人公の探偵が悪を断罪する傾向が強い点で、特に最終章に諸悪の根源であるクソジジイを主人公が断罪するシーンでは
「リュー・アーチャー(ロスマク小説の主人公)はこんな事言わねぇから!!」とツッコミを入れたくなってしまった。ここだけ出来の悪い二次創作みたいな感じを受けた。悪を少しでも罰する事で溜飲を少しだけ下げる効果はあったと思うけど、
個人的には最終章は要らず、「……悲しいなぁ……」と、とぼとぼと背中を落として家を後にするリュー・アーチャーでいてほしかったw(だから主人公はアーチャーじゃなくて真木探偵だって!)

オマージュというのは、あくまで『(主に展開などを、部分的に)似せて』作るものだと思うが、
ロスマク作品の持つ味わいまでを模倣出来てしまったのは、良かったのか悪かったのか。
これはもう、結城昌治の真木探偵シリーズというよりも、ロス・マクドナルドのリュー・アーチャーシリーズの一作に加えてしまった方が良いのではないか、と思った。

肝心の作品評価について言えば、ロス・マクの中に入れても上位に入る面白さはありました。
しかし、主人公探偵が盛んに怒っている2人の諸悪の根源、英作と啓一だけど、
英作はクズだけど啓一よりも信久やミサ子の方がクズだと思ったので、
探偵の断罪にイマイチ同調できない部分はありました(啓一が悪くないとは言いませんが)。


大統領に知らせますか?/ジェフリー・アーチャー
……大統領が暗殺される、という陰謀をキャッチしたFBIの主人公は、陰謀者たちに命を狙われる(序盤)
しかしそこは華麗に回避。命の危機は去った。恋愛しながら謎を調査(中だるみ)。
恋愛相手が、犯人グループの一員かも!? さぁどうなるのか!(後半)
という感じで、『王道』ではあるけど巧い。
『大統領が暗殺されるのを阻止しなきゃ』だけだと、僕的には全然盛り上がれなくて、『主人公の命が危ない!』とか『主人公の恋人が暗殺犯?』みたいな、『主人公が直面する、私的な理由』があって初めて、『事件の顛末』に惹き込まれるんだなぁと改めて思った。

夜の熱気の中で/ジョン・ボール……黒人差別が蔓延る南部で、黒人探偵が活躍する。初めは彼を蔑んでいた警部や巡査も、いつしか彼に敬意を表するようになる。
ラスト「白人専用」の席で一緒に星を見上げる、白人警部と黒人探偵のショットも美しい。良作。

クロイドン発12時30分/クロフツ……非常に丁寧で趣深い倒叙小説&法廷小説の名作。欠点があるとすれば、あまりに丁寧すぎる&遊び(余分な部分)がなさすぎる点だろうか。ずっと読んでいると、疲れてしまうw しかし名作。

男の首/ジョルジュ・シムノン……なるほど、これがメグレ警部シリーズか。
古いながらも、犯人の心理に寄りそう作品で、なかなか読ませる。これがラディカルに進化すると、異常心理小説、あるいは社会派小説になるのかな。コンパクトで読みやすく、中身も詰まった作品。

さらば甘き口づけ/ジェイムズ・クラムリー……失踪人探し、家庭の悲劇、隠された狂気といった、いわゆるロス・マクドナルドが書きそうな正統派ハードボイルド。
面白かったけど、直前に読んだ著者の別作品「酔いどれの誇り」が最高すぎたので、比べると落ちる。

狙った獣/マーガレット・ミラー……統合失調症の主人公(?)を迫真の筆致で描いた良作。最終盤がちょっともたついた感があったけど、とにかく怖く、ぞっとする作品。まぁ、好みとは言いかねるけど、凄い事は確か。

闇に踊れ/スタンリー・エリン……偏執的な黒人差別の老人、差別され続け黒人以外には当たりのキツい黒人女性(これも、差別だと思う)、黒人女性の美貌にへーこら従うしょっぼいイタリア人男性(一番嫌いだったw)と、マジでロクな奴がいないのはアレだけども。
黒人差別を主軸に、黒人側からの白人への差別や、その他モロモロを扱った骨太作品で面白かった。
差別は良くない。
というのは当然そう思うけれど、自宅周辺がある日突然黒人しか住まないようになって、(日本文化ではなく)黒人文化全盛のような雰囲気になったらやっぱり居心地の悪さは感じちゃうかもしれない。
あるいは、ある特定の層(白人黒人でもいいし、年齢層、世代でもいいし、職業でも性別でもなんでもいいけど)に自分の事を散々悪く言われたら、やはり前もって身構えてしまうかもしれない。
差別意識というものについて考えさせられる。
同じ人種差別を扱った作品では、娯楽としては『夜の熱気の中で』の方が好きだけど、『闇に踊れ』の方がエグくて、ある意味リアルかもしれない。



B→暇つぶし以上の有益な何かを得た作品

リトルドラマーガール/ジョン・ル・カレ……愛する男に操られ、中東問題の渦中に投げ込まれた女性主人公。ラスト数十ページ、段々に壊れていく彼女の姿が印象深い。しかし、ル・カレは読みづらいな……。もう少し読みやすく書いてほしいw

マダム・タッソーがお待ちかね/ピーター・ラヴゼイ……ヴィクトリア朝イギリスの風俗情緒を伝えるラヴゼイ節は健在で、彼の作風が好きな方なら少なくとも大はずれする事はなさそう。
ただ、『悪女』のスケール感が小さく、『並の悪女』だったのは残念。犯人の自滅の印象が強い。
個人的には以前読んだ2作(『偽のデュー警部』は別格として、『苦い林檎酒』)よりも評価は低い。

しかし作者は、年上のヘタレ男が一回り年の離れた女の子に手玉に取られてあたふたするのを描くのが本当に好きですね。

枯草の根/陳舜臣……渋い話だったな~~。地味ながら読ませる。

ロシア皇帝の密約/ジェフリー・アーチャー……相変わらず読ませるアーチャーだが、読むたびに(「ケインとアベル」→「百万ドルを取り戻せ」→「大統領に知らせますか?」→「ロシア皇帝の密約」)少しずつ作品評価が下がっていくのはどうしたものか。最初に読んだ2つが素晴らしすぎてなぁ。

伯林1888/海渡英祐……
ドイツ留学時代の森鴎外を主人公に、「舞姫」でおなじみのエリスや、新しい浮気候補クララなどが登場。19世紀、激動の時代を迎えるドイツを舞台に、森鴎外のキングオブヘタレっぷりを楽しめる佳作。



キドリントンから消えた娘/コリン・デクスター……迷推理・珍推理を組み立てては外すモース警部のめくるめく妄想は、前作「ウッドストック行最終バス」から更に磨きがかかった。
ヒラリー・ウォー「失踪当時の服装は」に捧げる、素晴らしきオマージュ。

悪魔の選択/フレデリック・フォーサイス……ソ連・ウクライナ(のテロ組織)・イギリス・アメリカ・西ドイツ・オランダなどの思惑が錯綜し、第三次世界大戦or大規模重油汚染の二択を迫られる西側諸国。非常にリアリティがあり、よくできた作品。
ただ、下巻に入ったあたりから、第三次世界大戦の芽はほぼなくなり(そもそも残りページ数で解る)、ウクライナのテロリストをどう巧く処理するかという話になってしまうので、失速感も大きかった。

まるで天使のような/マーガレット・ミラー……夫ロス・マクドナルドの作風にあまりにも似ていて驚いた、ロスマクの妻、マーガレットの作品。
マーガレット自身も著名な作家なのでこういうのもおかしいが、よく描けている。怪しい宗教団体が魅力的だったので、できればそっちを濃密に描いてほしかったところはあるけど。


別れを告げに来た男/フリーマントル……『無能な上司とその取り巻き、無能な同僚に囲まれて、正しい事をしている有能な主人公が冷遇される(けど、最後少しだけ認められる)』話。
有能だけど不器用で、組織の中でいつも冷遇されているけど、正しいのは主人公なのだ……みたいな。
実力もあって優しいのに、気弱でルックスも悪い(若ハゲ)ため、ほとんどの人から相手にされない
悲しい主人公……。
最後に一発、上司にガツンと噛ます「消されかけた男」よりこちらの方が好きだけど、それにしたって哀愁漂いすぎ……。


高層の死角/森村誠一……ストーカーと大差ないような執念のアリバイ崩しが印象深い。しかし、冤罪だったらどうする気だったんだろう。
犯人の動機が意味不明すぎてどうにもノレなかった。普通こんな理由で人を殺すか? 『太陽が眩しかったから』の方が遥かに説得力を感じるぞ。
トリックもとても複雑だが、『ホテルのシステムを使って、やろうと思えばできたんだろうな』とは思った。

死神の精度/伊坂幸太郎……仔月さんという方と、対談を行ないました。よろしければ、対談記事をお読みください!

影の告発/土屋隆夫……アリバイ崩し系ミステリ。犯人のアリバイを執念の捜査で崩していくのだが、
被害者があまりにクズすぎて、「もうほっといてやれよ」と思ってしまった。追いつめられた犯人が2人目の殺人を犯してしまうのだが、警察が放っておいてあげれば2人目は死なずに済んだし、犯人も捕まらずに済んだんじゃない? 
そりゃ殺人者を捜査して逮捕するのは当たり前だけど、最初に殺された奴があまりにも酷すぎるので、むしろ殺した犯人に賞状でもあげたい気分だし、犯人を捕まえても誰も幸せにならない胸糞悪い話だった。

極大射程/スティーブン・ハンター

猿丸幻視行/井沢元彦……トンデモ系歴史小説としてはなかなか楽しめたし、普通小説(あるいはミステリ小説)として考えるとちょっと厳しい出来。また、そのトンデモ部も大部分、海原猛さんの説におぶさっているらしく(海原さんの本を読んでないので断定はできないが)、そうだとするなら、海原さんの著書への手引きにしかならない気もする。
僕は海原説(柿本人麻呂=柿本猿=猿丸太夫)を知らなかったし、この小説がなければ恐らく知らなかっただろうから、そういう意味では楽しめた。



C→暇つぶし程度にはなった作品

消されかけた男/フリーマントル……肩の力を抜いて読める、良い娯楽小説。しきりに「サラリーマン小説」っぽいと解説で述べられていたが、確かにそう言われればそうだなぁと思った。

料理人/ハリー・クレッシング……悪魔のような暴君シェフが大暴れする話。特に退屈せずに読めたが、「……で!?」っていう。偉い人とお近づきになりたいとか、大豪邸でパーティーを開いて評判になりたいとか、そういった虚栄心を悪魔が巧みに突いてくる感じだけど、この手の欲がほぼ全くない僕には、なんでそんな面倒な事をしたがるのかサッパリわからないのだった。

匣の中の失楽/竹本健治……やりたいことはわからないでもないけど、合わない。
仲間内での殺人が起こっても、ゲーム感覚で処理する『ファミリー』たちの軽さが最後まで馴染めなかった。
『匣(作中作)』の中の匣の中の匣の中の匣の中の匣の話なので、
この本自体が一つの匣ではあるし、それを読む私(このブログを書いている私)も、更に外側から見ればこれもまた一つの匣ではありますよね。
というだけの話に思えた。


スクールボーイ閣下/ジョン・ル・カレ……前作「ティンカー、テイラー~」に比べればまだ解りやすい。

スマイリーと仲間たち/ジョン・ル・カレ……
3部作の中では一番読みやすく、面白い。しかし、2000ページ読んだ感想が、「戦いは汚く、虚しいねぇ……」程度なので、読む必要はなかったよね。
僕には難しすぎたのかな。宿命の対決モノならジェフリー・アーチャーの「ケインとアベル」が好きです。

戦争の犬たち/フレデリック・フォーサイス……

お楽しみの埋葬/エドマンド・クリスピン……

なめくじに聞いてみろ/都築道夫……奇想天外ハチャメチャ不条理アクションギャグ小説。和製007。都築道夫は数作読んだけど、今のところこれが一番良いかな。ただ、それにしても僕向きの作家ではないな、とは思う。


猫の舌に釘を打て/都築道夫

黒蜥蜴/江戸川乱歩……
「明智小五郎」シリーズの長編作品は、モーリス・ルブランの「ルパン」シリーズにかなり似ている気がする。
変装名人が山ほどいて、怪盗VS探偵の虚々実々のやり合いが楽しい作品だと思う。
個人的には「なんでもアリ」でどんでん返しに次ぐどんでん返し! でしかないので、正直付き合い切れない部分はある。
むしろ、物語としては枝葉末節に当たる、黒蜥蜴の『人間動物園』『人間水族館』の描写が光る。乱歩先生はこういうのが巧い。
黒蜥蜴が萌えキャラなぶん、昨日読んだ「吸血鬼」よりは良いか。


吸血鬼/江戸川乱歩……行き当たりばったりとしか思えないようなエピソード集で、幾つかの短編を無理やり長編につなぎ合わせたような唐突さ、ぎこちなさを感じる作品

D→自分には合わなかった作品

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ/ジョン・ル・カレ……そもそも何が起きているんだかすら分からないw こいつら(英国情報部)は何と戦っているんだ? 普段の業務ってなんなんだ?
ソ連情報部に壊滅させられるわけだけど、そもそも英国情報部って普段何やってたの? 何やってたからソ連情報部と対決する事になったの? てかソ連情報部も普段何やってんの?
という基礎的な事すらよく解らない。
もちろん、『国防上の何か大事な事をやっているので、無いと困るんだろう』という推測はできるけど、実際何やってんだか分からないし、何やってんだか分からない組織同士が暗闘してても『ナンダコイツラ』ってなってしまった。
スパイ小説でこんな感想になったのは初めてかもしれない。

影の護衛/ギャビン・ライアル


X→以前読んだのに、何故か読書メモから漏れていた作品。頭文字はランク。備忘録用。

A レイチェル・ウォレスを探せ/ロバート・B・パーカー
B マンハッタン特急を探せ/クライブ・カッスラー……

海外ミステリ オールタイムベスト 備忘録 (2019年6月23日 記入)

2017年11月から、しばらくの間、海外古典ミステリの各種オールタイムベストの中で、
まだ読んでいない作品を読もうと思い立ちました。
この記事はその備忘録のために作りました。
この記事の読者の方にとっても、何かの参考になれば幸いです
また、近々読む作品は、自分のために目立つよう間を空けました。
そのせいで、読者様には不自然なスペースが空いているように見えると思いますが、
ご了承ください。体裁が不揃いなのは、字数削減のためです。

現時点で読む可能性の薄いものは斜体になっております。


既読作品

S 何を措いてでも読むべき作品

A とても面白かった作品
B まずまず面白かった作品
C あまり面白くなかった作品

D 良さがわからなかった作品
太字ではないもの  未読(あるいは小学生の頃読んで、内容も覚えていないもの)

気分でつけているので、リストごとにSになったりAになったりしている作品もあるかもしれませんが、2ランク以上のミスはないはずですw

賞はとりあえず気づいたもののみ記載。適当。

本来は禁じ手ですが、同著者別名義は自分に解りやすいように統一。表記揺れまではいじっていません。

文春(1985) 引用 MISDAS様




001 The Tragedy of Y (1932) 『Yの悲劇』 エラリイ・クイーン ★創元推理文庫・ハヤカワ文庫HM・他 ★1073
002 Phantom Lady (1942) 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ ★ハヤカワ文庫HM ★819
003 The Long Good-Bye (1953) 『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー ★ハヤカワ文庫HM ★660
004 Ten Little Niggers (1939) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM→クリスティー文庫 ★618
005 Eagle Has Landed (1975) 『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ ★ハヤカワ文庫NV ★537
006 Midnight Plus One (1965) 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル ★ハヤカワ文庫HM ★523
007 The Cask (1920) 『樽』 フリーマン・ウィルズ・クロフツ ★創元推理文庫・他 ★516
008 The Murder of Roger Ackroyd (1926) 『アクロイド殺し』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM・創元推理文庫『アクロイド殺害事件』 ★505
009 The Bishop Murder Case (1929) 『僧正殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン ★創元推理文庫・他 ★396
010 The Adventure of Serlock Holmes (1892) 『シャーロック・ホームズの冒険』 サー・アーサー・コナン・ドイル ★短篇集/新潮文庫・他 ★383
011 H. M. S. Ulysses (1955) 『女王陛下のユリシーズ号』 アリステア・マクリーン ★ハヤカワ文庫NV ★367
012 The Day of the Jackal (1971) 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス ★角川文庫 ★361 
013 Farewell, My Lovely (1940) 『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー ★ハヤカワ文庫HM ★360
014 The Burning Court (1937) 『火刑法廷』 ジョン・ディクスン・カー ★ハヤカワ文庫HM ★341
015 Shadow 81 (1975) 『シャドー81』 ルシアン・ネイハム ★新潮文庫 ★332
016 Le mystere de la Chambre Jaune (1907) 『黄色い部屋の謎』 ガストン・ルルー ★創元推理文庫・他 ★325
017 A Kiss Before Dyning (1953) 『死の接吻』 アイラ・レヴィン ★ハヤカワ文庫HM ★322 MWA賞
018 The Red Redmaynes (1922) 『赤毛のレドメイン家』 イーデン・フィルポッツ ★創元推理文庫・他 ★297
019  (1965) 『興奮』 ディック・フランシス 
019  (1930) 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット
021 (1965) 『高い砦』 デズモンド・バグリイ 
022  (1928) 『グリーン家殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 
023  (1956) 『わらの女』 カトリーヌ・アルレー 
024  (1964) 『さむけ』 ロス・マクドナルド 
024  (1911) 『ブラウン神父の童心』 ギルバート・ケイス・チェスタトン ★短篇集
026 (1935) 『三つの棺』 ジョン・ディクスン・カー 
027  (1932) 『Xの悲劇』 エラリイ・クイーン 
028  (1981) 『初秋』 ロバート・B・パーカー 
029 (1929) 『赤い収穫』 ダシール・ハメット 別題『血の収穫』 
030 (1968) 『笑う警官』 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー 
031  (1932) 『エジプト十字架の謎』 エラリイ・クイーン 
032  (1980) 『暗殺者』 ロバート・ラドラム 
033  (1963) 『寒い国から帰ってきたスパイ』 ジョン・ル・カレ MWA賞・CWA賞
034 (1934) 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM・創元推理文庫 ★180
035  (1938) 『ユダの窓』 カーター・ディクスン ★ハヤカワ文庫HM ★172
036 (1841) 『モルグ街の殺人』 エドガー・アラン・ポー ★短篇/創元推理文庫「ポオ小説全集」他 ★165
037  (1948) 『あなたに似た人』 ロアルド・ダール ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★151 「味」、「おとなしい凶器」、「南から来た男」は読んだ
038  (1955) 『はなれわざ』 クリスチアナ・ブランド 
039  (1976) 『キドリントンから消えた娘』 コリン・デクスター 
040  (1845) 『黄金虫』 エドガー・アラン・ポー ★短篇/創元推理文庫「ポオ小説全集」他 ★139
041  (1910) 『813』 モーリス・ルブラン
041  (1977) 『消されかけた男』 ブライアン・フリーマントル
043  (1939) 『大いなる眠り』 レイモンド・チャンドラー 
044  (1951) 『時の娘』 ジョセフィン・テイ 
045 The Hound of the Baskervilles (1902) 『バスカヴィル家の犬』 サー・アーサー・コナン・ドイル ★新潮文庫・他 ★116
046 Rendezuous in Black (1948) 『喪服のランデヴー』 ウィリアム・アイリッシュ ★ハヤカワ文庫HM ★111
046 The Poisoned Chocolates Case (1929) 『毒入りチョコレート事件』 アントニー・バークリー ★創元推理文庫 ★111
048 Whip Hand (1979) 『利腕』 ディック・フランシス ★ハヤカワ文庫HM ★110 MWA賞、CWA賞
049 Home Sweet Homicide (1944) 『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス ★ハヤカワ文庫HM ★109
049 Dover and the Unkindest Cut of All (1967) 『ドーヴァー4/切断』 ジョイス・ポーター ★ハヤカワ文庫HM ★109
051  (1868) 『月長石』 ウィルキー・コリンズ ★創元推理文庫 ★108
052  (1976) 『百万ドルを取り返せ!』 ジェフリー・アーチャー ★新潮文庫 ★107
053  (1942) 『災厄の町』 エラリイ・クイーン 
054  (1961) 『ウィチャリー家の女』 ロス・マクドナルド 
054 (1932) 『ギリシャ棺の謎』 エラリイ・クイーン 
056  (1934) 『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』 ジェイムズ・M・ケイン 
056 (1976) 『脱出航路』 ジャック・ヒギンズ
058  (1938) 『野獣死すべし』 ニコラス・ブレイク 
059  (1963) 『もっとも危険なゲーム』 ギャビン・ライアル 
060 (1973) 『死にゆく者への祈り』 ジャック・ヒギンズ 
061  (1937) 『トライアル&エラー』 アントニー・バークリー 別題『試行錯誤』
061 Tales of the Black Widowers (1974) 『黒後家蜘蛛の会』 アイザック・アシモフ ★短篇集/創元推理文庫/シリーズでノミネート ★91
063 The Human Factor (1978) 『ヒューマン・ファクター』 グレアム・グリーン ★早川書房/ハヤカワ文庫NV ★90
064 The Purloined Letter (1845) 『盗まれた手紙』 エドガー・アラン・ポー ★短篇/創元推理文庫「ポオ小説全集」他 ★87
064 Cop Hater (1956) 『警官嫌い』 エド・マクベイン ★ハヤカワ文庫HM ★87
064 (1979) 『ホッグ連続殺人』 ウィリアム・L・デアンドリア ★ハヤカワ文庫HM ★87 MWA賞
067  (1962) 『シンデレラの罠』 セバスチャン・ジャプリゾ 
068  (1938) 『レベッカ』 ダフネ・デュ・モーリア 
069  (1942) 『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』 ジョン・ディクスン・カー
070  (1979) 『悪魔の選択』 フレデリック・フォーサイス
071 A Coffin for Dimitrios (1939) 『ディミトリオスの棺』 エリック・アンブラー 
071  (1976) 『タイタニックを引き揚げろ』 クライブ・カッスラー 
073  (1965) 『大穴』 ディック・フランシス 
074 (1981) 『摩天楼の身代金』 リチャード・ジェサップ 
074 (1925) 『闇からの声』 イーデン・フィルポッツ 
074  (1913) 『トレント最後の事件』 E・C・ベントリー 
077 (1982) 『復讐法廷』 ヘンリー・デンカー 
078 (1973) 『別れを告げに来た男』 ブライアン・フリーマントル 
079  (1977) 『見えないグリーン』 ジョン・スラデック 
080  (1957) 『ナヴァロンの要塞』 アリステア・マクリーン 
081  (1980) 『A-10奪還チーム出動せよ』 スティーヴン・L・トンプスン 
082 (1958) 『酔いどれ探偵街を行く』 エド・マクベイン ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★66
083 (1931) 『男の首』 ジョルジュ・シムノン 
084 Ashenden; or, The British Agent (1928) 『秘密諜報部員』 W・サマセット・モーム ★短篇集/創元推理文庫・他/別題『アシェンデン』 ★62
085  (1978) 『針の眼』 ケン・フォレット ★ハヤカワ文庫NV ★60
086 (1967) 『九マイルは遠すぎる』 ハリイ・ケメルマン ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★59 →表題作のみ読了。
086  (1922) 『赤い館の秘密』 A・A・ミルン 
088 (1931) 『ガラスの鍵』 ダシール・ハメット 
089  (1975) 『リリアンと悪党ども』 トニー・ケンリック
090  (1930) 『オランダ靴の謎』 エラリイ・クイーン 
090  (1948) 『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド 
092  (1955) 『歯と爪』 ビル・S・バリンジャー 
093 (1980) 『燃える男』 A・J・クィネル 
094 (1984) 『血の絆』 A・J・クィネル 
094  (1948) 『お楽しみの埋葬』 エドマンド・クリスピン 
094  (1936) 『中途の家』 エラリイ・クイーン『途中の家』 
097 (1934) 『クロイドン発12時30分』 フリーマン・ウィルズ・クロフツ
097  (1972) 『オデッサ・ファイル』 フレデリック・フォーサイス 
099  (1973) 『魔性の殺人』 ローレンス・サンダース 
099  (1975) 『酔いどれの誇り』 ジェイムズ・クラムリー 

文春(2013) wikipediaより引用


1 アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった 1939 4
2 エラリー・クイーン Yの悲劇 1933 1
3 アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズの冒険 1892 10
4 ウィリアム・アイリッシュ 幻の女 1942 2
5 アガサ・クリスティ アクロイド殺し 1926 8
6 レイモンド・チャンドラー 長いお別れ / ロング・グッドバイ 1954 3
7 ウンベルト・エーコ 薔薇の名前 1980
8 G・K・チェスタトン ブラウン神父の童心 1910 24
9 トマス・ハリス 羊たちの沈黙 1988 -
10 ジョン・ディクスン・カー 火刑法廷 1937 14
11 アガサ・クリスティ オリエント急行の殺人 1934 34
12 スティーグ・ラーソン 〈ミレニアム〉三部作 2005〜2007 - 2巻まで
ドラゴンタトゥーの女 火と戯れる女 眠れる女と狂卓の騎士)
13 アイラ・レヴィン 死の接吻 1953 17 MWA賞
14 エラリー・クイーン Xの悲劇 1932 27
15 ロス・マクドナルド さむけ 1964 24
16 ジョン・ディクスン・カー 三つの棺 1935 26
17 フレデリック・フォーサイス ジャッカルの日 1971 12 
18 S・S・ヴァン=ダイン 僧正殺人事件 1929 9
19 ジャック・ヒギンズ 鷲は舞い降りた 1975 5
20 アントニイ・バークリー 毒入りチョコレート事件 1929 46
21 ローレンス・ブロック 八百万の死にざま 1982 -
22 ジェフリー・ディーヴァー ボーン・コレクター 1998
23 エラリー・クイーン ギリシャ棺の謎 1932 54
24 クリスチアナ・ブランド ジェゼベルの死 1949 90
25 ギャビン・ライアル 深夜プラス1 1965 6
26 ジェイムズ・P・ホーガン 星を継ぐもの 1977 -
27 ジェイムズ・エルロイ ホワイト・ジャズ 1992 -
28 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 1907 16
29 スコット・トゥロー 推定無罪 1988 - 
30 シューヴァル&ヴァールー 笑う警官 1968 30
31 アントニイ・バークリー 試行錯誤 1937 61
32 ルシアン・ネイハム シャドー81 1975 15
33 F・W・クロフツ 1920 7
34 エドガー・アラン・ポー モルグ街の殺人 1841 36
35 ディック・フランシス 興奮 1965 19
36 ダシール・ハメット マルタの鷹 1930 19
37 ジョン・ディクスン・カー 皇帝のかぎ煙草入れ 1942 69
38 ダシール・ハメット 血の収穫 / 赤い収穫 1929 29
39 ジョセフィン・テイ 時の娘 1951 44
40 スチュアート・ウッズ 警察署長 1981 - MWA賞
41 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 1962 67
42 エラリー・クイーン エジプト十字架の謎 1932 31
43 R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト 1984 -
44 ジョン・ディクスン・カー ユダの窓 1938 35
45 ドロシー・L・セイヤーズ ナイン・テイラーズ 1934 -
46 ディック・フランシス 利腕 1979 48 MWA賞、CWA賞
47 アーサー・コナン・ドイル バスカヴィル家の犬 1902 45
48 イーデン・フィルポッツ 赤毛のレドメイン家 1922 18
49 アントニイ・バークリー ジャンピング・ジェニイ 1933 -
50 ジョン・スラデック 見えないグリーン 1977 79
51 ルース・レンデル ロウフィールド館の惨劇 1977 -
52 フェルディナント・フォン・シーラッハ 犯罪 2009
53 カトリーヌ・アルレー わらの女 1956 23
54 スティーヴン・ハンター 極大射程 1993 -
55 ジェイムズ・エルロイ ブラック・ダリア 1987 -
56 トム・ロブ・スミス チャイルド44 2008 -
57 ロス・マクドナルド ウィチャリー家の女 1961 54

58 キャロル・オコンネル クリスマスに少女は還る 1998 -

59 アントニイ・バークリー 第二の銃声 1930 -
60 ジェイムズ・エルロイ ビッグ・ノーウェア 1988 -
61 スティーヴン・キング ミザリー 1987 -
62 アガサ・クリスティ ABC殺人事件 1936 -
63 ウィリアム・L・デアンドリア ホッグ連続殺人 1979 64 MWA賞
64 ロアルド・ダール あなたに似た人 1953 37 最初の3短編だけ読んだ
65 R・D・ウィングフィールド フロスト日和 1987 -
66 アイザック・アシモフ 黒後家蜘蛛の会 1980 61
67 ウィルキー・コリンズ 月長石 1868 51
68 ハリイ・ケメルマン  九マイルは遠すぎる 1947 86
69 ダン・ブラウン ダ・ヴィンチ・コード 2003 -
70 アリステア・マクリーン 女王陛下のユリシーズ号 1955 11
71 トレヴェニアン シブミ 1979 -
72 ロバート・ゴダード 千尋の闇 1986 -
73 ジェフリー・ディーヴァー ウォッチメイカー 2006 -
74 カズオ・イシグロ わたしを離さないで 2005 -
75 ロバート・R・マキャモン 少年時代 1991 -
76 シャーロット・アームストロング 毒薬の小壜 1956 -
77 ドン・ウィンズロウ ストリート・キッズ 1991 -
78 エラリー・クイーン 九尾の猫 1949 -
79 レイモンド・チャンドラー さらば愛しき女よ / さよなら、愛しい人 1940 13
80 コリン・デクスター キドリントンから消えた娘 1976 39
81 セオドア・ローザック フリッカー、あるいは映画の魔 1991 -
82 サラ・ウォーターズ 荊の城 2002 -
83 ジョージ・P・ペレケーノス 俺たちの日 1996 -
84 スコット・スミス シンプル・プラン 1993 -
85 トマス・ハリス レッド・ドラゴン 1981 -
86 G・K・チェスタトン 詩人と狂人たち 1929 -
87 ドン・ウィンズロウ 犬の力 2005 -
88 サラ・ウォーターズ 半身 1999 -
89 クレイグ・ライス スイート・ホーム殺人事件 1944 49
90 エラリー・クイーン 災厄の町 1942 53
91 デズモンド・バグリィ 高い砦 1965 21
92 モーリス・ルブラン 奇岩城 1909 -
93 ロバート・B・パーカー 初秋 1980 28
94 トマス・H・クック 緋色の記憶 1996 -
95 ジェフリー・アーチャー 百万ドルをとり返せ! 1976 52
96 アーサー・コナン・ドイル 緋色の研究 1887 -
97 ドナルド・E・ウェストレイク ホット・ロック 1970 -
98 リチャード・ニーリィ 心ひき裂かれて 1976 -
99 アガサ・クリスティ ナイルに死す 1937 -
100 アイザック・アシモフ 鋼鉄都市 1954 -



EQ(1999)ミスダス様より引用
(1か所ミスを修正しました)


001  (1892) 『シャーロック・ホームズの冒険』 サー・アーサー・コナン・ドイル ★短篇集
002  (1932) 『Yの悲劇』 エラリイ・クイーン 
003  (1939) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー
004  (1911) 『ブラウン神父の童心』 ギルバート・ケイス・チェスタトン ★短篇集
005  (1942) 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ 
006 (1937) 『火刑法廷』 ジョン・ディクスン・カー 
007 (1953) 『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー 
008  (1926) 『アクロイド殺し』 アガサ・クリスティー 
009 (1932) 『Xの悲劇』 エラリイ・クイーン
009 (1934) 『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・L・セイヤーズ 
011  (1932) 『エジプト十字架の謎』 エラリイ・クイーン 
012 (1980) 『薔薇の名前』 ウンベルト・エーコ  
013  (1929) 『毒入りチョコレート事件』 アントニー・バークリー 
014  (1935) 『三つの棺』 ジョン・ディクスン・カー ★ハヤカワ文庫HM ★113
015 (1932) 『ギリシャ棺の謎』 エラリイ・クイーン ★創元推理文庫・ハヤカワ文庫HM・他 ★100
016  (1929) 『赤い収穫』 ダシール・ハメット ★ハヤカワ文庫HM・他/別題『血の収穫』 ★91
017  (1929) 『僧正殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン ★創元推理文庫・他 ★90
018  (1948) 『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド ★ハヤカワ文庫HM ★89
019  (1967) 『九マイルは遠すぎる』 ハリイ・ケメルマン ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★83 表題作のみ読了
020  (1964) 『さむけ』 ロス・マクドナルド ★ハヤカワ文庫HM ★76
021  (1907) 『黄色い部屋の謎』 ガストン・ルルー ★創元推理文庫・他 ★74
022  (1942) 『災厄の町』 エラリイ・クイーン ★ハヤカワ文庫HM ★69
023 (1920) 『樽』 フリーマン・ウィルズ・クロフツ ★創元推理文庫・他 ★67
024  (1937) 『トライアル&エラー』 アントニー・バークリー ★創元推理文庫/別題『試行錯誤』 ★66
025  (1965) 『興奮』 ディック・フランシス ★ハヤカワ文庫HM ★65
026  (1982) 『偽のデュー警部』 ピーター・ラヴゼイ ★ハヤカワ文庫HM ★64 CWA賞
027  (1965) 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル ★ハヤカワ文庫HM ★61
028 (1944) 『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス ★ハヤカワ文庫HM ★60
029  (1990) 『骨と沈黙』 レジナルド・ヒル ★HPB→ハヤカワ文庫HM ★58 CWA賞
030 (1948) 『あなたに似た人』 ロアルド・ダール ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★57  「味」、「おとなしい凶器」、「南から来た男」は読んだ
031 (1979) 『利腕』 ディック・フランシス ★ハヤカワ文庫HM ★56 MWA賞・CWA賞
032  (1930) 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット ★ハヤカワ文庫HM・他 ★55
032 (1953) 『死の接吻』 アイラ・レヴィン ★ハヤカワ文庫HM ★55 MWA賞
034  (1974) 『黒後家蜘蛛の会』 アイザック・アシモフ ★短篇集/創元推理文庫/シリーズでノミネート ★54
034  (1968) 『笑う警官』 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー ★角川文庫 ★54
036  (1979) 『ホッグ連続殺人』 ウィリアム・L・デアンドリア ★ハヤカワ文庫HM ★53 MWA賞
037  (1934) 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM・創元推理文庫 ★51
037  (1922) 『赤毛のレドメイン家』 イーデン・フィルポッツ ★創元推理文庫・他 ★51
039  (1942) 『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』 ジョン・ディクスン・カー ★創元推理文庫・他 ★48
040  (1949) 『九尾の猫』 エラリイ・クイーン ★ハヤカワ文庫HM ★47
040  (1929) 『詩人と狂人たち』 ギルバート・ケイス・チェスタトン ★短篇集/創元推理文庫 ★47
042 (1928) 『グリーン家殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 
042  (1983) 『招かれざる客たちのビュッフェ』 クリスチアナ・ブランド 
 「ジェミニ―・クリケット事件」は読んだ

044  (1975) 『ウッドストック行最終バス』 コリン・デクスター 

045 (1948) 『十日間の不思議』 エラリイ・クイーン 
046 (1902) 『バスカヴィル家の犬』 サー・アーサー・コナン・ドイル 
047  (1975) 『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ 
048  (1976) 『夢果つる街』 トレヴェニアン 
049  (1934) 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』 ジェイムズ・M・ケイン
050  (1938) 『野獣死すべし』 ニコラス・ブレイク
051  (1971) 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス 
051 (1951) 『時の娘』 ジョセフィン・テイ 
051  (1930) 『第二の銃声』 アントニー・バークリー 
054  (1975) 『シャドー81』 ルシアン・ネイハム 
054 (1938) 『ユダの窓』 ジョン・ディクスン・カー 
056  (1967) 『ドーヴァー4/切断』 ジョイス・ポーター 
057  (1940) 『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー 
057 1945) 『赤い右手』 ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ 
059  (1962) 『シンデレラの罠』 セバスチャン・ジャプリゾ 
059 (1956) 『わらの女』 カトリーヌ・アルレー 
059  (1845) 『黄金虫』 エドガー・アラン・ポー ★短篇/創元推理文庫「ポオ小
説全集」他 ★32
059  (1963) 『寒い国から帰ってきたスパイ』 ジョン・ル・カレ 
059  (1868) 『月長石』 ウィルキー・コリンズ 
059  (1989) 『策謀と欲望』 P・D・ジェイムズ 
065  (1987) 『ブラック・ダリア』 ジェイムズ・エルロイ 
066  (1913) 『トレント最後の事件』 E・C・ベントリー 
066 (1976) 『心ひき裂かれて』 リチャード・ニーリィ 
068 (1953) 『真っ白な嘘』 フレドリック・ブラウン ★短篇集
068 (1975) 『リリアンと悪党ども』 トニー・ケンリック 
068  (1929) 『ローマ帽子の謎』 エラリイ・クイーン 
071 (1988) 『羊たちの沈黙』 トマス・ハリス 
071 (1943) 『靴に棲む老婆』 エラリイ・クイーン 別題『生者と死者と』
073 (1987) 『古い骨』 アーロン・エルキンズ MWA賞
073  (1946) 『自宅にて急逝』 クリスチアナ・ブランド 
075 (1961) 『ウィチャリー家の女』 ロス・マクドナルド 
075 (1962) 『悪党パーカー/人狩り』 リチャード・スターク  ★25
075  (1934) 『毒蛇』 レックス・スタウト 
078  (1933) 『Zの悲劇』 エラリイ・クイーン 
078  (1955) 『女王陛下のユリシーズ号』 アリステア・マクリーン 
078  (1951) 『ビロードの悪魔』 ジョン・ディクスン・カー 
078  (1986) 『千尋の闇』 ロバート・ゴダード 
082  (1990) 『検屍官』 パトリシア・コーンウェル 
082  (1953) 『鋼鉄都市』 アイザック・アシモフ
082 (1931) 『男の首』 ジョルジュ・シムノン 
085 (1956) 『毒薬の小瓶』 シャーロット・アームストロング 
086  (1935) 『ABC殺人事件』 アガサ・クリスティー 
086 (1931) 『ガラスの鍵』 ダシール・ハメット 
086  (1970) 『ホット・ロック』 ドナルド・E・ウェストレイク  ★21
086  (1933) 『帽子蒐集狂事件』 ジョン・ディクスン・カー 
086 (1981) 『摩天楼の身代金』 リチャード・ジェサップ 
086  (1950) 『予告殺人』 アガサ・クリスティー 
092  (1976) 『キドリントンから消えた娘』 コリン・デクスター
092  (1993) 『シンプル・プラン』 スコット・スミス 
092  (1955) 『歯と爪』 ビル・S・バリンジャー 
092  (1936) 『中途の家』 エラリイ・クイーン 『途中の家』 
092  (1982) 『八百万の死にざま』 ローレンス・ブロック 
092  (1908) 『木曜の男』 ギルバート・ケイス・チェスタトン 

ジャーロ(2005) ミスダス様より引用


001  (1932) 『Yの悲劇』 エラリイ・クイーン 
002  (1911) 『ブラウン神父の童心』 ギルバート・ケイス・チェスタトン 
003  (1939) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー 
004  (1892) 『シャーロック・ホームズの冒険』 サー・アーサー・コナン・ドイル 
005  (1942) 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ 
006 (1937) 『火刑法廷』 ジョン・ディクスン・カー 
007  (1953) 『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー 
008  (1926) 『アクロイド殺し』 アガサ・クリスティー
009  (1932) 『エジプト十字架の謎』 エラリイ・クイーン 
010  (1980) 『薔薇の名前』 ウンベルト・エーコ 
011 (1935) 『三つの棺』 ジョン・ディクスン・カー 
012  (1929) 『僧正殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 
013  (1932) 『Xの悲劇』 エラリイ・クイーン 
014  (1932) 『ギリシャ棺の謎』 エラリイ・クイーン 
015  (1948) 『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド 
016  (1964) 『さむけ』 ロス・マクドナルド 
017  (1937) 『トライアル&エラー』 アントニー・バークリー 別題『試行錯誤』 
018  (1967) 『九マイルは遠すぎる』 ハリイ・ケメルマン ★短篇集
019  (1965) 『興奮』 ディック・フランシス 
020  (1965) 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル 
021  (1907) 『黄色い部屋の謎』 ガストン・ルルー 
022  (1929) 『毒入りチョコレート事件』 アントニー・バークリー 
023  (1955) 『はなれわざ』 クリスチアナ・ブランド 
024 (1934) 『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・L・セイヤーズ 
025  (1930) 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット ★ハヤカワ文庫HM・他 ★66
026  (1920) 『樽』 フリーマン・ウィルズ・クロフツ ★創元推理文庫・他 ★65
027 (1983) 『招かれざる客たちのビュッフェ』 クリスチアナ・ブランド ★創元推理文庫 ★63 「ジェミニ―・クリケット事件」は読んだ
028 (1929) 『カリブ諸島の手がかり』 T・S・ストリブリング ★短篇集
029  (1929) 『赤い収穫』 ダシール・ハメット 別題『血の収穫』 ★57
030 (1934) 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー 
031  (1910) 『813』 モーリス・ルブラン 
032  (1979) 『ホッグ連続殺人』 ウィリアム・L・デアンドリア  MWA賞
033  (1902) 『バスカヴィル家の犬』 サー・アーサー・コナン・ドイル 
034  (1942) 『災厄の町』 エラリイ・クイーン 
035 (1971) 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス 
035  (1955) 『女王陛下のユリシーズ号』 アリステア・マクリーン 
037  (1928) 『グリーン家殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 
037 (1929) 『詩人と狂人たち』 ギルバート・ケイス・チェスタトン ★短篇集
039  (1948) 『十日間の不思議』 エラリイ・クイーン
040  (1948) 『あなたに似た人』 ロアルド・ダール ★短篇集 「味」、「おとなしい凶器」、「南から来た男」は読んだ
041  (1990) 『骨と沈黙』 レジナルド・ヒル CWA賞
042  (1975) 『ウッドストック行最終バス』 コリン・デクスター 
043  (1868) 『月長石』 ウィルキー・コリンズ 
043 (1974) 『黒後家蜘蛛の会』 アイザック・アシモフ ★短篇集
045  (1982) 『偽のデュー警部』 ピーター・ラヴゼイ  CWA賞
045  (1933) 『Zの悲劇』 エラリイ・クイーン 
047  (1930) 『第二の銃声』 アントニー・バークリー 
048 (1977) 『星を継ぐもの』 ジェイムズ・P・ホーガン 
048 (1963) 『寒い国から帰ってきたスパイ』 ジョン・ル・カレ MWA賞・CWA賞
050 (1953) 『葬儀を終えて』 アガサ・クリスティー  
051  (1938) 『ユダの窓』 ジョン・ディクスン・カー 
052  (1938) 『ある詩人への挽歌』 マイクル・イネス 
053 (1962) 『シンデレラの罠』 セバスチャン・ジャプリゾ 
053 (1991) 『ストリート・キッズ』 ドン・ウィンズロウ 
053  (1951) 『ビロードの悪魔』 ジョン・ディクスン・カー 
056  (1992) 『夜のフロスト』 R・D・ウィングフィールド 
056  (1975) 『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ 
058  (1976) 『心ひき裂かれて』 リチャード・ニーリィ
058  (1981) 『警察署長』 スチュアート・ウッズ  MWA賞
058  (1922) 『赤毛のレドメイン家』 イーデン・フィルポッツ 
058  (1951) 『アデスタを吹く冷たい風』 トマス・フラナガン
062  (1940) 『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー 
062  (1953) 『死の接吻』 アイラ・レヴィン  MWA賞
064 (1975) 『シャドー81』 ルシアン・ネイハム 
064  (1943) 『貴婦人として死す』 ジョン・ディクスン・カー 
064 (1942) 『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』 ジョン・ディクスン・カー 
064  (1986) 『千尋の闇』 ロバート・ゴダード 
068  (1999) 『ハンニバル』 トマス・ハリス 
069  (1938) 『野獣死すべし』 ニコラス・ブレイク 
070  (1930) 『オランダ靴の謎』 エラリイ・クイーン 
070  (1841) 『モルグ街の殺人』 エドガー・アラン・ポー ★短篇
070  (1947) 『妖魔の森の家』 ジョン・ディクスン・カー ★短篇
070  (1934) 『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』 ジェイムズ・M・ケイン 
074  (1946) 『囁く影』 ジョン・ディクスン・カー
074  (1935) 『ABC殺人事件』 アガサ・クリスティー 
074  (1998) 『飛蝗(ばった)の農場』 ジェレミー・ドロンフィールド 
074  (1984) 『クリスマスのフロスト』 R・D・ウィングフィールド 
074  (1948) 『喪服のランデヴー』 ウィリアム・アイリッシュ
079 (1957) 『殺人交差点』 フレッド・カサック ★創元推理文庫/クライムクラブ版『殺人交叉点』を推薦
079  (1945) 『赤い右手』 ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ 
079  (1920?) 『名探偵オルメス』 カミ ★短篇集
079 (1996) 『サム・ホーソーンの事件簿I』 エドワード・D・ホック ★創元推理文庫 ★
079 (1947) 『殺しにいたるメモ』 ニコラス・ブレイク ★原書房 ★17
084  (1988) 『羊たちの沈黙』 トマス・ハリス ★新潮文庫 ★16
084  (1968) 『笑う警官』 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー ★角川文庫 ★16
084 (1845) 『黄金虫』 エドガー・アラン・ポー ★短篇/創元推理文庫「ポオ小説全集」他 ★16
084  (1946) 『消えた玩具屋』 エドマンド・クリスピン ★ハヤカワ文庫HM ★16
084 (1934) 『黒死荘殺人事件』 ジョン・ディクスン・カー ★ハヤカワ文庫HM・講談社文庫『プレイグコートの殺人』 ★16
089  (1964) 『ポップ1280』 ジム・トンプスン ★扶桑社 ★15
089  (1944) 『伝奇集』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス ★集英社 ★15
089  (1944) 『ゼロ時間へ』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM→クリスティー文庫 ★15
089 (1942) 『法の悲劇』 シリル・ヘアー ★ハヤカワ文庫HM ★15
093  (1977) 『見えないグリーン』 ジョン・スラデック ★ハヤカワ文庫HM ★14
093  (1943) 『動く指』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM→キュリスティー文庫 ★14  ★ハヤカワ文庫HM ★14
093  (1953) 『鋼鉄都市』 アイザック・アシモフ ★ハヤカワ文庫SF ★14
093 (1961) 『ウィチャリー家の女』 ロス・マクドナルド
097 (1986) 『パーフェクト・スパイ』 ジョン・ル・カレ ★ハヤカワ文庫NV ★13


ミステリマガジン(1991) ミスダス様より引用


001  (1942) 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ ★ハヤカワ文庫HM ★1793
002  (1965) 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル ★ハヤカワ文庫HM ★1570
003 (1892) 『シャーロック・ホームズの冒険』 サー・アーサー・コナン・ドイル ★短篇集/新潮文庫・他 ★1472
004 (1953) 『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー ★ハヤカワ文庫HM ★1420
005 (1948) 『あなたに似た人』 ロアルド・ダール ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★1254 「味」、「おとなしい凶器」、「南から来た男」は読んだ
006 (1982) 『偽のデュー警部』 ピーター・ラヴゼイ ★ハヤカワ文庫HM ★1252 CWA賞
007  (1932) 『Yの悲劇』 エラリイ・クイーン ★創元推理文庫・ハヤカワ文庫HM・他 ★1242
008 (1953) 『死の接吻』 アイラ・レヴィン ★ハヤカワ文庫HM ★1168
009 The Main (1976) 『夢果つる街』 トレヴェニアン ★角川文庫 ★1149
010 Last Seen Wearing (1976) 『キドリントンから消えた娘』 コリン・デクスター ★ハヤカワ文庫HM ★1128
011 The Daughter of Time (1951) 『時の娘』 ジョセフィン・テイ ★ハヤカワ文庫HM ★1106
012 The Innocence of Father Brown (1911) 『ブラウン神父の童心』 ギルバート・ケイス・チェスタトン ★短篇集/創元推理文庫・他 ★1055
013 The Hog Murders (1979) 『ホッグ連続殺人』 ウィリアム・L・デアンドリア ★ハヤカワ文庫HM ★1054 MWA賞
014 Last Bus to Woodstock (1975) 『ウッドストック行最終バス』 コリン・デクスター ★ハヤカワ文庫HM ★1022
015 Tales of the Black Widowers (1974) 『黒後家蜘蛛の会』 アイザック・アシモフ ★短篇集/創元推理文庫 ★1013
016 Hard Line (1982) 『刑事の誇り』 マイクル・Z・リューイン ★HPB ★977
017 The Name of the Rose (1980) 『薔薇の名前』 ウンベルト・エーコ ★東京創元社 ★930
018 The Postman Always Rings Twice (1934) 『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』 ジェイムズ・M・ケイン ★ハヤカワ文庫HM・他 ★903
019 An Unsuitable Job for a Women (1972) 『女には向かない職業』 P・D・ジェイムズ ★HPB→ハヤカワ文庫HM ★898
020 Last Seen Wearing ... (1952) 『失踪当時の服装は』 ヒラリイ・ウォー ★創元推理文庫 ★884
021 Buffet for Unwellcome Guests (1983) 『招かれざる客たちのビュッフェ』 クリスチアナ・ブランド ★創元推理文庫 ★879 「ジェミニ―・クリケット事件」は読んだ
022 The Silence of the Lambs (1988) 『羊たちの沈黙』 トマス・ハリス ★新潮文庫 ★861
023 Farewell, My Lovely (1940) 『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー ★ハヤカワ文庫HM ★850
024 Ten Little Niggers (1939) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM→クリスティー文庫 ★811
025 The Chill (1964) 『さむけ』 ロス・マクドナルド ★ハヤカワ文庫HM ★785
026 Chiefs (1981) 『警察署長』 スチュアート・ウッズ ★ハヤカワ文庫NV ★768 MWA賞
027 A Running Duck (Fair Game) (1978) 『逃げるアヒル』 ポーラ・ゴズリング ★ハヤカワ文庫HM ★744 CWA賞
028 The Nine Mile Walk (1967) 『九マイルは遠すぎる』 ハリイ・ケメルマン ★短篇集/ハヤカワ文庫HM ★721 表題作のみ読了
029 Old Bones (1987) 『古い骨』 アーロン・エルキンズ ★ハヤカワ文庫HM ★718
030 Home Sweet Homicide (1944) 『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス ★ハヤカワ文庫HM ★70
031 Tour de Force (1955) 『はなれわざ』 クリスチアナ・ブランド ★ハヤカワ文庫HM ★694
032 The Man with Two Wives (1955) 『二人の妻をもつ男』 パトリック・クェンティン ★創元推理文庫 ★679
033 The Laughing Policeman (1968) 『笑う警官』 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー ★角川文庫 ★674
034 Black Dahlia (1987) 『ブラック・ダリア』 ジェイムズ・エルロイ ★文春文庫 ★663
035 Presumed Innocent (1987) 『推定無罪』 スコット・トゥロー ★文春文庫 ★654
036 Eight Million Ways to Die (1982) 『八百万の死にざま』 ローレンス・ブロック ★ハヤカワ文庫HM ★654
037 The Maltese Falcon (1930) 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット ★ハヤカワ文庫HM・他 ★652
038 The Beast Must Die (1938) 『野獣死すべし』 ニコラス・ブレイク ★ハヤカワ文庫HM ★643
039 Triangle (1982) 『真夜中の相棒』 テリー・ホワイト ★文春文庫 ★638
040 For Kicks (1965) 『興奮』 ディック・フランシス ★ハヤカワ文庫HM ★623
041 Cop Hater (1956) 『警官嫌い』 エド・マクベイン ★ハヤカワ文庫HM ★609
042 The Hound of the Baskervilles (1902) 『バスカヴィル家の犬』 サー・アーサー・コナン・ドイル ★新潮文庫・他 ★593
043 In the Heat of the Night (1965) 『夜の熱気の中で』 ジョン・ボール ★ハヤカワ文庫HM ★586
044 The Red Redmaynes (1922) 『赤毛のレドメイン家』 イーデン・フィルポッツ ★創元推理文庫・他 ★579
045 The Tragedy of X (1932) 『Xの悲劇』 エラリイ・クイーン ★創元推理文庫・ハヤカワ文庫HM・他 ★578
046 The Cask (1920) 『樽』 フリーマン・ウィルズ・クロフツ ★創元推理文庫・他 ★570
047 Mystery Stories (1956) 『特別料理』 スタンリイ・エリン ★短篇集/早川書房 ★565
048 The Murder of Roger Ackroyd (1926) 『アクロイド殺し』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM・創元推理文庫『アクロイド殺害事件』 ★558
049 La Femme de Paille (1956) 『わらの女』 カトリーヌ・アルレー ★創元推理文庫 ★542
050 Le mystere de la Chambre Jaune (1907) 『黄色い部屋の謎』 ガストン・ルルー ★創元推理文庫・他 ★532
051 A Judgment in Stone (1977) 『ロウフィールド館の惨劇』 ルース・レンデル ★角川文庫 ★531
052 Skyjack (1972) 『スカイジャック』 トニー・ケンリック ★角川文庫 ★530
053 The Most Dangerous Game (1963) 『もっとも危険なゲーム』 ギャビン・ライアル ★ハヤカワ文庫HM ★529
054 Rebecca (1938) 『レベッカ』 ダフネ・デュ・モーリア ★新潮文庫・他 ★526 
055 The Burning Court (1937) 『火刑法廷』 ジョン・ディクスン・カー ★ハヤカワ文庫HM ★523
056 A Coffin for Dimitrios (1939) 『ディミトリオスの棺』 エリック・アンブラー
057 Rough Cider (1986) 『苦い林檎酒』 ピーター・ラヴゼイ
058 The Hot Rock (1970) 『ホット・ロック』 ドナルド・E・ウェストレイク 
059 A Bouquet of Clean Crime and Neat Murders (1960) 『うまい犯罪、しゃれた犯罪』 ヘンリー・スレッサー ★短篇集/HPB ★488
060 The Bishop Murder Case (1929) 『僧正殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 
061 Dover and the Unkindest Cut of All (1967) 『ドーヴァー4/切断』 ジョイス・ポーター 
062 (1973) 『魔性の殺人』 ローレンス・サンダース 
063 (1979) 『利腕』 ディック・フランシス MWA賞・CWA賞
063 (1929) 『血の収穫』 ダシール・ハメット 
065 (1948) 『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド 
066 (1985) 『眠れる犬』 ディック・ロクティ
067 (1929) 『毒入りチョコレート事件』 アントニー・バークリー 
068  (1944) 『緑は危険』 クリスチアナ・ブランド 
069  (1981) 『ゴーリキー・パーク』 マーティン・クルーズ・スミス 
070 (1982) 『皮膚の下の頭蓋骨』 P・D・ジェイムズ 
071 The Murder in the Rue Morgue (1841) 「モルグ街の殺人』 エドガー・アラン・ポー ★短篇/創元推理文庫「ポオ小説全集」他 ★415
072 (1952?) 『ママは何でも知っている』 ジェイムズ・ヤッフェ ★短篇集
073  (1953) 『真っ白な嘘』 フレドリック・ブラウン ★短篇集
074 (1977) 『見えないグリーン』 ジョン・スラデック 
075  (1962) 『シンデレラの罠』 セバスチャン・ジャプリゾ 
075 (1985) 『煙草屋の密室』 ピーター・ラヴゼイ 
077 (1985) 『大きな枝が折れる時』 ジョナサン・ケラーマン
078 (1978) 『さらば甘き口づけ』 ジェイムズ・クラムリー
079  (1976) 『夜勤刑事』 マイクル・Z・リューイン 
080  (1931) 『殺意』 アントニー・バークリー 
080 (1961) 『ウィチャリー家の女』 ロス・マクドナルド 
082  (1939) 『大いなる眠り』 レイモンド・チャンドラー 
083  (1975) 『リリアンと悪党ども』 トニー・ケンリック 
083 (1984) 『女刑事の死』 ロス・トーマス 
085 (1948) 『喪服のランデヴー』 ウィリアム・アイリッシュ
086  (1868) 『月長石』 ウィルキー・コリンズ 
087 (1981) 『初秋』 ロバート・B・パーカー 
088  (1979) 『ゼロの罠』 ポーラ・ゴズリング 
089  (1975) 『ハメット』 ジョー・ゴアズ 
089 (1986) 『長く孤独な狙撃』 パトリック・ルエル 
091 (1928) 『グリーン家殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン 
092  (1932) 『エジプト十字架の謎』 エラリイ・クイーン
093  (1955) 『歯と爪』 ビル・S・バリンジャー 
094  (1939) 『ミス・ブランディッシの蘭』 ジェームズ・ハドリー・チェイス 
095 Red Dragon (1981) 『レッド・ドラゴン』 トマス・ハリス ★新潮文庫 ★319
096  (1978) 『マダム・タッソーがお待ちかね』 ピーター・ラヴゼイ 
096  (1975) 『酔いどれの誇り』 ジェイムズ・クラムリー  ★315
098  (1986) 『男たちの絆』 マイクル・Z・リューイン 
099 (1965) 『大穴』 ディック・フランシス 
100  (1981) 『消えた女』 マイクル・Z・リューイン 

冒険小説(1992)ミスダス様より引用


001 H. M. S. Ulysses (1955) 『女王陛下のユリシーズ号』 アリステア・マクリーン ★ハヤカワ文庫NV ★2055
002 The Day of the Jackal (1971) 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス ★角川文庫 ★1926 
003 The Spy Who Came in from the Cold (1963) 『寒い国から帰ってきたスパイ』 ジョン・ル・カレ ★ハヤカワ文庫NV ★1329 MWA賞・CWA賞
004 The Hunt for Red October (1984) 『レッド・オクトーバーを追え』 トム・クランシー ★文春文庫 ★1215
005 Eagle Has Landed (1975) 『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ ★ハヤカワ文庫NV ★1206
006 Storm Warning (1976) 『脱出航路』 ジャック・ヒギンズ ★ハヤカワ文庫NV ★1130
007 Midnight Plus One (1965) 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル ★ハヤカワ文庫HM ★1116
008 Charlie Muffin (1977) 『消されかけた男』 ブライアン・フリーマントル ★新潮文庫 ★1042
009 Shadow 81 (1975) 『シャドー81』 ルシアン・ネイハム ★新潮文庫 ★916
010 Shall We Tell the President? (1977) 『大統領に知らせますか?』 ジェフリー・アーチャー★新潮文庫 ★825
011 The Odessa File (1972) 『オデッサ・ファイル』 フレデリック・フォーサイス ★角川文庫 ★723
012 Black Sunday (1975) 『ブラックサンデー』 トマス・ハリス ★新潮文庫 ★722
013 Raise the Titanic! (1976) 『タイタニックを引き揚げろ』 クライブ・カッスラー ★新潮文庫 ★684
014 The Deadly Document (1980) 『パンドラ抹殺文書』 マイケル・バー=ゾウハー ★ハヤカワ文庫NV ★683
015 The Bourne Identity (1980) 『暗殺者』 ロバート・ラドラム ★新潮文庫 ★675
016 High Citadel (1965) 『高い砦』 デズモンド・バグリイ ★ハヤカワ文庫HM ★667
017 The Guns of Navarone (1957) 『ナヴァロンの要塞』 アリステア・マクリーン ★ハヤカワ文庫NV ★665
018 (1869) 『海底二万里』 ジュール・ヴェルヌ 
019  (1985) 『闇の奥へ』 クレイグ・トーマス 
020  (1973) 『別れを告げに来た男』 ブライアン・フリーマントル 
021 (1965) 『興奮』 ディック・フランシス 
022  (1978) 『ヒューマン・ファクター』 グレアム・グリーン 
023  (1963) 『ゴールデン・キール』 デズモンド・バグリイ
024 (1989) 『ロセンデール家の嵐』 バーナード・コーンウェル 
025 (1976) 『ブラジルから来た少年』 アイラ・レヴィン 
026  (1978) 『針の眼』 ケン・フォレット 
027  (1962) 『黄金のランデヴー』 アリステア・マクリーン 
028  (1957) 『ロシアから愛をこめて』 イァン・フレミング 
029 (1979) 『利腕』 ディック・フランシス  MWA賞・CWA賞
030 (1939) 『ディミトリオスの棺』 エリック
031 (1973) 『Uボート』 ロータル=ギュンター・ブーフハイム 
032 (1980) 『北壁の死闘』 ボブ・ラングレー 
033  (1956) 『眼下の敵』 D・A・レイナー 
034 (1981) 『摩天楼の身代金』 リチャード・ジェサップ
035  (1980) 『A-10奪還チーム出動せよ』 スティーヴン・L・トンプスン 
036  (1974) 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 ジョン・ル・カレ 
036  (1974) 『戦争の犬たち』 フレデリック・フォーサイス 
038 (1963) 『もっとも危険なゲーム』 ギャビン・ライアル 
039 (1977) 『ファイアフォックス』 クレイグ・トーマス 
040 (1974) 『ジョーズ』 ピーター・ベンチリー 
040  (1986) 『ロシア皇帝の密約』 ジェフリー・アーチャー 
042  (1915) 『三十九階段』 ジョン・バカン 
042  (1974) 『マラソン・マン』 ウィリアム・ゴールドマン 
044  (1980) 『燃える男』 A・J・クィネル 
045  (1979) 『シブミ』 トレヴェニアン 
046  (1973) 『死にゆく者への祈り』 ジャック・ヒギンズ
047 (1950) 『第三の男』 グレアム・グリーン ★早川書房《グレアム・グリーン全集11》 
048 (1986) 『スリーパーにシグナルを送れ』 ロバート・リテル
049  (1979) 『悪魔の選択』 フレデリック・フォーサイス 
050  (1938) 『あるスパイへの墓碑銘』 エリック・アンブラー 
051  (1972) 『アイガー・サンクション』 トレヴェニアン 
052 (1977) 『スクールボーイ閣下』 ジョン・ル・カレ  CWA賞
053  (1984) 『血の絆』 A・J・クィネル 
054  (1975) 『ホップスコッチ』 ブライアン・ガーフィールド 
055 Nerve (1964) 『度胸』 ディック・フランシス 
055  (1983) 『リトル・ドラマー・ガール』 ジョン・ル・カレ 
055  (1975) 『虎の眼』 ウィルバー・スミス 
058  (1989) 『真夜中のデッドリミット』 スティーヴン・ハンター 
059 (1980) 『第五の騎手』 ラリー・コリンズ&ドミニク・ラピエール 
060 (1978) 『逃げるアヒル』 ポーラ・ゴズリング  CWA賞
061 (1956) 『メリー・ディア号の遭難』 ハモンド・イネス
062 (1979) 『八番目の小人』 ロス・トーマス 
063  (1964) 『ベルリンの葬送』 レン・デイトン 
064  (1965) 『大穴』 ディック・フランシス 
065  (1979) 『スマイリーと仲間たち』 ジョン・ル・カレ 
065  (1984) 『第四の核』 フレデリック・フォーサイス 
067  (1980) 『サンドラー迷路』 ノエル・ハインド 
068 (1912) 『奇巌城』 モーリス・ルブラン
069  (1981) 『ゴーリキー・パーク』 マーティン・クルーズ・スミス
069  (1982) 『狂気のモザイク』 ロバート・ラドラム 
071 (1989) 『ネゴシエイター』 フレデリック・フォーサイス 
072  (1941) 『NかMか』 アガサ・クリスティー 
072  (1959) 『最後の国境線』 アリステア・マクリーン 
074 (1928) 『秘密諜報部員』 W・サマセット・モーム ★短篇集/別題『アシェンデン』
075 (1885) 『ソロモン王の宝窟』 ヘンリー・ライダー・ハガード 
076  (1988) 『殺意の海へ』 バーナード・コーンウェル 
076  (1951) 『非情の海』 ニコラス・モンサラット 『怒りの海』
078  (1883) 『宝島』 ロバート・ルイス・スティーヴンスン(大人になってからは読んでいない)
079 (1973) 『過去からの狙撃者』 マイケル・バー=ゾウハー 
080  (1984) 『南海の迷路』 デズモンド・バグリイ 
081  (1980) 『ベルリン 二つの貌』 ジョン・ガードナー 
082  (1966) 『冷戦交換ゲーム』 ロス・トーマス
083 (1981) 『モルディダ・マン』 ロス・トーマス 
084  (1967) 『イルカの日』 ロベール・メルル 
084(1989) 『ファイナル・オペレーション』 ジョン・R・マキシム 
086 (1984) 『めざせダウニング街10番地』 ジェフリー・アーチャー 
087  (1980) 『ファントム謀略ルート』 マイケル・バー=ゾウハー 
088  (1973) 『ルウィンターの亡命』 ロバート・リテル 
089 (1984) 『樹海戦線』 J・C・ポロック 
090 (1950) 『海軍士官候補生』 セシル・スコット・フォレスター ★ハヤカワ文庫NV・他/ホーンブロワー・シリーズでノミネート ★163
091  (1980) 『チャーリー・ヘラーの復讐』 ロバート・リテル
091  (1979) 『マタレーズ暗殺集団』 ロバート・ラドラム 
093  (1954) 『死ぬのは奴らだ』 イァン・フレミング 
094  (1949) 『大氷原の嵐』 ハモンド・イネス 
095  (1939) 『密使』 グレアム・グリーン ★早川書房《グレアム・グリーン全集》
095 (1987) 『五百万ドルの迷宮』 ロス・トーマス 
095  (1982) 『スナップ・ショット』 A・J・クィネル 
098 (1986) 『暗殺者を愛した女』 ブライアン・フリーマントル 
099  (1971) 『北海の墓場』 アリステア・マクリーン 
100  (1987) 『透明人間の告白』 H・F・セイント 

MWA(1995) ミスダス様より引用


001  (1887) 『シャーロック・ホームズ全集』 サー・アーサー・コナン・ドイル ★新潮文庫・創元推理文庫・他/『緋色の研究』の初出年で記載 
長編は全部読んでます。


002  (1930) 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット 
003 (1845) 『ポオ小説全集』 エドガー・アラン・ポー ★短篇集/創元推理文庫「ポオ小説全集」他
004  (1951) 『時の娘』 ジョセフィン・テイ 
005  (1987) 『推定無罪』 スコット・トゥロー
006  (1963) 『寒い国から帰ってきたスパイ』 ジョン・ル・カレ 
007  (1868) 『月長石』 ウィルキー・コリンズ 
008 (1939) 『大いなる眠り』 レイモンド・チャンドラー 
009  (1938) 『レベッカ』 ダフネ・デュ・モーリア ★新潮文庫・他 
010  (1939) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM→クリスティー文庫
011  (1958) 『裁判』 ロバート・トレイヴァー 
012  (1926) 『アクロイド殺し』 アガサ・クリスティー ★ハヤカワ文庫HM・創元推理文庫『アクロイド殺害事件』
013  (1953) 『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー ★ハヤカワ文庫HM
014 (1934) 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』 ジェイムズ・M・ケイン 
015  (1969) 『ゴッドファーザー』 マリオ・プーヅォ 
016  (1988) 『羊たちの沈黙』 トマス・ハリス 
017  (1939) 『ディミトリオスの棺』 エリック・アンブラー 
018  (1935) 『大学祭の夜』 ドロシー・L・セイヤーズ ★春秋社(抄訳)/創元推理文庫『学寮祭の夜』
019  (1948) 『検察側の証人』 アガサ・クリスティー ★創元推理文庫『クリスチィ短編全集1』/ハ文『検察側の証人』(クリスティ戯曲集2)
020 (1971) 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス 
021  (1940) 『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー 
022 (1915) 『三十九階段』 ジョン・バカン 
023  (1980) 『薔薇の名前』 ウンベルト・エーコ 
024 (1866) 『罪と罰』 フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー
025  (1978) 『針の眼』 ケン・フォレット 
027 (1981) 『レッド・ドラゴン』 トマス・ハリス 
028 (1934) 『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・L・セイヤーズ 
029  (1974) 『フレッチ/殺人方程式』 グレゴリー・マクドナルド 
030  (1974) 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 ジョン・ル・カレ
031  (1934) 『影なき男』 ダシール・ハメット 
032  (1860) 『白衣の女』 ウィルキー・コリンズ 
033  (1913) 『トレント最後の事件』 E・C・ベントリー 
034  (1943) 『殺人保険』 ジェイムズ・M・ケイン 
035 (1981) 『ゴーリキー・パーク』 マーティン・クルーズ・スミス 
036 (1930) 『毒を食らわば』 ドロシー・L・セイヤーズ 
037  (1973) 『死者の舞踏場』 トニイ・ヒラーマン  MWA賞
038  (1970) 『ホット・ロック』 ドナルド・E・ウェストレイク 
039  (1929) 『赤い収穫』 ダシール・ハメット 別題『血の収穫』
040  (1908) 『螺旋階段』 メアリー・ロバーツ・ラインハート
041 (1934) 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー 
042  (1991) 『法律事務所』 ジョン・グリシャム 
043  (1962) 『イプクレス・ファイル』 レン・デイトン 
044  (1943) 『ローラ殺人事件』 ヴェラ・キャスパリ 
045  (1947) 『裁くのは俺だ』 ミッキー・スピレイン 
046  (1968) 『笑う警官』 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー 
047 (1972) 『強盗プロフェッショナル』 ドナルド・E・ウェストレイク
048  (1950) 『第三の男』 グレアム・グリーン ★早川書房《グレアム・グリーン全集11》
049  (1952) 『内なる殺人者』 ジム・トンプスン 
050  (1975) 『子供たちはどこにいる』 メアリ・ヒギンズ・クラーク 
051  (1982) 『アリバイのA』 スー・グラフトン 
052 (1973) 『魔性の殺人』 ローレンス・サンダース 
053  (1988) 『時を盗む者』 トニイ・ヒラーマン 
054 (1966) 『冷血』 トルーマン・カポーティ 
055  (1939) 『追われる男』 ジェフリー・ハウスホールド 
056  (1933) 『殺人は広告する』 ドロシー・L・セイヤーズ 
057  (1911) 『ブラウン神父の童心』 ギルバート・ケイス・チェスタトン ★短篇集/創元推理文庫・他
058 (1979) 『スマイリーと仲間たち』 ジョン・ル・カレ 
059 (1943) 『湖中の女』 レイモンド・チャンドラー 
060  (1960) 『アラバマ物語』 ハーパー・リー ピューリッツァ賞
061 Our Man in Havana (1958) 『ハバナの男』 グレアム・グリーン ★早川書房《グレアム・グリーン全集15》
062 The Mystery of Edwin Drood (1870) 『エドウィン・ドルードの謎』 チャールズ・ディケンズ ★創元推理文庫
063 Wobble to Death (1970) 『死の競歩』 ピーター・ラヴゼイ ★HPB
064 Ashenden; or, The British Agent (1928) 『秘密諜報部員』 W・サマセット・モーム ★短篇集/創元推理文庫・他/別題『アシェンデン』
065 The Seven-per-cent Solution (1974) 『シャーロック・ホームズ氏の素敵な挑戦』 ニコラス・メイヤー ★扶桑社ミステリー
066 The Doorbell Rang (1965) 『ネロ・ウルフ対FBI』 レックス・スタウト ★光文社文庫
067 Stick (1983) 『スティック』 エルモア・レナード ★文春文庫
068 The Little Drummer Girl (1983) 『リトル・ドラマー・ガール』 ジョン・ル・カレ ★ハヤカワ文庫NV
069 Brighton Rock (1938) 『ブライトン・ロック』 グレアム・グリーン ★早川書房《グレアム・グリーン全集6》・他/別題『不良少年』
070 Dracula (1897) 『吸血鬼ドラキュラ』 ブラム・ストーカー ★創元推理文庫
071 The Talented Mr. Ripley (1955) 『太陽がいっぱい』 パトリシア・ハイスミス ★角川文庫/河出文庫『リプリー』
072 The Moving Toyshop (1946) 『消えた玩具屋』 エドマンド・クリスピン ★ハヤカワ文庫HM
073 A Time to Kill (1989) 『評決のとき』 ジョン・グリシャム ★新潮文庫 一度挫折
074 Last Seen Wearing ... (1952) 『失踪当時の服装は』 ヒラリイ・ウォー ★創元推理文庫
075 Little Caeser (1929) 『リトル・シーザー』 W・R・バーネット ★小学館/映画「犯罪王リコ」の原作
076 The Friend of Eddie Coyle (1972) 『エディ・コイルの友人たち』 ジョージ・V・ヒギンズ ★ハヤカワ文庫NV
077 Clouds of Witness (1926) 『雲なす証言』 ドロシー・L・セイヤーズ ★創元推理文庫
078 From Russia With Love (1957) 『ロシアから愛をこめて』 イァン・フレミング ★創元推理文庫
079 Beastin in View (1955) 『狙った獣』 マーガレット・ミラー ★創元推理文庫 MWA賞
080 Smallbone Deceased (1950) 『スモールボーン氏は不在』 マイケル・ギルバート ★小学館
081 The Franchise Affair (1948) 『フランチャイズ事件』 ジョセフィン・テイ ★HPB
083 Shroud for a Nightingale (1971) 『ナイチンゲールの屍衣』 P・D・ジェイムズ ★HPB→ハヤカワ文庫HM
084 The Hunt for Red October (1984) 『レッド・オクトーバーを追え』 トム・クランシー ★文春文庫
085 Chinaman's Chance (1978) 『大博奕』 ロス・トーマス ★立風書房
086 The Secret Agent (1907) 『密偵』 ジョゼフ・コンラッド ★岩波文庫・他
087 The Dreadful Lemon Sky (1975) 『レモン色の戦慄』 ジョン・D・マクドナルド ★角川文庫
088 The Glass Key (1931) 『ガラスの鍵』 ダシール・ハメット ★ハヤカワ文庫HM・他
089 A Judgment in Stone (1977) 『ロウフィールド館の惨劇』 ルース・レンデル ★角川文庫
090 Brat Farrar (1949) 『魔性の馬』 ジョセフィン・テイ ★小学館
091 The Chill (1964) 『さむけ』 ロス・マクドナルド ★ハヤカワ文庫HM
092 Devil in a Blue Dress (1990) 『ブルー・ドレスの女』 ウォルター・モズリイ ★ハヤカワ文庫HM
093 The Choirboys (1975) 『クワイヤボーイズ』 ジョゼフ・ウォンボー ★早川書房
094  (1967) 『我輩はカモである』 ドナルド・E・ウェストレイク MWA賞
095  (1944) 『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス 
096 (1935) 『三つの棺』 ジョン・ディクスン・カー
097  (1982) 『女と男の名誉』 リチャード・コンドン 
098 (1974) 『スティーム・ピッグ』 ジェイムズ・マクルーア
099  (1970) 『ふりだしに戻る』 ジャック・フィニイ

ハヤカワ海外ミステリ ブックテラバイト様より引用(数か所、ミスを修正しました)


1 長いお別れ レイモンド・チャンドラー
2 幻の女 ウイリアム・アイリッシュ
3 そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー
4 火刑法廷 ジョン・ディクスン・カー
5 深夜プラス1 ギャビン・ライアル 
6 死の接吻 アイラ・レヴィン MWA賞
7 Yの悲劇 エラリイ・クイーン
8 さむけ ロス・マクドナルド
9 あなたに似た人 ロアルド・ダール 「味」、「おとなしい凶器」、「南から来た男」は読んだ
10 偽のデュー警部 ピーター・ラヴゼイ CWA賞
11 寒い国から帰ってきたスパイ ジョン・ル・カレ MWA賞・CWA賞
12 興奮 ディック・フランシス
13 魔性の殺人 ローレンス・サンダーズ
14 ウィチャリー家の女 ロス・マクドナルド
15 スイートホーム殺人事件 クレイグ・ライス
16 利腕 ディック・フランシス MWA賞・CWA賞
17 赤い収穫 ダシール・ハメット
18 さらば甘き口づけ ジェイムズ・クラムリー
19 三つの棺 ジョン・ディクスン・カー
20 ウッドストック行最終バス コリン・デクスター
21 さらば愛しき女よ レイモンド・チャンドラー
22 女王陛下のユリシーズ号 アリステア・マクリーン
23 マルタの鷹 ダシール・ハメット
24 高い砦 デズモンド・バグリイ
25 アクロイド殺し アガサ・クリスティー
26 ホッグ連続殺人 ウィリアム・L・デアンドリア MWA賞
27 シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル
28 時の娘 ジョセフィン・テイ
29 八百万の死にざま ローレンス・ブロック
30 ヒューマン・ファクター グレアム・グリーン
31 レッド・ドラゴン トマス・ハリス
32 キドリントンから消えた娘 コリン・デクスター
33 警察署長 スチュアート・ウッズ MWA賞
34 雪は汚れていた ジョルジュ・シムノン
35 スクールボーイ閣下 ジョン・ル・カレ CWA賞
36 ジェニーの肖像 ロバート・ネイサン
37 初秋 ロバート・B・パーカー
38 Xの悲劇 エラリイ・クイーン
39 お楽しみの埋葬 エドマンド・クリスピン
40 郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす ジェイムズ・M・ケイン
41 ジェゼベルの死 クリスチアナ・ブランド
42 大穴 ディック・フランシス
43 迷宮課事件簿 ロイ・ヴィカーズ
44 ディミトリオスの棺 エリック・アンブラー
45 九尾の猫 エラリイ・クイーン
46 警官嫌い エド・マクベイン
47 悪党パーカー/人狩り ドナルド・E・ウェストレイク
48 まるで天使のような マーガレット・ミラー
49 料理人 ハリー・クレッシング
50 鷲は舞い降りた ジャック・ヒギンズ
51 暗い鏡の中に ヘレン・マクロイ
52 災厄の町 エラリイ・クイーン
53 野獣死すべし ニコラス・ブレイク
54 見えないグリーン ジョン・スラデック
55 シブミ トレヴェニアン
56 黄色い部屋の秘密 ガストン・ルルー
57 ナヴァロンの要塞 アリステア・マクリーン
58 苦い林檎酒 ピーター・ラヴゼイ
59 ゴースト・ストーリー ピーター・ストラウブ
60 女には向かない職業 P・D・ジェイムズ
61 喪服のランデヴー ウィリアム・アイリッシュ
62 古い骨 アーロン・エルキンズ MWA賞
63 死の蔵書 ジョン・ダニング
64 骨と沈黙 レジナルド・ヒル CWA賞
65 アンクル・アブナーの叡知 メルヴィス・D・ポースト
66 オリエント急行の殺人 アガサ・クリスティー
67 キャッチ=22 ジョーゼフ・ヘラー 一度挫折
68 策謀の欲望 P・D・ジェイムズ
69 罪なき血 P・D・ジェイムズ
70 静寂の叫び ジェフリー・ディーヴァー
71 神が忘れた町 ロス・トーマス
72 透きとおった部屋 フェリース・ピカーノ
73 囁く影 ジョン・ディクスン・カー
74 法の悲劇 シリル・ヘアー
75 エジプト十字架の謎 エラリイ・クイーン
76 黒衣の女 スーザン・ヒル
77 九マイルは遠すぎる ハリイ・ケメルマン
78 切断 ジョイス・ポーター
79 人の死に行く道 ロス・マクドナルド
80 もっとも危険なゲーム ギャビン・ライアル
81 森を抜ける道 コリン・デクスター CWA賞
82 エドガー賞全集 ビル・プロンジーニ
83 ギリシャ棺の謎 エラリイ・クイーン
84 暗闇へのワルツ ウィリアム・アイリッシュ
85 大はずれ殺人事件 クレイグ・ライス
86 ガラスの鍵 ダシール・ハメット
87 腰ぬけ連盟 レックス・スタウト
88 山荘綺談 シャーリイ・ジャクスン
89 十日間の不思議 エラリイ・クイーン
90 皮膚の下の頭蓋骨 P・D・ジェイムズ
91 サマータイム・ブルース サラ・パレツキー
92 ABC殺人事件 アガサ・クリスティー
93 ウィスパーズ ディーン・R・クーンツ
94 踊る黄金像 ドナルド・E・ウェストレイク
95 死者の中からアロー/ナルスジャック
96 逃げるアヒル ポーラ・ゴズリング CWA賞
97 緑は危険 クリスチアナ・ブランド
98 パンドラ抹殺文書 マイケル・バー=ゾウハー
99 予告殺人 アガサ・クリスティー
100 列車の死 F・W・クロフツ
 

(ミステリが読みたいforビギナーズベスト100:作家は気まぐれで)



1. そして誰もいなくなった : アガサ・クリスティー
 2. 幻の女 : ウィリアム・アイリッシュ
 3. ブラウン神父の童心 : G・K・チェスタトン
 4. ロング・グッドバイ : レイモンド・チャンドラー
5. 死の接吻 : アイラ・レヴィン
 6. シャーロック・ホームズの冒険 : アーサー・コナン・ドイル
 7. アクロイド殺し : アガサ・クリスティー
8. Yの悲劇 : エラリー・クイーン
 9. 羊たちの沈黙 : トマス・ハリス
 10. ボーン・コレクター : ジェフリー・ディーヴァー
11. クリスマスのフロスト : R・D・ウィングフィールド
 12. 八百万の死にざま : ローレンス・ブロック
 13. 薔薇の名前 : ウンベルト・エーコ 
 14. 警察署長 : スチュアート・ウッズ
 15. 赤い収穫 : ダシール・ハメット
 16. 毒入りチョコレート事件 : アントニイ・バークリー
 17. 黒後家蜘蛛の会 : アイザック・アシモフ
18. 深夜プラス1 : ギャビン・ライアル
 19. あなたに似た人 : ロアルド・ダール  「味」、「おとなしい凶器」、「南から来た男」は読んだ
 20. マルタの鷹 : ダシール・ハメット
 21. ホット・ロック : ドナルド・E・ウェストレイク
 22. 郵便配達はいつも二度ベルを鳴らす : ジェイムズ・M・ケイン
 23. さむけ : ロス・マクドナルド
 24. 寒い国から帰ってきたスパイ : ジョン・ル・カレ
 25. ストリート・キッズ : ドン・ウィンズロウ
26. さよなら、愛しい人 : レイモンド・チャンドラー
 27. スイートホーム殺人事件 : クレイグ・ライス
28. 黄色い部屋の秘密 : ガストン・ルルー
29. 火刑法廷 : ジョン・ディクスン・カー
30. 野獣死すべし : ニコラス・ブレイク
31 三つの棺 ジョン・ディクスン・カー
32 利腕 ディック・フランシス
33 ウィチャリー家の女 ロス・マクドナルド
34 大穴 ディック・フランシス
35 シンデレラの罠 セバスチャン・ジャプリゾ

36 ポップ1280 ジム・トンプソン
37 Xの悲劇 エラリー・クイーン
38 興奮 
ディック・フランシス
39 人狩り ウェストレイク

40 九マイルは遠すぎる ハリィ・ケメルマン

41 暁の死線 ウィリアム・アイリッシュ
42 ジャッカルの日 フレデリック・フォーサイス
43 少年時代 ロバート・マキャモン
44 オリエント急行の殺人 
アガサ・クリスティー
45 ウッドストック行最終バス コリン・デクスター
46 シャドー81 ルシアン・ネイハム
47 特別料理 スタンリー・エリン

48 さらば甘き口づけ ジェイムズ・クラムリ―

49 鷲は舞い降りた ジャック・ヒギンズ
50 ホッグ連続殺人 ウィリアム・デアンドリア

51 推定無罪 スコット・トゥロー
52 時の娘 ジョセフィン・テイ

53 ミレニアム1~3 スティグ・ラーソン
54 怪盗ニック登場
55 レッドドラゴン トマス・ハリス

56 招かれざる客たちのビュッフェ クリスチアナ・ブランド

57 ブラックダリア ジェイムズ・エルロイ
58 月長石 ウィルキー・コリンズ
59 僧正殺人事件 ヴァン・ダイン

60 ホワイト・ジャズ  ジェイムズ・エルロイ
61 皇帝のかぎ煙草入れ ディクスン・カー
62 毒薬の小瓶 シャーロット・アームストロング

63 高い砦 デズモンド・バグリィ
64 極大射程 スティーブン・ハンター
65 11の物語
66 わらの女 カトリーヌ・アルレー

67 まっ白なうそ フレドリック・ブラウン
68 メルトン先生の犯罪学演習
69 ナイルに死す アガサ・クリスティ
70 試行錯誤 アントニー・バークリー

71 ナインテイラーズ ドロシー・セイヤーズ

72 クリスマスに少女は還る キャロル・オコンネル

73 クリスマスプレゼント
74 モルグ街の殺人 エドガー・アラン・ポー
75 ABC殺人事件 
アガサ・クリスティ
76 死の蔵書 ジョン・ダニング
77 千尋の闇 ロバート・ゴダード

78 七人のおば
79 エジプト十字架の謎 
エラリー・クイーン
80 警官嫌い エド・マクベイン

81 ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ
82 ユダの窓 ディクスン・カー
83 酔いどれの誇り ジェイムズ・クラムリー

84 バスカヴィル家の犬 コナン・ドイル
85 鋼鉄都市 アイザック・アシモフ

86 黒と青 イアン・ランキン
87 途中の家 
エラリー・クイーン
88 木曜の男 チェスタトン

89 カリブ諸島の手がかり
90 ビッグ・ノーウェア  ジェイムズ・エルロイ
91 百万ドルをとり返せ ジェフリー・アーチャー
92 星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン
93 ギリシャ棺の謎 
エラリー・クイーン
94 モンキーズ・レインコート
95 狙った獣 マーガレット・ミラー

96 私が愛したリボルバー イヴァノビッチ
97 まるで天使のような マーガレット・ミラー

98 リオノーラの肖像 ロバート・ゴダード
99 レベッカ デュ・モーリア

ブックガイドブック1983(作者は調べなくても解る人のみ)


1 Yの悲劇 エラリー・クイーン
2 そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ
3 幻の女 ウィリアム・アイリッシュ
4 長いお別れ レイモンド・チャンドラー
5 オリエント急行の殺人 アガサ・クリスティ

6 アクロイド殺し アガサ・クリスティ
7 エジプト十字架の謎 エラリー・クイーン
8 火刑法廷 ディクスン・カー
9 Xの悲劇 エラリー・クイーン
10 黄色い部屋の謎 ガストン・ルルー
11 さらば愛しき女よ レイモンド・チャンドラー
12 僧正殺人事件 ヴァン・ダイン
13 グリーン家殺人事件 ヴァン・ダイン
14 死の接吻 アイラ・レヴィン
15 深夜プラス1 ギャビン・ライアル

16 切断 ジョイス・ポーター
17 皇帝のかぎ煙草入れ ディクスン・カー
18 ブラウン神父の童心 チェスタトン
19 ジャッカルの日 フレデリック・フォーサイス
20 三つの棺 ディクスン・カー
21 災厄の街 エラリー・クイーン

22 ギリシャ棺の謎 エラリー・クイーン
23 赤毛のレドメイン家 イーデン・フィルポッツ
24 ナイルに死す アガサ・クリスティ

25 ジェゼベルの死 クリスチアナ・ブランド
26 ABC殺人事件 アガサ・クリスティ
27 プレーグコートの殺人 ディクスン・カー
28 さむけ ロス・マクドナルド
29 義眼殺人事件 E.S.ガードナー
30 喪服のランデヴー ウィリアム・アイリッシュ

31 時の娘 ジョセフィン・テイ
32 笑う警官 ペール・ヴァ―ル―&マイ・シューヴァル

33 オランダ靴の謎 
エラリー・クイーン
34 マルタの鷹 ダシ―ル・ハメット

35 悪魔の選択 フレデリック・フォーサイス

36 スイートホーム殺人事件 クレイグ・ライス
37 わらの女 カトリーヌ・アルレー
38 九マイルは遠すぎる ハリィ・ケメルマン
39 樽 クロフツ
40 星を継ぐもの ジェイムズ・ホーガン
41 予告殺人 
アガサ・クリスティ
42 813 モーリス・ルブラン
43 ホッグ連続殺人 ウィリアム・デアンドリア

44 寒い国から帰ってきたスパイ ジョン・ル・カレ

45 奇岩城 モーリス・ルブラン
46 血の収穫 ダシ―ル・ハメット

47 シャーロックホームズの冒険 コナン・ドイル

48 キドリントンから消えた娘 コリン・デクスター
49 途中の家 エラリー・クイーン
50 ベルリンの葬送 レン・デイトン

51 はなれわざ クリスチアナ・ブランド
52 生者と死者と エラリー・クイーン

53 一角獣殺人事件 ディクスン・カー
54 黒後家蜘蛛の会 アイザック・アシモフ

55 狙った獣 マーガレット・ミラー
56 大いなる眠り 
レイモンド・チャンドラー
57 シンデレラの罠 セバスチャン・ジャプリゾ

58 カーテン 
アガサ・クリスティ
59 鷲は舞い降りた ジャック・ヒギンズ

60 帽子から飛び出した死
61 特別料理 スタンリー・エリン

62 クロイドン発12時30分 クロフツ

63 バスカヴィル家の犬 コナン・ドイル
64 ヒューマンファクター グレアム・グリーン

65 レーン最後の事件 エラリー・クイーン 
66 オデッサファイル フレデリック・フォーサイス

67 ゼロ時間へ  アガサ・クリスティ
68 葬儀を終えて 
アガサ・クリスティ

69 ウィチャリー家の女 ロス・マクドナルド

70 謎のクィン氏 アガサ・クリスティ
71 シャドー81 ルシアン・ネイハム

72 堕ちる天使
73 警官嫌い エド・マクベイン
74 毒入りチョコレート事件 アントニー・バークリー

75 緋色の研究 コナン・ドイル
76 読者よ欺かるるなかれ 
ディクスン・カー
77 モンテクリスト伯 ジュマ
78 木曜の男 チェスタトン

79 白い僧院の殺人 ディクスン・カー
80 別れを告げに来た男 フリーマントル

81 野獣死すべし ニコラス・ブレイク
82 消えた玩具屋 エドマンド・クリスピン

83 女王陛下のユリシーズ号 アリステア・マクリーン

84 ブラウン神父の叡智 チェスタトン (『ブラウン神父の知恵』の事だろうか?)
85 夜の熱気の中で ジョン・ボール

86 九尾の猫 エラリー・クイーン
87 試行錯誤 アントニー・バークリー

88 戦争の犬たち フレデリック・フォーサイス

89 ビロードの爪  E.S.ガードナー
90 スカイジャック トニー・ケンリック
91 料理人 ハリー・クレッシング

92 鏡よ、鏡 スタンリー・エリン

93 詩人と狂人たち チェスタトン
94 脱出航路 ジャック・ヒギンズ

95 明日に賭ける
96 もっとも危険なゲーム ギャビン・ライアル

97 隅の老人

ミステリとは何なのか(ミステリの歴史編) ver2

以前、シミルボンで見た『ミステリ批判』について、あまりにも頭に来たので
こういう記事を書いた。

そこでも書いたが、
犯人当てクイズ(パズラー・本格ミステリ)以外にも、
サスペンススリラー、警察ドラマ、スパイ小説、西部劇、冒険小説、法廷モノ、社会派、ピカレスク小説、ハードボイルド、ユーモアミステリなどなど、これらすべてが『ミステリ』なのだ。
基本的に「人が犯した犯罪」が作中に登場すれば、それはもうミステリだと考えた方が良い。

というのが僕の結論で、これ以上真新しい事は書けません。

ただ、それはそれで良いのだが、各ジャンルについての概観というか、
ミステリの歴史などについて関心がある方もいるかもしれない。
僕なんぞの記事を読まず、その手の評論でも読んだ方が良いと思うけど、
僕自身の整理のためにちょっと書いておきます。

なぜ今まで書かなかったかというと、僕自身が書いていてあまり楽しくないから。
だって、その時代その時代のミステリを彩った『歴史的名作』(僕が読んだもの)のタイトルを挙げていく形を取らざるを得ないけど、『歴史的名作』なんかよりも、『僕が読んで楽しかった本』を紹介したいから。
僕が感想を書きたい紹介したい本と、ミステリの歴史は重なるようで重ならないんだ。

また、現代小説(特に日本の)があまり読めていないため、どうしても古い話が中心になるのでご理解のほどよろしくお願いします。
それと、翻訳の都合上、アメリカ・イギリス以外のミステリはほとんど読めていません。もっといろんな国の小説を読みたいですね。
日本・アメリカ・イギリスの状況は分けて考えた方が良いので、見出しには『どこの国』の話かを書くつもりです。



☆ミステリの始祖 エドガー・アラン・ポー(アメリカ:19世紀前半)


ミステリの始祖は、エドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人』(1841年)だと言われているようです。
ポーは色々な作品を残した事で有名な娯楽作家で、ホラーの始祖ともされる『黒猫』(1843年)。
暗号解読等のスパイ・冒険小説的要素の強い『黄金虫』(1843年)なども抑えておきたい作品です。、
個人的には『盗まれた手紙』もお薦めです。
(まぁモルグ街の殺人や黄金虫を今読んで面白いとはあまり思わないけど。「黒猫」は面白かったよ)

殺人が起きた時、うまく人為的な理屈がつけられれば『ミステリ』。
理屈がつけられなければ『ホラー』。
種明かしがある手品(ミステリ)と、種明かしのない手品(ホラー)のように兄弟のようなジャンルだと考えるとわかりやすいかも
しれません。

ポーは、日本の作家『江戸川乱歩』先生のペンネームの由来にもなっていますし、
そこから『江戸川コナン』君の名前もとられているわけですね。

☆シャーロック・ホームズの登場/コナン・ドイル(1892年・イギリス)

ポーの後、ミステリが書かれなかったわけではありません。
イギリスではウィルキー・コリンズの『月長石』やチャールズ・ディケンズの『エドウィン・ドルードの謎(未読)』などなどの作品が存在しますが、
一躍大ブームを作ったのはコナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』という短編集です。
ワトスンという助手を従えて、基本的に『頭脳』で謎を解くホームズの形がミステリというジャンルを確立させました。
『緋色の研究』では、犯人の生涯に多くの筆を費やしておりますし、宿敵モリアーティ教授との対決など、冒険小説・ヒーロー小説的な側面も強いホームズの活躍は、熱狂的な多数のファンを生みました。

この後、『頭脳で犯人を当てる』スタイルのミステリは大流行し、1930年代までこの隆盛が続きます
この『頭脳で犯人を当てる』スタイルのミステリを、『パズル小説(パズラー)』と呼びます。
日本では、『本格ミステリ』とも呼ばれましたが、これが現在の混乱を招いているように感じます。


☆フェアさを競う、知的クイズ/ヴァン・ダイン(~1920年代)

ホームズの大ヒットは、数々の後継者たちを産みました。

代表的な作家として、レックス・スタウトの『ネロ・ウルフシリーズ』(「毒蛇」など)
ドロシー・セイヤーズの『ピーター卿シリーズ』(「ナインテイラーズ」など)。
ヴァン・ダインの『ファイロ・ヴァンスシリーズ』
などです。

特にヴァン・ダインの『僧正殺人事件』(1929年)はマザーグースに見立てた殺人が起こるという趣向で、
『グリーン家殺人事件』(1928年)は金持ちの豪邸で、ワケありの一家が殺し合うというストーリーで、横溝正史などに影響を与えました。

『頭脳で犯人を当てる』作品はいつしか、『読者との知恵比べ』の様相を呈し、
読者が探偵よりも早く犯人を当てられるかどうかを競う『ゲーム』と化していきます

作家はいかに、読者を騙すか。それもフェアなやり方で。

この『フェアさ』を突き詰めて考えたのがノックスの十戒であり、ヴァンダインの二十則です。
犯人当て小説は時に行き過ぎを起こし、「絶対に読者が犯人を当てられない」ようなズルも行われるようになりました。
そうしたズルに対し、『ミステリとは、フェアなゲームじゃなきゃダメなんだ!』というのがヴァン・ダインの主張になります。

エラリー・クイーンとディクスン・カーの時代(1930年代~・アメリカ)

第二次世界大戦が間近に迫る中、ミステリ界はまるで現実逃避をするかのように、
『犯人当て・ゲーム的空間』が広がって行きました。
中でも忘れてはならないのが、ディクスン・カーエラリー・クイーンです。

ディクスン・カーは『密室トリック』の大御所的存在であり、数々の密室殺人モノを発表しました。
特に有名なのは『三つの棺』、『ユダの窓』でしょうか。
(個人的には『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』が面白いけど、カーっぽくない)。
密室トリック自体は、『モルグ街の殺人』や、ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』(1908年・フランス)など前例がありますが、ここまで密室トリックにこだわり続けた作家はなかなかいません。
カーが作り上げた、狭義のジャンルと言えるでしょう。

エラリー・クイーンも『国名シリーズ』などで王道ミステリを量産しました。
また、バーナビー・ロス名義で描いた『Yの悲劇』(1932年)は、『グリーン家殺人事件』の後継者とも呼べる作品で、日本人に特に好まれ、数々のファンを産みました。
クイーンは、上述の『Yの悲劇』や『レーン最後の事件』(未読)などで、
『探偵が、犯人を殺して良いのか』『探偵が、犯人を裁く権利があるのか』という疑問を投げかけました。

法律で裁けない犯人を、探偵が勝手に裁いて良いのか。それとも野放しにしたままで良いのだろうか


こうした問いかけは、その後アガサ・クリスティの「カーテン」などにも受け継がれていきます。


☆異端児アガサ・クリスティ(1920年代~・イギリス)

こうしたヴァン・ダインやエラリー・クイーンといった『王道ミステリ』に対し、イギリスにものすごいへそ曲がり作家が生まれました。
アガサ・クリスティです。(トリックのバレ有り。反転してください)
単なる記録係に過ぎないはずのワトスン役が真犯人という、有名な『アクロイド殺し』(1926年)
登場人物全員が犯人という『オリエント急行の殺人』(1934年)
いつの間にか犯人が死んでいる(と見せかけている)『そして誰もいなくなった』(1939年)など、
数多くの名作・問題作を書き、ヴァン・ダインの激しい非難を浴びました。
マザーグースの見立て殺人などトリック面の工夫もあれば、ストーリー面にも目を向けたアガサ・クリスティの作品は、単なる犯人当てクイズに留まらず、幅広く読者に愛されました。

(個人的には上記『オリエント』と、『ナイルに死す』、『終りなき夜に生れつく』、『五匹の子豚』、『葬儀を終えて』、『鏡は横にひび割れて』あたりが超名作
「アクロイド」は歴史的意義はあるけど、個人的には超つまらなかった。『そして誰も』もそこまでではなかったけど、記事の特性上触れざるを得ない……)

ほぼ同時期、犯人側の視点で描かれた『殺意』(未読)や、『試行錯誤』、『毒入りチョコレート事件』といった数々のひねくれ作品を残した、アントニー・バークリー(フランシス・アイルズ)も抑えておきたい作家です。


☆ハードボイルドの登場(1929年・アメリカ)

『頭脳で犯人を当てる』探偵の隆盛に、疑問を感じる作家が現れました。
リアル探偵経験者のダシ―ル・ハメットです。
ハメットの目には、『頭脳で犯人を当てる、カッコいい名探偵』がバカバカしく思えたのかもしれません。
実際の探偵はもっと泥臭くて、実際の事件はもっと悲惨なのだと、そういった気持ちがあったのかもしれません。
探偵自らが足を使って事件にぶつかり、庶民の生活ぶりに直接触れ、時には暴力で事件を鎮圧する、生々しい事件を描いた、『血の収穫』(1929年)や、『マルタの鷹』(1930年)といった作品群が登場します。

この、ハメットに影響を受け、登場したのが日本にもファンが多いレイモンド・チャンドラー
行動派&庶民派探偵をヒーローのように謡いあげた、『長いお別れ』(1953年)などが有名です。

更に、あくまでも事件の傍観者として、家庭内の悲劇を見つめ続けるロス・マクドナルド『さむけ』(1964年)、『ウィチャリー家の女』(1961年)など)を入れた3人がハードボイルド御三家として広く知られているようです。

(個人的にはロスマクはまだいいとして、ハメットやチャンドラーはあまり好みではなかったため、
ハードボイルドを長らく食わず嫌いしていた身としては、この『御三家』という呼称は好きではないです)

また、日本ではあまりウケていませんが、犯人を躊躇わず撃ち殺すような保安官タイプの探偵を描いた、ミッキー・スピレイン(『燃える接吻』『裁くのは俺だ』など)も抑えておきたい作家です。


☆第二次世界大戦・ベトナム戦争の時代(アメリカ:1945~あたり)

世界を巻き込んだ大戦争は、フィクションにも影響を及ぼしました。
ベトナム戦争の後遺症で、薬物が蔓延り、戦争後遺症で悩む人々も現れました。
また、シリアル・キラー(連続殺人鬼・異常殺人鬼)の存在もクローズアップされるようになります。

こうした世界の中で頭脳で問題を解決する旧き良き『犯人当てクイズ』は廃れていき、
行動派探偵、警察、検視官などの現場の人々を描く作品が増えていきます。

王道ミステリを描いていたエラリー・クイーンは作風を変え、『十日間の不思議』(1948年)で既に家庭の悲劇を描き、
『九尾の猫』(1949年)では異常殺人鬼を印象深く描いています。

異常殺人鬼を扱った作品では、
ジム・トンプスン『内なる殺人者』(1952年)、リチャード・ニーリィの『心ひき裂かれて』(1974年)、トマス・ハリスの『レッドドラゴン』(1981年)、『羊たちの沈黙』(1988年)等の作品が生まれていきますが、これはアメリカ特有の現象だと思われます

アメリカ独自のミステリとしては、『民族問題』を扱った作品も多々あります

黒人差別を扱ったスチュアート・ウッズの『警察署長』(1981年)やジョン・ボールの『夜の熱気の中で』(1965年)
ユダヤ教の宣教師(ラビ)を主人公にした、ハリイ・ケメルマンの『ラビシリーズ』
ナバホ族を描いた(らしい)トニイ・ヒラーマンの作品など(未読なんです。そのうち読みたいです)
様々な民族を描いた作品が登場します。


ハメット、チャンドラー、ロスマクのハードボイルドの系譜は、その後
ジェイムズ・クラムリー(『酔いどれの誇り』)
ローレンス・ブロック(『八百万の死にざま』)といった、アルコール中毒を抱える破滅的な私立探偵や、
ロバート・B・パーカー『スペンサーシリーズ』のように女性にも優しい健全な探偵などが生まれています。

また、こちらはほとんど未読なので申し訳ないのですが、
女性作家による、女性探偵が大暴れする作品群(スー・グラフトン、パトリシア・コーンウェル、イバノビッチなど?)も流行しました。
この辺も抑えないといけませんね。不勉強で申し訳ないです。


☆第二次世界大戦・冷戦の時代(イギリス:1945~1990あたり)

アメリカ以上に『ソ連』を身近に感じるイギリスでは、スパイ小説が大流行しました。
スパイ小説自体はそれこそ、エドガー・アラン・ポーの『黄金虫』あたりからありました。

戦前のスパイ小説作家といえば、エリック・アンブラーが有名どころです(『あるスパイへの墓碑銘』など)。

東西冷戦が始まると、ジョン・ル・カレ『寒い国から帰って来たスパイ』
グレアム・グリーン『ヒューマンファクター』といった、純文学的なスパイ小説から、
ブライアン・フリーマントル『別れを告げに来た男』
イアン・フレミング『007シリーズ』のようなスパイ活劇的な作品まで、数多くのスパイ小説が生まれました。
アメリカにもスパイ小説はありますが(アダム・ホールなど)、スパイ小説の大隆盛はイギリスに顕著な特徴です。

スパイではありませんが、フレデリック・フォーサイス『オデッサファイル』など、国家間謀略などを描いたジャーナリスティックな小説も人気を呼びました。


同時に、大自然などを舞台に敵と戦う、冒険小説もイギリスで流行しました。

アリステア・マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』
ジャック・ヒギンズ『脱出航路』といった海洋冒険小説や、
マクリーン『ナバロンの要塞』デズモンド・バグリィの『高い砦』といった山岳冒険小説などなど、
舞台は様々ですが、大自然の厳しさに混じって、人間同士の争いが行われるような、そういった作品群です。

更に、大きな悪役との(主に1対1の)決闘小説とも呼ぶべき作品群
ディック・フランシスの『競馬シリーズ』
ギャビン・ライアルの『もっとも危険なゲーム』などや、

暗殺者を主人公にしたケン・フォレット『針の眼』、ジャック・ヒギンズ『死にゆく者への祈り』
なども、抑えておきたいところです。

☆警察小説の歴史(主にイギリス)

フリーマン・クロフツの『樽』(1920年)は、警察の丹念な捜査で犯人のアリバイを崩す作品として、日本人作家にも大きな影響を与えました。
イギリスではありませんが、ベルギーのジョルジュ・シムノンが描く『メグレ警部シリーズ』
アメリカ人作家ヒラリー・ウォーの『失踪当時の服装は』
コリン・デクスターの『モース警視シリーズ』(「キドリントンから消えた娘」など)
クラシックなスタイルの警察小説は、ウィングフィールドの『フロスト警部シリーズ』などに引き継がれています。

アメリカの警察小説は、どちらかと言えば都市型の事件(一つの事件を追うのではなく、様々な事件に追われる警察官の生活が描かれる)が多く、ザ・刑事ドラマ的な作品として
エド・マクベインの『87分署シリーズ』、
警察官のリアルな日常が描かれるジョゼフ・ウォンボーの『クワイヤボーイズ』などが代表的な作品です。

警察官から更に離れ、法廷を描いたスコット・トゥローの『推定無罪』や、ジョン・グリシャムの『評決のとき』。

更に、泥棒を主人公にしたドナルド・ウェストレイクの『ドートマンダー―シリーズ』や、
詐欺師に取られた金を取り戻す騙し合い小説、ジェフリー・アーチャーの『百万ドルを取り戻せ』
など、ミステリの世界はますます広がり続けています。

『犯人当てクイズ』は確かにミステリの源流ですが、ミステリという単語はもはや犯人当てクイズだけを指すものではないのです。


☆戦後日本のミステリ

第二次世界大戦が終わると、日本では江戸川乱歩が精力的に海外の作品を紹介しました。
ウィリアム・アイリッシュの『幻の女』や、『Yの悲劇』などなど、
日本のミステリに多大な影響を与えました。

『グリーン家殺人事件』→『Yの悲劇』といった、世俗を離れた金持ち一家の殺人事件などは
横溝正史の『金田一耕助シリーズ』に受け継がれ、独特のホラーテイストを帯びた和風ミステリの空間を作り上げています。
現代では京極夏彦の『京極堂シリーズ』などになるでしょうか。

また、時刻表トリックの鮎川哲也(『黒いトランク』など)や、松本清張『点と線』など、公共交通機関のアリバイ崩しを中心にした作品群。

多少趣は変わりますが、これまた電車が数多く登場する、内田康夫、西村京太郎(未読)の旅情ミステリなどは日本独自の発展を遂げたミステリと言えそうです。

戦後日本でも、英米の影響を受け、
『ハードボイルド』から派生した社会派探偵の波がやってきました。
犯人当てクイズではなく、庶民を、社会を描くムーブメントです。

松本清張『砂の器』や、現代では宮部みゆき、東野圭吾などがその一派と言えそうです。

その他、和製スパイ小説、結城昌治の『ゴメスの名はゴメス』
和製ハードボイルド船戸与一の『山猫の夏』など、様々な作品が誕生しました。

一方で、古き犯人当て作品も、島田荘司の『占星術殺人事件』の大ブームを機に、
綾辻行人『十角館の殺人』など、脈々と生き残っています。

もちろん小説だけではなく、『名探偵コナン』『相棒』シリーズなど様々な分野で、ミステリは親しまれています。



☆終わりに

めちゃくちゃ駆け足で紹介した上、僕自身の読書不足(特に日本の小説は読めていない)や
記事の構成の甘さ(SFミステリとか、ユーモアミステリ、歴史ミステリ、赤川次郎あたりも触れたかった)、
更に言えば別段好きでもない有名作家を長々と紹介して、自分の好きな作品についてあまり触れられない虚しさ等もあり、
終わりに近づくにつれて『やっつけ』感漂う出来になってしまった気もしますが、
僕なりに頑張りました。

勉強不足の点も多々あると思いますが、多めにみてやってください。


僕のミステリ集中読書期間(2017年11月~現在)は、もう少し続きますが、
別段『ミステリ』というジャンルに格別のこだわりがあるわけではなく、
他のジャンルもたくさん読みたいので、こんな感じで……。











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